本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2024年11月主催行事
第43回無機高分子研究討論会
<趣旨>多彩な分野において期待されている高度な性能や機能を発現する複合材料には、無機高分子や無機元素を含む素材により構成されているものが多く、今後ますます無機高分子を軸とした超高性能および超高機能な次世代材料の開発が注目されることは明らかです。本研究会では、毎年、無機高分子に関連する学術研究討論会を企画し、大学、企業、各種研究機関で行われている無機高分子の基礎から応用に関する研究成果の発表と情報交換の場を設けています。今回も無機高分子の合成、構造と機能、応用に関する幅広い内容について討論を計画しております。積極的なご参加をお願いいたします。 主 催 高分子学会 無機高分子研究会 協 賛 (予定)応用物理学会、ケイ素化学協会、材料技術研究協会、色材協会、繊維学会、日本化学会、日本接着学会、日本セラミックス協会、日本ゼオライト学会、日本バイオマテリアル学会、日本ゾル-ゲル学会 会 期 11月7日(木),8日(金) 会 場 東京理科大学神楽坂キャンパス 森戸記念館 第1フォーラム プログラム 【一般研究発表15分(研究発表10分・討論4分・交代1分)、基調講演30分(質疑応答含)】
第1日 (11月7日(木))
<9:30~10:30>[座長 平井智康]
1)液晶性前駆体と無機平板粒子の複合化による剛直ポリイミドの垂直配向制御(東工大物質理工)○大山数起・原 昇平・安藤慎治・石毛亮平2)ポリイミドとPDMSからなるブロック共重合体が示す優れた靭性・特異な低熱膨張性とそのドメイン構造解析(1東工大物質理工・2山形大院有機・3JSR)○百瀬敦都1・安藤慎治1・石毛亮平1・松田直樹2・東原知哉2・丸山洋一郎3・藤冨晋太郎33)シリコーン-ポリエチレングリコールマルチブロック共重合体の創製およびCO2分離膜への応用(1鹿児島大院理工・2九州大WPI-I2CNER)○谷山 駆1・藤川茂紀2・金子芳郎14)カルボキシ基含有ポリシルセスキオキサンとオリゴエチレングリコールからなる防曇ハードコートの創製と各種基板へのコーティング(鹿児島大院理工)○森永聖也・金子芳郎<10:30~11:30>[座長 郡司天博]
5)ポリメチルシロキサン鎖からなるラダー状ポリマーの創製および種々のヒドロシリル基含有シロキサン化合物による架橋構造形成(1鹿児島大院理工・2産総研・3阪工大)○野中 翔1・敷中一洋2・平井智康3・金子芳郎16)ポリマーグラフトシリカ粒子の力学物性と自己修復性(東工大院物質)○加藤新也・渡邊悠介・黒川成貴・戸木田雅利7)ハイパワーVUV照射による10秒以下の高緻密化と記録的なウルトラハイバリアの達成(山形大INOEL)○孫 鶴・宋 侶洋・硯里善幸8)常温硬化型ハードコート剤の用途開発(ニットーボーメディカル)○土澤健一<11:30~12:30>[座長 金子芳郎]
9)両端構造制御したジメチルシロキサンブロックポリマーの固体特性(1熊本大院自然・2熊本大産業ナノ)○権藤竜哉1・河田正彦2・國武雅司210)脂環式エポキシ変性シリコーンの紫外線架橋を利用したCO2分離膜の作製とその物性評価(1熊大院自然・2NEDO Moonshot・3熊大産業ナノ・4京繊大新素材)○橋口詩織1・河田正彦2,3・松川公洋4・國武雅司2,311)チオフェンジオキシド骨格含有π共役高分子の合成とその反応性高分子としての応用(東工大院物質理工)○荻野 新・一二三遼祐・冨田育義12)トリアルコキシシラン類の分子設計に基づく機能性ポリシルセスキオキサンミクロスフェアの精密合成(東工大院物質理工)○高橋美優・佐藤笑南・一二三遼祐・冨田育義<12:30~13:30>休憩(昼休み)
<13:30~14:00>[座長 井本裕顕]
基調講演(1):(SPring-8 BL40XU)関口博史<14:00~15:00>[座長 森末光彦]
13)ヒドロシリル化反応を用いたケイ素含有炭化水素系ポリマーの合成と誘電特性(東工大物質)○東 友佳・早川晃鏡・難波江裕太・畠山 歓・高橋 陸14)低誘電損失材料を指向したダブルデッカーシルセスキオキサン含有ポリイミドの創製(東工大物質)○佐子奈津子・吉田絵里菜・前田 颯・畠山 歓・難波江裕太・澤田梨々花・安藤慎治・早川晃鏡15)ダブルデッカー型シルセスキオキサンを用いた巨大分子の合成と物性(京工繊大院工)○夛治川莉奈・井本裕顕・中 建介16)かご型シルセルキオキサン化合物の置換基が溶液中の凝集挙動に与える影響(1京工繊大院工・2JNC石油化学)○渡辺尚樹1,2・井本裕顕1・中 建介1<15:00~15:15>休憩
<15:15~16:15>[座長 権 正行]
17)シリルエーテルを頂点に持つマクロサイクル分子の効率的かつ選択的合成法の開発(1京工繊大院工芸・2中央大学理工学部)○岩本貴寛1・芝間夏樹2・関口若那2・天野蒼太1・石井洋一2・中 建介118)不完全および完全縮合型かご型シルセスキオキサンを含むペンダント型化合物の合成と物性評価(京工繊大院工芸)○米澤穂乃佳・井本裕顕・中 建介19)シロキサン結合形成で駆動する実践的檜山反応の開拓と応用(京工繊大院工芸)○小川裕也・森末光彦20)CO2分離膜に向けたシリコーン系Langmuir膜の検討(1熊大院自然・2熊大産業ナノ・3NEDO Moonshot)○森 篤郎1・國武雅司2,3<16:15~17:30>[座長 上村 忍]
21)トロポロンホウ素錯体をアクセプターに用いた共役系高分子の光学特性(京大院工)○生越ひかり・伊藤峻一郎・田中一生22)[7]ヘリセンを有するカルボラン誘導体の合成と円偏光二重発光特性(京大院工)○油原和公・田中一生23)新奇ベンゾオキサボリン骨格を含む発光性高分子の合成と糖センサーへの応用(京大院工)○権 正行・森本修平・田中一生24)液体金属の粉体化と刺激応答性を示す導電性材料への応用(京大院工)○嶋村クリストファ大海・伊藤峻一郎・田中一生25)銅(Ⅰ)チオラートからなる繊維状配位高分子の形成挙動(名工大院工)○江口 裕・埜多家貴子・永田謙二第2日(11月8日(金))
<9:30~10:30>[座長 森崎泰弘]
26)ジアルジミンホウ素錯体を基軸とした環境応答性発光材料の創出(京大院工)○伊藤峻一郎・酒井優希・田中一生27)種々の対カチオンによるアニオン性ホウ素クラスターの発光機能制御(京大院工)○柳原拓海・田中一生28)シルセスキオキサンの有機基が金属錯体の発光特性に及ぼす影響(1大阪技術研・2京工繊大院工芸)○中村優志1・稲葉凌斗1,2・渡辺 充1・渡瀬星児129)架橋性セラミックスナノファイバーによるモノリス型多孔体形成(NIMS)○早瀬 元<10:30~11:30>[座長 松村吉将]
30)溶媒蒸気流入による液晶ブロック共重合体薄膜の配向制御と多孔質薄膜の作製(立教大院理)○森本虎太郎・石﨑裕也・渡辺 充・永野修作31)金ナノ粒子-導電性高分子複合ネットワークの構築と非線形電気伝導(立教大院理)○松田大海・石﨑裕也・永野修作32)有機無機ハイブリッド高分子を前駆体としたナノ多孔質超薄膜の形成とイオン整流素子(1立教大理・2京大院工・3東北大院工)○石﨑裕也1,3・熊倉成水3・山本俊介2,3・永野修作1・三ツ石方也333)エトキシオリゴシロキサンのゾル-ゲル反応(東理大創域理工)○佐藤陽平・速水良平・山本一樹・郡司天博<11:30~12:30>[座長 田中一生]
34)木材難燃化剤としてのシラトランの合成と応用(東理大創域理工)○寺本有花・山本一樹・渡辺 充・郡司天博35)非溶媒誘起相分離法を用いたポリシロキサン系多孔質膜の作製(東理大創域理工)○山本一樹・谷畑直哉・佐藤陽平・郡司天博36)二重六員環型シロキサンをビルディングブロックとして用いたナノ多孔体の作製(1早大先進理工・2早大材研)○林 泰毅1・菊地弥温1・村瀬菜々子1・松野敬成1,2・杉村夏彦1・黒田一幸1,2・下嶋 敦1,237)ボロシリケート木材難燃剤(東理大創域理工)○森 一希・山本一樹・郡司天博<12:30~13:30>休憩(昼休み)
<13:30~14:00>[座長 平井智康]
基調講演(2):
「無機高分子半導体からなる熱電変換膜の開発」(大工大)村田理尚<14:00~15:00>[座長 下嶋 敦]
38)2-アニリノ-2,4,4,6,6-ペンタクロロシクロトリホスファゼンとチオフェノキシドとの反応(岡山大院自然)○黒星 学・小柳 傑・木下智貴・福岡億真・堀内律希・田中秀雄39)実用的なPIP法による酸化物系CMCの製造と特性(1NIMS・2ニチビ)○長谷川良雄1・鉄井利光1・福與健人1,2・早川敏之2・山岸英明2・粂田和弘240)銀チオラートが形成する二次元配位構造体の固体潤滑性と配位子構造の影響(名工大院工)○村松 怜・江口 裕・永田謙二41)スプレー塗布法に基づくCO2分離膜の調製とその性能評価(1阪工大院工・2阪工大)○木下八雲1・中村吉伸2・藤井秀司2・平井智康2<15:00~15:15>休憩
<15:15~16:15>[座長 早瀬 元]
42)遷移金属錯体および多環芳香族炭化水素を1次元に配列した水素結合性無機構造体(産総研触媒セ)○五十嵐正安・松本朋浩・野澤竹志・西鳥羽俊貴・八木橋不二夫・佐藤潤一・佐藤一彦43)二硫化炭素の電解還元重合による導電性ポリカーボンスルフィド微粒子の合成(阪工大院工)○山田大起・山口 純・熱田雄也・大高 敦・下村 修・藤井秀司・松村吉将44)ビスマスを利用した高屈折率ポリマーの合成と特性評価(広大院先進理工)○寺尾彰太・安達洋平・大下浄治45)グリコシド基を導入したポリシルセスキオキサン防曇材料の開発(広島大院先進理工系科学)○安達洋平・佐々木奏佳・大下浄治<16:15~16:45>[座長 大下浄治]
46)新規ポリヘドラルオリゴメリックシルセスキオキサン含有メタクリレートモノマーのリビングアニオン重合挙動評価(1阪工大院工・2阪工大)○森居駿介1・中村吉伸2・藤井秀司2・平井智康247)側鎖基にシステイン誘導体を含有する線状シロキサンのらせん構造制御(阪工大)○平井智康・牟礼知輝・藤井秀司・中村吉伸
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業・大学・官公庁7,700円 ②学生3,300円 ③名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員3,300円 ④無機高分子研究会メンバー5,500円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面よりお申し込みください。参加費は11月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付いたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 銀行振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)ミキサー 森戸記念館 第一会議室 連絡先 高分子学会 無機高分子研究討論会係
第20回高分子表面研究討論会
<趣旨>高分子表面研究会では、「高分子表面(高分子および有機分子集合体の関与する表面・界面)」の研究に関する発表と討論の場として、第20回研究発表会を開催します。高分子表面をどのように作ればよいか? どのように観察・計測するとよいか? あるいは、どのように使えばよいか? などに関する日頃の研究成果を基に、今後のいっそうの進展に繋げる上で、研究者同士が情報交換できる場を提供したいと考えています。完成度の高い成果はもちろんのこと、研究途中で知恵を拝借したくなったもの、研究の緒についたばかりの話題・課題提供的なもの、研究すべき未解決課題の紹介なども大いに歓迎します。
高分子表面の研究分野でご活躍されておられる研究者の方からご講演いただき、さらにポスター発表を行うことで、じっくりと討論したいと存じます(優秀な発表にはポスター賞の授与を予定しております)。主 催 高分子学会 高分子表面研究会 協 賛 日本化学会、日本接着学会、日本表面真空学会、繊維学会、色材協会(予定) 会 期 11月8日(金) 会 場 医療イノベーション推進センター(TRI) 2F貸会議室
([650-0047]神戸市中央区港島南町1-5-4)交 通 神戸新交通ポートライナー「三宮駅」から乗車12分
「医療センター(市民病院前)駅」下車徒歩1分プログラム <10:40~10:50>開会の挨拶
【依頼講演】
<10:50~11:40>
1.周波数変調原子間力顕微鏡を用いた液体-固体界面評価関連(仮)(島津テクノリサーチ)森口志穂<11:40~12:30>
2.界面制御による易剥離可能な刺激応答粘着テープ関連(仮)(大阪産技研)舘 秀樹<13:30~14:20>
3.富岳等のスパコンを用いた表面・界面のシミュレーション解析関連(仮)(兵庫県立大)鷲津仁志<14:20~15:10>
4.放射光を用いた表面・界面の原子の立体的な可視化関連(仮)(奈良先端大)松下智裕<15:30~17:00>ポスター発表
<17:00~17:20>ポスター賞授与式・閉会の挨拶
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業・大学・官公庁7,700円 ②名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員3,300円 ③学生3,300円 ④高分子表面研究会メンバー5,500円 ミキサー参加費1,000円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面よりお申し込みください。参加費は11月末日までにご送金ください。受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。請求書は受理通知のURLをクリックしてください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 銀行の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 連絡先 高分子学会 第20回高分子表面研究討論会係
第106回千葉地域活動高分子研究交流講演会
主 催 高分子学会関東支部 日 時 11月8日(金)13:30~16:50 会 場 千葉工業大学 津田沼キャンパス 予定(決定次第、関東支部HPに記載します) 交 通 JR総武線・総武快速線 津田沼駅より徒歩3分、または、新京成線新津田沼駅より徒歩5分
(キャンパス内の地図は、https://www.it-chiba.ac.jp/institute/campus/tsudanuma/ を参照ください)プログラム <13:30~14:30>
[座長:上田宙輝(日本曹達)]
1)高分子反応制御を活用した資源循環型材料の設計(大阪公立大)佐藤絵理子<14:40~15:40>
[座長:高沖和夫(住友化学)]
2)機能性α-オレフィン共重合体の開発と工業化(三井化学)岡本勝彦・植草貴行<15:50~16:50>
[座長:桑折道済(千葉大)]
3)分子集合体の構造・機能とその魅力(東大)加藤隆史
参加要領 1)講演聴講は事前受付となります。申し込みフォームを使われるか、氏名、所属、会員区分(参加費)を明記の上、下記連絡先にメールでお申し込みください。支払い先の情報は、お申し込み後に別途連絡します。会場に余裕がある場合は、当日受付もいたします。 2)参加費 ①会員・法人会員企業社員・学生:無料 ②非会員:1,000円 3)事前受付の締切 10月21日 4)申込フォーム-Microsoft Forms:『https://forms.office.com/r/uZLz9efpEf』 連絡先 千葉工業大学工学部応用化学科 寺本直純
[275-0016]千葉県習志野市津田沼2-17-1
TEL 047-478-0406
E-mail: teramoto.naozumi@it-chiba.ac.jp
2024接着と塗装研究会講座
主題=自己修復素材
<趣旨>自己修復とは、損傷が生じても自ら修復、あるいは簡便な処理で修復される機能を言います。このような機能をもつ素材は、高分子・金属・コンクリートなどさまざまな材料で研究開発が進められており、製品寿命の延伸によるメンテナンスコストの削減や、安全性向上・美観維持への寄与が期待されています。本講座では、この素材関連の研究や製品開発に携わる先生方にご講演をいただきます。皆様の知見を深めていただく機会として、多くの皆様のご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会 接着と塗装研究会 日 時 11月22日(金)10:00~16:30 会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110) 交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩5分 プログラム <10:00~11:00>
1.ホストゲスト相互作用を利用した自己修復材料の紹介(ユシロ化学工業)鈴木智大産業の技術革新にともない、それらを支える接着剤や塗膜材などには長寿命化や高靭性などの性能向上が求められる。本講演ではシクロデキストリンを用いたホストゲスト相互作用を利用した自己修復性の発現や強靭化の事例について紹介する。<11:10~12:10>
2.「しなやかなタフポリマー」材料創出とその応用(東レ)小林定之環状高分子であるポリロタキサンを、ポリアミド中にナノオーダーで分散させ、これにより樹脂靭性を飛躍的に向上させた革新的な材料を開発した。材料の特徴と、特異特性の発現機構、応用展開例について紹介する。<13:10~14:10>
3.バクテリアを使用したコンクリートのひび割れ自己治癒システム(曾澤コンクリート)黒川翔太自己治癒コンクリートは,バクテリアの代謝活動を利用してコンクリートのクラックを修復することで,構造物の維持管理の簡素化およびライフサイクルコストの削減を実現し、構造物の長寿命化により,CO2の排出量も大幅に削減することが可能となる。<14:20~15:20>
4.シルセスキオキサン微粒子を基盤とした自己修復有機・無機ハイブリッド材料の開発(山形大)森 秀晴硬い無機材料であるガラスは透明性や耐薬品性等に優れた特性をもつが靭性が低く一般に修復機能はない。本講演では、トレードオフの関係にある自己修復能力と材料の硬さや力学物性の同時獲得を目指した自己修復有機・無機ハイブリッドおよび自己修復ハードコート材料の開発に関するわれわれの取り組みを紹介する。<15:30~16:30>
5.水蒸気により駆動する次世代バイオミメティック材料の創製と応用(産総研)○佐藤知哉・Jerred Wassgren・穂積 篤人工材料の多くは生物のような自己治癒機能をもたないため耐久性が低い。本講演では、自然に数多存在する水蒸気により傷が修復するだけでなく、さまざまな機能が同時に発現する次世代バイオミメティック材料について紹介する。
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業14,300円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円(接着と塗装研究会メンバー a)企業11,000円 b)大学・官公庁4,400円) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 参加費は、11月末日までにお振込みをお願いいたします。当日の支払いは不可 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 2024接着と塗装研究会講座係
第71回茨城地区活動講演会
主題=表面・界面の構造設計と機能発現
<趣旨>高分子材料や複合材料の表面・界面における構造や、バルクとは異なる特異的な性質を理解し、材料の機能性を制御することは先端材料開発において重要であると考えられます。本講演会では、表面・界面の構造・性質・反応性の解析、および表面・界面の構造制御に基づく新たな機能発現やそのメカニズム解明に関する研究について、4名の先生方にご講演いただきます。多くの方々の参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会関東支部 協 賛 (国研)産業技術総合研究所 電子光基礎技術研究部門 日 時 11月29日(金)10:30~17:10 場 所 産業技術総合研究所 つくば中央 共用講堂 大会議室、ホワイエ
(茨城県つくば市東1-1-1中央事業所1群 共用講堂)
https://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/tsukuba_map_main.html
※公共の交通機関をご利用ください(お車での来所はご遠慮ください)。プログラム <10:30~12:00>ポスター展示(産総研の研究紹介)
<13:00~13:05>開会の挨拶
<13:05~13:50>
「生物模倣濡れ現象に基づく機能性表面創出とソフトトライボロジー展開」(産総研)真部研吾<13:50~14:40>
「二次元高分子材料の柔軟性制御と機能開拓」(慶應大)緒明佑哉<14:40~15:15>休憩・ポスター展示
<15:15~16:05>
「フラン環の特性を利用した材料開発」(群馬大)橘 熊野<16:05~17:05>
「分解開始機能を有する高性能な生分解性プラスチックの開発と深海分解性評価」(東大)岩田忠久<17:05~17:10>閉会の挨拶
参加要領 1)定員 70名 2)参加費 ①会員・法人会員企業社員・学生 無料 ②非会員1,000円 【関東支部の口座にお振込ください:ゆうちょ銀行一三八支店(普通)1427914公益社団法人 高分子学会 関東支部 シャ)コウブンシガッカイ カントウシブ 3)申込方法 下記の申込URLよりお申し込みください。※その他詳細情報は申込URLをご参照ください。 4)申込締切 11月14日(木) 5)申込URL https://forms.office.com/r/i83AwLDugA 連絡先 吉川佳広(y.kikkawa@aist.go.jp)、渡邉亮太(r.watanabe@aist.go.jp)