本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2017年6月主催行事
第86回武蔵野地区高分子懇話会
主題=先端材料開発を支える分析技術
<趣旨> 私たちの住む地球とわれわれ自身のための持続可能な社会構築に向けた材料技術が求められています。地球温暖化の原因と言われている温室効果ガスのCO2を構成する炭素が、他方で高分子材料の構成要素にもなっており、環境問題と高分子は切り離すことのできない関係にあると考えられます。また、高分子材料は先端材料としての研究開発が活発に行われており、その研究開発を支えるのは分析技術です。そこで、先端材料開発を支える分析技術の一つであるX線分析や熱分析についてご紹介する講演会を企画しました。講演に関係する分析装置の見学会も予定しておりますので、多くの方々の参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会関東支部 会 期 6月2日(金) 会 場 リガク 東京工場 2階セミナールーム(昭島市松原町3-9-12)
http://www.rigaku.com/ja/company/map-haijima交 通 JR青梅線・八高線 拝島駅下車、徒歩7分 プログラム 講 演<13:30~16:20>
1)X線による分析技術概論(リガク)山野昭人2)高分子材料の熱分析(リガク)佐藤博明3)X線で高分子材料を「観る」(リガク)表 和彦分析ラボ見学会<16:20~17:00>
懇親会<17:00~19:00>
参加要領 1)定員50名 2)参加費 会員・学生無料 3)懇親会参加費 一般 3,000円、学生 1,000円(当日徴収) 4)申込方法 氏名、所属、電話およびFAX番号、メールアドレス、懇親会の参加の有無を明記の上、E-mailにてお申し込みください。 申込・連絡先 [151-0051]東京都渋谷区
千駄ヶ谷4-14-4 SKビル千駄ヶ谷 リガク 営業本部 宮島孝行
TEL 03-3479-6011
E-mail: poly@rigaku.co.jp
17-1印刷・情報・電子用材料研究会
主題=次世代エネルギーの捕集・貯蔵・輸送
<趣旨> 持続可能な社会の実現に向け、化石燃料に依存しない新たなエネルギー創製に期待が集まっています。そのために、光を電気へ変換する太陽電池に限らず、熱エネルギーを電気に変換する熱電変換材料、光エネルギーから化学物質変化を導く人工光合成・光触媒の開発、さらにはエネルギー貯蔵のための蓄電池や輸送において、高効率化と低コスト化が求められています。とくに低コスト化・軽量化に向けては、すでに実用化されているシリコン・化合物半導体の無機材料に代わり、低分子・高分子材料、さらには有機無機ハイブリッド材料の開発が求められています。また、効率的な材料開発には計算科学との連携やコンビナトリアル材料探索の概念が重要となると考えられます。
本研究会では、次世代エネルギーの捕集・貯蔵・輸送に関する研究の最前線でご活躍の先生方に、最新の研究動向や研究成果についてご講演いただきます。研究会に所属の皆様、ならびに関連の分野で興味をおもちの皆様の多数のご来聴をお待ちしております。主 催 高分子学会 印刷・情報・電子用材料研究会 協 賛 日本化学会 会 期 6月7日(水) 会 場 東京理科大学 森戸記念館 第2フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110)
http://www.tus.ac.jp/facility/morito/交 通 JR総武線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営大江戸線「飯田橋」駅下車、徒歩3分 プログラム <13:00~17:00>
1) 気相重合を用いた共役高分子のその場形成と電荷貯蔵・輸送材料への展開(早大先進理工)須賀健雄2)第一原理計算を用いた未開拓物質群の熱電変換機能開拓(物材機構)大久保勇男3)人工光合成システムの実用化展望(産総研)佐山和弘4)Liイオン伝導性に優れる高分子の開発と電解質材料への応用(農工大工)富永洋一
17-1フォトニクスポリマー研究会
主題=フレキシブルディスプレーとフォトニクスポリマー
<趣旨> 近年、有機EL(OLED)や液晶(LCD)の分野において、フォルダブル、ベンダブル、ストレッチャブル、ローラブルといったさまざまな形態のフレキシブルディスプレーの開発が大きく進展しています。このフレキシブルディスプレーを実現するためには、折り曲げ等の過酷な使用環境に耐えうる、より高度に設計されたフォトニクスポリマーと、それによって実現される極限まで薄型化された各部材を組み合わせることが必要不可欠と言われております。当研究会では、フレキシブルディスプレーの技術動向、そこに使われる新たなポリマーやタッチセンサー、バリアフィルムといった部材の開発動向・課題について、各分野で活躍されている先生方にご講演いただきます。多くの皆様にご参加いただき、活発な議論ができる場になることを期待しております。 主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会 協 賛 応用物理学会 日本化学会 プラスチック成形加工学会 会 期 6月8日(木) 会 場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html参照交 通 東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分) ※日吉駅に特急は停まりません。
https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html参照プログラム <13:00~16:50>
1)[基調講演]フレキシブル有機ELディスプレーの研究・開発動向(NHK放送技研)藤崎好英2)新規アミノ酸を用いた世界最高強度の透明樹脂の開発(北陸先端大院)金子達雄3)[基調講演]バリアフィルムのISO国際標準化・JIS規格化と科学技術面での課題(明大理工)永井一清4)フレキシブル・3次元形状対応透明電極の開発動向(タッチパネル研究所)中谷健司
参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお申し込みください。参加費は6月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。 連絡先 高分子学会 17-1フォトニクスポリマー研究会係
第92回千葉地域活動高分子研究交流講演会
主 催 高分子学会関東支部 会 期 6月13日(火) 会 場 千葉大学 西千葉キャンパス 工学系総合研究棟2号館 2F実験室(千葉市稲毛区弥生町1-33) 交 通 JR総武線 西千葉駅下車、北口より徒歩2分 プログラム 講 演<14:00~17:20>
〔座長:松林昭博(宇部興産)〕
1) 粗視化シミュレーションによる高分子材料表面・界面の分子鎖ダイナミクス(産総研)森田裕史〔座長:谷口竜王(千葉大院工)〕
2) RAFT重合による機能性高分子の精密合成(山形大院理工)森 秀晴〔座長:高沖和夫(住友化学)〕
3)シリカ系有機・無機ハイブリッド材料の特性と、機能性材料への応用(荒川化学)福田 猛懇親会<17:30~>
千葉大学西千葉キャンパス内
参加要領 1)定員80名 2)参加費 高
分子学会会員(所属企業が法人会員の場合も含む)無料、学生無料、会員外 1,000円、3)懇親会費 一般 4,000円、学生 1,000円(当日徴収) 4)講演聴講・懇親会ともに当日受付となります。申込・連絡先 [263-8522]千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学大学院 工学研究科 共生応用化学専攻 谷口竜王
TEL & FAX 043-290-3409
E-mail: taniguchi@faculty.chiba-u.jp
17-1水素・燃料電池材料研究会
主題=水素分離や精製、貯蔵材料・技術に関する研究
<趣旨>風力発電、太陽光発電など再生可能エネルギーを大規模に利用するには、水素または水素キャリアを含む技術全体を考える必要があります。また、燃料電池自動車も水素ステーションが建設されなければ普及せず、燃料電池普及には水素技術を理解する必要があります。水素社会の実現にはどのような技術が必要か、再生可能エネルギーの天然ガスとしての利用、水素ステーション技術、水素分離膜および膜反応器など、水素技術分野で活躍される著名な先生の講演を聴くことにより、幅広い観点から水素社会実現に向けた展望を議論します。多数の皆様のご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会 会 期 6月16日(金) 会 場 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス 交 通 ①JR山手線、京浜東北線、総武中央線「秋葉原駅」電気街口改札出て右徒歩1分 ②つくばエクスプレス「秋葉原駅」徒歩2分 ③東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」徒歩5分 ④東京メトロ銀座線「末広町駅」徒歩5分 プログラム <13:00~14:00>
1. 水素社会の実現に向けた取り組み(岩谷産業)梶原昌高<14:00~15:00>
2. 再生可能エネルギーからのSNG(合成天然ガス)への変換技術(Power to Gas)(日立造船)熊谷直和<15:10~16:10>
3. 水素ステーション関連技術およびインフラ普及に向けた取り組み(HySUT)小林芳郎<16:10~17:10>
4. CVDアモルファスシリカ膜と膜反応器による水素製造(工学院大学)中尾真一
参加要領 1)定員60名 2)参加資格 高分子学会水素・燃料電池材料研究会メンバー 3)参加費無料 4)申込方法 高分子学会ホームページよりお申し込みください。参加証を送付いたします。 5)その他 水素・燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方は、http://www.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdfにて入会手続き後、お申し込みください。 連絡先 17-1水素・燃料電池材料研究会係
URL:https://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=1222
第56回茨城地区活動講演会
主題=挑戦・高分子
主 催 高分子学会関東支部 会 期 6月16日(金) 会 場 (株)日立製作所 日立研究所(日立市大みか町7-1-1) 交 通 ①JR常磐線大甕駅より徒歩25分 ②JR常磐線大甕駅よりタクシー10分 ③常磐高速道路 日立南太田ICより約10分 プログラム 講演<13:00~17:20>
1) 高分子による細胞の表面修飾技術を利用して、細胞・臓器移植における免疫反応の制御に挑む(東京大学)寺村裕治2)挑戦!異材接着(物材機構)内藤昌信3) 高分子材料シミュレーションの現状と今後の挑戦(AIST)森田裕史4) ケモインフォマティクスによる製造プロセスを考慮した高分子材料設計(東京大学)船津公人懇親会<17:30~18:45>
参加要領 1)定員70名 2)参加費 ①会員・学生無料 ②会員外 1,000円(ただし所属企業が法人会員の場合は無料)(当日徴収) 3)懇親会費 一般 3,000円、学生 1,000円(当日徴収) 4)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)、懇親会出欠を明記の上、E-mailでお申し込みください 5)申込締切 6月10日(土) 申込・連絡先 [319-1292]日立市大みか町7-1-1 (株)日立製作所 材料イノベーションセンタ 村木孝仁
TEL 0294-52-7555 FAX 0294-52-7615
E-mail: takahito.muraki.jn@hitachi.com
第63回湘北地区懇話会
主題=ソフトマターを用いた生命分子システムの形成
主 催 高分子学会関東支部 共 催 神奈川大学理学部 会 期 6月16日(金) 会 場 神奈川大学 湘南ひらつかキャンパス 6号館 301講義室(平塚市土屋2946) 交 通 ①JR東海道線平塚駅下車、北口、神奈川中央交通バス(平塚10・37・38系統)11番乗り場(13時まで)、1番乗り場(13時以降)「神奈川大学校舎前行」で終点までご乗車ください(所要時間約35分) ②小田急線秦野駅下車、北口、神奈川中央交通バス(秦野38・39系統)1番乗り場「神奈川大学校舎前行」で終点までご乗車ください(所要時間約20分)
(URL:http://www.kanagawa-u.ac.jp/access/にて、詳細を確認ください)プログラム 講演<13:00~16:00>
1) 機能性高分子ゲル微粒子・集合体を活用した動的秩序の人工構築(信州大繊維)鈴木大介2)時間発展する超分子集合体(物質・材料機構)杉安和憲3)分子システムによる人工細胞の構築(神奈川大理)菅原 正ポスター発表<16:30~17:30>
会場 Sol(第2食堂)
懇親会<17:30~19:00>
会場 Sol(第2食堂)
ポスター発表要領 ポスター発表は30件程度募集、ポスター発表を希望される参加者は6月5日(月)までに、参加申し込みと合わせて発表タイトル、概要(200字程度まで)をE-mailにてお送りください。6月9日(金)までに採用の可否、発表要領をE-mailで連絡します(先着順)。 参加要領 1)定員60名程度 2)参加費 高分子学会正会員/学生無料、一般(ただし所属企業が法人会員の場合は無料)3,000円(当日徴収) 3)懇親会参加費 正会員/一般 3,000円、学生 2,000円(当日徴収) 4)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、種別(正会員番号/学生/一般)、懇親会出欠を明記の上、E-mailまたはFAXでお申し込みください 5)申込締切 6月9日(金)(定員になり次第) 申込・連絡先 秋山映一(相模中央化学研究所)
FAX 0467-77-4113
E-mail: akiyama@sagami.or.jp当日の連絡先 神奈川大学理学部 山口研究室
TEL 0463-59-4111 内線2566
第22回高分子計算機科学研究会講座
主題=マルチスケールな高分子シミュレーション技術
<趣旨> 現在、高分子を対象とする計算機シミュレーションは化学、構造・物理、機能、工学などさまざまな分野で活用されており、用いられるシミュレーション技術もその多様な目的に応じて、量子化学から分子動力学、粗視化手法、平均場、有限要素法など多岐にわたる。よって計算機シミュレーションを有効に活用するためには、まず第一歩として適切な計算手法、モデルの選択が重要になる。そしてこの適切な計算手法の選択を行うためには、事例の蓄積、経験により勘を磨くことも必要であるが、各々の計算手法の原理を知り、経験による勘に加えて原理原則に基づいた選択の基準をもっておくことが、結果的には近道となる。今回の講座では、高分子シミュレーションに用いられる手法を、各々の分野の第一線で活躍する講師陣に計算原理から解説いただく予定である。当然、すべての原理を一日で身に着けることは不可能であるが、少なくとも適用事例だけでない、理論・計算原理の概要を知り、次のステップへ踏み出すきっかけとなることを目指す。これから計算機シミュレーションを始めようとする方、すでにいくつかの研究テーマに関してシミュレーションを経験しているが、もう一度基礎から学びたいと考える方など、多くの方の参加をお持ちしております。 主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会 会 期 6月20日(火) 会 場 東工大蔵前会館ロイアルブルーホール(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL 03-5734-3737) 交 通 東急目黒線・大井町線「大岡山」下車 徒歩1分 プログラム <10:00~10:10>
1)運営委員長 挨拶(日本ゼオン)本田 隆<10:10~11:10>
2)平均場理論解説(東北大)川勝年洋<11:10~12:10>
3)分子動力学/粗視化分子動力学シミュレーション解説(兵庫県立大)鷲津仁志<13:20~14:20>
4)量子化学計算解説(立教大理)望月祐志<14:35~15:35>
5)格子ボルツマン法による多相流体運動のシミュレーションの概要(産総研)高田尚樹<15:35~16:35>
6)有限要素法解説(東理大理工)松崎亮介
第36回無機高分子シンポジウム
主題=未踏革新技術に挑戦する材料開発 -エネルギー変換材料-
<趣旨> 天然資源の少ない我が国にとって化石資源に替わるエネルギーの創出・貯蔵・有効利用の技術開発は、喫緊の社会的課題です。このような中で、エネルギー変換に関連する無機高分子材料あるいは有機‐無機複合材料がどのように設計され利用されているか、その材料開発からシステム開発までを含めた最先端の研究成果を紹介していただくべく、産業界・学界の第一線でご活躍の研究者にご講演をお願いしました。また、意見交換の場としてご利用いただけるようコーヒーブレイクの時間も余裕をもって設けております。皆様のご参加をお待ち申し上げます。 主 催 高分子学会 無機高分子研究会 協 賛 応用物理学会、ケイ素化学協会、日本化学会 会 期 6月23日(金) 会 場 東京理科大学 神楽坂キャンパス1号館17階 記念講堂 交 通 JR総武線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営大江戸線 飯田橋駅下車 徒歩3分 プログラム <10:00~10:50>
1.「高分子圧電材料をウェアラブルセンサへ」(関西大学)田實佳郎<10:50~11:40>
2.「メソポーラス有機シリカを利用した人工光合成系の構築」(豊田中央研究所)稲垣伸二<13:00~13:50>
3.「ハイブリッド高分子熱電変換材料の進歩」(山口東京理科大学)戸嶋直樹<13:50~14:40>
4.「ゼオライト分離膜を用いた省エネルギー分離プロセスの開発」(三菱化学)上野信彦<14:40~15:00>コーヒーブレイク
<15:00~15:50>
5.「バイオマスガス化水素燃料の実用化(再生可能エネルギー水素の導入促進に向けて)」(東京理科大学)堂脇清志<15:50~16:40>
6.「有機無機ペロブスカイト半導体と太陽電池開発の最新動向」(桐蔭横浜大学)宮坂 力
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,160円 ⑤無機高分子研究会メンバー a)会社 10,800円 b)大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページ(https://www.spsj.or.jp/entry/)からお申し込みください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普) 1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
URL:https://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=1219連絡先 第36回無機高分子シンポジウム係
17-1接着と塗装研究会
主題=重合原料の基礎講座
<趣旨> 接着剤および塗料を構成している成分において、高分子(樹脂)が主成分であることは言うまでもありません。その高分子の化学構造(組成)から、使用される接着剤・塗料のベースとなる特性も出現します。とくにアクリル系高分子は、元となるモノマーの種類が豊富であること、重合反応が比較的容易であること等から、魅力的な材料です。一方で、重合を制御する開始剤や乳化剤の種類により、得られる高分子の物理特性は変化します。また、架橋方法の違いによっても同様のことが言えます。
本年度第一回目の本研究会では、重合にかかわる各原料の種類や特徴について、この分野で活躍されている講師の方々にご紹介いただきます。重合技術の基礎の確認ができるとともに、さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします。主 催 高分子学会 接着と塗装研究会 会 期 6月23日(金) 会 場 東京理科大学森戸記念館 第2フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2) 交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
http://www.sut.ac.jp/info/access/kagcamp.htmlプログラム <13:30~14:30>
1.有機過酸化物の特徴と選択(日油)伊藤邦宏ラジカル重合触媒として使用される有機過酸化物には、さまざまな構造を有するものがあり、その化学構造によって分解温度が異なる。さらに、生成する遊離ラジカルの種類・反応性も異なる。そこで、本講演では有機過酸化物の選定時のポイントについて解説する。
<14:40~15:40>
2.乳化重合用乳化剤の構造と機能について(日本乳化剤)金滝光太郎アクリル系モノマーの乳化重合用乳化剤について、その構造と機能について開発経験をベースに紹介する。当社での乳化剤の選定の歴史を交えながら、ミセルから粒子の成長、エマルジョンの物性についての検討例を解説する。
<15:50~16:50>
3.イソシアネートモノマーの粘接着・塗料分野への適用(昭和電工)服部陽太郎イソシアネートモノマーは分子内に不飽和基とイソシアネート基を有し、重合性および熱反応性を備える。本講演ではイソシアネートモノマーの特性とその応用事例として、粘接着剤・塗料への適用事例について紹介する。
参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 3,240円 ②大学・官公庁 2,160円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きください。参加費用を6月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。 申込先 高分子学会 接着と塗装研究会係
関東高分子若手研究会 2017 春の講演会
主題=精密高分子合成の最前線
<趣旨> 春の講演会は,高分子の基礎から実際の研究までを通して聴講し,高分子科学の基礎を学ぶことを目的としています。本年は,イオン重合やラジカル重合をはじめとして,高分子を精密に重合するさまざまな合成手法に着目し,講演会を開催いたします。優れた機能を発現する高分子材料を合成するためには適切な分子デザインが必要となり,それに応じて分子構造を精密かつ自在に作り上げる手法が不可欠です。今回は,それぞれ異なる重合法を駆使して高分子合成することを研究の基盤として活躍される3名の先生方をお招きし,お話を頂戴することとしました。基礎的な内容から精密な構造を利用した機能性高分子材料への応用まで,最新のトピックと交えてお話をいただく予定です。この機会に,最新の高分子合成技術について学んでみませんか。みなさまのご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会 会 期 6月24日(土) 会 場 理化学研究所(和光)鈴木梅太郎記念ホール(和光市広沢2-1) 交 通 東武東上線、東京メトロ副都心線 和光市駅より徒歩15分(交通詳細は理研ホームページhttp://www.riken.jp/access/wako-map/をご覧ください) プログラム 講演<13:00~17:30>
開催趣旨説明
1)共有結合の可逆的活性化に基づく精密重合(名大院工)上垣外正己2)ナノ構造形成を楽しむための高分子精密合成(東工大院)早川晃鏡3)直接的アリール化重縮合-簡便で環境に優しい高分子半導体製造プロセスの開発-(筑波大)神原貴樹懇親会 理研内
参加要領 1)定員150名 2)参加費 一般 1,000円、学生無料 3)懇親会費 ①企業・大学 3,500円 ②学生 1,500円 4)申込方法 下記宛に氏名、所属、連絡先(E-mail)、懇親会出席の有無を明記してお申し込みください。事前参加申込の締切は6月16日(金)です。 申込・連絡先 [351-0198]和光市広沢2-1 理化学研究所 環境資源科学研究センター 酵素研究チーム 土屋康佑
TEL 048-467-4064 FAX 048-462-4664
E-mail: kosuke.tsuchiya@riken.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/
17-1高分子ナノテクノロジー研究会
主題=高分子ナノ構造解析・分析・評価技術の最新動向
<趣旨> 高分子材料の研究、開発において、ナノ領域の構造情報を得ることは、物性発現機構の解明や、材料の設計指針を確立する上で重要な意味をもちます。とくに可視化された構造情報は、材料物性の直観的な解釈につながりうるため、その解析技術は強力なツールとなります。本分野における昨今の技術的進歩は目覚ましいものがあり、今回の研究会では関連する技術領域の第一線で活躍される研究者をお招きし、その最新動向についてご講演頂くこととしました。多数の参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会 協 賛 日本化学会、日本レオロジー学会、日本接着学会、応用物理学会 会 期 6月27日(火) 会 場 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館コラボレーションルーム 交 通 東急目黒線または東急大井町線 「大岡山駅」下車 徒歩約3分 プログラム <10:20~11:20>
1)高分子構造科学研究のためのX線イメージング法の開拓(東北大学)矢代 航<11:25~12:25>
2)ナノ触診原子間力顕微鏡によるナノスケール粘弾性の可視化技術の展開(東京工業大学)中嶋 健<13:30~14:30>
3)ソフトマテリアルにおける電子顕微鏡観察技術の最近の進歩(東北大学)陣内浩司<14:35~15:35>
4)高分子マルチマテリアル破壊予兆の応力発光可視化(産業技術総合研究所)寺崎 正<15:50~16:50>
5)微小領域における赤外分光法を用いた高分子材料分析(東レリサーチセンター)三橋和成
参加要領 1)定員80名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,160円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー無料 3)申込方法 高分子学会ホームページからお申し込みください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
URL:https://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=1220連絡先 17-1高分子ナノテクノロジー研究会係
第35回高分子表面研究会 基礎講座
主題=表面をつくる・みる・つかう
<趣旨> 高分子表面・界面はバルクと大きく異なる構造および物性を有しており、機能性を有する表面・界面を「つくる」こと、その化学状態や高次構造を「みる」こと、さらに複合材料設計や接着といった産業分野で「つかう」ことが非常に重要です。本講座ではそれぞれの分野の第一線でご活躍の5名の講師の方々をお招きし、理論や基礎原理から最先端技術までわかりやすく講義していただきます。また、講座修了後には講師を囲んだ質問コーナーに加え、高分子表面・界面に関心をもたれる皆様に自由に議論していただけるよう、交流会も用意しております。多数の皆様の参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 高分子表面研究会 協 賛 日本表面科学会、日本分析化学会、日本化学会 会 期 6月30日(金) 会 場 東京理科大学 森戸記念館第1フォーラム 交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩10分
都営地下鉄 牛込神楽坂駅 徒歩5分、地下鉄 神楽坂駅 徒歩5分プログラム <9:55~10:00>開会の挨拶
●基礎講座●
<10:00~11:00>
1.「高分子表面総論/表面・界面での熱力学」(九州大学)田中敬二表面や界面に存在する分子鎖は、セグメント間相互作用や局所コンフォメーションが内部と異なるため、バルク状態とは異なったエネルギー状態にある。高分子を凍結液体と捉えた際の、表面・界面での過剰な自由エネルギーを考え、ぬれ性との相関、また、環境応答性などについて解説する。
<11:00~12:00>
2.「粘着・接着の基礎」(MORESCO)小寺 賢ものとものとを接合し一体化する粘着・接着剤の合成、粘着・接着技術の基礎となるぬれ現象(Wenzelモデル、Cassie-Baxterモデル)、および粘着・接着の発現メカニズムについて解説する。また、近年注目を集めている有機・無機ハイブリッドからなる粘着・接着技術についても触れる予定である。
<13:00~14:00>
3.「高分子表面・界面を見る 分析・評価①:振動分光法と電子分光法」(東レリサーチセンター)宮田洋明高分子表面・界面を分光学的に見る手段として代表的な赤外分光法(FT-IR)などの振動分光法とX線光電子分光法(XPS)を中心に、実用的な各種高分子材料の分析について実例を交えながら基礎から応用までを解説する。また、これら分光法の最新の技術動向についても時間が可能な限り触れる予定である。
<14:00~14:05>事務局からのお知らせ
<14:05~15:00>
4.「高分子表面・界面を見る 分析・評価②:TOF-SIMSとSPM」(旭化成)菊間 淳ナノメートルオーダーの極表面の評価手法の中で、面内の空間分解能にも優れる、TOF-SIMSおよびSPMという二つの手法について、基礎から実材料への応用までを述べる。近年注目されているクラスターイオンビームによる深さ方向分析や、局所ナノ物性評価の現状についても実例を交えながら解説する。
●特別講座●
<15:10~16:10>
5.「高分子の表面と微粒子付着(粘着)機構」(東京工業大学)扇澤敏明高分子の接着・粘着には表面のぬれ現象が重要である。ミクロンサイズの種々の微粒子をゴム状態の高分子に散布し、そのメニスカス形成および沈降現象を観察し表面自由エネルギー・粘弾性等との関係を調べた。これらの現象と粘着機構との相関を検討した。
<16:10~16:40>質問コーナー
<16:40~18:00>交流会
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,160円 ⑤高分子表面研究会メンバー a)会社 10,800円 b)大学・官公庁 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページからお申し込みください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店(普) 1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
URL:https://www.spsj.or.jp/entry/annaidetail.asp?kaisaino=1221連絡先 第35回高分子表面研究会基礎講座係
第51回湘南地区講演会
主題=再生医療と医療高分子材料
主 催 高分子学会関東支部 会 期 6月30日(金) 会 場 防衛大学校 AVホール(横須賀市走水1-10-20)
http://www.mod.go.jp/nda/access/index.html交 通 ①京浜急行電鉄「馬掘海岸」駅から「防衛大学校」行きバスで6分、②JR横須賀線「横須賀」駅から「防衛大学校」行きバスで30分 プログラム 講演<12:50~15:00>
開会あいさつ
1)硬さ環境とミニ臓器の自己組織化(横浜市立大学医)松崎賢寿2)富士フイルムの再生医療用材料技術(富士フイルム)大屋章二<15:00~16:00>
休憩・防衛大学校構内見学会
講演<16:00~18:00>
3)抗酸化ナノメディシンの設計と評価(筑波大学数理物質系)長崎幸夫4) 高分子ナノテクノロジーが拓く未来医療(川崎市振興財団ナノ医療イノベーションセ/東京大学)片岡一則
参加要領 1)定員100名程度(先着順) 2)参加費無料 3)申込方法 氏名、勤務先を記入し、E-mailにて申し込み(講演会終了後、講師を囲む懇親の場を設けます。詳細はお問い合わせください。) 4)申込締切 6月23日(金) 連絡先 [259-1293]平塚市土屋2946 神奈川大学理学部 木原伸浩
E-mail: kihara@kanagawa-u.ac.jp