本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2019年11月主催行事


第3回神奈川地区講演会

主題=男女共同参画社会へ向けた女性研究者の活躍

主 催 高分子学会関東支部
会 期 11月1日(金)
会 場

東京都市大学 世田谷キャンパス 2号館2階22C教室(東京都世田谷区玉堤1-28-1)
https://www.tcu.ac.jp/access/#m01

交 通

東急大井町線「尾山台(東京都市大学 世田谷キャンパス前)」駅下車 徒歩12分

プログラム
<12:55~13:00>開会の挨拶
<13:00~13:40>
講演1 “女性”研究者と言われない日が来るために
(首都大都市環境)石田玉青
<13:40~14:20>
講演2 光を操る有機-無機界面:新しいエレクトロニクスへの挑戦
(桐蔭横浜大院工、JSTさきがけ)石井あゆみ
<14:25~16:00>ポスター発表(2号館2階ホール)
<16:10~16:50>
講演3 心地よい感触を持つ化粧品を求めて
(資生堂 グローバルイノベーションセンター)関根知子
<16:50~17:30>
講演4 有機無機ハイブリッド材料との出会いと研究生活
(上智大理工)竹岡裕子
<17:45~20:00>懇談会(1号館4階ラウンジ オーク)
参加要領 1)定員 150名程度(先着順) 2)参加費 無料 3)申込方法 氏名、勤務先を記入し、E-mailにて申し込み(講演会終了後、講師を囲む懇談の場を設けます。詳細はお問い合わせください。) 4)申込締切 10月18日(金) *ポスター発表30件程度募集:ポスター発表を希望される参加者は10月11日(金)までに、参加申し込みと合わせて発表タイトル、概要(200字程度まで)をE-mailにてお送りください。折り返し採用の可否をE-mailで連絡します(先着順)。10月18日(金)までに予稿原稿(A4サイズ1~2枚、書式自由、セキュリティーロックなしPDFファイル)を送付いただきます。ポスター発表のプログラムは事前に参加登録者へ共有いたします。
申込・連絡先 神奈川地区代表幹事 小林典仁(ソニー(株))
TEL 050-3140-5594
E-mail: Norihito.Kobayashi@sony.com


第28回関西若手高分子セミナー@花王

主題=高分子と界面の協奏と新展開

<趣旨> 高分子材料は、健康医療・ライフサイエンス、情報・ネットワーク、エネルギー・環境などさまざまな分野で重要な材料として広く活用されています。高分子が液中で作る自己組織化構造の制御など、高分子材料の新しい価値を生み出すうえで、界面化学と高分子とのかかわりが重要になってきております。
 本セミナーでは、最前線で活躍しておられる企業、大学の方々に、高分子と界面化学についての、最先端の研究開発事例および身の回りの製品へ実用化した事例を解説していただき、現状および今後の展開を教示していただきます。また、希望する方には、工場および併設のミュージアムの見学会も予定しておりますので、多くの方々の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会関西支部
日 時 11月5日(火)13:00~17:00
会 場

花王(株)和歌山工場(和歌山県和歌山市湊1334)
https://www.kao.com/jp/corporate/about/outline/location-list/plant-wakayama/

交 通

JR「和歌山」駅よりタクシーで約20分。南海本線「和歌山市」駅よりタクシーで約10分。JR「和歌山駅」東口および南海線「和歌山市駅」より送迎バスあり。12:20発。

プログラム
<13:00~13:10>挨拶
(高分子学会関西支部 支部長、阪大院理)佐藤尚弘
<13:10~15:30>講演
<13:10~13:50>
1.「界面現象・相分離現象を利用した家庭品用高分子素材の開発」
(花王マテリアルサイエンス研究所)中村元一
<13:50~14:30>
2.「ナノ分子材料を目指した精密重合誘起自己組織化」
(福井大院工)杉原伸治
<14:30~15:10>
3.「バイオ界面にアクセスする有機-無機ハイブリッドの設計と機能」
(京大院工)佐々木善浩
<15:10~15:30>
4.総合討論
<15:30~17:00>工場見学会
花王(株)和歌山工場/エコラボミュージアム(定員40名)
参加要領 1)参加費 無料 2)定員 100名 3)申込締切日 10月21日(月) 4)申込方法 氏名、所属、連絡先、を明記のうえ、E-mailまたは関西支部ホームページよりお申し込みください。※工場/エコラボミュージアム見学(定員40名)ご希望の方は、申込時に『見学希望』と記載ください。お申込み多数の場合は、先着順とさせていただきます。※送迎バス利用希望の方は、『JR和歌山駅』、『南海和歌山市駅』とご記載ください。
申込・連絡先 高分子学会 関西支部 早川
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/


第38回無機高分子研究討論会

<趣旨> 多彩な分野において期待されている高度な性能や機能を発現する複合材料には、無機高分子や無機元素を含む素材により構成されているものが多く、今後ますます無機高分子を軸とした超高性能および超高機能な次世代材料の開発が注目されることは明らかです。本研究会では、毎年、無機高分子に関連する学術研究討論会を企画し、大学、企業、各種研究機関で行われている無機高分子の基礎から応用に関する研究成果の発表と情報交換の場を設けています。今回も無機高分子の合成、構造と機能、応用に関する幅広い内容について討論を計画しました。皆様の積極的なご参加をお願いいたします。
主 催 高分子学会 無機高分子研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 ケイ素化学協会 材料技術研究協会 色材協会 繊維学会 日本化学会 日本接着学会 日本セラミックス協会 日本ゼオライト学会 日本バイオマテリアル学会 日本ゾル-ゲル学会
会 期 11月7日(木),8日(金)
会 場

東京理科大学 森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2)

交 通

JR総武線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線「飯田橋駅」下車 徒歩10分
都営大江戸線「牛込神楽坂駅」下車 徒歩5分、東京メトロ東西線「神楽坂駅」 徒歩5分

プログラム
[一般研究発表15分(研究発表10分・討論5分/件)、基調講演60分(質疑応答含)]
第1日=11月7日
<10:00~11:00>[座長 長谷川良雄]
1) 三ヨウ化物イオンを安定に保持可能なシルセスキオキサンの創製および機能
(鹿児島大院理工)長谷部稜弥・金子芳郎
2) 4重鎖ポリシロキサンの創製および物性
(鹿児島大院理工)野林三早希・金子芳郎
3) 側鎖メチル基とフェニル基の配列を制御したABBBA周期及びBABAB周期ポリシロキサンの合成
(早大理工)立島光二・森岡春香・近藤壮一・吉川 昌
(早大理工・早大材研)下嶋 敦
(早大理工)和田宏明
(早大理工・早大材研)黒田一幸
4) 応力を可視化する二重発光伸縮性ハイブリッド材料の作製
(京大院工)権 正行・加藤圭悟・田中一生・中條善樹
<11:00~12:00>[座長 上村 忍]
5) かご型シルセスキオキサン側鎖の分子内相互作用を基盤とした機能性材料の開発
(京大院工)成清颯斗・権 正行・田中一生
6) Alkoxysilyl-terminated trifluoropropyl-substituted incompletely condensed cage silsesquioxanes as building blocks for siloxane network materials
(京工繊大院工芸)リ レイナ・井本裕顕・中 建介
7) かご型シルセスキオキサン主鎖型ポリマーの置換基およびコモノマーによる物性への影響
(京工繊大院工芸)石田彩乃・井本裕顕・中 建介
8) 二官能不完全かご型シルセスキオキサンを基盤とした高分子の合成と物性評価
(京工繊大院工芸)佐藤友理・井本裕顕・中 建介
<13:15~14:15>[座長 瀬川浩代]
9) スター型かご型シルセスキオキサン誘導体を基盤とした光学的透明膜の作製と機能制御
(京工繊大院工芸)中屋直行・井本裕顕・中 建介
10)新規立体規則性有機-無機ブロック共重合体の調製とその分子鎖凝集構造評価
(大工大)平井智康・榑谷仁志・真鍋 圭・藤井秀司・中村吉伸
(東工大)早川晃鏡
11)グリコール修飾メチルトリメトキシシランを用いた単分散ポリメチルシルセスキオキサン球状粒子の合成と応用
(大阪技術研)道志 智
(大工大院)藤原準也
(大工大)藤井秀司
12)結合型イリジウム-ポリシルセスキオキサンハイブリッドの作製と発光特性
(大阪技術研)中村優志・御田村紘志・渡瀬星児
<14:15~15:15>[座長 落合文吾]
13)酸化チタンとホスホン酸修飾ポリシルセスキオキサンからなる柔軟性光触媒フィルムの調製
(東理大院理工)中本 航
(東理大理工)速水良平・山本一樹・郡司天博
14)アルコキシド由来ゲルと尿素を用いた金属酸窒化物固溶体の合成と色彩特性評価
(広島大院工)吉行里紗・岡田凌輝・片桐清文・犬丸 啓
15)ペンタアザフェナレンポリマーの合成と光学特性
(京大院工)渡辺浩行・田中一生・中條善樹
16)カルボランの電子不足水素と窒素原子の相互作用に基づく固体発光特性の発現
(京大院工)越智純毅・田中一生
<15:15~15:30>休憩
<15:30~16:30>[座長 長谷川良雄]
基調講演(1):砂を原料とするケイ素化学基幹原料の合成と次世代有機ケイ素部材への応用
(産総研)深谷訓久
<16:30~17:30>[座長 田中一生]
17)二硫化炭素の電解重合による導電性ポリカーボンスルフィドの合成と電気化学特性の評価
(山形大院理工)松村吉将
(山形大工)寺島悠真
(山形大院理工)落合文吾
18)Synthesis and Applications of Reactive Organometallic Polymers Containing Titanafluorene Units
(東工大物質理工)タヌジャヤ アルフィン・西山寛貴・稲木信介・冨田育義
19)インジウム及びスズ錯体とそれを前駆体とした酸化インジウムスズ薄膜の調製
(東理大院理工)中村琴永・山本一樹・郡司天博
20)円筒状無機高分子イモゴライトによるコロイドの電場応答性
(産総研化プロ)敷中一洋
<18:00~20:00>ミキサー(森戸記念館2階第1会議室)
第2日=11月8日
<10:00~11:00>[座長 郡司天博]
21)一層構造および二層構造のナノシートを用いたポリマーハイブリッドの機械的特性の比較
(早大院先進理工応用化学)原田遼太郎・中村梨沙・千足 礼
(早大国際理工学センター)ゲガン レジス
(神戸大院工学研究科応用化学)上田裕貴・松本拓也・西野 孝
(早大院先進理工応用化学・早大各務記念材研)菅原義之
22)ZrO2ナノ粒子-PMMAポリマーハイブリッド材料の合成
(早大先進理工)濱村咲妃
(早大院先進理工)小倉健太郎
(法政大生命科学部)井戸田直和
(早大国際理工学センター)ゲガン レジス
(早大院先進理工応用化学・早大各務記念材研)菅原義之
23)アルケニル基で置換した新規シリコンナノシートの合成と特性評価
(広島大院工)松澤佑樹・田中友揮・安達洋平・大下浄治
(豊田中研)大橋雅卓・中野秀之
24)アレン類のリビング配位重合に基づく刺激応答性磁性ナノ粒子の構築
(東工大物質理工)浅見里奈
(積水化学工業)脇屋武司
(東工大物質理工)西山寛貴・稲木信介・北本仁孝・冨田育義
<11:00~12:00>[座長 藤井秀司]
25)PIP法アルミナ系繊維強化CMCの構造と特性
(物質資源化研)長谷川良雄
26)Soft-CFRPの曲げ戻り特性と複合組織に及ぼす樹脂含有率の影響
(阪府大院工)衣笠尊彦・成澤雅紀・奥村謙一・井上博史
(川村義肢)齋藤聡佳・鈴木淳也
(神奈川県立保健福祉大リハビリ)米津 亮
(北村化学)山縣 学
27)β-ジイミン配位子を用いたヒドリドアルミニウム錯体の合成と固体発光特性評価
(京大院工)伊藤峻一郎・田中一生・中條善樹
28)粒子集積型構造色コーティングの金属カチオンを用いた泳動電着による成膜プロセスの検討
(広島大院工)上杉 遼・片桐清文・上村健祐・犬丸 啓
(名大院工)竹岡敬和
<13:15~14:15>[座長 金子芳郎]
基調講演(2):有機-無機ハイブリッドナノ空間で拓く新しい高分子化学
(東大院)植村卓史
<14:15~15:00>[座長 片桐清文]
29)縮環型アゾメチンホウ素錯体を主鎖に含む共役系高分子の構築と光学特性評価
(京大院工)大谷俊介・権 正行・田中一生
30)ホスフィンスルフィド基含有全芳香族高分子の合成と高屈折率・低複屈折特性
(JSR)一二三遼祐
(東工大物質理工)冨田育義
31)レーザー直接描画法で形成したグラフェンハイブリッド構造のセンサー応用
(東北大多元研)渡辺 明
(China Acad. Eng. Phys.)蔡 金光
(Univ. Tunku Abdul Rahman)Mohammod Aminuzzam
(東北大多元研)小川沙也加
(東北大金研)青柳英二・伊藤 俊
<15:00~15:15>休憩
<15:15~16:00>[座長 森崎泰弘]
32)非電子線不融化による第4世代SiC繊維
(物質資源化研)長谷川良雄
33)高圧二酸化炭素雰囲気下におけるポリシラン系前駆体の熱分解過程
(阪府大院工)佐倉右京・成澤雅紀・山田貢也・井上博史
34)バイオ医薬品デリバリーのための磁気誘導型ナノゲルの開発
(京大院工)佐々木善浩・水田涼介
(広島大院工)片桐清文
(京大院工)澤田晋一・向井貞篤・秋吉一成
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業・大学・官公庁 7,700円 ②学生 3,300円 ③名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 3,300円 ④無機高分子研究会メンバー 5,500円 3)ミキサー参加費 1,000円 4)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は11月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付いたします。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
連絡先 高分子学会 第38回無機高分子討論会係


茨城地区・千葉地区合同講演会(第61回茨城地区活動講演会、第97回千葉地域活動高分子研究交流講演会)

主題=ポリマー新時代:美しさと調和をもたらす高分子材料

主 催 高分子学会関東支部
日 時 11月12日(火)10:00~17:10
会 場

東京大学柏地区キャンパス

交 通

柏の葉キャンパス駅(つくばエクスプレス)よりバス13分、徒歩25分。
柏駅(JR常磐線、地下鉄千代田線)より30分(バス25分、徒歩5分)。
江戸川台駅(東武アーバンパークライン)よりバス15分。
*車での来場はお控えください。

プログラム
見学会(東大柏IIキャンパス)
<10:00~11:00>
ImPACT伊藤プログラムのコンセプトカー見学
*当日の詳細は事前申し込み者に別途連絡予定、見学のみの申し込みは受けつけません。
講演会(東大柏キャンパス図書館1Fメディアホール)
<13:40~14:30>
座長:内藤昌信(物材研)
(1) 自動車用しなやかなタフポリマーの開発
(東大)伊藤耕三
<14:30~15:20>
座長:桑折道済(千葉大)
(2) 分子組織化に立脚した新しい創薬
(筑波大)長崎幸夫
<15:30~16:20>
座長:吉川佳広(産総研)
(3) IoT時代の人間拡張を目指したフレキシブルデバイスとその製造技術
(産総研)牛島洋史
<16:20~17:10>
座長:高沖和夫(住友化学)
(4) セルロースナノファイバー:その構造・特性と今後の課題
(東大)磯貝 明
<17:30~19:00>技術交流会
参加要領 1)定員 130名(定員に達し次第、申し込みを締め切ります) 2)参加費(税込) ①会員・法人会員企業社員・学生 無料 ②非会員 1,000円 3)懇親会費 ①一般4,000円、②学生1,000円(当日支払い) 4)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)、見学会出欠、懇親会出欠を明記のうえ、件名を「合同講演会申し込み」とし、E-mailでお申し込みください。 5)申込締切 10月23日(水)
申込先 千葉大学大学院工学研究院 
桑折道済
TEL 043-290-3393
E-mail: kohri@faculty.chiba-u.jp
URL:http://spsj.or.jp/branch/kanto/


2019接着と塗装研究会講座

主題=接着と塗装の新技術・新製品

<趣旨> 接着剤や塗料は日々進化していますが、その進化の裏にはこれまで検討してこなかった新材料、新コンセプト等、さまざまなアプローチが隠されています。
 本年度の講座は日本接着学会と共催とし、接着/塗装に関連する新技術/新製品に携わっている先生方に各種最新動向についてご講演いただきます。さらなる研究開発や製品応用へのヒントが得られれば非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会、一般社団法人 日本接着学会
日 時 11月15日(金)10:10~18:00
会 場

東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110)

交 通

JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩5分

プログラム
<10:10~10:25>
高分子学会「接着と塗装研究会」および日本接着学会の紹介
<10:30~11:30>
1. 動的共有結合を有する反応性ポリウレタン
(東工大)大塚英幸
平衡系の共有結合である「動的共有結合」を高分子骨格中に導入すると、環境に応じて高分子の特性は大きく変化する。本講演では、重合後にも構造物性変換できる反応性ポリウレタンの設計に関して基礎的視点から紹介する。
<12:30~13:30>
2. 新重合・新材料を実現するα-機能化アクリル酸エステルの設計
(信州大学)高坂泰弘
α位にハロメチル基を導入したアクリル酸エステルは、求核剤と付加-脱離機構に基づく共役置換反応を起こす。この反応が室温以下でも定量的に進行することを利用した高分子の合成・分解・変換を紹介する。
<13:30~14:30>
3. ガロール基を側鎖にもつ高分子の合成とその水中接着性評価
(東京大学)江島広貴
海底の岩に固着して生息しているホヤはガロール基を側鎖にもつアミノ酸を翻訳後修飾反応により生合成する。本講演ではこのガロール基に着目した新規高分子の合成とその水中接着特性について紹介する。
<14:40~15:40>
4. ひき板を直交に積層接着した新規木質材料CLT
(森林総合研究所)塔村真一郎
最近世界中でCLTを使った木造の中高層ビルが建てられるようになってきた。大量の木材を使うため、国内でも林業再生の切り札として期待されている。国産材CLTの現状と普及への取組についても紹介する。
<15:40~16:40>
5. 自動車ボディーの加飾の現状
(関西ペイント)湯澤幸代
自動車業界は「100年に一度の大変革の時代」に突入し、各分野の技術革新が急速に進んでいる。意匠面ではプロダクトデザイン分野で定着したCMF(色、素材、加工)トータルで付加価値を与える考えが、自動車内外装意匠にも変化をもたらせ始めた。今回は、自動車ボディ加飾トレンドと素材の調査について紹介する。
<16:40~17:00>会場移動(徒歩約10分)
<17:00~18:00>懇親会(東京理科大学8号館2階食堂)
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 22,000円 ②大学・官公庁 8,800円 ③学生 2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 (接着と塗装研究会メンバー a)企業11,000円 b)大学・官公庁4,400円) 3)懇親会費 2,000円(参加費と併せてお振込ください) 4)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、11月末日までにお振込みをお願いいたします。当日の支払いは不可。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 2019接着と塗装研究会講座係


第93回高分子若手研究会[関西]

主題=時空間階層構造が織りなす高分子の新規機能

<趣旨> 高分子の機能は階層的な秩序構造および分子鎖のダイナミクスによって支配されています。次世代機能性高分子材料開発には高分子中における時空間階層構造の設計・合成および解析が必要不可欠となっています。今回の高分子若手研究会[関西]では、「時空間階層構造が織りなす高分子の新規機能」と題しまして、高分子の合成、構造・物性、機能分野において世界の最前線でご活躍されている四名の先生方を講師としてお招きし、最先端の研究動向および成果についてご講演をいただきます。産・官・学の若手研究者・学生間の活発な討論および交流の場として皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関西支部若手幹事会
共 催 高分子学会、高分子学会関西支部
会 期 11月16日(土)
会 場

大阪工業大学 OITホール 
[535-8585]大阪市旭区大宮5丁目16-1

交 通

バス:JR大阪駅前 9番バス乗り場から大阪シティバス34系統 守口車庫前行き乗車 中宮下車
地下鉄:大阪メトロ 谷町線「千林大宮駅」から徒歩15分

プログラム
<12:50~13:00>開会の挨拶
<13:00~16:40>講演各50分(質疑含む)
<13:00~13:50>
ロバスト炭素膜の作製と水処理への応用
(三重大)藤井義久
<13:50~14:40>
多様な微細加工を指向したブロック共重合体材料の創成
(東工大)早川晃鏡
<14:40~15:10>休憩30分
<15:10~16:00>
ガラス状物質の延伸誘起密度揺らぎ
(京大)竹中幹人
<16:00~16:50>
特異的分子認識により構造制御された超分子ポリマーの構造と機能
(広島大)灰野岳晴
<16:50~17:00>第94回高分子若手研究会[関西]の案内と閉会の挨拶
<17:20~>懇親会 大阪工業大学OITホール
参加要領 1)定員 300名 2)参加費 ①一般 1,500円 ②学生 1,000円 3)懇親会費 ①一般 3,000円 ②学生 2,000円 4)申し込み方法 氏名・勤務先・連絡先と懇親会参加の有無を明記のうえ、E-mailにてお申し込みください(タイトルは【第93回高分子若手研究会申し込み・問い合わせ】としてください)。 5)申込締切 10月12日(土)
申込・連絡先 大阪工業大学工学部応用化学科 平井智康(世話人)
TEL 06-6167-5125
E-mail: tomoyasu.hirai@oit.ac.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html


関東高分子若手研究会 2019 秋の講演会

主題=高分子のダイナミクスとレオロジー

<趣旨> 高分子の物性はその化学構造や分岐構造などの有無によって、大きく変化します。一方で、高分子はガラス状態とゴム状態で構造は変わりませんが、その物性は大きく異なります。この差はおもに高分子のダイナミクスによってもたらされます。高分子のダイナミクスは、拡散現象やレオロジー特性を始めとした高分子物性を決定するうえで重要な因子です。本講演会では、レオロジー分野を代表する先生方から、分子ダイナミクスとマクロなレオロジー特性の相関についてご紹介いただく予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 11月16日(土)13:00~18:00
会 場

理化学研究所(和光)[351-0198]埼玉県和光市広沢2-1

交 通

東武東上線、東京メトロ副都心線 和光市駅より徒歩15分
http://www.riken.jp/access/wako-map/

プログラム
開催趣旨説明
1) 『蒸発による液体の運動と構造形成』
(Beihang University)土井正男
2) 『高分子レオロジーの粗視化分子モデル』
(名大)畝山多加志
3) 『環動高分子の特異なレオロジー特性』
(東大)伊藤耕三
参加要領 1)定員 150名 2)参加費 ①企業 4,000円 ②大学・官公庁 3,000円 ③学生 無料 3)懇親会費 ①企業・大学・官公庁 3,000円 ②学生 1,000円 4)申込方法 申込先に氏名、所属、連絡先(E-mail)、懇親会出席の有無を明記してお申し込みください。事前参加申込の締切は11月1日(金)です。
申込・連絡先 理化学研究所 バイオ高分子研究チーム 曽川洋光
TEL 048-467-9629
E-mail: hiromitsu.sogawa@riken.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/


第91回武蔵野地区高分子懇話会

主題=高分子と医療関連理工学研究との接点

<趣旨> 医用高分子研究をはじめとする高分子の医療への貢献は、人類のQOL向上の恩恵をもたらしてきました。医療に関連する高分子研究はきわめて学際的です。本研究会では、高分子研究の学際性をさらに拡げるために、基礎的(理学)とデバイス設計的(工学)な医療関連研究を展開されている先生方に、それぞれ講演をしていただきます。本研究会を通して、高分子学会員の皆様に、高分子と医療関連理工学研究との接点を探っていただけますと幸いです。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 11月22日(金)13:30~17:00
会 場

首都大学東京 国際交流会館 大会議室

交 通

京王相模原線「南大沢」駅から徒歩約10分
https://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/map.html

プログラム
<13:30~14:30>
講演会1:「多次元NMRとケミカルバイオロジーによる構造生物学」
(首都大院理)三島正規
<14:30~15:30>
講演会2:「流れで機能をつなぐ臓器工学」
(首都大院システムデザイン)小原弘道
<15:30~16:00>見学ツアー 牧野標本館別館
<16:00~17:00>ポスターセッション 国際交流会館 メインホール
<17:00~19:00>懇親会<カフェテリア館>
参加要領 1)定員 60名 2)参加費 無料 3)懇親会参加費 一般 3,000円 学生 1,000円(当日徴収) 4)申込方法 ①氏名、②所属、③電話番号、④E-mailアドレス、⑤懇親会参加の有無、を明記のうえ、11月8日(金)までに、E-mailで下記連絡先へお申し込みください。
申込・連絡先 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科 環境応用化学域 
朝山章一郎
TEL 042-677-1111 内線4976
E-mail: asayama-shoichiro@tmu.ac.jp


2019有機エレクトロニクス講習会

主題=有機ELの発光メカニズムから材料、評価手法の基礎から実践まで

<趣旨> 最近、有機ELの基礎研究の進展が目覚ましく、最先端の動向を拝聴する機会が増えてきています。しかしその一方で、有機ELの「基礎」を学ぶ機会は激減しているように見受けられます。テレビやスマートフォンをはじめとした有機ELディスプレイの実用化が目覚ましい現在、「有機EL」が一部の専門家のみでなく、幅広くアカデミア、企業研究者、さらには、一般の方々の興味の対象としても広がりつつあります。そのような現状を踏まえ、今回、これからの研究開発を担う若手研究者を中心に、その基礎学力の向上を目指すとともに、有機ELの今後のさらなる発展の礎とすべく、有機ELの基礎から実践までをじっくりと勉強できる講習会を企画いたしました。有機EL研究の第一線で活躍される講師陣が基礎的事項を講義される、またとない機会です。有機ELの研究開発に携わる大学院生、企業若手研究員を中心に、有機ELを基礎から学びたい方々の多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会
会 期 11月26日(火),27日(水)
会 場

明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント多目的室(東京都千代田区神田駿河台2-1 TEL 03-3296-4545)
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

交 通

JR中央線・総武線 御茶ノ水駅 徒歩 3分、東京メトロ 丸の内線 御茶ノ水駅徒歩 3分、千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩 5分

プログラム
第1日=11月26日(火)
<9:00~9:55>開場、受付
<9:55~10:00>
はじめに(趣旨説明)
(京大化研)梶 弘典
<10:00~11:30>
有機ELの構造
(山形大院工)城戸淳二
<12:30~14:00>
キャリア注入
(明大理工)野口 裕
<14:15~15:45>
キャリア輸送
(キオクシア)西沢秀之
<16:00~17:30>
光取り出し技術
(金沢工大工)三上明義
第2日=11月27日(水)
<8:45~9:00>開場、受付
<9:00~10:30>
有機ELの高性能化
(九大OPERA)安達千波矢
<10:45~12:15>
有機ELを構成する材料
(出光興産)河村祐一郎
<13:30~15:00>
デバイスの高性能化に必要な材料物性
(i3-OPERA)宮崎 浩
<15:15~16:45>
デバイス作製技術
(Kyulux)小山田崇人
<17:00~18:30>
特性評価法
(九州先端科技研)八尋正幸
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 28,600円 ②大学・官公庁 9,900円 ③学生 3,300円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 3,300円 ⑤有機エレクトロニクス研究会メンバー a)企業 23,100円 b)大学・官公庁 7,700円 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、お振込みをお願いいたします。当日の支払いは不可。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 2019年度有機エレクトロニクス講習会係


19-3印刷・情報・電子用材料研究会および2019年度第4回ナノインプリント技術研究会

主題=ナノインプリント 材料の基礎とバイオミメティクス応用

<趣旨> ナノインプリント技術は、簡単なプロセスで微細構造を低コストにできるため、幅広い応用が期待されています。これまで、ナノスケールの微細構造や三次元構造を形成する手法として、基礎的な研究が進められてきました。今回は、ナノインプリントを理解するために必要な材料の基礎的な反応とシミュレーションについてご講演いただきます。さらに応用段階に入ったナノインプリント研究として、生体模倣であるバイオミメティクスへの応用についてご講演をいただきます。
主 催 高分子学会 印刷・情報・電子用材料研究会
共 催 応用物理学会 ナノインプリント技術研究会
協 賛 日本化学会
日 時 11月28日(木)13:00~16:35
会 場

産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館11階 会議室1(江東区青海2-4-7)

交 通

新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」「東京国際クルーズターミナル駅」下車徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車徒歩約15分
http://www.aist.go.jp/waterfront/ja/access/参照)

プログラム
<13:00~13:05>開会挨拶
<13:05~13:35>
1. 国際学会報告(NNT、MNE、MNC)
(阪府大院工)平井義彦
<13:35~14:25>
2. UV硬化の基礎と応用
(東理大院理工)有光晃二
<14:50~15:40>
3. 確率論的手法によるUV硬化性樹脂のシミュレーション
(阪府大院工)安田雅昭
<15:40~16:30>
4. ナノインプリント技術のバイオミメティクスへの応用
(リソテックジャパン)関口 淳
<16:30~16:35>閉会挨拶
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) 企業 3,300円 大学・官公庁 2,200円 学生 1,100円 名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 1,100円 印刷・情報・電子用材料研究会メンバー 無料 (公社)応用物理学会ナノインプリント技術研究会会員 無料 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みののち、参加費を11月末までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)受付 受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。※講演題目・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 19-3印刷・情報・電子用材料研究会係