本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2017年8月主催行事


関東高分子若手研究会 サマーキャンプ2017

主題=若手研究者と熱く語り合おう

<趣旨> 本研究会では毎年、学生や若手研究者を対象としたサマーキャンプを開催しています。本年も新進気鋭の若手研究者4名を講師としてお招きし、熱く語り合いたいと思います。また、参加者の研究紹介を通じて相互の交流を深め合いたいと考えています。夏真っ盛り、灼熱の南房総でともに学び、新しい友情を育みませんか! ぜひご参加ください。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
会 期 8月2日(水)~ 4日(金)
会 場 アカデミーハウス館山
(千葉県館山市正木字干潟1256-131 TEL 0470-55-3707)
交 通 JR内房線館山駅(東京駅八重洲南口より高速バスで約2時間)下車 バス10分または徒歩2km
プログラム
「タンパク質から学ぶマルチブロック型分子の開発と機能展開」
(東京農工大学)村岡貴博
「天然より見出されたコロイド状ナノマテリアルによる新機能材料の開発」
(産業技術総合研究所)敷中一洋
「自発的に生じるポテンシャル勾配を組み込んだデンドリマーの創製と機能」
(東京工業大学)アルブレヒト建
「ニトリルオキシドを用いた高分子の合成・修飾・架橋」
(東京工業大学)曽川洋光
参加者の研究紹介
参加要領 1)定員40名 2)参加費用 一般 19,000円(参加費:2,000円、宿泊費:1泊6,000円が2泊分、懇親会費:1回2,500円が2回分を含む) 学生 14,000円(参加費:1,000円、宿泊費:1泊5,000円が2泊分、懇親会費:1回1,500円が2回分を含む)(当日徴収) 3)申込方法 氏名、所属、連絡先(E-mailおよび電話)を明記し、E-mailにて事前にお申込ください。 4)申込締切 7月10日(月)。なお、会場の都合上、参加者数が定員になった時点で締切ります。参加者の簡単な研究紹介を予定しております。詳細はお申込後に連絡いたします。詳しくは関東高分子若手研究会HP(下記参照)をご覧ください。
申込先 理化学研究所 酵素研究チーム 土屋康佑
TEL 048-467-4064
E-mail:kosuke.tsuchiya@riken.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/


第6回グリーンケミストリー研究会シンポジウム

<趣旨> 当研究会は21世紀に重要である環境科学分野の中で「未来の社会に貢献できる高分子のグリーンケミストリー」を中心テーマにもって、「環境にやさしい高分子材料開発」、「高分子のリサイクル技術」および「家電や自動車のスマート化・軽量化を支える高分子材料の開発」などの高分子におけるグリーンケミストリー分野および、その周辺の高分子材料の分野に焦点を絞り、研究内容の発表・環境施設工場見学などを通して、参加された研究者、企業の方、学生の方々との情報交換・交流可能な場を提供してきました。とくに、ここ数年、スマート化・軽量化の関連材料を中心とした「グリーンポリマー材料が拓くスマート社会」について継続的に講演会やシンポジウムを開催してきました。
  「未来の社会に貢献できるグリーンケミストリー」は、近年大きな自然災害が多発している日本のみならず世界において、災害復興や災害に耐えうる材料分野にきわめて重要な役割を担うと考えます。昨年の熊本大地震の記憶は、まだ新しく、熊本城など復興途中の熊本の地で今年度のシンポジウムが開催となります。復興をサブテーマにした下記の内容の「高分子が拓く持続可能な未来社会」―災害復興支援に向けて―、を企画致しました。「東日本の地震の教訓と高分子」、「熊本地震の復興の現状」、「自動車バンパーのリサイクル」、「高分子の分解技術」、「トヨタの資源循環活動」に関する5件の招待講演を企画致しました。恒例となりました学生主体のポスター発表(20件募集、4件表彰の予定)と、さらに今回は学生口頭発表(4件募集、1件表彰の予定)を以下の分野で募集致します。高分子材料によるスマート化・軽量化、高分子材料の資源循環、バイオベース高分子材料の応用、高分子に関連した環境保全および循環型社会の構築など。とくに若い研究者(学生)の方にとって、本シンポジウムでの最先端の研究講演や震災復興の内容は、今後の研究や進路の重要な指針となると信じています。上記の内容に関心をもつ研究者、技術者の大いなる御参加をお願い申し上げます。本シンポジウムが活発な討論・交流の場になることを期待致します。
主 催 高分子学会グリーンケミストリー研究会
協 賛 (予定)日本化学連合、日本化学会、触媒学会、グリーンケミストリー研究会、新化学技術推進協会、プラスチックリサイクル化学研究会、化学工学会超臨界流体部会、廃棄物資源循環学会、日本エネルギー学会リサイクル部会、日本電磁波エネルギー応用学会
会 期 8月3日(木)/懇親会 19:15~21:15
会 場 崇城大学 池田キャンパス 本館 6階 学術講演会ホール
交 通 JR鹿児島本線 崇城大学前駅下車
プログラム
<10:05~10:45>
招待講演1
廃棄プラスチック・バイオマスの分解とその復興・地域活性化への展開
(熊本大学)佐々木 満
<10:45~11:45>
ショートプレゼンテーションとポスター準備
 
<12:35~14:05>
ポスター発表(奇数:12:35~13:20、偶数:13:20~14:05)
 
<14:10~14:50>
招待講演2
東日本大地震における震災がれきのリサイクルの問題点
(東北大学)吉岡敏明
<14:50~15:30>
招待講演3
熊本市の震災対応
(熊本市環境局)小崎昭也
<15:30~16:30>
口頭発表(15分4件)
 
1.Nanocellulose, Waste water Treatment and Chemical Synthesis
(九工大院生命体工)ChanChi Hoong
2.水性ポリウレタンの光劣化挙動に関する研究
(長崎大院工)岸田敏宏・中村知寛・本九町卓・中谷久之
3.直接メチレン化による生分解性高分子の官能基化とその応用
(日大院理工)山下 博
(日大理工)星 徹・青柳隆夫
4.擬似酵素システムによる難燃剤含有ポリスチレンの光分解挙動
(長崎大院工)山口奏恵
(長崎大工)濱村綾一・本九町卓・中谷久之
<16:35~17:15>
招待講演4
トヨタ自動車㈱における資源循環活動とリサイクル樹脂材使用拡大への活動について(仮)
(トヨタ自動車)丸山慎一
<17:15~17:55>
招待講演5
高付加価値用途展開を目指したプラスチックの高度リサイクル手法
―ゴミと認識しない発想からの展開―
(福岡大学)八尾 滋
<19:15~21:15>
懇親会(ダイニングカフェ彩)
(市内中心部まで大学のバスで移動)
ポスタープログラム
 
P1.バイオマス由来高分子を用いたセル成形用育苗培土の固化・成形技術に関する研究
(金沢工大)阪井康平・附木貴行
(農業技術革新工学研セ)藤井幸人・長澤教夫・臼井義彦
(長野県野菜花き試験場)小澤智美
(金沢工大)吉村 治
P2.易分解性エポキシ樹脂を用いた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の開発
(福井大院工)垣地良紀・山口綾香・漆﨑美智遠・阪口壽一・橋本 保
(福井県工技セ)川邊和正・近藤慶一・伊與寛史
P3.エポキシ基を有するビニルエーテルとN-置換マレイミドの無触媒共重合による新規反応性ポリマーの合成
(福井大院工)漆崎美智遠・阪口壽一・橋本 保
P4.Bacterial CelluloseとPoly(ε-Caprolactone)から得られるキャストフィルムの調製と熱的および力学的測定
(日大院理工)木田勇一
(日大理工)星 徹・青柳隆夫
P5.竹の内部構造における無機元素の分布状況解析
(九工大院生命体工)森田弥寿史・脇坂 港・西田治男
P6.竹コンポジットの自動車・家電・IT機器への応用
(九工大院生命体工)新村拓也・脇坂 港・西田治男
P7.気相重合法による固体表面特性の微細デザイン
(九工大院生命体工)西田治男・脇坂 港・千々岩清子
P8.セルロースナノファイバー(CNF)の表面重合による機能化
(九工大院生命体工)大村 拓・ChanChi Hoong・脇坂 港・西田浩男
P9.官能基を有するポリビニルホルマール樹脂を用いた炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の開発
(福井大院工)中野 結・漆﨑美智遠・阪口壽一・橋本 保
(福井県工技セ)川邊和正・近藤慶一・伊與寛史
(JNC)松田悦郎・金沢一史
P10.3-ヒドロキシ酪酸をベースにした環状モノマーの展開
(九工大院生命体工)平田祐太郎・ChanChi Hoong・安藤義人・西田治男
P11.Development of pseudo-surface modification for graphene(グラフェンの疑似的表面改質法の開発)
(九工大院生命体工)Siew TengSim・安藤義人
P12.Features of cutting metal sludge for functional composite materials
(九工大院生命体工)Eksiler Kubra・安藤義人
(明菱)西口秀和
P13.廃棄容器や包装プラスチックの高度なリサイクルプロセス
(福岡大院工)山崎奈都美・冨永亜矢
(福岡大工)中村美咲子・関口博史・中野涼子・八尾 滋
(東ソー分析センター)高取永一
(エコフィール)道上哲吉
P14.グアニジン型有機塩基触媒を用いたポリ-e-カプロラクトングラフト化中空球状バクテリアセルロースゲルの調製
(日大院理工)佐藤 裕
(日大理工)星 徹・青柳隆夫
P15.温度応答性ハイドロゲルを目指した重合性官能基付加ヒドロキシプロピルセルロースプレポリマーの溶液物性
(日大院理工)江原友樹
(日大理工)星 徹・青柳隆夫
P16.廃棄樹脂の物理劣化および物理再生
(福岡大院工)冨永亜矢
(福岡大工)関口博史・中野涼子
(福岡大院工・福岡大工)八尾 滋
(東ソー分析センター)高取永一
P17.ポリオレフィン水素によって形成される特殊反応場を利用したプラスチックケミカルリサイクル
(室蘭工大院工)加賀慎之介・熊谷謙吾・神田康晴・上道芳夫
P18.ハイブリッド分解システムを用いた新規PSリサイクル法の開発
(長崎大院工)浜地亮輔・宮川紫帆・本九町卓・中谷久之
P19.L-乳酸、テレフタル酸、エチレングリコールからなるABC型配列規則性共重合体の合成
(広島大院工)秋山晃一・田中 亮・中山祐正・塩野 毅
P20.テレフタル酸、エチレングリコール、γ-アミノ酪酸からなる配列規則性共重合体の合成
(広島大院工)渡邉和昌・田中 亮・中山祐正・塩野 毅
P21.自在分解性水性ポリウレタンの創製
(長崎大院工)中村知寛・岸田敏宏・本九町卓・中谷久之
P22.N,N-置換ウレタンを用いた二酸化炭素とエポキシドからの環状カーボネートの合成
(長崎大院工)林 昂平・竹之内祐也・本九町卓・中谷久之
P23.加圧マイクロ波条件を用いるポリカーボネートの簡便分解反応
(崇城大工)樋口幸平・郡 聡・池永和敏
参加要領 1)定員100名 2)参加費(税込) ①企業・大学・官公庁 4,320円 ②学生2,160円 ③高分子学会名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ④高分子グリーンケミストリー研究会メンバー 3,240円 3)懇親会費 一般 4,000円、学生 2,000円 4)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は8月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはできません。お振込をお願いします。
連絡先 高分子学会 グリーンケミストリー研究会係