本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2020年9月主催行事


<online>関東高分子若手研究会 2020 ミニシンポジウム

主題=高分子の構造制御と機能開拓

<趣旨> 近年、付加価値の高い機能性高分子の開発を目指し、その構造や集合状態を自在に制御する技術の開発に注目が集まっています。分子レベルから高次構造に至るまで、さまざまな階層において、分子を配列・制御することで、これまでにない高分子の合成や、その構造に由来する機能の発現が期待されます。今回は、異なるアプローチで機能性高分子を設計・開発・展開されている3名の先生方をお招きし、ご講演いただくこととしました。基礎的な内容から機能化まで、具体的な研究例とともにご紹介いただく予定です。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 9月19日(土)13:00~18:00
会 場 オンライン開催
交 通 参加登録していただいたメールアドレスにWebアクセス方法やログイン情報等をお送りいたします。詳しくはhttps://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/をご覧ください。
プログラム
講演<13:00~18:00>
開催趣旨説明
1)『既成概念を超えた新しい精密重合系の開発』
(東工大)佐藤浩太郎
2)『結晶の構成要素を連結する巨大分子の精密合成』
(北大)小門憲太
3)『分子認識に基づく機能開拓-生体系と人工系のコラボレーション-』
(阪大)山口浩靖
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 無料。詳細はホームページ(https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/)をご確認ください。 3)申込方法 下記宛に氏名、所属、連絡先(E-mail)を記し、お申し込みください。開催日が近づきましたら、お申込みいただきましたE-mailアドレスに詳細をお送りいたします。事前参加申込の締切は9月4日(金)です。
申込・連絡先 東京工業大学物質理工学院 青木大輔
TEL 03-5734-2560
E-mail: daoki@polymer.titech.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/


20-1接着と塗装研究会

主題=バイオマス由来のプラスチック・工業材料

<趣旨> 近年、木材・穀物等の植物からさまざまなプラスチック・工業材料が作り出されており、カーボンニュートラルの考え方から、今後ますます発展を遂げることが予想されます。しかしながら、これらは単にバイオマス由来というだけではなく、新たなプラスチック・新たな工業材料として捉えられ、接着・粘着・塗装分野においてもさらに応用していけるものと考えます。
 今年度第1回目の本研究会では、バイオマス由来のプラスチック・工業材料について、この分野で活躍されている講師の方々にご講演いただきます。本研究会を通じて、新たな思想やヒントが出てくれば非常に嬉しく思います。多くのみなさまのご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 9月25日(金)13:00~16:50(受付12:40~)
会 場 東京理科大学森戸記念館 第2フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2)
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
http://www.sut.ac.jp/info/access/kagcamp.html
プログラム
<13:00~13:50>
1.高分子多糖類からの高性能バイオマスプラスチックの創製
(東大)岩田忠久
微生物やミドリムシなどが生合成する、あるいは虫歯菌酵素により試験内重合されたさまざまな高分子多糖類から、耐熱性、機械物性、光特性、接着性に優れ、射出成形や溶融紡糸も可能な熱可塑性を有する高性能なバイオマスプラスチックについて紹介する。
 
<14:00~14:50>
2.樹脂利用用途リグニンの品質管理
(森林総研)池田 努
リグニンは樹木などの植物に含まれる多様な化学構造を有する天然高分子である。このような多様性に富む素材を工業的に利用するためには、乗り越えなければならないさまざまな問題がある。今回はリグニンの樹脂利用に関する取り組みを紹介する。
 
<15:00~15:50>
3.リグニンを原料とする人工漆材料の創製
(群馬大)大田ゆかり
(京大化研)磯﨑勝弘・松田 博・縣 亮介
(京都市産業技術研)池永 誠・橘 洋一
(京大化研)中村正治
木質バイオマス成分であるリグニンは再生可能なカテコール・ピロガロール骨格資源と捉えることができる。われわれは、リグニンオリゴマーの酵素変換とそこで得られる芳香族モノマー骨格を活用した人工漆材料の開発に取り組んでいる。
 
<16:00~16:50>
4.バイオマスアクリレートの開発動向
(大阪有機化学工業)飯塚大輔
近年、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられる中、アクリレートメーカーとして現状の原料背景を踏まえつつ、バイオマス原料を使用したアクリレートの事例を紹介する。
 
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、オンライン開催を検討します。WEBにてお知らせします。
参加要領 1)定員 40名 2)参加費 ①企業 3,300円 ②大学・官公庁 2,200円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円(接着と塗装研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、9月末日までにお振込をお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 20-1接着と塗装研究会係