本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2016年10月主催行事


第28回高分子学会NMR講座

主題=基礎と応用コース

<趣旨> NMR分光法は、高分子物質の構造解析の分野できわめて有用な分析法です。高分子学会NMR研究会は1989年よりNMRに関心をもつ人、NMRを使用している人で最新の技術を学びたい人などを対象に、NMR講座を開催してきました。本年も、基礎的な解析に応用例も含め、実際のNMR測定上の問題点や注意点を含んだ内容で表記の講座を構成しました。普段何気なく使っているNMRパラメータの意味、応用する上で忘れてはならない基礎的な事項や測定の原理・応用技術、測定上の問題点や注意点などをNMRに日常的に携わる方々のためにわかりやすく解説します。また本年はNMR装置メーカーから最新のNMR装置事情や測定法について紹介していただきます。参加申込者には、各講演で使用する予定のスライド原稿を、HP経由にて事前に閲覧可能とするサービスを実施いたしますのでご活用ください。NMR経験の深浅を問わず多数のみなさまの受講を歓迎いたします。
主 催 高分子学会NMR研究会
協 賛 (予定)日本分析化学会、日本核磁気共鳴学会
会 期 10月14日(金)
会 場 東京海洋大学・楽水会館(品川キャンパス、東京都港区港南4-5-7)
交 通 JR・京浜急行品川駅港南口から徒歩10分
プログラム
<10:00~11:30>
1)溶液NMRの基礎
(東京海洋大)松川真吾
<12:30~17:00>
2)溶液NMRの応用
(MCHC R&Dシナジーセンター)百瀬 陽
3)固体NMRの基礎
(横浜国大)川村 出
4)固体NMRの応用-何を測定します?
(防衛大)浅野敦志
5)最新のNMR事情
(ブルカーバイオスピン)堤 遊
参加要領 1)定員100名 2)参加費(税込) ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤NMR研究会メンバー (a)企業 10,800円 (b)大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。 参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはご遠慮ください。
連絡先 高分子学会 NMR研究会係


第24回東海高分子基礎研修コース

主題=高分子の基礎を学ぶ

<趣旨> 本研修コースは高分子科学、工学の入門講座であり、おもに東海地区の大学や企業の第一線でご活躍の先生方に、高分子の合成、物性から実際の応用までをわかりやすく解説していただく講座です。93年に開設されて以来、多くの参加者の好評を得ております。講義内容は、高分子科学から高分子材料工学まで、幅広い分野を網羅しており、「合成・精密設計」、「機能設計」、「固体構造」、「一次構造・分子特性評価」、「レオロジー」、「環境との調和」、「リサイクル」、「材料分析」、「成形加工」などの観点から取り上げ、参加者がそれぞれの領域で要求される基礎的理論や応用面での材料設計手法などを理解、習得できることを目的としています。
 したがって、本研修コースは、高分子材料の研究、開発、応用に従事されています研究者、技術者が専門領域以外の高分子科学の広い分野について見直したいような場合はもちろんのこと、これから高分子分野の実務に携わろうとしている方々、あるいはまったく異分野の方々にも「高分子とは何か」を理解していただく良い機会を提供させていただくものと確信しています。
主 催 高分子学会東海支部
協 賛 化学工学会東海支部 色材協会中部支部 自動車技術会中部支部 繊維学会東海支部 東海化学工業会 日本化学会東海支部 日本接着学会中部支部 日本繊維機械学会東海支部 日本分析化学会中部支部 プラスチック成形加工学会 有機合成化学協会東海支部
会 期 10月17日(月),18日(火)
会 場 名古屋工業大学4号館1階ホール(名古屋市昭和区御器所町 TEL 052-735-7156)
交 通 ①地下鉄鶴舞線 鶴舞駅[4番出口]下車 ②JR中央線 鶴舞駅[名大病院口]下車 徒歩約10分
プログラム
第1日=10月17日(月)
<10:00~11:30>
「高分子の合成:精密重合における展開」
(名大院工)上垣外正己
<12:30~14:00>
「機能性高分子材料」
(名古屋産業科学研究所)小長谷重次
<14:10~15:40>
「高分子の固体構造と物性」
(北陸先端大)山口政之
<15:50~17:20>
「高分子のキャラクタリゼーション」
(名工大院工)大谷 肇
第2日=10月18日(火)
<9:00~10:30>
「高分子レオロジーの基礎」
(名古屋大学ナショナルコンポジットセンター)増渕雄一
<10:40~12:20>
「環境調和型高分子の設計」
(名大院生命農)青井啓悟
<13:20~14:30>
「プラスチックのリサイクル」
(プラスチック循環利用協会)半場雅志
<14:40~15:50>
「高分子材料の分析」
(東ソー分析センター)志村尚俊
<16:00~17:10>
「高分子成形加工の基礎と応用」
(東レアドバンスドコンポジットセンター)舘山 勝
参加要領 1)定員50名 2)参加費 ①一般 10,000円 ②大学・官公庁 5,000円 ③学生 無料 3)申込方法 高分子学会東海支部が所属している化学関係学協会合同事務局のホームページ(http://www.c-goudou.org/)の「第24回東海高分子基礎研修コース」の案内からお申し込みください。参加費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774高分子学会東海支部)でお支払いください。 4)申込締切 10月7日(金) 5)振込期限 10月12日(水)※本期限内での振込が困難な場合は当日現金でお支払いください。
申込先 URL:http://www.c-goudou.org/
連絡先 高分子学会東海支部事務局
E-mail: y.tsuchiya@c-goudou.org
TEL 052-231-3549


2016年度若手社員のための高分子基礎講座

<趣旨> 高分子関連の業務に携わる若手研究者の方々を対象とした「若手社員のための高分子基礎講座」を開催します。この基礎講座は、新入社員のみならず新たに高分子関連分野の業務を担当される方々にも広くご参加いただけるよう企画いたしました。  「高分子とはどのような物性をもち、どのように合成するのか」から始まり、その機能、製造法、成形法、評価、製品開発のポイントなどを解き明かしていく構成で、学生時代に高分子を専攻されなかった方々にもご理解いただける内容となっております。さらに、最近のトピックスとして、自動車、膜分離、環境などの分野における高分子開発の最新動向なども盛り込まれております。高分子研究の第一線でご活躍の先生方をお迎えし、合宿形式で過ごす3日間は、講師の先生はもとより、他分野の参加者の方々とも交流・人脈形成をはかっていただく大変貴重な機会となります。2日目には、講師の先生と少人数でディスカッションを行う場を設けています。講義内容のさらなる理解のみならず、日頃感じているさまざまな疑問の解決の手助けとなるでしょう。短期間で成果の期待できる本講座に奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
会 期 10月19日(水)~21日(金)
会 場 横浜ゴム湘南セミナーハウス
(平塚市袖ヶ浜19-15 TEL 0463-24-7611)
交 通 JR東海道線平塚駅南口下車、徒歩約20分、タクシー約5分
プログラム
第1日=10月19日(水)
<13:00~14:40>
オリエンテーション/自己紹介
<15:00~16:10>
1)高分子材料とは
(東京工業大学)高田十志和
<16:20~17:30>
2)高分子合成の基礎1-連鎖重合を中心に-
(東京工業大学)石曽根隆
<17:40~18:50>
3)高分子の構造物性-特に熱的、磁気的性質を中心に
(首都大学)山登正文
<19:00~21:00>
講師と参加者の交流会

第2日=10月20日(木)
<8:00~9:10>
4)高分子合成の基礎2-逐次重合を中心に-
(神奈川大学)亀山 敦
<9:20~10:30>
5)有機系太陽電池のこれから
(東京大学先端研)久保貴哉
<10:40~11:50>
6)高分子を利用した血液分離技術
(テルモ)本村忠広
<13:00~14:10>
7)ゴムの基礎から自動車用ゴムまで
(長岡技術科学大学)河原成元
<14:20~15:30>
8)自動車の軽量化・樹脂化の現状と将来展望
(大庭塾)大庭敏之
<15:50~17:00>
9)グループディスカッション <17:00~18:10>
10)高分子科学に役立つイオン液体
(東京農工大学)大野弘幸
<19:00~20:10>
11)光学材料とファンダメンタルズ
(慶應義塾大学)小池康博

第3日=10月21日(金)
<8:00~9:10>
12)液晶の超分子化と機能化
(東京大学)加藤隆史
<9:20~10:30>
13)石油化学原料と今後の課題
(JXエネルギー)真崎仁詩
<10:40~11:50>
14)21世紀の社会環境が求めるもの:GSC、機能性にポリマー科学はどう対応すべきか?
(三菱化学科学技術研究センター)清水史彦
参加要領 1)定員35名(先着順)合宿形式(個室) 2)参加費 54,000円(聴講費、教材費、宿泊・食費を含む) 3)申込方法 下記申込書に氏名、勤務先、連絡先(電話、E-mail)を明記の上、高分子学会関東支部あてE-mailでお申し込みください。受け付けましたら、折り返しE-mailで返信します。もし、返信がない場合は、再度メールにてお申込みください。受付後、9月末に請求書をお送りしますので、お支払いは銀行振込でお願いいたします(振込先は、請求書ご送付の際、お知らせいたします) 4)申込締切 9月5日(月)〔ただし定員になり次第締切〕 5)参加者は自己紹介で使うPower Pointのファイル(3枚以内)を10月11日までに高分子学会事務局(E-mail: oh-hashi@spsj.or.jp)にお送りください。
申込・連絡先 [104-0042]東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル 高分子学会関東支部 2016年度若手社員のための高分子基礎講座係
TEL 03-5540-3771
E-mail: nishizawa@spsj.or.jp


16-2フォトニクスポリマー研究会

主題=最近注目の新材料・新技術

<趣旨> フォトニクスポリマーの進化は、情報機器や光技術の分野において不可欠なものになっています。今後さらにフォトニクスポリマーが発展するためには、周辺技術の新材料・新技術も学び、それらと融合していくことも重要になってくると思われます。当研究会では、フォトニクスポリマーのさらなる発展のために、透明ポリマー材料に限らず、その周辺技術との交流の場として活用していただけたらと考えております。そこで今回は、最近注目の新材料・新技術として、カーボンナノチューブ(CNT)や透明材料の屈折率制御、さらには独自の量子ドット技術(量子ロッド)について、各分野で活躍されている先生方に御講演いただきます。多くの皆様にご参加いただき、活発な議論ができる場になることを期待しています。
主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会
協 賛 応用物理学会 合成樹脂工業協会 日本化学会 日本接着学会
プラスチック成形加工学会
会 期 10月20日(木)
会 場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース
(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html参照
交 通 東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分) ※日吉駅に特急は停まりません。
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html参照
プログラム
<13:30~17:10>
[基調講演]
1)継続的イノベーションの創出~光学フィルム、CNTとその応用~
(ゼオンナノテクノロジー)荒川公平
2)ナノ粒子を導入した高屈折率樹脂の開発
(早大先進理工)菅原義之
3)超高屈折率ニューガラスの開発
(東大生産研)井上博之
4)量子ドット/ロッドの概要とディスプレイへの応用
(メルク)長谷川雅樹
参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 1,080円 ④終身・名誉・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお申込ください。参加費は6月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
連絡先 高分子学会 16-2フォトニクスポリマー研究会係


16-4ポリマーフロンティア21

主題=熱マネージメントに役立つ高分子材料

<趣旨> 近年の環境意識の高まりから、エネルギーの高効率利用、クリーンエネルギー創出等の熱マネージメントに関する研究・開発が盛んに行われています。この分野におけるキー技術の一つが高分子材料による熱の制御であり、住居や自動車等の断熱・遮熱、蓄熱による省エネ化、伝熱・放熱による製品の高寿命化、熱電変換によるエネルギー効率利用等、多岐にわたって応用されています。今回はさまざまな「熱を制御する」機能を発現する高分子材料に着目し、最新の技術、応用例をご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会、応用物理学会、化学工学会、日本伝熱学会、日本熱電学会、日本熱物性学会、合成樹脂工業協会(予定)
会 期 10月21日(金)
会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分
http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/index.html
プログラム
<10:20~11:10>
1.ますます進歩するサーマルマネージメント材料開発の現状―放熱材料を中心に―
(大阪市立工業研究所)上利泰幸
<11:10~12:00>
2.熱イメージングによるポリマー材料の伝熱挙動解析
(東京工業大学大学院)森川淳子
<12:00~12:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
<13:20~14:10>
3.潜熱蓄熱技術への応用のための相変化物質含有マイクロカプセル開発の現状
(新潟大学)田中眞人
<14:10~15:00>
4.ナノシリカ中空粒子の合成と透明断熱フィルムへの応用
(名古屋工業大学)高井千加
<15:00~15:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
<15:20~16:10>
5.高透明遮熱・断熱フィルム
(スリーエムジャパン)五十嵐麻ヤ
<16:10~17:00>
6.高分子、及びその複合材料を用いたフレキシブル熱電変換素子
(産業技術総合研究所)末森浩司
<17:00~17:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,600円 ②大学・官公庁 10,800円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,240円 年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。a)会社 17,280円 b)大学・官公庁 8,640円 ※詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。 3)申込方法 学会ホームページhttp://www.spsj.or.jp/entry/からお申込みください。随時、参加証と請求書を送付いたします。 4)参加費の支払い 4月末日までにお願いします。銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 16-4ポリマーフロンティア21係


16-2印刷・情報記録・表示研究会および16-2光反応・電子用材料研究会合同研究会

主題=光・電気エネルギー変換によるマルチスケール物性変調

<趣旨> 有機機能材料による光・電気・力学エネルギーの相互変換は、プリンタブル太陽電池や生体模倣アクチュエータなどさまざまな分野に応用されつつあります。時として微小で高効率変換が求められるこれらのエネルギーの有効利用には、新たな波長変換技術や損失過程の少ない有機材料の開発、光励起状態のマネジメント、さらにはナノ~マイクロ~ミリの空間を意識した高機能材料の複合化が望まれます。高度に細分化した現代の科学技術では、物理と化学、有機と無機といった分類に捉われない境界領域での融合的研究や、従来の枠組み概念を飛躍させるブレークスルーの探索が重要になってきます。
 本研究会では、今後さまざまな応用の可能性を秘めた光駆動有機結晶、ポリイミドによる光波長変換、ナノ・メゾスケールでの励起ダイナミクス制御、導電性高分子ファイバーに関する研究の第一人者の先生方に、最新の研究動向や研究成果についてご講演いただきます。研究会に所属の皆様、ならびに関連の分野で興味をおもちの皆様の多数のご来聴をお待ちしております。
主 催 高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会および光反応・電子用材料研究会
協 賛 応用物理学会 日本化学会
会 期 10月25日(火)
会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2) 
TEL 03-5228-8110 
http://www.tus.ac.jp/facility/morito/
交 通 JR総武線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅下車、徒歩3分
プログラム
<13:00~16:40>
1)光で動く有機結晶
(産総研)則包恭央
2)高蛍光性ポリイミドの物質設計と太陽光スペクトル変換特性
(東工大院物質)安藤慎治
3)有機低分子材料のナノ・メゾスケール構造体における励起状態ダイナミクス制御と応用
(慶應大理工)羽曾部卓
4)バイポーラ電解重合法による導電性高分子ファイバーの合成
(東工大院物質)稲木信介
<16:40~17:00>名刺交換会
参加要領 1)定員80名 2)参加費 ①企業 3,240円 ②大学・官公庁 2,160円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤印刷・情報記録・表示研究会メンバーおよび光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお申込ください。参加費は10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
連絡先 高分子学会 16-2印刷光反応合同研究会係