<趣旨> 東海高分子研究会では、東海地区の学生や大学・企業で高分子に携わる研究者を対象に、年間で4回の講演会を開催しております。高分子ベシクルや液晶、コロイドなどのメソスケールの分子集合体は、やわらかな材料(ソフトマテリアル)であり、細胞などの生体内組織の物性を決める重要な要素となっています。とくに、ソフトマテリアルの機能性や物性の制御には、高分子の複雑な高次構造や階層構造とともに、そのダイナミクスが重要となります。本年度の最初の講演会は、「高性能・高機能なバイオ-ソフトマテリアルの精密設計とダイナミクス」と題して、当分野でご活躍されているお二人の先生に、最新の研究成果についてご講演していただきます。具体的には、バイオポリマーからなるバイオ高分子ベシクルの構造と機能性や、タンパク質会合体プローブを用いた細胞内部のダイナミクス評価についてお話いただくことになっております。これらの最新研究に関して活発に議論ができる良い機会となっています。また、産・官・学の若手研究者間の交流も深めることができますので、積極的にご参加くださいますようお願いいたします。なお、東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。 |
主 催 |
高分子学会東海支部 東海高分子研究会 |
日 時 |
4月18日(土)13:30~16:00 |
会 場 |
名古屋工業大学4号館ホール(名古屋市昭和区御器所町) |
交 通 |
地下鉄「鶴舞駅」4番出口・JR「鶴舞駅」名大病院出口 東へ徒歩10分
http://www.nitech.ac.jp/access/index.html |
プログラム |
<13:30~16:00>
1) バイオハイブリッド分子を基盤とした高分子ベシクルの設計と機能
(京大院工)西村智貴
2) タンパク質自己会合体を用いた細胞核内ダイナミクス計測
(東洋大)藤井修治
3) 交流会 講演終了後に交流会を予定しています。
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