本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2020年8月主催行事


⟨中止⟩ 第11回高分子若手技術講習会

主題=高分子合成とキャラクタリゼーションの実習

8月4日(火)、5日(水)の二日間で開催を予定していました「第11回高分子若手技術講習会」ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により実施できなくなり、やむなく中止といたします。「高分子の基礎と応用講座」に引き続いての中止で申し訳ありませんが、ご了解のほどよろしくお願いいたします。
<趣旨> 高分子材料は、あらゆる産業分野で基幹材料として用いられており、先端的新素材、新機能材料としての高分子材料の開発はいっそう熱を帯びています。研究と技術の幅はますます広がり、生化学・物理・薬学などさまざまな分野出身の技術者が、高分子にかかわる研究開発を行っています。このような状況から、高分子を合成した経験のない技術者が増えており、重合反応やキャラクタリゼーションの基本的実験スキルを習得したいというニーズが高まっています。
 高分子学会関西支部では、上記のようなニーズに応えるため、実験スキルを学ぶ講習会を実施しています。本講習は、「高分子の基礎と応用講座~わかりやすい高分子入門」講座と連動しており、実習を通して「講座」で学んだ知識をよりいっそう深めていただくことができます。
主 催 高分子学会関西支部
日 時 8月4日(火),5日(水)9:30~17:00
会 場

大阪府立大学 中百舌鳥キャンパス B5棟2C68、2C69室(応用化学学生実験室)(大阪府堺市中区学園町1-1)

交 通

地下鉄御堂筋線「なかもず駅」、南海高野線「中百舌鳥駅」下車、徒歩 15分
http://www.osakafu-u.ac.jp/info/campus/access/

プログラム
(2日コース)
<8月4日>重合とポリマー精製(1テーマを選択)
講義 実験を安全に行うために(安全指導)
実験(1)メタクリル酸メチルのラジカル溶液重合
実験(2)酢酸ビニルの懸濁重合
実験(3)開環重合によるポリ乳酸の合成
<8月5日>ポリマーのキャラクタリゼーション
講義 キャラクタリゼーションの測定原理
実験(4)化学構造の同定と立体規則性の定量(NMR)
実験(5)分子量と分子量分布の決定(GPC)
実験(6)ガラス転移温度の決定(DSC)
(1日コース)
<8月5日>ポリマーのキャラクタリゼーション
講義(1)キャラクタリゼーションの測定原理
講義(2)測定試料の説明・化学構造の同定と立体規則性の定量(NMR)
実験(5)分子量と分子量分布の決定(GPC)
実験(6)ガラス転移温度の決定(DSC)
○2日コースと1日コースのどちらかを選択し、申し込み時に記載してください。
○2日コースにおける初日の重合実験は選択方式とします。2日コースの受講希望者は、第1希望と第2希望の実験番号を実験(1)~(3)より選択し、申し込み時に記載してください(希望に添えない場合もあります)。
持ち物と服装 2日コースの受講者は、初日には実験衣または白衣を持参し、必ず運動靴または安全靴を着用してください。更衣室を準備しますが、クールビズにご協力ください。保護メガネ、簡易マスク、ゴム手袋等の保護具を準備します(お持ちの方はご持参ください)。また、筆記用具と計算機をご持参ください。1日コースの受講者および2日コースの受講者も2日目は、服装などに制限はありませんが、動きやすい服装でお越しください。筆記用具と計算機のみをご持参ください。
参加要領 1)定員 2日コース8名、1日コース12名(学生の方はご遠慮ください。) 2)参加費(*いずれもテキスト1部代を含む。) ①「高分子の基礎と応用講座」受講者 40,000円(2日コース)・20,000円(1日コース) ②「同講座」非受講者 50,000円(2日コース)・25,000円(1日コース) 3)申込方法 関西支部ホームページより氏名、所属、連絡先と、2日コースと1日コースの希望、2日コースの場合は、重合実験の第1希望と第2希望、およびアンケートにご記入のうえ、7月6日(月)までにお申し込みください。2日コース、1日コースとも、それぞれ定員が満たされましたら締め切らせていただきます。
申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL &FAX 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/