本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2022年9月主催行事


関東高分子若手研究会 ミニシンポジウム2022

主題=πを操る・πで操る

<趣旨> われわれが呼吸により取り込んだ酸素は、ヘムと呼ばれるπ共役系分子モチーフによって身体中に運ばれます。つまりわれわれはπ共役系分子に生かされていると言っても過言ではないでしょう。現在に至るまで、実に多様なπ共役系分子の合成・機能探求が行われており、高分子の分野においても重要な一大ジャンルを形成しています。本ミニシンポジウムでは、π共役系(高)分子そのもののカタチや状態、あるいは集合の制御を通じて、新しい材料科学を開拓されている3人の先生方をお招きしご講演いただきます。全国から多くの若手研究者が参加できるよう高分子討論会直後の日程となっています。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 9月7日(水)19:00~8日(木)12:00
会 場

北海道大学札幌キャンパス 学術交流会館([060-0808]札幌市北区北8条西5丁目)
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、開催方式や会場を変更する可能性があります。
※高分子討論会最終日とその翌日に講演会を行います。その間の宿泊は参加者各自で確保をお願いいたします。

交 通

JR札幌駅下車徒歩7分。詳細は北海道大学HP(https://www.hokudai.ac.jp/bureau/property/s01/access/)をご覧ください。

プログラム
第1日=9月7日(水)19:00~20:30
「超分子ポリマーの精密合成」
(京大)杉安和憲
終了後懇親会を予定(新型コロナウイルス感染症拡大状況によって中止する可能性があります)
第2日=9月8日(木)9:00~12:00
「羽ばたく分子FLAPが躍動する高分子科学」
(京大)斎藤尚平
「ちょっとヘンな重縮合法による有機エレクトロニクス材料合成」
(山形大)東原知哉
参加要領 1)定員 25名 2)参加費 一般 3,000円 学生 無料 懇親会参加の場合、別途懇親会費をいただきます。詳細はお申し込み時にHPをご確認ください。 3)申し込み方法 関東高分子若手研究会HP(https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/)よりお願いします。 4)申込締切 8月19日(金) 5)開催日が近づきましたら、お申し込みいただきましたE-mailアドレスに詳細をお送りいたします。
連絡先

東京大学生産技術研究所 中川慎太郎
TEL 03-5452-6310
E-mail: snaka@iis.u-tokyo.ac.jp

申込先

関東高分子若手研究会
TEL 03-5452-6310
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/



22-2接着と塗装研究会

主題=接着剤・塗料と環境配慮製品への取り組み

<趣旨> 国連で採択されたSDGsにより、近年製造業における環境配慮型製品の開発が活発になってきています。自動車・建築・電気電子等あらゆる分野に製品を供給している接着剤・塗料の業界においてもそれは例外ではなく、さらなる環境パフォーマンスの良い製品の開発および提供が必須の課題となってきました。また個々の企業の取り組みだけでなく、サプライチェーン全体で環境配慮を推進する時代に突入してきたと言えます。
 今年度第2回目の本研究会では、そのようなSDGs時代の環境配慮型製品について、この分野で活躍されている講師の方々にご講演いただきます。本研究会を通じて、新たな思想やヒントが出てくれば非常に嬉しく思います。多くのみなさまのご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 9月16日(金)13:30~16:50
会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(感染状況によりオンラインに変更となります)(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110)
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
プログラム
<13:30~14:30>
1.バイオマスマークの活用
(日本有機資源協会)本多宏子
プラスチックの使用削減、バイオマスプラスチックの導入が進められる中、バイオマスを活用した商品に付与するバイオマスマークの概要、申請方法、認定までの流れ、対象商品、取得メリットなどについて紹介する。
<14:40~15:40>
2.環境配慮型粘着ラベルの開発
(リンテック)池上大輔
近年、環境配慮型粘着ラベル製品の需要が増大している。ラベル素材に対するバイオマス化、無溶剤化、脱プラスチック化などのキーワードとともに、環境配慮型製品開発の取り組みについて紹介する。
<15:50~16:50>
3.船舶塗料メーカーとしての環境対応
(日本ペイントマリン)畑中照久
ESGやSDGsが叫ばれる昨今、直接海洋環境に接する製品をもつわれわれ船舶塗料メーカーにとって環境問題は非常に大きな位置づけである。今回は、低環境負荷型船底防汚塗料や、防汚剤フリーの船底防汚塗料を開発する弊社の取り組みを紹介する。
参加要領 1)定員 50名 2)参加費(税込) ①企業 3,300円 ②大学・官公庁 2,200円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円(接着と塗装研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、9月末日までにお振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 22-2接着と塗装研究会係


2022年度第32回東海ミニシンポジウム

主題=サーキュラーエコノミーを目指すプラスチックのリサイクル技術

<趣旨> 日本におけるプラスチックのリサイクル率は約85%ですが、その約2/3をサーマルリサイクルが占めています。サーキュラーエコノミーの概念が急速に広まりつつある昨今では、プラスチックもマテリアルリサイクル、ケミカルリサイクルを通じてプラスチック材料として再利用されることが望まれるようになっています。それには、エネルギー投入の少ない効率的な方法で性能が高いリサイクル材を作り出す技術が必要となります。今回、高効率、高品位なプラスチック材料としての利用を可能にするリサイクル技術の研究、開発をリードなさっている講師の方々にご講演いただきます。
主 催 高分子学会 東海支部
協 賛 日本化学会東海支部、化学工学会東海支部、電気化学会東海支部、自動車技術会中部支部、東海化学工業会、色材協会中部支部、日本油化学会東海支部
会 期 9月29日(木)
会 場 オンライン開催(Zoomを使用)
プログラム
<10:00~11:00>
①「汎用樹脂及び難分解性エンジニアリングプラスチックのケミカルリサイクル技術の開発」
(産総研)吉田 勝
<11:05~12:05>
②「プラスチックの自己循環型マテリアルリサイクル技術」
(シャープ)福嶋容子
<13:15~14:15>
③「炭素循環を実現するプラスチックのケミカルリサイクル」
(東北大)吉岡敏明
<14:20~15:20>
④「精密熱分解による次世代型プラスチック『ポリプロピレン2.0』」
(三栄興業)佐々木大輔
<15:30~16:30>
⑤「炭酸水を用いたポリウレタンの化学原料化」
(長崎大)本九町卓
参加要領 1)定員 80名(先着順) 2)参加費 ①一般 4,000円(消費税含) ②学生 無料 なお、今回は要旨集を発行いたしません。 3)申込方法 https://docs.google.com/forms/d/1hY35gSkw-oLT-INq4OAQc47pU5y_pOVwrFNioI4_2Yk/viewform?edit_requested=trueからお申し込みください。 4)参加費 銀行振込(三井住友銀行名古屋支店普通預金口座5557774 高分子学会東海支部)でお支払いください。なお、振込手数料につきましては、申込者にてご負担ください。 5)申込締切・振込期限 9月22日(木) 6)参加登録キャンセル 9月27日(火)までに高分子学会東海支部までメールにてご連絡ください。納入していただきました参加費を返金させていただきます。なお、キャンセル期限後のキャンセルは、お受けできませんのでご了承ください。
連絡先

高分子学会東海支部 犬飼としみ
TEL 052-231-3070
E-mail: koubunshi@cstc.or.jp
豊田中央研究所 岡本浩孝
TEL 0561-71-7125
E-mail: h-okamoto@mosk.tytlabs.co.jp



第22回高分子材料研究会

<趣旨> 本研究会では、高分子の精密合成や生体分子の利用により発現する特異物性や機能性の評価に関する研究を遂行されている3名の講師により、最新の研究成果を紹介していただきます。
主 催 高分子学会中国四国支部
共 催 高分子学会
日 時 9月30日(金)13:00~16:40(予定)
会 場 オンライン開催
プログラム
<13:00~14:10>
講演1.「超分子ポリマーの精密合成」
(京大院工)杉安和憲
<14:15~15:25>
講演2.「刺激応答性らせんポリマーの合成とキラルマテリアルへの応用」
(金沢大ナノ生命研)前田勝浩
<15:30~16:40>
講演3.「生体分子の分子認識能を活用した機能性超分子材料の創製」
(阪大院理)山口浩靖
参加要領 氏名と所属[大学名(学生の場合は学年も)、会社名、機関名]を明記し、件名を「高分子材料研究会参加申込」として、9月29日までにメールにてお申し込みください。
申込・連絡先

島根大学大学院自然科学研究科環境システム専攻 山口 勲
TEL 0852-32-6421
E-mail: iyamaguchi@riko.shimane-u.ac.jp