本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2025年3月主催行事
精密ネットワークポリマー研究会 第18回若手シンポジウム<参加募集>
<趣旨>高分子材料の物性機能は、分子構造のみならず、分子鎖間に働く多様な相互作用、階層的な高次構造、ほかの物質界面との相互作用など、数多くの相互作用や構造と密接な関係にあります。とりわけ、ネットワーク構造を含むポリマーは多様で複雑な分子間相互作用を備えており、諸物性に大きく影響を与えることが知られています。しかしながら、その詳細がいまだ明らかになっていないことが多くあります。本シンポジウムでは、ネットワーク構造を軸とする高分子材料、また広く高分子科学の基礎研究を対象とした研究者の招待講演と一般研究発表を行います。
精密ネットワークポリマー研究会「若手シンポジウム」は、ネットワークポリマーの合成・構造解析・物性・機能等の研究にたずさわる学生、また大学・企業の若手研究者の皆様が一堂に会し、研究発表と活発な討論の場を提供することを目的としています。一般研究発表はポスター形式で行い、既発表の内容を題材にしていただくことも可能です。皆様の積極的な応募をお願いいたします。主 催 高分子学会 精密ネットワークポリマー研究会 日 時 3月5日(水)13:00~16:30/ ポスター賞表彰・ミキサー16:30~17:45
招待講演2件と若手ポスター発表会 (ポスター賞表彰あり)会 場 早稲田大学西早稲田キャンパス 63号館2F 204,205会議室(東京都新宿区大久保3-4-1) 交 通 東京メトロ副都心線西早稲田駅
https://www.waseda.jp/top/access/nishiwaseda-campusプログラム <13:00~14:45>招待講演45分/件
1)伸長誘起結晶化を用いた高強度高分子ゲルの開発(東大物性研)眞弓皓一2)動きの(高)分子メカニズム:動的結合ポリマーの合成、水分子の拡散(物材機構)中村泰之<15:00~16:30>ポスター発表
(奇数番号)15:00~15:45/
(偶数番号)15:45~16:30
P1. 2次元ネットワークポリマーの合成と性質(東大院工)○西島杏実・北尾岳史・亀谷優樹・細野暢彦・植村卓史P2. 多重水素結合性官能基を有する高分子微粒子の開発(科学大物質理工・岡山大院環境生命自然科学)○Choi Juhui・増田清司・西牧陽佑・湊 遥香・鈴木大介・中薗和子P3. 均一網目ゲルの創製を指向したMOFの自己拡張(東大院工)○大椙悠斗・西島杏実・植村卓史P4. La触媒を用いたトリメチレンカーボネート誘導体の開環重合と高分子量ポリマーの合成(奈良先端大物質)○多賀光希・平野直登・安藤 剛・網代広治P5. マイクロフローチャネルを用いた配位駆動型水溶性ポルフィリン超分子ポリマーの形成と表面修飾(東理大院理)○池端レン・武重レオナルド隼人・佐竹彰治P6. 環状ジメタクリレートの環化重合を用いた架橋二環性骨格含有ポリマーの合成(信州大繊維)○吉田太一・高坂泰弘P7. 天然ゴムを模倣したポリイソプレンとポリ(N-ビニルアミド)とのブロック共重合体の創成(奈良先端大物質)○杉本 翔・安藤 剛・網代広治P8. サイズ相補性ポリマーを軸成分に有するロタキサン架橋高分子の合成と力学物性(科学大物質理工)○松本寛太・中薗和子P9. アントラセン-ナフトキノンDiels-Alder付加体に基づく可逆架橋ポリマーの設計とレオロジー特性(早大院先進理工)○店網隆之介・小柳津研一・須賀健雄P10. 熱と酸により分解可能なイミノ基含有アントラセン光二量体の合成と脱架橋可能な硬化物への応用(阪公大院工)○坂下史樹・佐藤絵理子P11. 動的な嵩高いジスルフィド結合を導入したエポキシ接着剤の合成と特性評価(科学大物質)○澤川風雅・高橋 明・大塚英幸P12. Diels-Alder反応によるテレケリックポリマーの連結/解離とレオロジー挙動(早大院先進理工)○寺尾好弘・小柳津研一・須賀健雄P13. 側基-主鎖エステル交換による主鎖切断を利用した解体性接着剤の開発(信州大繊維)○川村悠人・高坂泰弘P14. 多官能ラクトンモノマーの合成と光塩基発生剤を用いたアニオンUV接着(東理大創域理工)○山室祐大・青木大亮・有光晃二P15. 光解離性高分子ドーマントを用いた精密UV硬化による階層性相分離形成と多孔コーティングへの展開(早大先進理工)○麓 穂花・小柳津研一・須賀健雄P16. ビスオキサゾリン硬化系におけるp-tert-ブチルカリックス[n]アレーンの環構造の影響(大阪技術研)○米川盛生・木村 肇・下川路朋紘・大塚恵子P17. 低ヒステリシスハイドロゲルの変形挙動の詳細な評価(奈良先端大物質)○仲宗根理穂・吉田裕安材・網代広治P18. 茶殻由来フェノール化リグニンを硬化剤として用いたエポキシ樹脂硬化物の作製(横浜国大院理工)○平野昌斉・前川紘之・大山俊幸P19. 全原子分子シミュレーションによる高分子微粒子の脆性破壊と局所分子配向の解明(立命館大院生命・関大化生)○高橋一輝・稗田吉希・保田侑亮・加藤 稔・藤本和士P20. 環動架橋エラストマーの海水生分解試験と固体1H-NMRによる構造解析(東大院新領域)○安藤翔太・伊藤耕三P21. アニオン性ポリマー含有熱硬化膜の作成と超親水性・機械強度の両立(早大先進理工)○桒原 誉・藤井捺未・小柳津研一・須賀健雄P22. 多様なN-ビニルモノマーを用いた低メカニカルヒステリシスハイドロゲルの作製(奈良先端大物質)○栗原範子・吉田裕安材・網代広治P23. クライゼン転位を利用した低誘電材料のアルカリ現像による光パターニング(東理大創域理工)○星野叶馬・青木大亮・有光晃二P24. 室温燐光発光性ポリスチレンスルホン酸のハイブリッド化と発光特性制御(京大院工・金沢大WPI-NanoLSI)○木村勘太・林 一陽・大谷俊介・加藤研一・生越友樹P25. 光塩基発生剤と塩基増殖剤を用いたエポキシ樹脂を含むポリイミドまたはポリフェニレンエーテル膜の光パターニング(東理大創域理工)○古川 拓・青木大亮・有光晃二P26. Gradient Nanostructures of Polymer-Nanoparticle Hybrid Coatings via Controlled UV-curing(早大院先進理工)○Budiman William Alexander・小柳津研一・須賀健雄P27. ポリシロキサンを基としたパターン形成材料と低誘電特性化のための連鎖硬化剤の開発(東理大創域理工)○伊藤由快・石川信広・青木大亮・有光晃二P28. ピラー[n]アレーンを連結した共有結合性有機構造体の構築(京大院工・金沢大WPI-NanoLSI)○大西克知・大谷俊介・加藤研一・生越友樹<16:30~17:45>ポスター賞表彰・ミキサー
参加要領 1)定員 80名 2)参加費(税込) ①企業・大学・官公庁4,400円 ②精密ネットワークポリマー研究会メンバー3,300円 ③学生2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円 ミキサー費 一般1,000円 学生500円 3)申込方法 会員My Pageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 精密ネットワークポリマー研究会 第18回若手シンポジウム係
2024年度東海高分子学生研究会
主題=小分子を操る~反応設計が拓く医用材料/資源循環の新展開~
<趣旨>本研究会は、東海地区の学生が運営する講演会です。毎年、各分野の最前線でご活躍されている先生を招へいし、最先端の科学技術についてご講演を賜っております。本年度は「小分子を操る」と題しまして、刺激応答性超分子材料について池田 将氏から、高分子化学分解について南 安規氏から、それぞれご講演いただきます。聴講者の主体が学生となる本研究会は、ご講演を通して先生方から学生へのメッセージを頂戴できる貴重な場です。学生の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。また、東海地区の内外問わず、企業の方、教員の参加も歓迎いたします。 主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会 日 時 3月8日(土)12:55~15:30 会 場 Seed.(三重大学近くのコミュニティスペース)
[514-0102]三重県津市栗真町屋町1661-3交 通 近鉄名古屋線「江戸橋駅」から徒歩10分 プログラム 3月8日(土)
<12:55~13:00>開会の挨拶
<13:00~14:00>
医療分野への応用を目指した自己組織性超分子材料の刺激応答機能(岐阜大工)池田 将キーワード:超分子材料、自己組織化、 刺激応答、ゲル、医療応用<14:15~15:15>
有機反応化学者が出会った高分子化学分解への挑戦(産総研)南 安規キーワード:難分解性樹脂、化学分解、モノマー、安定結合変換、触媒<15:15~15:30> 閉会の挨拶
<15:30~>懇親会:研究会へ参加登録いただいた方へ、改めて詳細と参加確認のご連絡を差し上げます。
参加要領 1)定員 60名 2)参加費無料 3)申込締切 3月1日(土) 4)登録フォーム https://forms.gle/3qLahptXbu5eK4zSA 問合先 (学生幹事) 千葉耀太:信州大学 髙坂研究室 博士後期2年
E-mail: 23hs106c@shinshu-u.ac.jp
安田信太郎:三重大学 鳥飼研究室 博士後期1年
E-mail: 424D003@m.mie-u.ac.jp
関東高分子若手研究会 学生発表会・交流会2025
主題=交流が生みだす新しい知
<趣旨>研究を進める上で、異分野の研究者からの(思ってもみないような!)質問やアドバイスは大変参考になります。そこで、学部・大学院の学生の皆さんの研究発表会を開催します。形式にとらわれず、いろいろな考えを自由に討論することを重視します。普段できないような質問も大歓迎です。この発表会は、研究の視野を広げるのみならず、自分の研究の面白さを再確認する絶好のチャンスになるでしょう。また、大学・企業間の交流を促進する意味で、企業R&D紹介を予定しております。大学・企業を問わず、多数の皆様の積極的な参加を歓迎いたします。 主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会 日 時 3月10日(月)10:00~18:00(予定) 会 場 東京科学大学 大岡山キャンパス 西9号館デジタル多目的ホール・コラボレーションルーム([152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1)(予定) 交 通 東急大井町線・目黒線 大岡山駅より徒歩5分(交通詳細は東京科学大学ホームページ https://www.isct.ac.jp/ja/001/access をご覧ください) プログラム 学生による口頭発表およびポスター発表を行います。口頭発表は、発表12分+質疑5分を予定しています。ただし、プログラム編成の都合で変更になる可能性もありますので、ご了承ください。企業参加者からは各社のR&Dについて、ショートプレゼンテーションおよびポスター発表会場での企業ブースにてご紹介いただく予定です。最新の開催情報およびプログラム詳細は、下記HPに随時掲載するとともに、お申し込みただいたメールアドレスにお送りいたします。
参加要領 1)定員 80名 2)参加費 無料 3)企業ブース出展料5,000円 4)発表・参加申込方法 発表、聴講、および企業ブース出展をご希望の方は、下記の行事URLよりお申し込みください。発表申込をされる際には、必ず事前に指導教員から承諾を得てください。詳細は申し込みフォーム記載の説明をご覧ください。 5)発表・参加申込締切 2月25日(火)、ただし定員に達し次第締め切ります。 6)注意事項 口頭発表は大学院生(修士課程・博士課程)のみとさせていただきます。ポスター発表には学部生・大学院生の制限はありません。プログラムの編成上、口頭発表からポスター発表に変更させていただく可能性があります。優秀な発表者には、口頭発表賞およびポスター発表賞が授与されます。企業紹介および企業ブースについてご質問のある方は、下記連絡先までお問い合わせください。 連絡先 東京科学大学 物質理工学院 応用化学系 久保智弘
TEL 03-5734-2166
E-mail: kubo@mct.isct.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/
第18回フォトニクスポリマー研究会講座
主題=フォトニクスポリマーとシステム構築
<趣旨>生成AIに代表されるBeyond 5Gのためのデータセンターのシステム構築、VRや8K映像といった高精細ディスプレイのシステム設計、次世代太陽電池のためのシステム設計などにおいて、フォトニクスはますますその重要性を増しつつあります。
本講座ではフォトニクス材料とシステム構築という視点で、材料の機能がどのようにシステムに貢献しさらにはシステムを変えていくのか、それぞれの分野の第一人者の先生方に広くご講演いただきます。主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会 日 時 3月27日(木)9:55~16:00 会 場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎大会議室 プログラム <9:55~10:00>
開会の挨拶(慶應大)小池康博<10:00~11:00>
1)近赤外光硬化性樹脂がシリコンフォトニクスにパラダイムシフトをもたらす可能性を探る(宇都宮大)杉原興浩<11:00~12:00>
2)フォトニクスポリマーのディスプレイ関連システムへの展開(大日本印刷)鵜野雄介<13:00~14:00>
3)リアルカラーディスプレイに向けての高色域システムの展開(NHK財団/NHK放送技術研究所)正岡顕一郎<14:00~15:00>
4)長寿命三重厚励起子を維持できる高分子の設計とフォトンアップコンバージョンへの応用および高効率太陽電池システムへの展開(東京農工大)渡邊敏行<15:00~16:00>
5)ARVRデバイスへの適用に向けた光硬化型高屈折率ナノインプリント樹脂(NTTアドバンステクノロジ)山内一美
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業14,300円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円(フォトニクスポリマー研究会メンバー a)企業11,000円 b)大学・官公庁4,400円) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みののち、参加費を3月27日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会係