本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2019年1月主催行事
第2回NEXT高分子(関西)交流会
<趣旨> 本交流会は、高分子学会・業界の次代を担う、産学官の研究者が集まり、自由な雰囲気の下で意見交換し交流を深めることで、人脈の拡大と、産学官の共同研究を推進することを目的としています。「高分子イノベーションの創出」を主テーマとして、さまざまなバックグラウンドをもつ産学官の研究者達が意見を出し合い、次の企画を決めていくことも本交流会の特徴です。第2回NEXT高分子(関西)交流会では、産学共同研究に関連する講演会&パネルディスカッションと懇親会を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会関西支部 共 催 高分子同友会 会 期 1月11日(金) 会 場 大阪府立大学 I-siteなんば
(大阪市浪速区敷津東2-1-41 南海なんば第1ビル2階・3階)
https://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/about/map/交 通 南海電鉄「なんば駅(中央出口)」下車、南海線東側の道を南へ約800m 徒歩約12分、地下鉄御堂筋線「なんば駅(5号出口)」下車 南へ約1,000m 徒歩約15分、地下鉄御堂筋線・四つ橋線「大国町駅(1番出口)」下車 東へ約450m 徒歩約7分、地下鉄堺筋線「恵美須町駅(1-B出口)」下車 西へ約450m 徒歩約7分、南海電鉄高野線「今宮戎駅」下車、北へ420m、徒歩約6分
プログラム <13:00~13:10>挨拶 高分子学会関西支部 支部長(阪大院理)佐藤尚弘<13:10~16:00>講演
<13:10~14:00>
1.「フィラー分散高分子の開発-永久ヒューズを目指して-」(大阪市立大院工)堀邊英夫<14:10~15:00>
2.「フォトニクスポリマーの基礎とシステムへの展開」(慶應大理工)小池康博<15:10~16:00>
3.「産学共同研究:大阪大学ダイキン共同研究講座・協働研究所での事例から」(ダイキン工業テクノロジー・イノベーションセンター、阪大院工ダイキン協働研)佐藤数行<16:10~16:50>パネルディスカッション
テーマ:産学官の共同研究推進に向けて
<17:30~19:30>懇親会
参加要領 1)参加費無料(ただし、懇親会に参加される場合は3,500円を当日徴収します) 2)定員60名 3)申込締切日 平成30年12月21日(金) 4)申込方法 氏名、所属、連絡先を明記のうえ、E-mail(koubunshi@kansai.email.ne.jp)よりお申し込みください。懇親会(会費:3,500円)参加ご希望の方は申込時に『懇親会参加希望』とご記載ください。 申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html
18-5ポリマーフロンティア21
主題=高分子の劣化~最新のメカニズムと対策について~
<趣旨> 高分子材料の開発において、劣化対策は重要ですが、劣化のメカニズムを理解するのはとても難しいと言われています。とくに多くの高分子材料は無機物とのハイブリッドや金属のコート材等の複合材として利用されているため、界面における劣化についても考える必要があり、複合材料では劣化対策がより複雑になります。本企画では、高分子材料の劣化現象を基礎から解説するとともに、最新の高分子材料の劣化問題と対策について紹介していただきます。 主 催 高分子学会 行事委員会 会 期 1月21日(月) 会 場 積水化学工業(株)京都研究所講堂
(京都市南区上鳥羽上調子町2-2)交 通 近鉄十条駅より徒歩約10分 京都駅八条口よりタクシーで15分
プログラム <10:20~11:10>
1.高分子の分解と劣化:オン-デマンド型反応を利用したポリマー材料設計(大阪府立大)松本章一高分子の耐久性や信頼性を確保するために高分子劣化機構の理解は重要であるが、材料劣化の機構は複雑で長期劣化の予測や回避はやさしくない。本講演では、高分子合成・材料設計の立場から、まず高分子の劣化に関する課題や問題点を整理し、次いで分解反応を活用した材料設計の具体的な事例を紹介する。
<11:10~12:00>
2.プラスチック材料の劣化現象の物性と分析(東ソー分析センター)高取永一リサイクルポリプロビレンの検討でわかった“物理劣化”の視点でプラスチック材料の劣化現象についての物性と分析について口述する。実際の劣化現象の実例についてもできる限り触れる予定である。
<12:00~12:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
<13:20~14:10>
3.分子シミュレーションによる結晶性高分子の劣化と破壊(東大)樋口祐次低劣化・高耐久の材料設計のためには、分子スケールにおいて高分子材料がどのように壊れるのか、どのような構造が壊れやすいのかを解明することが必要である。本講演では、分子シミュレーションを用いた結晶性高分子の破壊プロセスを紹介する。
<14:10~15:00>
4.ポリマーシート材料の破壊の物理(お茶の水女子大)奥村 剛シート材料は、特徴的な長さスケールがよく分離しているため、二次元問題へと帰着できることが多く、シンプルな物理的解釈が可能になりやすい。このような事情から、われわれが、ポリマーのシート材料に着目して行ってきた破壊の物理にかかわる、いくつかの研究について講演する。
<15:00~15:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
<15:20~16:10>
5.FIB-SEMを用いたゴム-真鍮接着界面の劣化過程観察(横浜ゴム)網野直也タイヤに埋め込まれる真鍮めっきスチールコードは、ゴムとの強固な接着が要求される。FIB切削とSEM観察を繰り返すことによってゴム-真鍮接着界面の三次元像を取得し、接着層の劣化過程を観察した結果を紹介する。
<16:10~17:00>
6.高分子材料表面の劣化要因解析~走査プローブ顕微鏡(SPM)による評価技術を中心に~(三井化学分析センター)生井勝康高分子材料表面で劣化が起こった際に、劣化の範囲が表層から数十nm程度になると、IRなどの従来手法では、差が見られないケースがほとんどである。ここでは、表面敏感な手法である走査プローブ顕微鏡を中心とした高分子材料表面の劣化解析事例について紹介する。
<17:00~17:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,600円 ②大学・官公庁 10,800円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,240円 年会費制会員※の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a)会社 17,280円 b)大学・官公庁 8,640円 ※詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は1月末日までにご送金ください。 連絡先 高分子学会 18-5ポリマーフロンティア21係
第10回高分子アドバンスト講座
主題=走査型プローブ顕微鏡による高分子ナノスケール構造解析
<趣旨> 高分子アドバンスト講座では、高分子研究に携わる企業や大学の研究者を対象として、高分子科学におけるさまざまな分野を掘り下げることで、新しい高分子材料開発やさらなる研究展開に向けた知識習得を目的としています。第10回目を迎える今回は、「走査型プローブ顕微鏡による高分子ナノスケール構造解析」と題して、高分子材料表面のナノスケールにおける構造解析、基礎物性を学ぶことができるプログラムを企画しました。講義による専門的知識の習得に加え、装置を使用した実体験型学習を取り入れています。初心者の方から第一線でご活躍の方まで幅広くご参加いただける内容となっています。 主 催 高分子学会関東支部 会 期 1月26日(土) 会 場 東京工業大学(大岡山キャンパス)物質理工学院応用化学系 南1号館521号室(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅より徒歩5分
プログラム <10:00~12:00>
講義
1)局所的にみた高分子の相転移〜走査型プローブ顕微鏡と熱分析による考察〜(日立ハイテクサイエンス)岩佐真行<13:00~17:00>
講義
2)走査型プローブ顕微鏡の基礎と高分子のナノスケール物性計測への応用(東工大物質理工院)中嶋 健測定装置実習
3)走査型プローブ顕微鏡による構造・物性測定実習(東工大物質理工院)中嶋 健
参加要領 1)定員15名 2)参加費 15,000円(正会員・学生会員) 30,000円(非会員) 3)申込締切 12月25日(定員になり次第締切) 4)申込方法 氏名、会員番号、所属、連絡先を下記E-mailあてにご連絡ください。 連絡先 高分子学会関東支部 第10回アドバンスト講座係
TEL 03-5540-3773
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp