本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2024年6月主催行事


関東高分子若手研究会 2024春の講演会

主題=分解性高分子材料の新技術

<趣旨>高強度かつ軽量で加工が容易な高分子材料は人類社会に欠かせない存在です。しかし、高い安定性により長期にわたり自然環境に残留する点などが課題とされています。近年、海洋プラスチック問題が大きく取り上げられるようになり、高分子材料における分解性制御への関心はますます高まっています。高分子材料を合成し、利用し、そして分解するために、我々ができることは何でしょうか? 今回はその課題に取り組み、新技術の開発に向けて研究されている三名の先生方をお招きし、講演会を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 6月15日(土)13:00~18:00
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス([152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1)西9号館 コラボレーションルーム+オンライン(Webex)ハイブリッド開催
交 通 東急目黒線、東急大井町線 大岡山駅より徒歩5分(交通詳細は東京工業大学ホームページhttps://www.titech.ac.jp/0/mapsをご覧ください)。オンライン参加の方法は参加登録していただいたメールアドレスにお送りします。
プログラム
1.「安定樹脂のケミカルリサイクルを拓くスーパーエンプラの解重合」
(産総研)南 安規
2.「ビトリマーコンセプトの遊び方と注意点」
(名工大)林 幹大
3.「生分解性ポリエステルの分解メカニズム解明に向けた取り組み」
(理研)阿部英喜
(講演会後に別途懇親会を開催する)
参加要領 1)定員 対面80名+オンライン30名 2)参加費 一般3,000円 学生無料 3)申し込み方法 関東高分子若手研究会HP(https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/)よりお願いします。 4)申込締切 6月10日(月)ただし定員に達し次第締め切ります。 5)その他 開催日が近づきましたら、お申し込みいただきましたE-mailアドレスに詳細をお送りいたします。
連絡先 東京大学 大学院総合文化研究科広域科学専攻 正井 宏
TEL 03-5454-6727
E-mail: cmasai.h@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/


第98回武蔵野地区高分子懇話会

主題=持続可能性を追求するためのゴム/エラストマー技術の基礎と最新動向

<趣旨>ゴム/エラストマーは、我々の社会や日常生活に欠かせない材料であり、将来的には市場規模がさらに拡大していくと予想されています。同時に、社会全体がネイチャーポジティブな方向に進む中でSDGs2030やカーボンニュートラル2050が注目されており、ゴム/エラストマー材料においてもよりいっそうの長寿命化、再利用、そして再資源化が求められています。ただし、それらの実現に向けてはほかの材料領域と比較して未だ課題が多く、技術革新が必要です。
 本懇話会ではゴム/エラストマー材料の基礎知識に触れつつ、化学架橋/分解を利用したサステナブルエラストマー技術の最新研究事例、ならびに材料特性を明らかにするための先端分析技術について、本分野で先駆的な研究を進める著名な先生方からの講演を予定しています。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月20日(木)13:20~17:10
会 場 (株)ブリヂストン 技術センター(東京都小平市)
交 通 西武国分寺線/西武拝島線 小川駅東口より徒歩約5分
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/outline/map/
プログラム
<13:20~14:00>
天然ゴムの製造方法、性能と品質
(ブリヂストン)近藤 肇
<14:00~14:40>
結合の開裂・交換を利用した架橋ポリマーの再成形・融合・機能化
(東工大)大塚英幸
<14:40~14:50>休憩
<14:50~15:30>
原子間力顕微鏡を用いた高分子ナノメカニクスの最新の話題
(東工大)中嶋 健
<15:40~17:10>見学ツアー
オープンイノベーションハブ、イノベーションギャラリー(旧Today館)
<17:20~18:30>交流会
(BI棟カフェテリア)
参加要領 1)定員 80名 2)参加費 無料 3)懇親会参加費 一般4,000円 学生2,000円(当日徴収) 4)申込方法 ①氏名、②所属、③電話番号、④E-mailアドレス、⑤懇親会参加の有無 以上を明記のうえ、6月12日(水)までに以下の連絡先へお申し込みください(所属によっては個別にご参加いただけない場合もございます)。
申込・連絡先 斉藤宏幸(ブリヂストン)
E-mail: hiroyuki.saito1@bridgestone.com
伊藤芳孝(ブリヂストン)
E-mail: yoshitaka.ito@bridgestone.com


24-1水素・燃料電池材料研究会

主題=カーボンニュートラルに貢献する高分子材料

<趣旨> 2050年にカーボンニュートラルを達成するためには、省エネルギー化とエネルギー効率の向上を進めるとともに、再生可能エネルギーの導入拡大やクリーンエネルギーである水素を最大限に活用することが不可欠となってきます。こうした中、高分子材料はカーボンニュートラル実現のための重要な役割を担っています。たとえば、グリーン水素製造や水素燃料電池など、クリーンエネルギーを製造・利用するための技術には電解質膜が用いられています。また、CO2の分離・回収やリサイクル可能なプラスチック材料など、ライフサイクル全体でのCO2排出・環境負荷を考慮した技術開発が進められています。本講座では、このようなカーボンニュートラルに貢献する高分子材料に焦点を当て、講師の先生方をお招きし、アカデミアからは水素関連技術で用いられる電解質膜の研究について、産業界からはCO2排出削減や環境負荷低減に向けた取り組みについて、ご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会
日 時

6月21日(金)13:00~17:10

会 場

上智大学四谷キャンパス 中央図書館(L号館) 9階L-921会議室

プログラム
<13:00~14:00>
1.三菱ケミカルにおけるSDGs貢献に向けた生分解性樹脂の研究開発(仮題)
(三菱ケミカル)楠野篤志
<14:00~15:00>
2.アニオン交換膜型水電解用電解質材料の設計開発
(東工大)宮西将史
<15:10~16:10>
3.アニオン交換薄膜の含水とイオン伝導性
(北陸先端大)長尾祐樹
<16:10~17:10>
4.アニオン伝導性高分子のイオン輸送解析と応用展開
(都立大)田中 学
参加要領 1)定員 60名 2)参加資格 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会メンバー 3)参加費 無料 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加証を送付いたします。 5)その他 水素・燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方は、http://main.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdfにて入会手続き後、お申し込みください。
連絡先 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会係


第70回茨城地区活動講演会

主題=高分子で拓くWell-Being

<趣旨> 本講演会では「高分子で拓くWell-Being」をテーマに、私たちの生活を豊かにする新たな高分子材料の研究開発を行っている3名の先生方にご講演いただきます。また、NIMSにて新設された「高分子・バイオ材料研究センター」の見学ツアーなども企画しております。
主 催 高分子学会関東支部
日 時

6月21日(金)13:00~17:30

会 場 (国研)物質・材料研究機構 千現キャンパス(茨城県つくば市千現1-2-1)
https://www.nims.go.jp/nims/office/tsukuba_sengen.html
交 通 つくばエクスプレス(つくば駅より徒歩約15分、もしくは定期便バスなど)
プログラム
<13:10>開会のあいさつ
<13:10~14:10>
1)「サーキュラーエコノミーに貢献する環動高分子」
(東大/NIMS)伊藤耕三
<14:10~15:10>
2)「設計自在な“ボロノレクチン”技術で拓くWell-Being」
(東京医科歯科大)松元 亮
<15:20~16:20>
3)「π共役および生体高分子マイクロ構造体の形成と光機能・バイオ応用」
(筑波大)山本洋平
<16:20>閉会の挨拶
<16:30~17:00>NIMS見学
参加要領 1)定員 現地参加最大100名 2)参加費 ①会員・法人会員企業社員・学生無料 ②非会員1,000円【関東支部の口座にお振込ください:ゆうちょ銀行一三八支店(普通)1427914公益社団法人 高分子学会 関東支部 シャ)コウブンシガッカイ カントウシブ】 3)申込方法 氏名、勤務先、連絡先、オンライン会議用E-mailアドレス、種別(個人会員、法人会員、学生、非会員の別)を明記の上、E-mailでお申し込みください。 4)申込締切 6月7日(金)
申込・連絡先 (国研)物質・材料研究機構 高分子・バイオ材料研究センター 
荏原充宏(えばらみつひろ)
[305-0044]茨城県つくば市並木1-1
TEL 029-860-4775
E-mail: EBARA.Mitsuhiro@nims.go.jp


24-1接着と塗装研究会

主題=接着と塗装に関する最新の法規制

<趣旨> 化学系企業にとって、化学物質の法規制遵守と適切な管理は事業運営に必須であり、また競争力にも影響する重要項目です。規制基準がますます厳しくなる現状で、その法規制の動向を体系的に捉えることで企業環境の安全性を高め、事故防止に役立つものと考えております。
 3年前に開催した法規制に関する講演から変更になった部分も踏まえて、最新事情について研究会を企画しました。化学物質に関する法令に詳しい著名な3名の先生方に、最新の法規制の概要・動向についてご講演をしていただきます。最新の法規制および対応方法をご認識いただければ非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします 。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時

6月21日(金)13:30~16:50

会 場

東京理科大学森戸記念館第一フォーラム

交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
https://www.rs.tus.ac.jp/jsmpem22/access_morito.pdf
プログラム
<13:30~14:30>
1.食品包装用樹脂のPL制度化と企業の対応・留意点
(西包装専士事務所)西 秀樹
日本は、2020年に漸く樹脂のPL制度を導入したが、早くも2023年末にPLは改正され、施行は2025年6月である。一方、接着剤や印刷インク等の基準は、業界のNLのみであるが、接着剤は米国、印刷インキはスイスがPLを制定している。本講では、国内外のPL制度の仕組みと進捗状況、および企業の対応・留意点を紹介する。
<14:40~15:40>
2.化審法の概要と企業がとるべき対応(新規化学物質届出を中心に)
(三菱ケミカルリサーチ)三野美都里
化学物質の審査および製造等の規制に関する法律(化審法)は、化学物質を扱う企業にとって、重要な法律となっている。化審法の概要を説明するとともに、高分子化合物を事例として新規化学物質の届出対応について紹介する。
<15:50~16:50>
3.労働安全衛生法政省令改正に基づく職場における自律的な化学物質管理への対応
(労働安全衛生総合研究所)奈良志ほり
本年4月の労働安全衛生法政省令改正の完全施行により、事業者が職場で使う化学物質については自律的な管理を基本とする仕組みに変わった。本講演では、政省令改正の概要と事業者に求められている対応について説明する。
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業3,300円 ②大学・官公庁2,200円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円(接着と塗装研究会メンバー無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、6月末日までにお振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先

高分子学会 24-1接着と塗装研究会係



24-1フォトニクスポリマー研究会

主題=フォトニクスを支えるポリマー材料

<趣旨> 当研究会では、フォトニクスポリマーおよび光技術関連分野のさらなる発展のために、産官学および業種を超えた情報交換・相互交流の場の提供を目的として活動し、幅広い分野の先生方から最先端の材料や技術を紹介していただく研究会を開催しています。
 今回は、フォトニクスを支えるポリマー材料にスポットを当ててプログラムを組みました。屈折率や複屈折率などの光学物性をいかに制御するかについての最新技術に関してご講演いただきます。今後の材料開発領域の発展のための議論の足掛かりとしたいと考えております。
 多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会
日 時

6月26日(水)13:25~17:00

会 場

慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペース

プログラム
<13:25~13:30>
ご挨拶
(慶應大)小池康博
<13:30~14:20>
1)超高屈折率ポリマー
(早大)小柳津研一
<14:20~15:10>
2)分子配向性光配向材料のデバイス応用とその場複屈折率制御
(兵庫県立大)川月喜弘
<15:20~16:10>
3)高周波(10~330 GHz)とテラヘルツ領域(1~10 THz)における芳香族ポリイミドの誘電・光学特性
(東工大)安藤慎治
<16:10~17:00>
4)屈折率特性の常識を破った低複屈折ポリマーの発明~特殊ポリカーボネートの分子設計とレンズ加工
(三菱ガス化学)加藤宣之
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業5,500円 ②大学・官公庁3,300円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円(フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面にてお申し込みののち、参加費を6月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)受付 受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先

高分子学会 フォトニクスポリマー研究会係



第105回千葉地域活動高分子研究交流講演会

主 催 高分子学会関東支部
日 時

6月28日(金)13:30~16:50

会 場

千葉工業大学 津田沼キャンパス 6号館5階 656講義室

交 通 JR総武線・総武快速線 津田沼駅より徒歩3分、または、新京成線新津田沼駅より徒歩5分(キャンパス内の地図は、https://www.it-chiba.ac.jp/institute/campus/tsudanuma/を参照ください)。
プログラム
(1)13:30~14:30[座長:河原一文(旭化成)]
精密ゲル科学とゲルの医療応用
(東大)酒井崇匡
(2)14:40~15:40[座長:桑折道済(千葉大)]
電子顕微鏡による有機・高分子の分子レベルイメージング
(NIMS)原野幸治
(3)15:50~16:50[座長:寺本直純(千葉工大)]
光反応性高分子を用いたマイクロアレイ・バイオチップの多項目検査システムへの応用
(理研/アール・ナノバイオ)伊藤嘉浩
参加要領 1)講演聴講は事前受付となります。申込フォームを使われるか、氏名、所属、会員区分(参加費)を明記の上、下記連絡先にメールでお申し込みください。支払い先の情報は、お申し込み後に別途連絡します。会場に余裕がある場合は、当日受付もいたします。 2)参加費 ①会員・法人会員企業社員・学生無料 ②非会員1,000円 3)事前受付の締切 6月12日
申込先 Microsoft Forms:https://forms.office.com/r/GJvf6QJkAB
連絡先 千葉工業大学工学部応用化学科 寺本直純
[275-0016]千葉県習志野津田沼2-17-1
TEL 047-478-0406
E-mail: teramoto.naozumi@it-chiba.ac.jp