本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2021年5月主催行事
21-1関東支部高分子入門講座
主題=高分子を知らない技術者のための講座(その1)
<趣旨> 関東支部では高分子の知識を会得するために、高分子基礎講座、高分子アドバンスト講座、分析セミナー等の企画を実施しています。ところが昨今、大学での高分子関連の講義は減少傾向にあり、化学や物理を専門として学んだ方でも、高分子科学を深く学ぶ機会がなかった方がおられます。また、機械、電気、金属、環境、情報科学等を専攻している方々が、科学・技術者として研究・開発、設計、生産技術、生産現場等で高分子材料に初めて触れて、知識が不足していると感じられる場面もあろうかと思います。さらには、品質管理、営業、企画、戦略立案の現場でも、主要な工業材料の一つである高分子、つまり、プラスチックス、ゴムの基本的な知識があるとないとでは、仕事の質や会話力も大きく変わってくると思います。そこで、このような方々を対象として、2019年度より基礎講座よりもっとわかりやすい入門講座を開催してまいりました。入門講座では、高分子が専門でない方々にわかりやすく、高分子について理解、知識を得ることを目的としており、過去2年間に多くの方の参加をいただいております。2021年度は、5月、9月の年2回行う予定としております。講師の先生方もわかりやすい講義を準備しておりますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 関東支部 会 期 5月7日(金) 会 場 オンライン開催(接続方法などについての詳細は各申込者にメールにてご連絡します)
視聴条件:Cisco Webex eventsにて配信プログラム <10:00~12:00>
高分子とは?(広島大)高田十志和<13:00~14:45>
高分子の力学物性(東工大院)久保山敬一<15:00~16:45>
高分子の合成(横国大院)大山俊幸<16:50~17:10>
アンケート、関東支部主催の講座等の案内
参加要領 1)定員 70名程度 2)参加費(事前振込) 会員 3,000円(法人会員、協賛学会会員含む)昨年からのリピート割 2,000円(リピート割対象は2020年度の高分子入門講座第一回、第二回、第三回受講の個人) 学生 1,000円(会員、非会員問わず) 会員外 5,000円 3)振込先:三菱UFJ銀行 京橋支店(普通)1652367 公益社団法人高分子学会 関東支部長 伊藤耕三(いとうこうぞう) 4)申込方法 関東支部のホームページより、氏名、所属、連絡先(E-mail)、会員番号、協賛学会会員の場合には学会名と会員番号を明記してお申し込みください。リピート割を希望される方は受講した回(第一回受講、第二回受講、第三回受講)を記載ください。申し込み時に記載がない場合はリピート割が適用されませんのでご注意ください。※協賛学会は、申し込みのホームページを参照してください。 5)受付 参加申し込みの締め切りは4月23日(金)です。参加費の振込が確認できましたら、接続方法をメールでご連絡します。申込後のキャンセルは4月27日(火)定時(17:30)までにお願いいたします。なお、キャンセル期日を過ぎてのキャンセルは視聴の有無にかかわらず参加費を申し受けますのでご了承ください。 連絡先 高分子学会 関東支部
TEL 03-5540-3773 FAX 03-5540-3737
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp
URL:http://spsj.or.jp/branch/kanto/
21-1NMR研究会
主題=企業での材料開発を支えるNMR
<趣旨> 企業における材料開発の現場において、NMRは不可欠な「分析」手段としての役割を果たしています。NMRの測定により得られる情報は、物質の同定や構造解析のみならず、生産現場における工程および製品管理などにも広く用いられています。さらにNMRから得られる多彩な情報は分析にとどまらず、新たな分子設計・材料開発に積極的に活かすことも可能です。
今回の研究会では、NMRから得られる情報をどのようなカタチで積極的に「高分子材料開発」に活かすかという視点を重視し、企業の研究所などにおいて材料開発に直結した立場でNMRを活用されておられる先生方にご講演いただきます。NMRの特徴を踏まえた実践的な溶液NMR・固体NMRの役割について、利点や弱点を含めた議論の場としてこの研究会が活用されることを期待いたします。主 催 高分子学会 NMR研究会 協 賛 日本化学会、日本核磁気共鳴学会、日本分析化学会 日 時 5月13日(木)13:00~17:05 会 場 Webexシステムによるオンライン開催
プログラム <13:00~13:05>
開会挨拶(担当運営委員/三菱ケミカル)百瀬 陽<13:05~14:05>
1. 高分子材料開発でのNMRの利用 ~他装置との組み合わせによる解析~(三菱ガス化学)善養寺一也<14:05~15:05>
2. NMRの調理科学への応用(味の素)山口秀幸<15:05~15:20>休憩
<15:20~16:00>
3. ガラスやフッ素系材料の開発におけるNMRの活用(AGC)本間 脩<16:00~17:00>
4. 三菱ケミカルにおけるNMRの活用例(三菱ケミカル)神田泰治<17:00~17:05>
閉会挨拶(運営委員長)平野朋広
参加要領 1)定員 200名 2)参加費(税込) a)企業 5,500円 b)大学・官公庁 3,300円 c)学生 2,200円 d)名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 e)NMR研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みのうえ、参加費を5月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料はご負担くださいますようお願いいたします。当日の参加費のお支払いはご遠慮ください。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 NMR研究会係
21-1超分子研究会
主題=スマート機能性ソフトマテリアル材料
<趣旨> ソフトマテリアルであるゲルは、高分子化合物やある種の低分子化合物がネットワーク構造を形成することによって形成され、固体的であり液体的であるような性質をもちます。このようなゲルは、いたるところで使われており、その価値は計りしれません。さらに、機能性材料として、食品・化粧品・医療・医薬・電子デバイスなどへの実用化に向けた研究が多くなされています。今回の超分子研究会では、「スマート機能性ソフトマテリアル材料」と銘打ち、種々の機能性ゲルの応用展開について研究を行っている第一線でご活躍の先生方から最新の研究成果についてご講演いただきます。 主 催 高分子学会 超分子研究会 日 時 5月14日(金)13:00~16:00 協 賛 日本化学会、錯体化学会
会 場 オンライン開催(Webex Meetingsを使用)(新型コロナウイルス感染拡大防止を最優先に考え、オンライン開催といたします)
プログラム <13:00~13:05>
趣旨説明
<13:05~13:45>
1. 動的架橋を有する刺激応答性ゲルのスマート機能(関西大)宮田隆志<13:45~14:25>
2. ミクロ空間での超分子ゲル形成と機能発現(神戸大)丸山達生<14:25~14:40>休 憩
<14:40~15:20>
3. 構造制御された高分子ゲルの医療への応用展開(東大)酒井崇匡<15:20~16:00>
4. セルロース系ソフトマテリアルのボトムアップ構築(東工大)芹澤 武
参加要領 1)定員 90名 2)参加費(税込) ①企業 5,500円 ②大学・官公庁 3,300円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円 ⑤超分子研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 4)申込締切 5月7日(金)12:00 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会>振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。当日のお支払いはご遠慮ください。お振込をお願いいたします。 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 超分子研究会係
21-1有機エレクトロニクス研究会
主題=有機系・ペロブスカイト系薄膜太陽電池のメカニズムから材料・実用化
<趣旨> 有機薄膜や有機無機ペロブスカイト薄膜を用いた太陽電池は、近年急速に伸びるエネルギー変換効率と、量産に適した溶液プロセスでのセル作製技術が相まって再生可能エネルギーの有力な候補として注目を浴びており、アカデミック、企業を問わず、エレクトロニクス、材料化学、物性物理と幅広い分野の研究者の興味の対象となってきております。しかし、一般的な太陽電池の教科書ではほとんど解説されていないのが現状で、しくみを知りたいという初学者や異分野の研究者には不便を感じている方も多いようです。本研究会では、有機系・ペロブスカイト系薄膜太陽電池の基礎を学んでいただく機会として、第一線研究者による講習会を企画いたしました。それぞれの太陽電池のメカニズムについて基本から掘り下げて解説いただくとともに、ペロブスカイト系では初学者が最も頭を悩ませる構造とエネルギー準位の問題、有機系では高性能化の鍵となるドナー・アクセプタ材料の分子設計にとくに焦点を絞って解説いただきます。さらに、実用化に向けた開発動向や見通しについてのまとめを通じて、有機系・ペロブスカイト系薄膜太陽電池の全体像を捉えられるようにしております。基礎から学びたい方々、広く有機エレクトロニクスに興味のある方々のご参加をお待ちしています。 主 催 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会 日 時 5月20日(木)13:00~17:30 会 場 オンライン開催
プログラム <13:00~13:50>
1. ペロブスカイト太陽電池の基礎と効率向上指針(電通大i-PERC)早瀬修二<13:50~14:40>
2. ペロブスカイト薄膜の表面終端構造と界面電子準位(千葉大院工)吉田弘幸<14:50~15:40>
3. 高分子太陽電池の基礎と最新の展開(京大院工)大北英生<15:40~16:30>
4. 有機薄膜太陽電池:活性層材料の分子設計(阪大産研)家 裕隆<16:40~17:30>
5. 有機系・ペロブスカイト太陽電池の研究開発動向(産総研)近松真之※本研究会要旨集は、PDF配信となります。当日受付での冊子の配布はございません。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員 200名 2)参加費(税込) ①企業 3,300円 ②大学・官公庁 2,200円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円(有機エレクトロニクス研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みいただき、参加費を5月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 21-1有機エレクトロニクス研究会係