本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2022年3月主催行事


精密ネットワークポリマー研究会 第15回若手シンポジウム参加募集

<趣旨> 高分子材料の物性機能は、分子構造、分子鎖間の相互作用、階層的な高次構造、ほかの物質界面との相互作用など、多くの要素と密接な関係にあります。とりわけ、ネットワーク構造を含むポリマーは、多様で複雑な分子間相互作用を備えており、それらが諸物性に大きく影響を与えることが知られています。しかしながら、その詳細が未だ明らかになっていないことが多くあります。本シンポジウムでは、ネットワーク構造の設計と合成、種々の分子間相互作用と構造・物性の相関、機能と応用などを対象に、招待講演と一般研究発表を行います。
 精密ネットワークポリマー研究会「若手シンポジウム」は、ネットワークポリマーの合成・構造解析・物性・機能等の研究にたずさわる学生、また大学・企業の若手研究者の皆様が一堂に会し、研究発表と活発な討論の場を提供することを目的としています。積極的にご参加いただき、同じ分野で活動する同世代の皆様が情報交換する場としてご活用いただければと思います。
主 催 高分子学会 精密ネットワークポリマー研究会
日 時 3月2日(水)13:00~17:00
会 場

オンライン開催

プログラム
<13:00~14:20>招待講演(40分/件)
招待講演1.可動な架橋点を有するロタキサン架橋高分子の合成と特性
(東工大物質理工)中薗和子
招待講演2.ビニル付加機構と開環機構による異種モノマーのカチオン共重合
(阪大院理)金澤有紘
<14:30~17:00>口頭発表(発表7分+討論3分/件)
口頭1.myo-イノシトールから誘導した多官能メタクリラートのラジカル重合
(近大院総理工)西村友晴・山本慎一朗・須藤 篤
口頭2.可視光駆動型還元的カップリングにもとづくネットワークポリマーの合成
(近大院総理工)綾部俊太・田中秀弥・須藤 篤
口頭3.t-ブチルカリックス[8]アレンを基盤とした籠状化合物の合成と性質、および極端紫外線レジスト材料への応用
(関大院理工)前川紘之・工藤宏人
口頭4.側鎖にベンゾオキサジンを置換した光学活性ポリアセチレンの合成と二次構造ならびに硬化前後の不斉認識挙動の検討
1関西大化学生命工・2ENEOS)後藤誠英1・南 昌樹2・曽川洋光1・三田文雄1
口頭5.切断可能な部位を有するモノマーのin situ重合を利用した相互侵入ネットワーク型熱硬化性樹脂の合成
(横浜国大院工)塩﨑将司・大山俊幸
口頭6.低疎水性モノマーと両親媒性モノマーから作製したハイドロゲルの伸縮性評価
(奈良先端大物質)前野貴則・吉田裕安材・川谷 涼・宮路優実・網代広治
口頭7.固体NMRを用いたポリロタキサン含有エラストマーの架橋構造解析
1東大物性研・2東大院新領域・3CERI・4豊田合成)眞弓皓一1・安藤翔太2・河原聡平2・齊藤貴之3・中井孝憲4・横山英明2・伊藤耕三2
口頭8.ビス(9-フェニル-9-フルオレニル)ペルオキシドを含有する架橋高分子とそのメカノケミカル反応
1東工大物質・2相模中研)Lu Yi1・杉田 一2・巳上幸一郎2・青木大輔1・大塚英幸1
口頭9.力学応答性分子とマルチネットワーク化の組み合わせで実現する高感度なメカノクロミズムとエラストマーの強靭化
(東工大物質)渡部拓馬・青木大輔・大塚英幸
口頭10.アントラセン-マレイミド付加体型ジアミンを用いたエポキシ樹脂硬化物の作製および修復能調査
1横浜国大院工・2DIC)磯部 舜1・大山俊幸1・有田和郎2
口頭11.重合性基と結晶性高分子鎖をもつポリロタキサンの解体および再接着可能な接着材料への応用
1阪市大院工・2東大院新領域・3東大物性研)植田愛梨1・佐藤絵理子1・安藤翔太2・眞弓皓一3・伊藤耕三2
口頭12.動的架橋エラストマーの粗視化分子動力学シミュレーション
(産総研)保田侑亮・森田裕史
口頭13.UV硬化を用いた傾斜構造を有する有機-無機ハイブリッド膜の作製と性質
1東理大理工・2豊田自動織機)白井凱己1・佐々木彩乃2・佐藤咲也子2・青木大亮1・有光晃二1
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業・大学・官公庁 4,400円 ②学生 2,200円 ③名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 ④精密ネットワークポリマー研究会メンバー 3,300円 3)申込締切 2月23日(水)12時 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。当日のお支払いはご遠慮ください。お振込をお願いいたします。 6)プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 精密ネットワークポリマー研究会


2021年度東海高分子学生研究会

主題=シンプルな構造を駆使した高分子の化学的・物理的挙動の制御

<趣旨> 本会はおもに東海地区の高分子研究に携わる学生が中心となって開催する講演会です。毎年、東海地区内外の研究者の先生を講師にお招きして、その興味深い研究内容についてご講演いただいております。本年度は、「シンプルな構造を駆使した高分子の化学的・物理的挙動の制御」と題しまして、当分野でご活躍されているお二人の先生にご講演いただきます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 なお、例年では対面形式で研究会を行っておりますが、COVID-19の感染拡大が懸念される状況が依然として続いているため、オンライン形式(Zoom)で実施させていただきます。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 3月5日(土)13:30~16:00
会 場

オンライン開催(Zoom)

プログラム
<13:30~16:00>
<13:30~13:35>開催の挨拶
<13:35~14:45>講演1
「カルボニルひもで作り出す分子と機能」
(北大院工)猪熊泰英
<14:55~15:55>講演2
「リチウム塩を添加したポリメタクリル酸メチルのレオロジー特性および力学特性」
(金沢大理工)伊藤麻絵
<15:55~16:00>閉会の挨拶
参加要領 1)定員 制限なし 2)参加費 無料 3)申込締切 2月26日(土) 4)申込方法 以下に記載の申込webフォームにアクセスし、必要事項をご入力のうえ送信ボタンを押してください。ご登録いただいた方には、講演会3日前を目途にメールにて講演会への接続方法を別途お知らせいたします(万が一、講演会の前日になっても連絡が届かない場合は、大変お手数をおかけしますが問合先までご連絡ください)。 5)学生幹事:風間 茜(信州大 高坂研)、山岡賢司(三重大 鳥飼研)
問合先 三重大学大学院 工学研究科 山岡賢司
E-mail: 420d002@m.mie-u.ac.jp
申込先 https://forms.gle/5cexSrfaVSbUBCvj6


21-1グリーンケミストリー研究会

主題=プラスチックのリサイクルと今後を担う次世代ポリマー

<趣旨> 化石資源の枯渇と地球温暖化は、人類の存続を左右する喫緊の問題です。高分子学会グリーンケミストリー研究会では、これらの問題に高分子の立場から対応することを目指し、プラスチックのリサイクルや消費エネルギーの削減等に関連する講演会・シンポジウム・見学会等を行ってきました。今回の研究会では、昨今のケミカルリサイクル技術/マテリアルリサイクル技術の最新技術のご紹介を行うとともに、今後を担うべき次世代ポリマーを高分子化学の視点で多角的に議論します。さらに今年度高分子学会賞受賞案件についてもご講演いただきます。資源循環・環境と高分子に関心をおもちの多くの関係者の方々のご参加を期待します。
 また、講演会前にはWEB見学会として熊本県にありますエコポート九州の見学会を行います。
 皆様の奮ってのご参加をお願いします。
主 催 高分子学会 グリーンケミストリー研究会
協 賛 日本化学会、触媒学会、新化学技術推進協会、プラスチックリサイクル化学研究会
日 時 3月7日(月)見学会:11:00~11:50、講演会:13:00~17:10
会 場

オンライン開催(Webex Meetingsを使用)

プログラム
<11:00~11:50>【見学会】
廃プラの選別・RPFの製造の見学(エコポート九州)
(崇城大)池永和敏
<13:00~17:10>【講演会】
<13:00~13:10>開会の挨拶
(グリーンケミストリー研究会運営委員長)新井 隆
<13:10~13:55>リサイクル技術紹介①
1.プラスチックのケミカルリサイクルの新展開(仮題)
(早大)松方正彦
<13:55~14:40>リサイクル技術紹介②
2.プラスチックのマテリアルリサイクルの新展開(仮題)
(福岡大)八尾 滋
<14:40~15:20>トピックス紹介①
3.新規相溶化剤(iPP-PAA)による未来材料の創成
(金工大)附木貴行
<15:20~15:30>休憩
<15:30~16:10>トピックス紹介②
4.木質バイオマスおよびセルロースの材料への展開
(九工大)安藤義人
<16:10~17:00>トピックス紹介③(2021年度高分子学会賞受賞案件)
5.4族重合触媒を用いたポリオレフィンの高機能
(広大)塩野 毅
<17:00~17:10>閉会の辞
(グリーンケミストリー研究会副運営委員長)本九町 卓
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 5,500円 ②大学・官公庁 3,300円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円 ⑤グリーンケミストリー研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 4)申込締切 2月28日(月)12時 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。参加費はお振込をお願いいたします。 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 グリーンケミストリー研究会係


高分子のためのキャラクタリゼーションセミナー2021

<趣旨> 高分子は、生活用品やヘルスケアからエレクトロニクスまで非常に幅広く使用される材料です。一方で高分子に関する機器分析装置の進歩にともない、研究者や技術者の測定原理に対する知識や解析力が低下している現状があります。
 本セミナーでは、研究者や技術者の機器分析や試作評価の知識や解析力のスキルアップを図る目的で、基礎から応用までの幅広い実学体得の場として2017年から毎年開催しており、今回が第5回の開催となります。
 今年度は参加者の新型コロナウイルスへの感染防止対策も考え、オンライン形式(Webex使用)での開催といたします。
 著名な講師陣による基礎講座と機器や受託解析企業による技術プレゼンにより、基礎の学習機会とアプリケーションとしての実用情報までの学習機会を提供します。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 3月9日(水)9:30~17:00
会 場

オンライン開催(Webex Meetings使用)

プログラム(調整中)
<9:30~9:35>開会の挨拶
<9:35~10:10>【基礎講座】
基調講演 高分子と機器分析
(東大)伊藤耕三
<10:10~10:45>【基礎講座】
講座1 分子構造の解析
(名工大)大谷 肇
<10:45~12:05>【技術紹介】
出展者プレゼン1 分子構造解析分野
(休憩 12:05~13:00)
<13:00~13:35>【基礎講座】
講座2 高次構造の解析
(東工大)戸木田雅利
<13:35~14:35>【技術紹介】
出展者プレゼン2 高次構造解析分野
<14:35~15:10>【基礎講座】
講座3 物理特性・化学特性の評価
(東工大)鞠谷雄士
(休憩 15:10~15:20)
<15:20~16:20>【技術紹介】
出展者プレゼン3 物性評価分野
<16:20~16:55>【トピックス講座】
バイオ関連分野
(物材機構)荏原充宏
<16:55~17:00>閉会の挨拶
参加要領 1)定員 300名程度 2)参加費 1,500円(講演要旨集(PDF)込み・税込) 3)申込方法 高分子学会関東支部ホームページ(https://spsj.or.jp/branch/kanto/)から3月2日(水)までに申し込んでください。
連絡先 高分子学会 関東支部 高分子のためのキャラクタリゼーションセミナー係
TEL 03-5540-3773
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp


関東高分子若手研究会学生発表会・交流会2022

主題=交流が生みだす新しい知

<趣旨> 研究を進める上で、異分野の研究者からの(思ってもみないような!)質問やアドバイスは大変参考になります。そこで、学部・大学院の学生の皆さんの研究発表会を開催します。形式にとらわれず、いろいろな考えを自由に討論することを重視します。普段できないような質問も大歓迎です。この発表会は、研究の視野を広げるのみならず、自分の研究の面白さを再確認する絶好のチャンスになるでしょう。また、大学・企業間の交流を促進する意味で、企業R&D紹介(ショートプレゼンおよびポスター会場での企業ブース設置)を予定しております。大学・企業を問わず、多数の皆様の積極的な参加を歓迎いたします。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 3月12日(土)10:00~18:00
会 場

東京大学駒場Iキャンパス 21KOMCEE East([153-8902]東京都目黒区駒場3-8-1)
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、会場の変更・オンライン開催への変更があり得ます。

交 通

京王井の頭線 駒場東大前駅より徒歩5分(交通詳細は東京大学ホームページhttps://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map02_02.htmlをご覧ください)

プログラム
学生による口頭発表およびポスター発表を行います。口頭発表は、発表15分・質疑5分を予定しています。ただし、プログラム編成の都合で変更になる可能性もありますので、ご了承ください。企業参加者からは各社のR&Dについて、ショートプレゼンテーションおよびポスター発表会場での企業ブースにてご紹介いただく予定です。新型コロナウイルス感染症対策を充分に実施した上で、全プログラムをオンサイト・対面のみで行う予定ですが、感染症の拡大状況によっては、会場の変更またはオンライン形式への変更がありえますのでご了承ください。最新の開催情報およびプログラム詳細は、下記HPに随時掲載するとともに、お申し込みただいたメールアドレスにお送りいたします。
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①大学・官公庁・企業 3,000円 ②学生 無料 ※オンライン開催となった場合は全員無料 3)発表・参加申込方法 発表および聴講をご希望の方は、下記HP上のフォームよりお申し込みください。発表申込をされる際には、必ず事前に指導教員から承諾を得てください。詳細は申し込みフォーム記載の説明をご覧ください。 4)発表・参加申込締切 2月28日(月)、ただし定員に達し次第締め切ります。 5)【注意事項】口頭発表は大学院生(M1~D3)のみとさせていただきます。ポスター発表には学部・大学院生の制限はありません。プログラムの編成上、口頭発表からポスター発表に変更させていただく可能性があります。イベントの最後に、口頭発表賞とポスター発表賞の授賞式を行います。企業紹介および企業ブースについてご質問のある方は、下記申込先までお問い合わせください。
申込・連絡先 東京大学 生産技術研究所 中川慎太郎
TEL 03-5452-6310
E-mail: snaka@iis.u-tokyo.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/