本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2018年5月主催行事
18-1NMR研究会
主題=溶液NMRの実用
<趣旨> 私達の身の回りには、食品や医薬品、医療材料や工業材料など多くの分野において高分子が使用されており、近年、さらにさまざまな機能を付与した高分子が開発され活用されています。機能を付与するためには、高分子の精密設計やコンポジット化などのさまざまな方法がありますが、さらなる高機能を実現するためには、より精密に制御した高分子を作製する必要があります。溶液NMRは、高分子の一次構造を詳細に把握することができる優れた手段の一つです。今回の18-1研究会では、一次構造を詳細に把握するための新規溶液NMR手法を開発されている先生方や、溶液NMRの手法を用いて一次構造を詳細に把握することで、それを材料開発に活用されている先生方にご講演いただきます。普段、溶液NMRを活用している方もそうでない方も多数お集まりいただき、溶液NMR法がどのように飛躍してきているのか、活発な討論を行いたいと思います。
あわせて、今年もポスター発表の機会を設けました。主題に関連する分野以外にもさまざまな分野から、また、完成された研究内容だけではなく研究途中の成果であっても活発な議論が湧き起こる興味深い内容のポスター発表を募集しました。本研究会での討論や交流を通して、皆様の研究がさらに発展することを期待しております。奮ってご参加ください。主 催 高分子学会NMR研究会 共 催 理化学研究所 協 賛 (予定) 日本化学会、日本核磁気共鳴学会、日本分析化学会、日本ゴム協会 会 期 5月9日(水) 会 場 理化学研究所・横浜キャンパス 交流棟ホール1階(横浜市鶴見区末広町1-7-22)http://www.yokohama.riken.go.jp/access/index.html
交 通 JR・京急鶴見駅 東口バスターミナル8番乗降口より川崎鶴見臨港バス(鶴08系統)「ふれーゆ」行き「理研・市大大学院前」下車 徒歩1分または、JR鶴見線鶴見小野駅下車 徒歩15分
プログラム <10:00~11:00>
1. スカンジウム触媒を用いたポリマー合成生成物のNMR解析(理研)越野広雪<11:00~12:40>
2.ポスター発表
<13:40~17:20>
3. 高分子の構造解析とPure Shift NMRの活用(ブルカージャパン)平野桐子4. NMRによる含フッ素高分子材料の構造解析(AGC旭硝子)本間 脩5. リン系誘導体化試薬による樹脂中の水酸基、カルボン酸基分析の検討(DIC)仲村仁浩6. 溶液NMRによるらせん状置換ポリアセチレンのバネ様伸縮とシーケンス(室蘭工大院工)馬渡康輝ポスター発表プログラム 1) LCを併用したNMRによるグリシジルアミン合成中間体の詳細構造解析 (DIC)○平林宏一・仲村仁浩・牧 博志2) ゴムNMR法により解析されたクロロプレンゴムの構造(長岡技科大院)○太田翔也・河原成元3) Multiple WET-NMR法による天然ゴムの構造解析
(東ソー)永谷直人・齋藤俊裕(東洋ゴム工業)○宇川仁太4) 多核固体NMRによるコーヒー豆細胞壁の構造解析
(理研)大内宗城・林 文晶(横国大理工)○金井典子・吉原直希・川村 出5) ブロック性を制御された機能性高分子のパルスNMRを用いた構造解析(積水化学)○濵前奈未・日下康成6) 核磁気緩和時間測定による溶液及びゲルにおけるポリロタキサンのダイナミクス解析
(徳島大院理工)妹尾美咲・平野朋広・右手浩一(東大新領域)○日高悠太・眞弓皓一・姜 嵐・横山英明・伊藤耕三7) ポリロタキサン・クレイナノ粒子混合溶液の構造とダイナミクス(東大院新領域)○青木岳也・眞弓皓一・前田利菜・横山英明・伊藤耕三8) グルカンスクラーゼGtfLによる合成多糖の一次構造解析(京大院農)○浅井慎一・久住亮介・和田昌久・木村恒久9)NMRによる環状ペプチドの構造解析(カネカテクノリサーチ)○谷川竜一・岩田谷正純10) 13C選択的ラベル化したセルロースIIオリゴマーのNMRによる構造解析(京大院農)○喜多祐介・久住亮介・和田昌久・木村恒久11) 標準ポリマーのo-ジクロロベンゼン-d4溶液を用いた昇温DOSYの対流抑制
(理研・JEOL RESONANCE)西山裕介(徳島大院理工)○三谷優太・山本寛生・右手浩一12) 酢酸ビニル-ビニルアルコール共重合体の溶液NMRによる連鎖解析:高磁場NMR,DOSY,Pure Shift NMR(徳島大院理工)○山本寛生・妹尾美咲13) Pure Shift NMRを用いたポリ乳酸およびポリ(N-ビニルピロリドン)の構造解析
(積水化学工業)日下康成
(徳島大院理工)平野朋広・右手浩一(徳島大院理工)○池北尚人・石井雄大・平野朋広・吉田 健・右手浩一14) NMR法による高分子の気体拡散特性の精密評価のための検討(名工大院工)音野潤哉・○吉水広明15) ポリフェニレンオキサイドのXe収着に伴う低温可塑化現象のXe-129 NMRによる観察(名工大院工)○石谷 創・吉水広明16) 液晶性ポリエステルが形成する層状構造の永久磁石による磁場配向の固体C-13 NMRによる確認(名工大院工)○庄司大槻・吉水広明
参加要領 1)定員120名 2)参加費(税込) ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤NMR研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加費は5月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。当日のお支払いはご遠慮ください。 連絡先 高分子学会 NMR研究会係
第25回関西若手高分子セミナー@京大
主題=~バイオ素材が切り拓く未来~
<趣旨> 近年、タンパク質、核酸、多糖などの生体高分子の設計、合成手法や化学改変、修飾技術が進展し、それらの優れた機能、特性を利用した新規な機能性材料が開発され、さまざまな分野で利用されています。本セミナーでは、バイオ素材を活用した新規材料設計に焦点をあて、関連分野でご活躍されている先生方にご講演いただきます。多くの方々の参加をお待ちしています。 主 催 高分子学会関西支部 会 期 5月9日(水) 会 場 桂ホール 京大桂キャンパス Bクラスター事務管理棟1階
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_k.html交 通 阪急電車「桂駅」よりバスで約12分。JR「桂川駅」よりバスで約20分。
プログラム 挨拶<13:00~13:05>
高分子学会関西支部 支部長講演<13:05~17:30>
(神戸大学 大学院工学研究科 教授)西野 孝
<13:05~13:50>
1. ペーパーデバイス セルロースナノファイバーが切り拓く未来(大阪大学産業科学研究所 教授)能木雅也<13:50~14:35>
2. 花王のセルロースナノファイバー疎水化技術(花王(株)マテリアルサイエンス研究所第5研究室 チームリーダー)吉田 穣<14:35~15:20>
3. 構造材料を志向したポリペプチドの分子設計(理化学研究所 チームリーダー)沼田圭司<15:20~15:35>休憩
<15:35~16:20>
4. 遺伝子組み換えタンパク質の医療機器用途への展開(三洋化成工業(株)バイオ・メディカル事業本部 研究統括部長)斎藤太香雄<16:20~17:05>
5. 生体高分子の分子認識能を活用したハイブリッド超分子触媒(大阪大学大学院理学研究科 教授)山口浩靖<17:05~17:30>総合討論
参加要領 1)参加費無料 2)定員100名(定員になり次第、締め切らせていただきます) 3)申込方法 氏名、所属、連絡先を明記のうえ、E-mailまたは関西支部ホームページよりお申し込みください。 申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html
18-1印刷・情報・電子用材料研究会(見学会)
<趣旨> このたび本研究会では、下記のとおり講演会・見学会を開催いたします。昨年創立60周年を迎えたJSRを会場に、四日市工場見学を実施した後、同社研究員による最先端の感光性材料の開発やその応用について講演いただきます。お繰り合わせのうえ、ご参加いただけますようお願い申し上げます。 主 催 印刷・情報・電子用材料研究会 会 期 5月22日(火) 会 場 JSR 四日市工場(研修センター)
(〒510-8552 三重県四日市市川尻町100)交 通 近鉄「塩浜」駅下車徒歩約20分、タクシー5分
「塩浜」駅から参加者用の送迎バスを往復各1便予定プログラム <14:00~15:30>
見学会
JSR会社概要、四日市工場および研究開発紹介
見学 ・四日市工場全体見学(バス利用)
・合成ゴム仕上げ設備見学
<15:40~16:30>
1. EUVレジスト開発動向(JSR半導体材料開発室)講演者選定中2. 感光性親撥材の開発とその応用(JSRモバイルソリューション材料開発室)講演者選定中
参加要領 1)定員30名 2)参加費 ①印刷・情報・電子用材料研究会メンバー 無料 ②学生 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお手続きください。参加証は順次発送いたします。
※本会は印刷・情報・電子用材料研究会メンバーもしくは学生のみの会となります。参加希望の方(学生除く)は研究会にご入会ください。
入会案内(http://main.spsj.or.jp/c12/enterpdf/information.pdf)
※見学会は見学企業と同業他社の場合は見学をご遠慮いただく場合がございます。連絡先 高分子学会 18-1印刷・情報・電子用材料研究会
第88回武蔵野地区高分子懇話会
主題=高分子材料分析の最前線 ~日本電子YOKOGUSHIアプリケーションの紹介~
<趣旨> 日本電子は、科学で社会の発展に貢献したいとの思いを糧に、電子顕微鏡をはじめ、分析機器、医用機器、産業用機器などの開発に努めてまいりました。とくに主軸である電子顕微鏡や分析機器には豊富なラインナップを揃えております。
近年、高分子材料は複合化・多様化によって一層複雑になり、一方向からの分析だけでは不十分であり、多面的な観察・分析が求められています。我々は自社の多彩な装置群を有機的に応用し、「YOKOGUSHI(横串:装置横断的)アプリケーション」をキーワードに、これらのニーズにお応えしております。本懇話会では、これまでの研究成果の一端を紹介させていただきます。皆様の日々のお仕事に役立てていただければ幸いです。主 催 高分子学会関東支部 会 期 5月30日(水) 会 場 日本電子 本社 開発館ホール
(昭島市武蔵野3-1-2)交 通 JR青梅線 中神駅 北口より徒歩 約10分 https://www.jeol.co.jp/corporate/outline/map/
プログラム <13:30~17:30>講演会+見学会
<13:30~13:40>
学会関東支部理事挨拶(東京農工大学 工学部)富永洋一<13:40~14:10>
講演1:高分子材料を観る ~走査電子顕微鏡を使った観察手法の紹介~(日本電子 SM事業ユニット)金子 剛<14:10~14:40>
講演2:NMRによる材料解析アプリケーションのご紹介(JEOL RESONANCE 技術部)下池田勇一<14:40~14:50>休憩
<14:50~15:20>
講演3:高質量分解能MALDI-TOFMSによる合成高分子解析(日本電子 MS事業ユニット)生方正章<15:20~16:10>
講演4:高分子材料分析における多面的解析手法の紹介
~TEM, SEM, NMR, MS, XPS, FT-IRを用いた漆のキャラクタリゼーションを例にして~(日本電子 アプリケーション統括室)新村典康<16:10~16:20>総合討論
<16:20~16:30>
見学班分け、休憩、移動
<16:30~17:30>装置見学
<17:30~19:00>懇親会
参加要領 1)定員 60名 2)講演会+見学会 参加費 無料 3)懇親会参加費 一般 3,000円、学生 1,000円(当日徴収) 申込方法 ①氏名、②所属、③電話番号、④E-mailアドレス、⑤懇親会参加の有無を明記の上、5月14日(月)までにE-mailで下記連絡先へお申込みください。 連絡先 第88回武蔵野地区高分子懇話会 小林邦子
E-mail: konwakai@jeol.co.jp