本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2025年5月主催行事
25-1NMR研究会
主題=低磁場NMRの最前線
<趣旨>NMRは分子レベルの構造解析や分子運動の解析が可能なことから、材料分析において広く用いられる分析法であり、材料開発において大変重要な分析手法です。しかし、NMR装置は高価であり、かつランニングコストも高く、装置も大型で設置場所を選ぶというデメリットがあります。一般的には400 MHzより高磁場のNMRが多く使用されており、このようなデメリットがありましたが、近年、200 MHz以下の低磁場NMRの性能が格段に向上し、適応範囲も広がったことにより、低磁場NMRが広く使用されるようになってきております。また、装置がコンパクトになるなど、低磁場NMRのメリットも多いことから、低磁場NMR独自の発展も遂げております。さらに、分子運動の解析という観点では、以前より低磁場NMRが広く活用されており、現在でも多くの材料開発に適応されております。今回、低磁場NMRを開発されている先生方や活用されている先生方にご講演いただきます。以前よりNMRを活用している方も、これまでNMRは活用してこなかった方も、ぜひ多くの皆様にご参加いただければ幸いです。本研究会での討論や交流を通して、皆様の研究がさらに発展することを期待しております。 主 催 高分子学会NMR研究会 協 賛 日本化学会、日本核磁気共鳴学会、日本分析化学会(予定) 日 時 5月9日(金)9:55~16:50 会 場 東京海洋大学 楽水会館大会議室 プログラム <9:55~10:00>
開会挨拶(担当運営委員・帝人)菅沼こと<10:00~10:50>
1.時間領域NMR(TDNMR)による物性解析とその応用(ブルカージャパン)原 英之<10:50~11:40>
2.パルス法NMRによる高分子材料の診断技術(岡山県工業技術センター)岩蕗 仁<11:40~13:10>昼休み
<13:10~14:00>
3.小型・可搬型NMRの開発とその未来 Small and Portable NMR:Its Development and Future(理研)高橋雅人<14:00~14:50>
4.超電導バルク磁石が拓くNMRの未来(理研)仲村高志<14:50~15:05>休憩
<15:05~15:55>
5.フロー研究が導く高速合成化学とインライン分析の活用展開について(北大)永木愛一郎<15:55~16:45>
6.NMRデータサイエンス開発とマルチモーダル機器への期待(理研)菊池 淳<16:45~16:50>
閉会挨拶(運営委員長・三菱ケミカル)百瀬 陽※本研究会要旨集は、PDF配信となります。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員 150名 2)参加費(税込) ①企業3,300円 ②大学・官公庁2,200円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円 ⑤NMR研究会メンバー無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みの上、参加費を5月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料はご負担くださいますようお願いいたします。当日の参加費のお支払いはご遠慮ください。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 NMR研究会係
25-1超分子研究会
主題=金属錯体の分子内・分子間相互作用を鍵とした分子認識と機能発現
<趣旨>同種および異種分子間相互作用を精密に制御することにより、高選択・高効率な分子認識の実現や、その相互作用に基づく特異な機能発現による応用可能性が拓かれています。今回の研究会では、金属錯体を主とした分子および配位高分子の相互作用に注目され、独自の視点でそれらを深化されている気鋭の先生方にご講演いただき、当該分野の可能性について学ぶとともに、基礎から応用まで議論する機会を設けたいと考えております。 主 催 高分子学会 超分子研究会 日 時 5月16日(金)13:00~16:20 会 場 東京理科大学 神楽坂キャンパス 森戸記念館 第2フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2) 交 通 都営大江戸線「牛込神楽坂駅」A3出口下車 徒歩3分、地下鉄東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋駅」/JR中央・総武線「飯田橋駅」徒歩6分 プログラム <13:00~13:05>趣旨説明
<13:05~13:50>
1.MOFによる高分子微細構造の識別と分離技術への応用(東大)細野暢彦<13:50~14:35>
2.12族元素の空軌道相互作用制御に基づく、金属錯体・クラスター分子の新物性開拓(東大)和田啓幹<14:35~14:50>休憩
<14:50~15:35>
3.キレート金属錯体の環状多量体の合成と多点配位を鍵とした分子認識(筑波大)中村貴志<15:35~16:20>
4.金属錯体の集積に立脚した小分子酸化還元のための触媒材料の開発(東科大)近藤美欧
参加要領 1)定員 50名 2)参加費(税込) ①企業5,500円 ②大学・官公庁3,300円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円 ⑤超分子研究会メンバー無料 3)交流会 有志者での交流会を同会場第3会議室で開催予定あり(簡易な飲み物とおつまみ程度)。 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。当日のお支払はできません。お振込みをよろしくお願いいたします。 6)その他 研究会メンバー限定でZoom配信を実施予定です(要参加登録)。演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 超分子研究会係
第35回関西若手高分子セミナー@奈良先端科学技術大学院大学
主題=高分子メディカルマテリアル
<趣旨>高分子学会関西支部では、高分子科学の次世代を担う学生および若手の研究者・技術者にホットな話題を提供し、意見交換を行っていただく場として、2006年より関西高分子若手セミナーを開催しています。第35回セミナーでは、「高分子メディカルマテリアル」と題し、材料設計から技術開発までの広い範囲を対象とし、医療に重要な役割を果たす高分子材料について4名の先生方にご講演いただきます。本セミナーが、皆様の今後の研究や開発の一助となれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会関西支部 日 時 5月16日(金)13:00~16:35 会 場 奈良先端科学技術大学院大学 ミレニアムホール(奈良県生駒市高山町8916-5)。
https://www.naist.jp/campusmap/交 通 けいはんな線「学研北生駒駅」から、徒歩約15分または、「学研北生駒駅」からバス(奈良交通[134]、高山サイエンスタウン行き)で「奈良先端科学技術大学院大学」で下車。 プログラム <13:00~13:05>挨拶 (高分子学会関西支部支部長・関大)大矢裕一<13:05~13:45>講演1
「ナノ構造体を足場に並べた機能性分子の利活用」(京大)中田栄司<13:45~14:25>講演2
「バイオセンサにおける高分子材料の役割」(京セラ)栗岡秀治<14:25~14:45>休憩
<14:45~15:25>講演3
「非天然アミノ酸を利用した細胞膜修飾による治療細胞デリバリー」(京大)樋口ゆり子<15:25~16:05>講演4
「遺伝子組み換えタンパク質を用いた医療機器開発について」(三洋化成工業)川端慎吾<16:05~16:15>休憩・準備
<16:15~16:35>総合討論
参加要領 1)参加費 無料 2)定員 150名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 3)申込方法 氏名、所属、連絡先を明記の上、E-mailまたは関西支部ホームページよりお申し込みください。 申込先 高分子学会関西支部
[604-0857]京都市中京区烏丸通二条上ル蒔絵屋町267 烏丸二条ビル3階
TEL 080-6769-7933
E-mail: kansai@spsj.or.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/
第37回高分子基礎物性研究会講座
主題=高分子測定入門-考え方から解析法まで-
<趣旨>新規高分子の研究・開発や高分子材料の性能向上・新機能創出においては、高分子特有の分子特性を基礎から深く理解し、その凝集構造の解析や材料物性の評価を正しく行い、得られた結果を高分子の描像で解釈することが必要になります。実践的な理解や解析・評価のノウハウ会得には、専門家の話を聞いて直接質問することが一番の近道と思います。
本講座では、高分子構造・物性を専門とするエキスパートを講師陣に招き、企業の若手・中堅研究者や大学院生の方々を対象に、高分子でよく使われる分子特性・凝集構造・材料物性の解析・評価法について、基礎から具体的な実験例・応用例にわたってポイントを解説いただきます。
本講座は、これまで毎年10月に開催してきましたが、昨年から5月の開催とし、今回はオンラインでの実施といたします。時期的なメリットに加えて、地理的に講義に参加することが難しい方にもオンラインでの開催によりご参加いただきやすくなっております。専門家として深い知識と幅広い経験をもつ先生方と知り合い、直接質問いただける貴重な機会です。講師との対話を通じて自分の疑問点をその場で理解し、実践で役立つノウハウで日々の課題を解決いただくことで、高分子の物性研究や材料開発の一助となることが、本講座を開催する大きな目的です。新しく高分子の材料開発や物性研究に携わる方はもちろん、高分子材料の研究開発に携わっておられる方も、各解析・評価法のエキスパートと知り合えるこの機会にぜひご参加いただけましたら幸いです。主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会 後 援 (国研)産業技術総合研究所 協 賛 (予定)化学工学会、色材協会、繊維学会、日本化学会、日本ゴム協会、日本材料学会、日本分析化学会、日本レオロジー学会、プラスチック成形加工学会 日 時 5月29日(木)10:00~17:00、30日(金)10:00~17:00 会 場 オンライン開催 プログラム 第1日=5月29日(木)
<10:00~11:15>
1)熱測定(産総研)劉 芽久哉<11:15~12:30>
2)振動分光法(神戸大院発達)佐藤春実<12:30~14:00>
3)インキュベーション・昼食
<14:00~15:15>
4)静的・動的光散乱(京大院工)中村 洋<15:15~16:30>
5)X線・中性子散乱(三重大院工)鳥飼直也<16:30~17:00>
6)インキュベーション
第2日=5月30日(金)
<10:00~11:15>
7)原子間力顕微鏡(科学大物質理工)梁 暁斌<11:15~12:30>
8)界面構造(産総研)渡邊宏臣<12:30~14:00>
9)インキュベーション・昼食
<14:00~15:15>
10)レオロジー(阪大院理)浦川 理<15:15~16:30>
11)高分子材料の成形加工(三井化学)伊崎健晴<16:30~17:00>
12)インキュベーション
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業28,600円 ②大学・官公庁9,900円 ③学生3,300円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員3,300円(高分子基礎物性研究会メンバー a)企業23,100円 b)大学・官公庁7,700円) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、お振込をお願いいたします。当日の支払いは不可。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> 銀行の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 連絡先 高分子学会 第37回高分子基礎物性研究会講座係