本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2023年12月主催行事


2023年度若手社員のための高分子基礎講座

<趣旨>高分子関連の業務に携わる若手研究者の方々を対象とした「若手社員のための高分子基礎講座」を開催します。この基礎講座は、新入社員のみならず新たに高分子関連分野の業務を担当される方々にも広くご参加いただけるよう企画しています。今年度は、2泊3日の合宿形式で開催します。
 「高分子とはどのような物性をもち、どのように合成するのか」から始まり、その機能、用途、製造法、成形法、評価、製品開発の基礎的なポイントを解き明かしていく構成で、学生時代に高分子を専攻されなかった方々にも、高分子の重要事項を系統的に学習いただける内容となっています。さらに、個々のトピックスとして、高分子の配向、形状、バイオ、成型加工、環境、などの分野における高分子開発の最新動向なども盛り込みました。高分子研究、開発の第一線でご活躍の先生方をお迎えし、対面形式で学ぶ3日間は大変貴重な機会となります。各講義日には、講師の先生と少人数のグループでディスカッションを行う場も設けています。講師と直接話すことで、講義内容のさらなる理解のみならず、日頃感じているさまざまな疑問の解決の手助けとなるでしょう。奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
会 期

12月4日(月)~6日(水)

会 場

リフレフォーラム(都営地下鉄 東大島駅 徒歩6分)
https://www.refre-f.com/access.html

形 式

2泊3日の合宿形式(受講生は原則会場に宿泊)

プログラム
第1日=12月4日(月)
<12:30~12:40>開会の挨拶
<12:40~13:50>
高分子材料とは
(東大)伊藤耕三
<14:00~15:10>
高分子の構造物性-特に熱的・磁気的特性を中心に
(都立大)山登正文
<15:20~16:30>
高分子合成の基礎1-逐次重合を中心に
(神奈川大)亀山 敦
<16:40~17:50>
高分子合成の基礎2-連鎖重合を中心に
(東工大)佐藤浩太郎
<18:00~19:00>
グループディスカッション(伊藤、山登、亀山、佐藤)
<19:30~>受講生と講師の交流会
第2日=12月5日(火)
<7:00~8:00>朝食
<8:20~8:30>朝の挨拶
<8:30~9:40>
高分子微粒子・ゲル微粒子の基礎
(千葉大)桑折道済
<9:50~10:25>
フルオロポリマー・フルオロゴムの基礎
(お茶大)矢島知子
<10:25~11:00>
ポリオレフィンの基礎と展開事例
(三井化学)植草貴行
<11:10~11:55>
グループディスカッション(桑折、矢島、植草)
<12:00~13:00>昼食
<13:00~14:00>参加者の自己紹介
<14:10~14:45>
廃棄プラスチックを肥料に変換するリサイクルシステム
(千葉大)青木大輔
<14:45~15:20>
食を中心とした多糖類の科学
(宇都宮大)金野尚武
<15:30~16:40>
世界はバイオポリマーにあふれている
(川崎市産業振興財団)安田知一
<16:50~18:00>
高分子の配向制御と高機能化
(群馬大)上原宏樹
<18:10~19:10>
グループディスカッション(青木、金野、安田、上原)
<19:30~>夕食
第3日=12月6日(水)
<7:00~8:00>朝食
<8:00~8:10>朝の挨拶
<8:10~9:20>
反応性高分子による高分子製品の高性能・高機能化
(住化カラー)眞田 隆
<9:30~10:40>
21世紀の社会環境が求めるもの:GSC、機能性にポリマー科学はどう対応すべきか?
(三菱ケミカル)清水史彦
<10:50~12:00>
成形加工における構造形成の基礎
(東工大)鞠谷雄士
<12:00~13:00>昼食
<13:00~13:45>
グループディスカッション(眞田、清水、鞠谷)
<14:00~14:10>アンケート回収、閉会の挨拶、解散
参加要領 1)定員 36名(先着順、定員になり次第締切) 2)参加費 75,000円(税込:聴講費、教材費、宿泊・食費を含む)注)2022年度から2023年度現在までに高分子入門講座もしくは高分子基礎講座(いずれも高分子学会関東支部主催)に参加実績のある方は、参加費を70,000円に割引いたします(リピート割) 3)申込方法 高分子学会関東支部HPを参照 4)申込およびキャンセルの締切 11月6日(月)(期日を過ぎてのキャンセルは参加の有無にかかわらず参加費を申し受けますのでご了承ください) 5)その他 演題・講演者・講演順は変更になる場合があります。
連絡先

高分子学会 関東支部 2023年度若手社員のための高分子基礎講座係
TEL 03-5540-3773 FAX 03-5540-3737
E-mail: kantoshibu@spsj.or.jp