本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2023年12月主催行事


令和5年度高分子学会北陸支部若手研究会

<趣旨>高分子学会北陸支部では、毎年高分子にかかわる若手の交流と研究の活性化を目的に若手研究会を開催しています。本年度は、第一線でご活躍されている若手の先生を2名お招きし、最近の研究についてご講演いただくとともに、対面での学生を中心としたポスター発表会を企画しております。ポスターセッションでは、優れた若手発表者にポスター賞の授与を予定しております。若手、ベテラン問わず皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会北陸支部
会 期

12月2日(土)

会 場

石川県地場産業振興センター本館(石川県金沢市鞍月2-1)

交 通

タクシーでお越しの場合、JR金沢駅金沢港口(西口)から約10分。北鉄バスでお越しの場合、JR金沢駅金沢港口(西口)6番乗り場から「工業試験場」行きに乗車「工業試験場」下車、または「金沢港クルーズターミナル」行きに乗車「金沢西高校」下車約20分。駐車台数に限りがあります。路線バスなどの公共輸送機関をご利用ください。

プログラム
<12:15>受付開始
<13:00~13:05>挨拶
<13:05~13:35>招待講演
「らせん高分子の精密合成と機能性材料への応用」
(金沢大)西村達也
<13:35~14:05>招待講演
「高分子鎖の凝集構造と運動性が関与する表面および界面での機能」
(福井大)平田豊章
<14:15~15:45>ポスター発表
<17:20~17:30>ポスター賞表彰式
参加申込締切 11月3日(金)
発表申込方法 ①氏名(ふりがな) ②所属(勤務先または学校名) ③役職または学年 ④連絡先(電話番号・E-mailアドレス) ⑤ポスター発表の有無(発表希望者は「題目」「著者名」も併せてお送りください) ⑥ポスター賞応募の有無を記入のうえ、E-mailにてお申し込みください。Subject欄に「北陸支部高分子若手研究会申込」と明記ください。
参加登録・参加費 一般500円 学生500円(プログラム集代として。当日払い)
研究発表申込・連絡先 金沢工業大学バイオ・化学部応用化学科 谷田育宏
E-mail: tanida@neptune.kanazawa-it.ac.jp
TEL076-274-7948
その他

諸事情によってプログラムを変更する場合もありますので、必ず高分子学会北陸支部ホームページのご確認をよろしくお願いいたします。



第72回高分子学会北陸支部研究発表会

<趣旨>第72回高分子学会北陸支部研究発表会を石川県地場産業振興センターにおいて、対面で開催いたします。多数の研究発表の申し込みとご参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会北陸支部
会 期 12月2日(土),3日(日)
会 場 石川県地場産業振興センター本館(石川県金沢市鞍月2-1)
交 通 タクシーでお越しの場合、JR金沢駅金沢港口(西口)から約10分。北鉄バスでお越しの場合、JR金沢駅金沢港口(西口)6番乗り場から「工業試験場」行きに乗車「工業試験場」下車、または「金沢港クルーズターミナル」行きに乗車「金沢西高校」下車約20分。駐車台数に限りがあります。路線バスなどの公共輸送機関をご利用ください。
発表募集・テーマ・分野
三つの部門があります。[1]高分子化学 [2]高分子構造・高分子物理 [3]高分子機能
発表形式・発表時間
口頭発表(質疑応答を含め15分、液晶プロジェクター使用、PCは持参、発表件数が多い場合には一部ポスター発表へ変更をお願いする場合があります。)
プログラム
特別講演 12月2日(土)
<15:50~16:20>地域産業振興賞表彰式・受賞講演
<16:20~17:20>
「持続可能社会構築のための高分子材料と技術」
(長岡技大)小林高臣
一般講演 12月3日(日)
研究発表申込期間(締切) 11月2日(木) 電子メール必着
発表申込方法 電子メール(Subject欄に「北陸支部研究発表会申込」と明記)。
1.必ず講演1件ごとに電子メールでお申し込みください。
2.(1)講演題目 (2)所属(略称) (3)研究者名(ふりがな、講演者に○印) (4)発表部門 (5)連絡先(電話番号、電子メールアドレス) (6)高分子学会北陸支部優秀研究賞の応募(する・しない、いずれかを明記)
3.発表申し込みを受信後に「要旨原稿執筆について」と題した電子メールを送信します。その中の執筆要領に従って要旨を作成してください。「高分子学会北陸支部優秀研究賞」への応募要領もその中に含まれています。
高分子学会北陸支部優秀研究賞 北陸支部優秀研究賞は、北陸支部研究発表会の「高分子化学部門」と「高分子構造・高分子物理部門」と「高分子機能部門」において優秀な研究発表を行った学生に授与します。同賞の表彰規定、候補者の募集、実施細目および申請書について発表申込への返信に記します。多くの学生研究者の応募を期待しています。
予稿原稿形式・締切 A4判1ページ、11月9日(木) 電子メール(PDFファイル)必着(Subject欄に「北陸支部研究発表会要旨原稿」と明記)。
参加要領 メールで申し込みください。
Subject欄に「北陸支部研究発表会 参加予約申込」と明記し、以下の項目を記載ください。(1)参加者氏名 (2)参加者種別(一般、学生を明記) (3)所属 (4)連絡先(電話番号、電子メールアドレス)
参加登録費 一般1,000円 学生1,000円(要旨集代として。当日払い)
研究発表申込・予稿原稿提出・連絡先 金沢工業大学バイオ・化学部 応用化学科 吉村 治
E-mail: osamu@neptune.kanazawa-it.ac.jp
TEL076-274-8265(直通)
その他 諸事情によってプログラムを変更する場合もありますので、必ず高分子学会北陸支部ホームページのご確認をよろしくお願いいたします。


第32回関西若手高分子セミナー@積水化学工業株式会社

主題=高分子材料と界面

<趣旨>高分子学会関西支部では、高分子科学の次世代を担う学生および若手の研究者・技術者にホットな話題を提供し、意見交換を行っていただく場として、2006年より関西高分子若手セミナーを開催しています。第32回セミナーでは、「高分子材料と界面」と題し、高分子合成から高分子材料の設計・機能発現まで、さまざまな界面制御の取り組みについて4名の先生方にご講演いただきます。本セミナーが、皆様の今後の研究や開発の一助となれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関西支部
日 時 12月4日(月)13:00~17:00
会 場 積水化学工業(株) 水無瀬イノベーションセンター アクアマリン(大阪府三島郡島本町百山2-1)
https://www.sekisuichemical-hppc.com/mic/open_innovation/
交 通 ・JR東海道本線(京都線)「島本」駅西口下車、北東へ徒歩約8分。
・阪急京都線「水無瀬」駅北口より北西へ徒歩14分。
プログラム
挨拶
<13:00~13:10>
(高分子学会関西支部支部長・京工繊大院工芸)中 建介
講演
<13:10~13:50>
1.「フッ素樹脂にも強固に接着可能な粘着テープ」
(積水化学工業)緒方雄大
<13:50~14:30>
2.「両親媒性高分子の自己組織化と界面制御:精密ミセルと微細ミクロ相分離材料」
(京大)寺島崇矢
<14:30~15:10>
3.「血液適合性マテリアルの開発と実用化」
(東洋紡)梶井文彦
<15:10~15:50>
4.「界面剥離により解体可能な硬化型接着材料」
(大阪公立大)佐藤絵理子
見学会
<16:00~17:00>
積水化学工業(株)水無瀬イノベーションセンター
参加要領 1)参加費 無料 2)定員 100名 3)申込締切日 11月20日(月) 4)申込方法 氏名、所属、連絡先を明記の上、E-mailまたは関西支部ホームページよりお申し込みください。
・見学会(定員約30名)ご希望の方は、申込時に「見学希望」と記載ください。
お申し込み多数の場合は、学生の方優先、先着順とさせていただきます。
申込先 高分子学会関西支部
[604-0857]京都市中京区烏丸通二条上ル蒔絵屋町267烏丸二条ビル3階
TEL080-6769-7933
E-mail: kansai@spsj.or.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/


第9回神奈川地区講演会

主題=最新の高分子分析技術

主 催 高分子学会関東支部
会 期 12月8日(金)
会 場 横浜国立大学 教育文化ホール
([240-8501]神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-1)
https://www.ynu.ac.jp/society/lifelong/culture_hall/map.html
(感染状況などによりましてはオンラインに変更する可能性がありますことお含みおきください。また、懇親会などに関しましては、参加登録者の皆様に近づきましたらご案内申し上げます)。
プログラム
<12:50~13:00>開会あいさつと連絡
<13:00~13:40>招待講演
「高分子フィルムの湾曲解析技術」
(東工大)宍戸 厚
<13:40~14:20>招待講演
「自動車軽量化のための最新計測技術」
(日産自動車)法月悠輔
<14:30~16:00>一般・学生発表(ポスター)
<16:10~16:50>招待講演
「塗料用高分子の分析技術 ~NMRによるダイナミクスの解析とSECによる分子量測定~」
(関西ペイント)桑原和弘
<16:50~17:30>招待講演
「単分子電子顕微鏡観察で紐解く分子科学」
(物材機構)原野幸治
参加要領 1)定員 100名程度(先着順) 2)参加費 無料 3)参加申込 以下の申し込みフォームからお申し込みください。https://forms.office.com/r/C4ACw1BAke(高分子学会関東支部HPからもアクセスできます)
申込締切 11月24日(金)
発表募集 一般・学生発表(ポスター)を希望される参加者は、申し込みフォームで「発表する」を選択し、発表タイトルを記入して、参加申込を行ってください。予稿投稿用のURLをお送りしますので、12月1日(金)までにA4サイズ1枚の予稿をPDFファイルでご提出ください。当日のポスターは、縦長のA0サイズ以内で作成してください。画鋲などは準備します。
参加申込・一般発表申込の問合先 岡村陽介(東海大学)
E-mail: y.okamura@tokai-u.jp
当日連絡先 神奈川地区代表幹事 冨田育義(東京工業大学)
E-mail: tomita@cap.mac.titech.ac.jp


高分子学会NMR研究会 第1回高分子学会NMRシンポジウム<参加募集>

<趣旨>NMR法は構造解析や分子運動解析にその威力を発揮し、高分子材料の基礎から応用開発研究まで必須の機器分析法として活躍しています。これまでNMR研究会は年2回、さまざまなテーマのもと、大学や企業の研究者の方々にさまざまな講演を依頼する形で開催してきました。しかしながら、NMR研究にたずさわる学生、また大学・企業の若手研究者の皆様が発表し議論する機会が少ないことから、研究発表と活発な討論の場を提供することを目的として、第1回高分子学会NMRシンポジウムを開催することになりました。NMRを用いた構造解析や分子運動解析、機能相関、NMR手法などNMRに関する幅広い内容について活発な討論を期待しております。積極的なご参加をお願いいたします。
主 催 高分子学会 NMR研究会
会 期 12月19日(火)
会 場 三菱ケミカル(株) Science & Innovation Center 大会議室(横浜市青葉区鴨志田町1000)
https://www.m-chemical.co.jp/company/mcc-location/rd01.html
交 通 東急田園都市線青葉台駅よりタクシーで約5分
東急田園都市線青葉台駅よりバス約10分
東急バス(青61)「日体大」行にて、「田奈高校前」下車
プログラム
一般研究発表15分(研究発表10分・討論5分)、特別講演50分(質疑応答含)
優秀発表者賞あり(対象者:令和5年4月1日現在で35歳以下の研究者および学生)
<10:20~>
開会の挨拶
(日本電子)矢澤宏次
<10:30~11:30>
1. 固体NMRによる高分子材料の水素結合状態の解析
(積水化学工業)稲田誠亮・日下康成
2. 連鎖分布の異なる共重合体の合成と2D-COS法を用いた固体-溶液2次元NMR解析
(積水化学工業)日下康成
(積水化学工業・徳島大院理工)妹尾美咲
(徳島大院理工)平野朋広・右手浩一
3. 磁場配向を応用したトリプレットDNP
(森林総研)久住亮介
(阪大ヒューマン・メタバース)香川晃徳
(京大院理)武田和行
(阪大QIQB)根来 誠
4. NMRを活用した食品研究
(味の素)山口秀幸
<昼休憩 11:30~12:45>
<12:45~14:00>
5. かさ高い亜鉛酸アート錯体を開始剤とするメタクリル酸メチルのアニオン重合~末端近傍の構造解析~
(徳島大院理工)渡邉雅吉・平野朋広・右手浩一・押村美幸
6. NMRスペクトルの多変量解析によるターポリマーを含む三元コポリマーブレンドのブレンドパラメータ解析
(徳島大院理工・日本エイアンドエル)上池亮太
(徳島大院理工)平野朋広・右手浩一
7. 800 MHz 1H DOSYによるEPDMのキャラクタリーゼーション
(徳島大院理工)徳田規紘
(積水化学工業)日下康成
(京大化研)梶 弘典・長谷川 健
(徳島大院理工)平野朋広・右手浩一
8. 高分子の構造解析に向けた二次元NMR手法の選択の検討
(カネカテクノリサーチ)谷川竜一
9. マニアックだけど役立つかもしれない各種HMBC手法のポリマー試料への適用
(日本電子)吉田恵一・内海博明
<休憩 14:00~14:15>
<14:15~15:15>
10. ホップ蔓由来セルロースナノファイバーへのフルオロアルキルシラン修飾による撥水性評価及び固体NMR構造解析
(横浜国大院理)山田浩平・金井典子・川村 出
11. ポリイオンコンプレックス-PEG複合化ポリマーにおける相溶性の解析
(花王)堀合理子・石田明子・川本康一・去川友梨
12. ギ酸を溶媒としたフィブロインフィルムの固体NMR構造解析と物性相関
(福井大)山田美空・鈴木 悠
13. 針状強磁性体を用いたex-situ固体NMRによる高分子薄膜材料のイメージング法の開発
(群馬大院理工)河端夏輝・浅川直紀
<休憩 15:15~15:30>
<15:30~16:20>
特別講演 三菱ケミカルにおける有機・高分子材料の化学構造解析
(三菱ケミカル)百瀬 陽
<16:20~16:40>
発表者賞表彰
閉会の挨拶
(NMR研究会委員長・帝人)菅沼こと
参加要領 1)参加費 a)企業・大学・官公庁3,300円 b)学生、名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円 c)NMR研究会メンバー2,200円 2)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料はご負担くださいますようお願いいたします。当日の参加費のお支払いはご遠慮ください。
連絡先 高分子学会NMR研究会 第1回高分子学会NMRシンポジウム係


23-2有機エレクトロニクス研究会

主題=有機EL -どうする!?有機EL-

<趣旨>有機ELは、確固たるシェアを築いたスマートフォン市場に続き、テレビ市場においてもシェアの拡大期、つまり普及期に突入してきました。しかしながら、当初日本が有機ELディスプレイの実用化を牽引したにもかかわらず、現在では国内メーカーは有機ELディスプレイ生産から撤退、もしくは衰退の危機にあります。一方、国内では多くの研究者、技術者により、新たな材料、デバイス構造、製造装置などが精力的に研究開発され、とくに有機ELディスプレイを構成する有機EL材料や、バンク材料などの周辺材料は日本が支える産業構造となっています。
 そこで今回は、有機ELの黎明期から学術界で材料や新奇デバイス構造の創出、駆動原理の解明にご尽力された先生方や、産業界でディスプレイの量産に携わってこられた研究者の方々を講師としてお招きし、これまで日本が果たした業績や、将来に向けた研究開発・産業化に対するヒントなどをご講演いただきます。この分野に興味のある方の多数のご参加を、お待ちしております。
主 催 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会
日 時 12月19日(火)13:00~17:30
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館ディジタル多目的ホール
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・大井町線「大岡山駅」徒歩5分
http://www.dst.titech.ac.jp/outline/facility/hall.html
プログラム
<13:00~14:00>
1. OLEDにおけるCT相互作用の重要性と高性能化 -35年間の材料・デバイス開発を振り返って-
(九州大)安達千波矢
<14:00~14:40>
2. 高分子型有機EL材料の開発を振り返って
(阪大)大西敏博
<15:00~15:40>
3. ソニーでの有機EL事業化からの学びと今後への期待
(UBIリサーチ)占部哲夫
<15:40~16:20>
4. AMOLEDの事業化に携わって
(有機電子技研)浜田裕次
<16:30~17:30>
5. 壁紙掛けテレビを目指して35年:有機EL今昔物語
(山形大)城戸淳二
※本研究会要旨集は、PDF配信となります。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員130名 2)参加費(税込) ①企業3,300円 ②大学・官公庁2,200円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円(有機エレクトロニクス研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みいただき、参加費を12月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 23-2有機エレクトロニクス研究会係


2023年度高分子基礎物性研究会・高分子計算機科学研究会 合同討論会

<趣旨>持続可能かつ安全安心で豊かな生活の実現のために、高分子材料にはこれまで以上に高機能化、高性能化が求められています。そのため、新規に開発された高分子材料の構造と物性の関連を明らかにし、それら機能・性能の発現メカニズムを理解する必要があります。しかし、新規な高分子材料の多くは、マルチコンポーネント化され、構造も複雑化しているために、それら現象の理解には、従前に培われた高分子の基礎的な学理に加えて、最新の計測技術や理論・シミュレーションなどとの連携が不可欠です。そこで、実験、理論、計算機科学など、さまざまなバックグラウンドを有する研究者が最近の成果をもち寄り、議論することにより、今後の高分子材料の研究開発における多分野連携の発展に結びつくことを期待しております。今年度は、久し振りに対面での開催を予定しておりますので、多くの方にご参加いただき、活発なご議論、交流をお楽しみいただけますと幸いです。
主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会・高分子計算機科学研究会
会 期 12月21日(木),22日(金)
会 場 三重大学三翠ホール小ホール
(三重県津市栗真町屋町1577)
交 通 近鉄名古屋線「江戸橋駅」より徒歩15分
プログラム
一般発表時間15分・討論4分・交代1分
12月21日(木)
<9:50~10:00>開会挨拶
<10:00~11:00>
1.ポリビニルアルコールの溶液中における局所形態
(京大院工)島田次郎・井田大地
2.Sphingomonas trueperiによって分解されたキサンタンの構造解析
(静岡大院工)高橋佑衣乃・久野航裕・新谷政己・松田靖弘
3.屈曲性高分子の吸着における鎖の剛直性の効果
(放送大)佐藤尚弘
<11:00~11:20>休憩
<11:20~12:20>
4.時間分解小角X線散乱測定によるイオン架橋PDMSエラストマーの伸長下における内部構造変化の観察
(岐阜大工)三輪洋平
(岐阜大院自然科技)大矢健人
(岐阜大工)橋本 慧
(高エネ研)高木秀彰
(岐阜大工)沓水祥一
5.動的架橋点を有するエラストマーのダイナミクス
(阪大院理)浦川 理・平井誠吾・須田拓人・井上正志
6.DPDシミュレーションによるタイヤゴム素材の解析
(立教大理)太刀野雄介・土居英男
(立教大理・JSOL)奥脇弘次
(ブリヂストン)佐藤弘一
(立教大理・東大生研)望月祐志
<12:20~14:00>昼休み
<14:00~15:00>
7.Revolutionizing Plastic Recycling: Unveiling Insights through Dynamic Molecular Simulations
(Fukuoka Univ.)Mohammed Althaf Hussain
(Yamaguchi Univ.)Takashi Yamamoto
(Fukuoka Univ.)Shigeru Yao
8.原子間力顕微鏡によるナノスケール応力計測
(東工大物質理工学院)梁 暁斌・中嶋 健
9.高分子表面分子運動のタッピングモードAFMによる直接評価
(山形大工)小池仰輝・柏谷雄斗
(山形大名誉)熊木治郎
<15:00~15:20>休憩
<15:20~16:50>ポスターセッション
(obligation time:奇数番号=15:20~16:05、偶数番号=16:05~16:50)
P1.ポリ乳酸ゲルの作製温度が物性と形成過程に及ぼす影響
(静大院工)田村海斗
(静大工)西依茉里奈
(静大院工)松田靖弘
P2.三元ブロック共重合体の重合誘起自己組織化によるゲル形成のメカニズムの解明
(名大院工)山中理久・鳴瀧彩絵・高橋倫太郎
P3.蛍光色素分子で標識したギャップ損傷DNAの分子動力学シミュレーション
(京都工繊大院)橋 拓実ティモシー
(京都工繊大)藤原 進
(京都工繊大院)水口朋子
(QST)米谷佳晃・鹿園直哉・赤松 憲
(NIFS)中村浩章
P4.重縮合のように自己集合するシリカナノ粒子
(名大工)大石龍喜
(名大院工)鳴瀧彩絵・高橋倫太郎
P5.ポリエチルオキサゾリンが形成する高分子間会合体の尿素やpHによる会合挙動
(静岡大院工)松田有未・恵美皓斗
(九大先導研)小椎尾 謙
(静岡大院工)松田靖弘
P6.溶媒誘起結晶化を利用したナノ多孔ポリエーテルスルホンの創製
(物材機構)佐光貞樹
P7.自己支持型ポリスチレンにおける力学物性の膜厚依存性
(三重大院工)横井菜月・藤井義久・鳥飼直也
P8.表面性状の異なる粒子を混合添加したポリスチレンコンポジットのレオロジー特性制御
(三重大院工)福浦桃奈・藤井義久・鳥飼直也
P9.イオン液体中での重合誘起自己組織化によるミクロ相分離
(名大工)柴田生吹
(名大院工)鳴瀧彩絵・高橋倫太郎
P10.分子シミュレーションによるPHBHの結晶化に関する研究
(カネカ)小田 望
(兵庫県立大院情)岡本隆一・鷲津仁志
P11.界面に吸着したポリメタクリル酸アルキルの分子鎖凝集状態と摩擦特性
(三重大院工)吉田脩人・藤井義久・鳥飼直也
P12.分子量の異なるポリスチレンブレンドが形成する物理吸着層の成分分布および同種高分子薄膜との界面構造評価
(三重大院工)尾崎元幸・藤井義久・鳥飼直也
P13.蛍光色素分子で標識した脱塩基損傷DNAの分子動力学シミュレーション
(京工繊大)増本晃太朗・藤原 進・水口朋子
(量子研)米谷佳晃・鹿園直哉・赤松 憲
(名大)中村浩章
P14.ナノ触診原子間力顕微鏡を用いた動的架橋熱可塑性エラストマーの伸長に伴うミクロ応力分布と構造変化の解析
(東工大物質)小島岳登・伊藤万喜子・梁 暁斌・中嶋 健
<17:00~18:30> ミキサー
12月22日(金)
<10:00~11:00>
10.溶媒が弱い物理架橋剤として働く高分子溶液・ゲルの構造と粘弾性
(名大院工)高橋倫太郎・青樹昂汰・鳴瀧彩絵
11.ホスト-ゲスト錯体を用いた可逆性架橋ゲルの自己修復性と粘弾性
(阪大院理)山岡賢司
(ユシロ化学工業)大﨑基史
(阪大院理)以倉崚平
(ユシロ化学工業)白川瑛規・高橋和也・高橋宏明
(阪大院理)高島義徳
12.多糖誘導体水溶液の相分離挙動
(阪大院理)寺尾 憲・中田裕万
<11:00~11:20>休憩
<11:20~12:20>
13.ポリ乳酸の立体規則性の乱れが分子鎖形態に及ぼす効果
(山形大工)菊地守也
(山形大院有機)植田佳世・川口正剛
14.SEC分析における未解決問題
(山形大工)菊地守也
(山形大院有機)川口正剛
15.環状および線状高分子単位からなる分子構造の明確な高分子類の合成と精密キャラクタリゼーション
(名大院工)井田彪吾・伊藤正浩・高野敦志
<12:20~14:00>昼休み
<14:00~15:00>
16.リン脂質二分子膜の膜内部構造と膜間相互作用に対する散乱解析
(信州大繊維)鈴木陽太
(日光ケミカルズ)小倉 卓
(信州大繊維)佐藤高彰
17.ラメラゲル安定化エマルションの界面構造に関する新知見と誘電不活性水層の形成
(信州大繊維)佐藤高彰
(クラシエホームプロダクツ)日置毬乃・中川泰治
18.水/多価アルコールを分散媒とするフュームドシリカ懸濁液のせん断増粘
(三重大工)伊藤巧樹
(三重大院工)中西健太・藤井義久・鳥飼直也
<15:00~15:20>休憩
<15:20~16:20>
19.対称なABCBD型ペンタブロック共重合体からなるホモキラリティなGyroid構造
(高エネ研)鈴木次郎
(名大院工)高野敦志
(豊田理研)松下裕秀
20.ABCトリブロック共重合体ブレンドからのDouble Primitive構造の構築と3次元構造解析
(名大院工)北原綾音
(名大未来研)樋口公孝
(高エネ機構)鈴木次郎
(名大院工)高野敦志
(豊田理研)松下裕秀
21.ABACテトラブロック共重合体におけるホモポリマーブレンドによるらせん状ミクロ相分離構造のモルフォロジー制御
(名大院工)草野杏佳・織戸 烈
(名大未来研)樋口公孝
(高エネ機構)鈴木次郎
(名大院工)高野敦志
(豊田理研)松下裕秀
<16:20~16:30>閉会挨拶
参加要領 1)定員 100名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 2)参加費(税込) ①企業・大学・官公庁7,700円 ②学生3,300円 ③名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員3,300円 ④高分子基礎物性研究会、高分子計算機科学研究会メンバー5,500円 3)ミキサー費 1,500円 21日夕方にミキサーを予定しております。 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みいただき、参加費を12月末日までにご送金ください。当日の支払いは不可。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。
連絡先 高分子学会 2023年度高分子学会高分子基礎物性・高分子計算機科学研究会係


2023接着と塗装研究会講座

主題=粘接着の新技術・新製品

<趣旨>粘着剤や接着剤は日々改良が進み、これまで検討してこなかった新材料、新コンセプト等、さまざまなアプローチが隠されています。本年度の講座は日本接着学会と共催とし、粘着、接着に関連する新技術・新製品に携わっている先生方に各種最新動向についてご講演いただきます。当講座でさらなる研究開発や製品応用へのヒントが得られれば非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会、一般社団法人 日本接着学会
日 時 12月22日(金)11:00~17:00
会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL03-5228-8110)
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩5分
プログラム
<11:00~11:10>
高分子学会「接着と塗装研究会」および日本接着学会の紹介
<11:15~12:00>
1.接着性と解体性を両立する易解体性接着材料の開発
(大阪公立大院)松本章一
易解体性接着では、接着性能を損なわずに必要なときに解体機能が発現することが求められる。本講演では、まず熱や光応答性接着材料や易解体性接着技術の最近の開発動向を概観した後に、講演者らが開発した使用時の熱安定性と解体時の迅速応答を両立できる接着材料を紹介する。
<13:15~14:00>
2.フィルム型接着剤WelQuickの特徴と用途展開
(レゾナック)高橋信行
接着剤はその接着力だけでなく、取り扱い方法、ライフ、可使時間、硬化時間などの簡便性もユーザーにとって重要である。本講演では、異種材料を簡便にかつ強力に接着する、フィルム型接着剤「WelQuick」の特徴と用途例を紹介する。
<14:05~14:50>
3.フッ素樹脂と金属の直接接合技術について
(ヒロテック)和鹿公則
レーザを用いたフッ素樹脂と金属の直接接合技術と、これを可能とする表面処理技術および、本技術の原理解明に関する共同研究概要。また、レーザ以外の熱源を用いた接合法の研究に関する現況と、フッ素樹脂と金属の直接接合による製品適用事例について紹介する。
<15:00~15:45>
4.環境配慮型接着剤の開発動向
(ナガセケムテックス)植田哲平
昨今のカーボンニュートラルに対するニーズの高まりを背景に、ナガセケムテックスでは、そのニーズと顧客の課題解決に応えるべく、環境に配慮した高機能接着剤の開発を進めている。本講演では、弊社取組みの一部を紹介する。
<15:50~16:35>
5.バイオマスアクリレートの開発動向(2023年)
(大阪有機化学工業)飯塚大輔
近年、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げられる中、バイオマス原料を用いたアクリレートのニーズが高まっている。本講演では、アクリル酸、ならびにアクリレートのバイオマス化の現状について紹介する。
<16:50~17:50>
懇親会(同会場・部屋が変わる場合があります)
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業22,000円 ②大学・官公庁8,800円 ③学生2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円(接着と塗装研究会メンバー a)企業11,000円 b)大学・官公庁4,400円) 3)懇親会費 2,000円(参加費と併せてお振込ください) 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、12月末日までにお振込みをお願いいたします。当日の支払いは不可。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 2023接着と塗装研究会講座係