本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2020年6月主催行事
20-2 ポリマーフロンティア21
主題=新世代通信(5G)を実現する高周波対応材料の開発動向と展開
<趣旨> 新世代通信(5G)は超高速・大容量伝送のみならず、低遅延通信、多数同時接続を可能とし、近い将来の自動運転やIoTの基盤技術として注目されています。この通信システムの目覚ましい進歩は“高周波対応材料”によるところが大きく、数多くの高分子が深くかかわっています。本講演会では、ミリ波を中心とした新世代通信技術の概要・動向から、各種材料開発の進捗やその評価手法、さらには5Gがもたらす新しい社会について幅広く紹介いただきます。 主 催 高分子学会 行事委員会 協 賛 (予定)エレクトロニクス実装学会、化学工学会、電子情報通信学会、プラスチック成形加工学会 日 時 6月9日(火)10:20~17:20 会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
(東京都目黒区大岡山2-12-1)交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分
http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/index.htmlプログラム <10:20~11:10>
1.5Gに対応するFPC高周波対応材料開発動向(フレックスリンク・テクノロジー)松本博文2020年に商用サービスが開始する「5G」。それらに対応する電子関連機器(スマートフォン、自動車、基地局)には高周波対応する基板材料が要求される。本講演では、FPC高速性向上のための材料技術開発動向に関して紹介する。<11:10~12:00>
2.高周波領域における電子部品を支える評価技術(KISTEC)土屋明久近年5Gをはじめとするマイクロ・ミリ波を利用した高周波関連デバイスの需要が高まりつつある。本講演では、その高周波用電子部品を評価するために必要な材料定数および伝送特性測定方法について紹介する。<12:00~12:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-<13:20~14:10>
3.高速/高周波向け液晶ポリマーフィルムの技術・開発動向(クラレ)砂本辰也液晶ポリマーフィルムは比誘電率や誘電正接が小さく、湿度の影響を受けにくいこと、ガラスクロスなどの補強材を使用せず、熱膨張係数を制御できることから無線通信機器の基板材料などに採用が広がっている。今回の報告は、液晶ポリマーフィルムの技術・開発動向について説明する。<14:10~15:00>
4.低誘電・高接着ポリイミド樹脂の開発と応用(荒川化学工業)田﨑崇司当社が開発した溶剤可溶型ポリイミド樹脂は低誘電特性、高接着性に優れ、5G向け低誘電フレキシブル基板用接着剤に有用と考える。当発表では樹脂特性および配合技術だけでなく、当樹脂を用いた低伝送損失基板についても説明する。<15:00~15:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-<15:20~16:10>
5.5Gを実現するミリ波フェーズドアレイ無線機(東工大)岡田健一本講演では、5G向けのフェーズドアレイ無線機の最新動向について概説する。実際に、CMOS集積回路を用いて28 GHz帯や39 GHz帯でのフェーズドアレイ無線機を設計した例について紹介する。<16:10~17:00>
6.5G、自動運転時代を見据えたコネクティドカー&サービス(日産自動車)村松寿郎コネクティドカーが市場に出て20年経ち、通信が5Gへと変わろうとしていると同時に自動車も電動化と自動運転技術が搭載されてきている。そのような変革期にあるコネクティドカー&サービスを俯瞰し、展望と課題を紹介する。<17:00~17:20>-名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場-
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 22,000円 ②大学・官公庁 11,000円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,300円 年会費制会員※の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a)会社 17,600円 b)大学・官公庁 8,800円※詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費用は6月末日までにご送金ください。 連絡先 高分子学会 20-2 ポリマーフロンティア21係
第55回高分子の基礎と応用講座
主題=わかりやすい高分子入門
6月11日、12日の二日間で開催を予定していました「第55回高分子の基礎と応用講座」ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、中止とさせていただきます。現在、多くの企業が出張を自粛されている状態であり、また緊急事態宣言が今後解除されたとしても、例年通りの開催になりますと会場は3密の状態とならざるを得ないことから、中止の判断をいたしました。高分子の基礎をこの講座に参加して学びたいと思われていた方々には申し訳ありませんが、ご了解のほどよろしくお願いいたします。少なくとも来年度には同じ企画の講座を開催いたしますので、そちらの方にご参加をお願いいたします。 <趣旨> プラスチック、繊維、ゴム、接着剤、塗料等、高分子はわれわれの身の廻りのいろいろなところで使われ、人間生活を豊かにしています。これは高分子があらゆる分野の技術を支える素材として、また先端的な高性能、高機能の物質として多元的な要求を満たしているからであり、これからも高分子はますます重要な材料になると言われています。
「わかりやすい高分子入門」はこのような高分子材料の性能、機能の発現を基礎から理解し、それを利用し、さらに展開するための一助となる高分子科学・工学の入門講座です。初歩的な質問も気軽にできる質問回答タイムを設けましたので、ご活用ください。
また、本講座と連動した技術講習会を8月4日(火)~5日(水)に開催します。高分子合成とキャラクタリゼーションの基礎技術を体験実習することにより、学習をより深めることができます。主 催 高分子学会 関西支部 協 賛 近畿化学協会、日本化学会近畿支部 日 時 6月11日(木),12日(金)9:10~ 会 場 日本ペイントホールディングス(株)本社 ホール(大阪市北区大淀北2-1-2)
交 通 ・JR「大阪」駅より、市バス58番「野田阪神前行」にて
・阪神「野田」駅より、市バス「大阪駅行」、阪神バス「天神橋6丁目行」にて
・阪急電鉄神戸線、宝塚線「中津」駅より、市バス、阪神バス「野田阪神前行」にて
・JR「福島」駅より、徒歩15分 ・阪急「中津」駅より、徒歩15分
*バスは「大淀中4丁目」下車すぐ。プログラム 講演 第1日目=6月11日(木)
<9:10~11:40>
1)高分子とはなにか(阪府大院工)松本章一2)高分子合成と反応(1)-高分子の生成反応、合成法-(神戸大院工)南 秀人<11:40~12:00>質問回答会(松本先生、南先生)<12:00~12:50>昼食<12:50~16:40>
3)高分子合成と反応(2)-各重合法の特徴、高分子の構造制御、高分子反応-(近畿大理工)須藤 篤4)高分子の固体構造(神戸大院工)西野 孝5)高分子のレオロジー(京工繊大材料化学)浦山健治<16:40~17:10>質問回答会(須藤先生、西野先生、浦山先生)<17:15~18:15>交流会講演 第2日目=6月12日(金)
<9:10~11:40>
1)溶液中の高分子鎖の形態と物性(阪大院理)寺尾 憲2)高分子の分析(名工大院工)大谷 肇<11:40~12:00>質問回答会(寺尾先生、大谷先生)<12:00~12:50>昼食<12:50~16:20>
3)表面・界面・接着(関西大化学生命工)宮田隆志4)プラスチック-特性と成形加工-(阪技術研)山田浩二5)高分子バイオマテリアルと再生医療(国立循環器病研究センター研究所)山岡哲二<16:20~16:50>質問回答会(宮田先生、山田先生、山岡先生)
参加要領 1)定員 120名(うち、学生定員20名。定員になり次第締め切ります。) 2)参加費 ①会員(含法人会員、協賛学協会員)30,000円 ②大学・官公庁 10,000円 ③学生 4,000円 ④非会員 45,000円(当日入会可) 3)申込方法 氏名、所属、連絡先、送金予定日を明記のうえ、支部ホームページより、またはFAX、E-mailにてお申し込みください。*振込先銀行:三井住友銀行玉造支店 普通口座0926709 高分子学会関西支部 講座係名義 申込先 高分子学会 関西支部
[536-8553]大阪市城東区森之宮1-6-50 大阪産業技術研究所 森之宮センター内
TEL & FAX 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/
第119回プラスチックフィルム研究会
主題=高分子フィルムの可能性を究める
<趣旨> プラスチックフィルムは、従来からの一般工業・包装用途に加えて、環境、エネルギー、光学、電気電子、医療分野等に機能性材料として、ますます広範囲に応用展開されています。当研究会は、フィルム素材自体、およびこれらの用途にフィルムを適用する際に求められる機能化技術、プロセス技術、さらには評価技術の進歩に資することを目的に活動を行っています。
今回は、新たな先端材料、また先端材料を用いた高機能化、応用展開について、最新の研究内容をご講演いただきます。多くの皆様のご参加と活発な議論をお待ちしています。主 催 高分子学会 プラスチックフィルム研究会 協 賛 日本化学会 日 時 6月23日(火)13:00~17:10 会 場 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館コラボレーションルーム
(東京都目黒区大岡山2-12-1)交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩3分
https://www.titech.ac.jp/maps/ 参照プログラム <13:00~14:00>
1.ストレッチャブルエレクトロニクスのこれまでとこれから(産総研)古志知也<14:00~15:00>
2.光が拓く分子配向フィルム・新機能の開拓(立命館大生命科学)久野恭平<15:10~16:10>
3.高分子反応制御に基づく高性能易解体性接着材料の設計(阪市大院工)佐藤絵理子<16:10~17:10>
4.電子顕微鏡による接着界面の可視化と解析(産総研)堀内 伸
参加要領 1)定員 60名 2)参加費(税込) ①企業 5,500円 ②大学・官公庁 3,300円 ③学生 1,100円 ④名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 1,100円(プラスチックフィルム研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みののち参加費を6月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)受付 受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 第119回プラスチックフィルム研究会係
第42回高分子と水・分離に関する研究会講座
主題=エネルギー変換-ブルーエナジー・水素エナジー・エネルギーストレージ-
<趣旨> 地球の温暖化が一段と加速、二酸化炭素の排出が地球環境に大きな影響を与え始めました。今回はエネルギー変換と題して、水を中心にエネルギー変換の最前線から新技術の動向についてのトピックを取り上げます。太陽電池以外の発電技術、燃料電池の将来、そして、固体電池が本日トピックスです。米国TESLA社が改めて大きな注目を浴びている中、新しいエネルギー利用への関心は最高潮に達しました。技術的には高分子膜、バッテリーのセパレータや電極膜、化学エネルギーから電気エネルギー変換、地球環境の温暖化、二酸化炭素の環境に対する影響に興味をもたれておられる研究者や学生の皆様はもちろん、研究機関や企業の研究者にも最新動向を知る場としてご満足いただけるものと存じます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 高分子と水・分離に関する研究会 協 賛 応用物理学会、化学工学会、繊維学会、日本繊維機械学会、電気化学会、日本化学会、日本食品科学工学会、日本農芸化学会、日本機械学会、日本鉄鋼協会、日本膜学会、日本水環境学会、日本油化学会、日本薬学会、プラスチック成形加工学会(予定) 日 時 6月24日(水)10:00~17:15 会 場 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
https://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩3分
(http://www.titech.ac.jp/maps/index.html 参照)プログラム <10:00~10:05>
はじめに(東工大)谷岡明彦<10:05~11:00>
1)逆電気透析(RED)技術による海水からの発電・水素製造(山口大院創成)比嘉 充<11:00~11:50>
2)浸透圧発電の現状と今後の展望(協和機電工業)眞壁 良<12:50~13:40>
3)水素エネルギー導入の動向と燃料電池(東工大科技創研)岡崎 健<13:40~14:30>
4)全固体電池材料開発の現状と展望(東工大物質)鈴木耕太<14:30~15:20>
5)パナソニックの環境ビジョンと水素社会に向けた取り組み(パナソニック)加藤玄道<15:30~16:20>
6)リチウムイオン電池製造における溶媒回収技術(オルガノ)寺師亮輔<16:20~17:10>
7)EV用リチウムイオン電池が抱える課題を解決し、貯蔵エネルギー3倍になる「新規な電池理論」(バッテリーコンシェルジュ)佐野 茂<17:10~17:15>
閉会挨拶
参加要領 1)定員 60名 2)参加費(税込) ①企業 14,300円 ②大学・官公庁 5,500円 ③学生 2,200円 ④名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,200円 ⑤高分子と水・分離に関する研究会メンバー a)企業 11,000円 b)大学・官公庁 4,400円 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みののち、参加費を6月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)受付 受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 第42回高分子と水・分離に関する研究会講座係