本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2023年6月主催行事


23-1フォトニクスポリマー研究会

主題=透明ポリマーの高性能化・高機能化

<趣旨>透明ポリマーは、ディスプレイ用光学フィルム、光学レンズ、光ファイバー等の光学部材や電子情報通信関連分野で広く利用されています。これらの用途では、透明性、屈折率等、きわめて高い光学特性が要求されるとともに、さまざまな機能付与が求められています。一方では、近年、地球環境に配慮した研究開発もきわめて重要になっています。本研究会では、最新の透明ポリマーの高性能化・高機能化にスポットをあて、この分野の最前線でご活躍されている先生方をお招きしてご講演いただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会フォトニクスポリマー研究会
日 時

6月2日(金)13:25~17:00

会 場

慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース

プログラム
<13:25~13:30>ご挨拶
(慶應大)小池康博
<13:30~14:20>
1)バイオベース透明材料の創製と環境対応応用
(阪大)宇山 浩
<14:20~15:10>
2)シクロオレフィン共重合体の精密合成と高性能化・高機能化
(広島大)塩野 毅
<15:20~16:10>
3)ビニル系耐熱透明ポリマー材料の設計
(阪公大)松本章一
<16:10~17:00>
4)化学・物理・環動架橋の協奏による自在に折り曲げられる透明ポリマーの開発
(山形大)落合文吾
参加要領

1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業 5,500円 ②大学・官公庁 3,300円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円(フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みののち、参加費を6月末までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

連絡先 高分子学会 23-1フォトニクスポリマー研究会係


第186回東海高分子研究会講演会

主題=社会を動かす材料開発・評価の最前線

<趣旨>東海高分子研究会では、東海地区の学生や大学・企業で高分子に携わる研究者を対象に、年間で4回の講演会を開催しております。6月講演会では「社会を動かす材料開発・評価の最前線」と題して、企業および国立の研究所でご活躍されている3名の先生をお招きし、最新の研究成果についてご講演いただきます。普段ではなかなか情報に触れることが難しい、企業や研究所における最先端技術を含めた材料開発、ソフト材料界面の新たな評価法開発やそれらの製品化に向けた取り組み、さらには企業・研究所における研究現場の実際ややりがい、面白さなどを一度に学ぶことができる貴重な機会です。また、産・官・学の若手研究者間の交流も深めることができます。ハイブリッド開催ですので、当日現地に来られない方も是非オンラインでご参加ください。東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時

6月3日(土)13:30~17:00

会 場

名古屋大学 東山キャンパス ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー ベンチャーホールおよびZoomを用いたハイブリッド開催

プログラム
<13:30~13:35>開会の挨拶
<13:35~14:35>
講演1 「AI×材料研究~マテリアルズ・インフォマティクスを中心に~」
(東レ 化成品研究所)野村圭一郎
<14:45~15:45>
講演2 「DewettingとRewettingを介したバイオ界面の濡れ性評価」
(理研 生命機能科学研究センター)田中信行
<15:55~16:55>
講演3 「室温にガラス転移温度を有するポリオレフィンの開発と用途事例」
(三井化学 研究開発本部 高分子・複合材料研究所)植草貴行
<16:55~17:00>閉会の挨拶
参加要領 1)定員 100名(現地・オンラインそれぞれ) 2)参加費 無料 3)申込締切 5月27日(土) 4)申込方法 参加登録フォーム(https://forms.gle/pghCtGXoRuUvoXfa7 ※Googleフォームを使用しています)にて必要事項をご入力のうえ、送信ボタンを押してください。 5)幹事 佐藤知哉(産業技術総合研究所)、向井孝次(東レ)、原 光生(名古屋大学)
問合先

産業技術総合研究所 佐藤知哉
E-mail: t-sato@aist.go.jp



23-1高分子基礎物性研究会

主題=高分子物性の未来(高分子基礎物性分野若手講演会)

<趣旨>高分子は、さまざまに産業応用されている実用材料ですが、金属、無機材料、液体、気体など古くから存在する物質とは性質の異なる比較的新しい物質です。そのため、産業応用と基礎物性の理解は密接にかかわっています。基礎物性の重要性は今後も不変であると考えますが、産業応用はさらに広がる一方で、基礎物性にかかわる研究者が減少しているのが現状です。
 今回の研究会では、高分子基礎物性に関する分野でご活躍の若手の先生方をお招きし、最先端の研究について基礎からユニークな測定手法などさまざまな視点から解説していただきます。高分子物性の未来に関心のある方々のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会
日 時 6月7日(水)13:00~16:40
会 場 オンライン開催
プログラム
<13:00~13:05>開会挨拶
<13:05~13:45>
1.ポリスチレン孤立鎖における熱運動の直接観察と緩和時間マッピング
(九州大院工)盛満裕真
<13:45~14:25>
2.原子間力顕微鏡による実空間での高分子材料ナノ変形挙動とナノ応力分布の可視化
(東工大物質理工)梁 暁斌
<14:25~15:05>
3.CNT複合材料の導電性発現と成形加工
(産総研)阿多誠介
<15:15~15:55>
4.無機固体界面における高分子の構造および物性と材料機能
(産総研)犬束 学
<15:55~16:35>
5.水晶振動子を用いた高分子界面近傍の分子運動特性評価
(三重大院工)藤井義久
<16:35~16:40>閉会挨拶
参加要領

1)定員100名 2)参加費(税込) ①企業 3,300円 ②大学・官公庁 2,200円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円 ⑤高分子基礎物性研究会メンバー 無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みいただき、参加費を6月末日までにご送金ください。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

連絡先

高分子学会 23-1高分子基礎物性研究会係



第103回千葉地域活動高分子研究交流講演会

主 催 高分子学会関東支部
日 時

6月7日(水)14:00~17:20

会 場

千葉大学 西千葉キャンパス 工学部2号棟103号室([263-8522]千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33)

交 通

JR総武線 西千葉駅(北口)から徒歩5分

プログラム
<14:00~15:00>
[座長:桑折道済(千葉大)]
1.実験化学者が扱う小規模データへのマテリアルズインフォマテックス
(慶應大)緒明佑哉
<15:10~16:10>
[座長:浅見琢夫(三井化学)]
2.流動誘起結晶化を利用した構造制御
(北陸先端大)山口政之
<16:20~17:20>
[座長:木村佑希(JNC石油化学)]
3.高速通信FPC用変性ポリイミド
(東邦大)長谷川匡俊
参加要領

講演聴講は事前受付となります。申込みフォームを使われるか、氏名、所属、会員区分(参加費)を明記の上、下記連絡先にメールでお申し込みください。支払い先の情報は、お申し込み後に別途連絡します。会場に余裕がある場合は、当日受付もいたします。

参加費

①会員・法人会員企業社員・学生 無料 ②非会員 1,000円

事前受付の締切

5月31日

申込フォーム https://forms.office.com/r/RtfF8TAx3J
連絡先

日本大学生産工学部応用分子化学科 山田和典
[275-7585]千葉県習志野市泉町1-2-1
TEL 047-474-2571
E-mail: yamada.kazunori@nihon-u.ac.jp



23-1水素・燃料電池材料研究会

主題=マテリアルズ・インフォマティクスを用いたエネルギー材料開発の最前線

<趣旨>マテリアルズ・インフォマティクス(MI)とは、統計分析などの機械学習を含む情報科学を活用した効率的な材料開発を図る分野や技術のことであり、世界各国でMIへの取り組みが加速しています。MIでは情報科学の技術を駆使することで、目標性能を満たす材料を効率的に探索し、研究者の勘に頼る要素を減らすことで開発時間を短縮できると期待されています。このような背景の下、燃料電池技術に関する最近の進歩を関連分野も含めMIの観点から議論する研究会を開催いたします。本分野でご活躍されている講師をお招きし、最新の研究内容をご紹介いただくとともに活発な議論を行いたいと考えております。多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会
日 時

6月9日(金)13:00~17:10

場 所

上智大学四谷キャンパス(東京都千代田区紀尾井町7-1)

交 通

JR中央線、東京メトロ丸ノ内線・南北線/四ッ谷駅 麹町口・赤坂口から徒歩5分
https://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/access/campus/

プログラム
<13:00~14:00>
1.スパースモデリングによるマテリアルズインフォマティクスと少数材料データ解析への展開
(筑波大)五十嵐康彦
<14:00~15:00>
2.小規模データをもとにしたマテリアルズインフォマティクスによるエネルギー関連材料の探索と高性能化
(慶應大)緒明佑哉
<15:10~16:10>
3.有機材料の階層構造の解析に向けた実験系インフォマティクスの取り組み
(東工大)畠山 歓
<16:10~17:10>
4.燃料電池用電解質膜を舞台にした機能性ポリマーインフォマティクスの開拓
(九州大)加藤幸一郎
参加要領 1)定員 100名 2)参加資格 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会メンバー 3)参加費 無料 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 5)その他 水素・燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方は、http://main.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdfにて入会手続き後、お申し込みください。
連絡先 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会係


23-1接着と塗装研究会

主題=粘着テープ・フィルムの最新技術

<趣旨>粘着テープや粘着フィルムは、電気電子、自動車、環境、建材、ライフサイエンス、ラベル、梱包などわれわれの身の回りのありとあらゆる分野で使用されています。これらの分野にとって粘着テープやフィルムは決して主役ではありませんが、重要な構成部材の一つです。また各分野の技術革新に呼応する形で、そこに使用される粘着テープ・フィルムも日々進化しています。
 今年度第1回目の本研究会では、粘着テープやフィルムの最新技術について、この分野で活躍されている講師の方々にご講演いただきます。本研究会を通じて、新たな思想やヒントが出てくれば非常に嬉しく思います。多くのみなさまのご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 6月9日(金)13:30~16:50
会 場

東京理科大学森戸記念館第一フォーラム

プログラム
<13:30~14:30>
1.窓用透明日射調光フィルム
(ジェイトップライン)鯨井正見
太陽高度の高い夏の太陽光は遮り、太陽高度の低い冬の太陽光は室内に取り入れることができる視認性の高い窓用透明日射調光フィルムについて解説する。
窓ガラスに貼ることで、冷暖房負荷が低減され、冬に発生する結露の成長も抑制できる。
<14:40~15:40>
2.パイオラン™テープ 高機能製品の開発事例紹介
(ダイヤテックス)田辺洋平
合成樹脂の扁平長繊維「フラットヤーン」の織物からなる弊社粘着テープ「パイオラン™テープ」は、経緯のフラットヤーンとラミネート層からなる基材と粘着層の3層の機能の組み合わせによってさまざまな特性を発現している。
今回はおもに基材の高機能化を中心としたパイオラン™テープシリーズの開発事例を紹介する。
<15:50~16:50>
3.最新トレンドを捉えた内装・外装仕上げ材装飾フィルム
(スリーエムジャパンプロダクツ)齋藤公二
デザインは、建物にとって重要な要素であると同時に、予算や法的規制、環境対応などの重要な指標も満たす必要がある。デザイン性と機能性に優れたフィルムは、空間を一変させ、新しくユニークな環境を作り出すことが可能である。
最新のトレンドを捉えた内装・外装仕上げ材装飾フィルムについて紹介する。
参加要領

1)定員 50名 2)参加費(税込) ①企業 3,300円 ②大学・官公庁 2,200円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円(接着と塗装研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、6月末日までにお振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

連絡先

高分子学会 23-1接着と塗装研究会係



第68回茨城地区活動講演会

主題=精密重合による高分子合成

<趣旨>目的に応じた高分子材料を望みどおりに合成するには高分子の分子量や分子構造を精密に制御できる重合法が鍵となります。本講演会では、精密重合による高分子の開発について著名な先生方にご講演いただきます。
日 時

6月16日(金)14:00~17:00

会 場

オンライン開催

プログラム
<14:00>開会の挨拶
<14:05~15:05>
(埼玉大院理工)中田憲男
<15:05~16:05>
(相模中央化学研究所)脇岡正幸
<16:05~17:05>
(神奈川大工)横澤 勉
<17:05>閉会の挨拶
<17:30~18:30>懇親会
参加要領

1)定員 最大200名 2)参加費 ①会員・法人会員企業社員・学生 無料 ②非会員 1,000円 【関東支部の口座にお振込ください:ゆうちょ銀行一三八支店(普通)1427914公益社団法人 高分子学会 関東支部 シャ)コウブンシガッカイ カントウシブ 3)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、オンライン会議用E-mailアドレス、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)を明記の上、E-mailでお申し込みください。 4)申込締切 6月9日(金)

連絡・申込先

茨城大学工学部 福元博基
[316-8511]茨城県日立市中成沢町4-12-1
E-mail: hiroki.fukumoto.chem@vc.ibaraki.ac.jp



23-1関東支部高分子入門講座

主題=高分子に初めて触れる技術者のための講座

<趣旨>関東支部では、高分子の知識を習得する場として、高分子基礎講座、高分子アドバンスト講座、分析セミナー等を開催してきました。一方で昨今、大学での高分子関連の講義は減少傾向にあり、異分野出身の方だけでなく、関連の専攻を卒業された方も、いざ仕事で高分子材料に触れてみると知識不足を実感されることもあるのではないでしょうか。近年、高分子はカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー等の観点からも工業材料としての重要性がますます高まっており、高分子の基礎知識を涵養することは、ご自身の職種や専門によらず仕事の質や会話力の向上にも有用であると思われます。そこで関東支部では、2019年度より基礎講座よりもっとわかりやすい「入門講座」を開催しています。入門講座は、高分子が専門でない方々にも高分子について理解、知識を得ていただくことを目的としており、これまで多くの参加者から好評をいただいています。2023年度は2回の開催を予定しており、今回はその1回目です。講師の先生方にわかりやすい講義を準備いただいておりますので、皆様の積極的なご参加をよろしくお願いいたします。
主 催 高分子学会関東支部
日 時

6月19日(月)13:00~16:50

会 場

東京大学生産技術研究所 大会議室An棟3F大会議室([153-8505]東京都目黒区駒場4-6-1)+オンライン(Webex)ハイブリッド開催

交 通

小田急線・東京メトロ千代田線/代々木上原駅より徒歩12分。京王井の頭線/池ノ上駅から徒歩10分。(交通詳細は東京大学ホームページhttp://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/をご覧ください)。オンライン参加の方法は参加登録していただいたメールアドレスにお送りします。

プログラム
<13:00~14:30>
高分子とは?
(早大)西出宏之
<14:40~15:40>
高分子の合成
(東農大)中野幸司
<15:50~16:50>
高分子の物性
(東工大)中嶋 健
参加要領 1)定員 対面50名+オンライン50名 2)参加費 (事前振込)①会員 2,500円(法人会員含む) ②昨年からのリピート参加 1,500円(リピート割引対象は2022年度の高分子入門講座受講の個人) ③学生 1,000円(会員、非会員問わず) ④会員外 4,000円 3)振込先:ゆうちょ銀行一三八支店 (普通) 1427914 公益社団法人高分子学会 関東支部 シャ)コウブンシガッカイ カントウシブ 4)関東支部のホームページよりお申し込みください。氏名、所属、連絡先(E-mail)、会員番号、希望の参加方式(対面またはオンライン)、リピート割を希望される方は受講した回を記載ください。申し込み時に記載がない場合はリピート割が適用されませんのでご注意ください。 5)受付 参加申し込みと参加費支払の締切は6月5日(月)です。申し込み後のキャンセルは6月12日(月)17:30までにお願いいたします。期日を過ぎてのキャンセルは参加・視聴の有無にかかわらず参加費を申し受けますのでご了承ください。開催日が近づきましたら、お申し込みいただきましたE-mailアドレスに詳細をお送りいたします。
申込・連絡先

高分子学会関東支部
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp
TEL 03-5540-3773
URL:http://spsj.or.jp/branch/kanto/



第41回高分子表面研究会基礎講座

主題=表面をつくる・みる・つかう

<趣旨> 高分子表面・界面はバルクと大きく異なる構造および物性を有しており、機能性を有する表面・界面を「つくる」こと、その化学状態や高次構造を「みる」こと、さらに複合材料設計や接着といった産業分野で「つかう」ことが非常に重要です。本講座では、それぞれの分野の第一線でご活躍の5名の講師の方々をお招きし、理論や基礎原理から最先端技術までわかりやすく講義していただきます。また、講座終了後には講師を囲んだ質問コーナーに加え、高分子表面・界面に関心をもたれる皆様に自由に議論していただけるよう、交流会も用意しております。多数の皆様の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子表面研究会
協 賛 日本表面真空学会、日本分析化学会、日本化学会、日本接着学会、日本表面科学会、繊維学会
日 時 6月23日(金)9:55~18:00
会 場

東京理科大学 森戸記念館第一フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-3260-4271)

交 通

JR総武線、地下鉄有楽町線・東西線・南北線 飯田橋駅下車 徒歩10分、都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅 徒歩10分

プログラム
<9:55~10:00>開会の挨拶
基礎講座
<10:00~11:00>
1.「高分子表面・界面の基礎」
(阪工大)藤井秀司
高分子表面・界面の基礎である、ぬれ、表面・界面張力について、それらの評価方法を含めて解説する。また、高分子表面・界面の構造と性質、それに関連した重要な現象である接着・粘着現象の発現メカニズムについて概説する。
<11:00~12:00>
2.「高分子表面・界面をみる分析・評価①:振動分光法と電子分光法」
(東レリサーチセンター)松田和大
高分子表面・界面を分光学的に観る手段として代表的な赤外分光法(FT-IR)などの振動分光法とX線光電子分光法(XPS)を中心に、実用的な各種高分子材料の分析について実例を交えながら基礎から応用までを解説する。また、これら分光法の最新の技術動向についても時間が可能な限り触れる予定である。
<13:00~14:00>
3.「高分子表面・界面をみる分析・評価②:TOF-SIMSとSPM」
(旭化成)藤本洋子
ナノメートルオーダーの極表面の評価手法の中で、面内の空間分解能にも優れる、TOF-SIMSおよびSPMという二つの手法について、基礎から実材料への応用までを述べる。クラスターイオンビームによる深さ方向分析や、局所ナノ物性評価、ナノ領域の化学状態解析の現状についても実例を交えながら解説する。
<14:00~15:00>
4.「高分子表面・界面をみる分析・評価③:量子ビームを用いた構造解析」
(原子力機構)青木裕之
高分子材料は界面においてバルクと異なる性質を示すことが知られている。この界面の影響は複合材料などにおいてはバルク全体の物性をも左右することがある。そのため、材料の表面・界面において高分子がどのような構造をとり、どのような動的特性を示すかを理解することは材料開発にとって重要となっている。本講座ではレーザー・X線・中性子といった多彩な量子ビームをプローブとして用いた界面物性解析について概説する。
特別講座
<15:10~16:40>
5.「界面をみて・つかう」
(九州大)田中敬二
高分子表面の凝集状態ならびに物性をバルク状態にある高分子からの外挿で議論することは危険である。高分子表面は考え方の本質を議論するにはきわめて重要であるが、機能発現の場としてそのまま使用する機会は必ずしも多くない。高分子と液体の界面が形成される際、その液体は必然的に高分子に対する非溶媒となる。高分子自己集合体が液相に分散したような場合も界面は存在する。また、高分子と異種固体界面に関しては、非平衡性の高い状態で分子鎖が凍結されるため、キャラクタリゼーションの難しさに加え、その解釈も複雑である。一方で、その重要性はフィラー含有高分子複合材料や薄層デバイスの設計と関連して高まっている。本講演では、演者らの研究成果を通して、高分子界面を観ることの重要性について議論したい。
<16:40~17:10>質問コーナー
<17:10~17:55>交流会
<17:55~18:00>閉会の挨拶
参加要領

1)定員 100名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 2)参加費(税込) ①企業 14,300円 ②大学・官公庁 5,500円 ③学生 2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 ⑤高分子表面研究会メンバー a)企業 11,000円 b)大学・官公庁 4,400円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。請求書は受理通知のURLをクリックしてください。 4)申込期限 6月16日(金)12:00 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。要旨集は申し込みいただいた際の住所宛に、事前に送付いたします。期日後にお申込みいただいた場合は、開催日までに要旨集が間に合わない場合がございますので、ご了承ください。

連絡先

高分子学会 第41回高分子表面研究会基礎講座係



関東高分子若手研究会2023春の講演会

主題=生体とつながる高分子

<趣旨>われわれのカラダは、タンパク質・糖質・脂質・核酸など「高分子」によって構成されています。これら生体高分子は、高分子同士の相互作用によって複雑な機能を発現します。そのため、生体に纏わる高分子の科学を解明・模倣・利用することで、医療分野を始めとした人間社会へ多大な貢献が期待されます。
 今回は、生体に纏わる高分子について、基礎から臨床応用まで種々の領域において最先端の研究を展開されている3名の著名な先生方を講師としてお招きし、講演会を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時

6月24日(土)13:00~18:00

会 場

東京大学駒場Iキャンパス
([153-0041]東京都目黒区駒場3-8-1)
KOMCEE West B1レクチャーホール+オンライン(Webex)ハイブリッド開催
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては、会場の変更・オンラインのみ開催への変更があり得ます。

交 通

京王井の頭線 駒場東大前駅より徒歩10分(交通詳細は東京大学ホームページhttps://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map02_02.htmlをご覧ください)。オンライン参加の方法は参加登録していただいたメールアドレスにお送りします。

プログラム
1.「相分離生物学の基礎としてのタンパク質の凝集や相分離」
(筑波大)白木賢太郎
2.「細胞膜を人工的に造る:バイオセンシングから分子ロボットまで」
(農工大)川野竜司
3.「医療機器のBench-to-Bedside:正面突破か抜け道か」
(国循セ)山岡哲二
参加要領

1)定員 対面70名+オンライン100名 2)参加費 ①一般 3,000円 ②学生 無料 3)申込方法 関東高分子若手研究会HP(https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/)よりお願いします。 4)申込締切 6月16日(金)開催日が近づきましたら、お申し込みいただきましたE-mailアドレスに詳細をお送りいたします。

連絡先

東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻 片島拓弥
TEL 03-5841-1876
E-mail: katashima@g.ecc.u-tokyo.ac.jp



23-1高分子ナノテクノロジー研究会

主題=積層構造制御による高性能化

<趣旨>高分子材料を高性能化する手段の一つとして、積層構造を作成し制御する、いわゆる「ミルフィーユ構造」が注目されています。今回このミルフィーユ構造の材料科学に貢献する専門家をお招きし、幅広く議論すべく本研究会を企画しました。また、オンラインでの開催となりますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
会 期

6月27日(火)

会 場

オンライン開催(Webex Meetings)

プログラム
<9:30~11:00>
1.高分子・金属・無機材料のミルフィーユ構造制御と高強度化
(東大)阿部英司
<11:00~12:00>
2.大型成形加工法による積層構造制御と高性能化
(山形大)伊藤浩志
<13:00~14:00>
3.積層構造制御による高機能材料の創製
(東北大)藪 浩
<14:00~15:00>
4.ブロック共重合体の積層構造制御
(工繊大)櫻井伸一
<15:10~16:10>
5.高強度化が発現される積層構造の計算機シミュレーション
(防衛大)萩田克美
<16:10~17:10>
6.結晶性高分子の積層構造制御と高強度化
(東農大)斎藤 拓
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 5,500円 ②大学・官公庁 3,300円 ③学生 2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込み後、参加費用をお振込ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。請求書は受理通知のURLをクリックしてください。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 23-1高分子ナノテクノロジー研究会係


第96回武蔵野地区高分子懇話会

主題=鉄道分野における材料開発

<趣旨>鉄道は昨年、開業150周年を迎えました。開業当初に約30 km/hであった列車の最高速度は現在、300 km/hを超えるまでになっています。これは、材料面における研究開発が担った部分も多くあります。また、近年では、SDGsに代表されるように、環境分野への関心が高まっています。鉄道はほかの交通機関と比較して運行中に発生するCO2の量が少ないなど、環境にやさしい乗り物として注目されており、安全性を向上させた上で、今後もさらなる長寿命化、高性能化、効率化が求められています。
 鉄道総合技術研究所(鉄道総研)では、現在、このようなニーズに応えるべく、関連するさまざまな分野で研究開発に取り組んでいます。本懇話会では、それらの研究開発の中でも、鉄道分野における材料開発に関連した最新の研究について紹介いたします。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月30日(金)13:30~16:30
会 場

オンライン開催(Zoom)

開催担当

(公財)鉄道総合技術研究所

プログラム
<13:30~13:40>
鉄道総研の紹介
(鉄道総研)間々田祥吾
<13:40~14:20>
鉄道分野での高分子材料に関するこれまでの取組みと今後の方向性
(鉄道総研)半坂征則
<14:20~15:00>
鉄道車両用ゴム材料を利用したセンシング技術
(鉄道総研)間々田祥吾
<15:00~15:10>休憩
<15:10~15:50>
沿線騒音低減に向けた吸音材の性能向上と防音壁への適用効果
(鉄道総研)佐藤大悟
<15:50~16:30>
リチウムイオン電池の鉄道車両への搭載技術と劣化評価技術の開発状況
(鉄道総研)田口義晃
参加要領

1)定員 100名 2)参加費 無料 3)申込方法 氏名・所属を明記の上、E-mailでお申し込みください。 4)申込締切 6月23日(金)17:00 講演会場となるURLアドレスは参加申込者に電子メールでお知らせいたします。
※状況により一部実施あるいは延期・中止の可能性がございます。

連絡・申込先

(公財)鉄道総合技術研究所 間々田祥吾
TEL 042-573-7339 FAX 042-573-7354
E-mail: mamada.shogo.17@rtri.or.jp