1999年6月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

June


九州支部フォーラム

主題=総合科学としての高分子材料の創製−構造制御と応用展開−
<趣旨>合理的な分子設計が施され最新のテクノロジーを駆使して生み出される高分子材料は,さまざまな分野で不動の地位を築いています.分離・分析の分野,医療分野では特に精密な分子および材料設計思想とテクノロジーの融合が求められています.工学,薬学,医学分野の研究者,最先端企業の研究者が,互いの研究をベースに「総合科学としての高分子材料の創製」について再度認識し,それぞれの専門分野の研究発展につながる議論を行うことを目的に,フォーラムを開催します.また,分子レベルおよび材料レベルで構造制御することにより高機能発現から応用展開に至った例を取り上げ議論します.
主 催 高分子学会九州支部
日 時 6月4日(金)12:00〜18:00
会 場 鹿児島大学稲盛会館(鹿児島大学郡元キャンパス 交通:西鹿児島駅から市電「郡元行き」で工学部前下車)
プログラム
<12:00〜13:00>ポスターセッション
講 演
<13:00〜15:00>
  1. らせん高分子によるキラル分離・キラリティー識別(名大院工)八島栄次
  2. DNAの一分子ダイナミクス情報に基づく遺伝子解析用ナノチップの創製(徳島大薬)馬場嘉信
  3. 親水性-疎水性ブロック共重合体の表面構造とその医用分野への応用(テルモ)千秋和久
  4. 分子レベルで構造制御された高分子超薄膜系の構築(鹿児島大工)芹澤 武
<15:00〜15:30>ポスターセッション
<15:30〜17:30>
  1. 高分子材料の生体適合性の分子生物学的考察(鹿児島大工)岸田晶夫
  2. ナノパーティクルによるペプチド性医薬品の経口デリバリー(第一製薬)佐久間信至
  3. 高分子と微生物との出会い:超微粒子でエイズウイルスを捕まえる(鹿児島大医ウイルス研)馬場昌範
  4. 感染症侵襲に対する新たな生体制御系とその破綻:生体高分子医学を応用した治療(鹿児島大医)丸山征郎
話題提供
<17:30〜18:00>
  1. シルクのバイオマテリアルへの応用:MPCおよびアパタイトとのハイブリッド(無機材研)古薗 勉
  2. 高分子制癌剤による癌のターゲティング化学療法:ポリマー結合キサンチンオキシダーゼの合成とその抗腫瘍活性(熊本大医)澤 智裕
  3. 米国のバイオマテリアル開発の現状(日本油脂)松本竹男
参加要領 1)参加費 無料 2)申込方法 「高分子学会九州支部フォーラム」と題記し,氏名,所属(学生の場合は学年も),連絡先を明記の上,E-mailでお申し込み下さい.3)ポスターセッションに発表を希望する方は前日までにご連絡下さい.
申込先 [890-0065]鹿児島市郡元1-21-40 鹿児島大学工学部応用化学工学科 明石 満 TEL099-285-8323 Fax 099-255-1229 e-mail: rumi@apc.eng.kagoshima-u.ac.jp

99-1高分子エレクトロニクス研究会

主題=光量子効果と高分子エレクトロニクス
<趣旨>ごく短時間に凝縮された光の焦点では,その光子密度が極端に高くなって二光子励起が可能になります.このような光量子効果による高密度記録や精密加工技術,非線形光学分光,あるいは光増感効果の利用など,最近の光量子効果応用に関連する話題を提供いただき,高分子エレクトロニクスの新しい展開を考えます.
主 催 高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会
日 時 6月11日(金) 13:10〜16:50
会 場 京都大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(京都市左京区吉田本町 TEL075-753-7571)
講 演
<13:10〜16:50>
  1. 三次の非線形光学効果を利用したレーザー分光(京大VBL)岡本晃一
  2. 二光子吸収によるフォトリフラクティブ光メモリー(静岡大工)川田善正
  3. 多光子吸収を利用した精密光三次元造形(徳島大院工)三澤弘明
  4. 光増感効果による光電変換(阪大院工)柳田祥三
<13:00〜16:30>
  1. PPアロイの高次構造形成と物性(三井化学 基礎石化研)守屋 悟
  2. エラストマー変成エポキシ樹脂の相構造と強じん性(関西大工)越智光一
  3. GF強化樹脂の射出膨張成形(IEM)技術(出光石化 応用研)野村 学
参加要領 1)定員50名 2)参加費 (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子エレクトロニクス研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(392頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会係

第88回東海高分子研究会講演会

主題=分子設計と材料設計
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 6月12日(土)13:30〜16:30
会 場 名古屋工業大学2号館C棟2階W講義室(名古屋市昭和区御器所町 交通:JR鶴舞駅または地下鉄鶴舞駅から東へ徒歩5分)
講 演
  1. 光異性化反応による光学物性の制御(東工大資源研)森野慎也
  2. 自己集合性分子システム(名大院工)藤田 誠
参加要領 1)定員70名 2)参加費無料,当日受付 連絡先 [466-8555]名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学応用化学科 山下啓司 TEL052-735-5243 Fax 052-735-5247 e-mail: yamashit@ach.nitech.ac.jp

関東高分子研究会 春の講演会

主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 6月12日(土)14:00〜17:00
会 場 東京工業大学本館第2会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 交通:東急目蒲線大岡山駅下車すぐ前)
講 演
  1. 精密縮合重合-配列,位置選択,分岐,分子量,およびその分布(東工大工)上田 充
  2. ブロック共重合体ミセルの機能化とDDSへの展開(東大院工)片岡一則
懇親会 講演終了後
参加要領 1)参加費 (1)一般1,000円 (2)学生 無料 2)懇親会費 (1)一般1,000円 (2)学生500円(いずれも当日受付) 連絡先 [152-8552]東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学高分子工学科 古川英光 TEL03-5734-2635 Fax 03-5734-2888 e-mail: hfurukaw@polymer.titech.ac.jp URL: http://www.res.titech.ac.jp/hikari/wakate/

第7回高分子ABC研究会講座

主題=成形加工における高分子ABCの構造発現
<趣旨>高分子ABCを利用した製品の性能や機能はその構造によるところが大きく,構造制御の試みはブロック・グラフト共重合による構造設計,動的架橋,フィラーとの複合や成形系加工法の開発等さまざまな立場から検討が行われています.今回,これらの進歩の著しい分野における技術動向について研究会講座を企画しました.
主 催 高分子学会 高分子ABC 研究会
協 賛 日本化学会 日本材料学会
日 時 6月15日(火)10:00〜16:30
会 場 東京大学山上会館大会議室(東京都文京区本郷7-3-1 TEL 03-3818-3008内2334)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 軟質ポリプロピレン(モンテルJPO)泉 善一郎
  2. SEBSを用いたポリマーアロイ(旭化成)須田義和
<13:00〜16:30>
  1. PPアロイの高次構造形成と物性(三井化学 基礎石化研)守屋 悟
  2. エラストマー変成エポキシ樹脂の相構造と強じん性(関西大工)越智光一
  3. GF強化樹脂の射出膨張成形(IEM)技術(出光石化 応用研)野村 学
参加要領 1)定員80名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員)イ)会社13,650円 ロ)大学・官公庁5,250円 ハ)学生2,100円 ニ)高分子ABC研究会メンバー a)会社10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 申込用紙(000頁)に記入し,お申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 第7回高分子ABC研究会講座係

第56回千葉地域活動高分子研究交流会

日 時 6月17日(木)13:30〜17:00
会 場 出光会館(市原市姉崎海岸24-1 交通:JR内房線姉ケ崎駅「西口」車で5分 TEL0436-61-1823)
講 演

[座長 高野 茂]

  1. 高分子結晶化におけるメルト・メモリー効果 (広島大)彦坂正道

[座長 山田和典]

  1. 超臨界流体を用いるプラスチックの分解・リサイクル技術(物質研)佐古 猛
懇親会 講演終了後
参加要領 1)参加費 会員無料(当日受付)2)懇親会費 3,000円,学生1,000円(当日徴収) 連絡先 [263-8522]千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学工学部 阿久津文彦 TEL043-290-3396

99−2ポリマーフロンティア21
(旧称:高分子可能性講座)

主題=光を制御する次世代高分子・超分子−現状と将来展望
<趣旨>21世紀は「光の時代」といわれており,分子レベルでの設計が可能な高分子材料は,次世代の光機能素子として大いに注目されています.本講座では,光を制御するための高分子材料の設計と機能評価に関して,基礎,応用,将来展望をわかりやすく解説していただきます.
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 化学工学会 強化プラスチック協会 日本化学会 日本ゴム協会 日本合成樹脂技術協会 日本材料学会 日本レオロジー学会 複合材料学会 有機合成化学協会
日 時 6月18日(金)10:00〜17:00
会 場 国立教育会館 601会議室(東京都千代田区霞ヶ関3-1 TEL 03-3580-7151 交通:地下鉄銀座線虎の門駅下車 5番出口すぐ)
プログラム
<10:00〜11:40>
  1. 機能性液晶ゲルと超分子液晶(外場に高速応答する自己組織化ソフトマテリアル)(東大院工)加藤隆史
  2. 液晶フォトニクス(光による分子配向制御を利用した高密度記録)(東工大資源研)池田富樹
<12:40〜17:00>
  1. ディスコチック液晶フィルム(液晶ディスプレイの光学補償板用)(富士フイルム)岡崎正樹
  2. 記録用コレステリック光学フィルム(熱応答性フルカラー表示素子)(物質研)玉置信之
  3. 高分子薄膜のエレクトロルミネッセンス(電場応答性高効率自己発光薄膜)(山形大院理工)城戸淳二
  4. 非線形光学材料としてのデンドリマー(通信総研)横山士吉
  5. 液晶/高分子複合体の表示素子への応用(大日本インキ)高津晴義
参加要領 1)定員100名 2)参加費 イ)会員(協賛学協会員含む)ロ)会社21,000円 ハ)大学・官公庁10,500円 ニ)学生・GS 3,150円 3)申込方法 申込用紙(00頁)に記入し,お申し込み下さい.参加証は順次発行いたします.
申込先 高分子学会 99-2ポリマーフロンティア21係

第17回高分子表面研究会講座

主題=ガスバリヤーフィルムと表面加工技術
<趣旨>高分子表面研究会は,表面に関連する機能に興味をもつ研究者・技術者のために最近のトピックスを勉学する講座を開催してきました.今回は,環境保全,省エネルギー,機能面から従来の素材の見直しが迫られているガスバリヤーフィルムを取り上げます.ガスバリヤーフィルムの現状と展望,バリヤーフィルムの開発にあたって表面改質,コーティング,薄膜形成技術等の表面,薄膜創製技術の問題点を技術的側面から解説します.
主 催 高分子学会 高分子表面研究会
協 賛 日本化学会 日本接着学会
日 時 6月18日(金)10:00〜17:00
会 場 アクトシティー浜松 研修交流センター 62研修交流室(浜松市板屋町108-6 TEL053-451-1111)
プログラム
<10:00〜12:15>
  1. ガスバリヤーフィルムの現状と展望(東洋製罐グループ綜研)葛良忠彦
  2. ビニリデン系フィルム(旭化成)富士江昭
  3. エバール系フィルム(クラレ)床尾万喜雄
<13:30〜17:00>
  1. 酸化アルミニウム蒸着フィルム(凸版印刷 包装研)加藤俊一
  2. 酸化ケイ素蒸着フィルム(御池開発研)後藤傅一郎
  3. 無機CVD薄膜形成フィルム(大日本印刷)坂元 寿
  4. アクリロニトリル系フィルム(三井化学 樹脂加工品研)河田充生
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員)イ)会社13,650円 ロ)大学・官公庁5,250円 ハ)学生2,100円 ニ)高分子表面研究会メンバー a)会社10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 申込用紙(00頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 第17回高分子表面研究会講座係 

第21回茨城地区活動講演会

主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月22日(火)13:30〜19:00
会 場 ダイキン工業 MEC研究所(つくば市御幸が丘3 TEL0298-58-5001 交通:(1)JR常磐線ひたち野うしく駅または牛久駅下車,タクシー約15分 (2)東京駅八重州口から高速バスつくば号でつくばセンター下車,タクシー約10分)
講 演
<13:30〜17:10>
  1. MEC研究所紹介(ダイキン)赤石健一
  2. ラジカル重合における立体構造制御(名大院工)岡本佳男
  3. 含フッ素高分子における最近の技術と応用(ダイキン)清水哲男
  4. デンドリマーの特異機能(東大院工)相田卓三
  5. フッ素系表面改質剤の合成と歯科への応用(東理大工)好野則夫
懇親会 <17:30〜19:00>
参加要領 1)定員50名 2)参加費 無料 3)懇親会費 (1)一般3,000円 (2)学生1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名,勤務先,連絡先,電話番号,FAX番号,懇親会参加の有無を明記し,FAXまたは,e-mailにてお申し込み下さい. 5)申込締切 6月8日(火) 申込先 [305-0841]つくば市御幸が丘3 ダイキン工業(株)MEC研究所 板垣剛之 TEL0298-58-5069 FAX 0298-58-5082 e-mail: itagaki@mec.daikin.co.jp

99-1 NMR研究会

主題=どこまで固体の構造解析にせまれるか
<趣旨>固体高分解能NMR法+αによる固体の構造解析例について紹介し,固体高分解能NMR法による構造解析の将来的な可能性と限界について整理します.低分子化合物から生体高分子,合成高分子まで広範囲な分子の動的,静的性質を探求した例について紹介します.
主 催 高分子学会 NMR研究会
日 時 6月23日(水)10:00〜16:30
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-3726-3340)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 2D Spin-echo 法を用いた高分子の構造研究(東工大生命理工)浅川直紀
  2. 19F{1H}-CPMAS NMRにおける交差分極ダイナミックスの解析と含フッ素高分子の構造解析への応用(東工大工)安藤慎治
<13:15〜16:30>
  1. アミノ酸結晶での分子ダイナミックスに対する水素結合の効果(味の素)°海老沢計慶・鈴木榮一郎
  2. 固体高分解能NMRによる膜タンパク質の解析(姫路工大理)辻  暁
  3. 固体高分解能NMR法の役割と課題(日本電子)杉沢u
参加要領 1)定員120名 2)参加費(銀行振込)会員:イ)会社5,250円 ロ)大学・官公庁3,150円 ハ)学生2,100円 ニ)NMR研究会メンバー無料 3)申込方法 申込用紙(  頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は発行しません.
申込先 高分子学会 NMR研究会係

99-1接着と塗装研究会

主題=環境対応型接着剤・塗料関連技術の進歩
<趣旨>接着剤・塗料の環境対応への改善期待が求められています.環境対応項目は新材料や関連技術など数多くあります.このたび,接着剤・塗料分野における環境対応材料としてその関連技術における環境問題とその対策や環境による劣化および関連試験法(含:ISO規格動向)を取り上げました.この分野の専門家によるホットな話題を提供いただき討論する機会を設けました.  接着剤・塗料関連技術者・研究者にとって有効な情報源となりますので是非ご参集下さい.
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 6月23日(水)10:30〜16:40
会 場 化学会館501AB会議室(東京都千代田区神田駿河台1-5 TEL03-3292-6161)
講 演
<10:30〜11:40>
  1. 接着剤が抱える環境問題とその対策(コニシ)井上雅雄
<13:00〜16:40>
  1. 水性ビニルウレタン系接着剤(静岡大農)滝 欽二
  2. 環境による劣化と最新試験法(スガ試験機)須賀 蓊
  3. アクリルシリコン樹脂の活用(チッソ)渡辺健一
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込)(1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法申込用紙(392頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は発行いたしません.
申込先 高分子学会 99-1接着と塗装研究会係

 


99-1プラスチック材料工学研究会(第51回)

主題=省資源・軽量化を支えるプラスチック材料と成形加工
<趣旨>プラスチック材料を利用した商品開発では,携帯電話,ノートパソコンに代表されるような超軽量化商品がつぎつぎと市場を賑わしています.一方,化石資源の有効利用や環境問題で省資源化が話題となっています.今回の研究会では,この両側面からプラスチック材料と成形加工は如何に役立つべきかについて議論することを企画しました.材料から2題,成形加工から2題,塗料から1題のトピックスを選び,最新情報を解説いただきます.
主 催 高分子学会 プラスチック材料工学研究会
協 賛 日本化学会
日 時 6月24日(木)10:00〜16:30
会 場 東京工業大学百年記念館第1会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-3726-1111)
プログラム
<10:00〜12:00>
  1. 省資源型プラスチック材料の設計(東工大資源研)遠藤 剛
  2. 液晶系ポリマーアロイ(千葉工大)柴田充弘
<13:00〜16:30>
  1. ナイロンのナノコンポジット(加工工程)化技術(昭電 総研)田村堅志
  2. MCF(マイクロセルフォーミング)技術(金沢工大材料セ)神保 實
  3. 赤外線反射塗料(NTTアドバンス)松浦武利
参加要領 1)定員40名 2)参加費(銀行振込)(1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)プラスチック材料工学研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(392頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 99-1プラスチック材料工学研究会係

 


第34回高分子の基礎と応用講座

主題=わかりやすい高分子入門
<趣旨>プラスチック,繊維,ゴム,接着剤,塗料等,高分子は我々の身の廻りのいろいろなところで使われ,人間生活を豊かにしています.これは高分子があらゆる分野の技術をささえる素材として,また先端的な高性能,高機能の物質として多元的な要求を満たしているからであり,21世紀には高分子はますます重要な材料になるといわれています.  本講座はこのような高分子材料の性能,機能の発現を基礎から理解し,それを利用し,さらに展開するための一助となる高分子科学・工学の入門講座です.
蛛@催 高分子学会関西支部
協 賛 日本化学会近畿支部 近畿化学協会
日 時 6月24日(木),25日(金)
会 場 大阪市立工業研究所3F 大講堂(大阪市)
プログラム
第1日=6月24日
<9:30〜12:00>
  1. 高分子の合成-原理と方法(大阪市大工)圓藤紀代司
  2. 高分子の精密合成-精密重合・リビング重合を中心として(京大院工)澤本光男
<13:00〜17:00>
  1. 高分子の分子構造-一次構造の精密解析(阪大院 基礎工)北山辰樹
  2. 高分子鎖の多様なかたちと分子物性(阪大院理)佐藤尚弘
  3. 高分子の構造と物性のかかわりを分子レベルで眺める(阪大院理)田代孝二
第2日目=6月25日
<9:30〜12:00>
  1. プラスチック-特性・応用・リサイクル(大阪市工研)福田明徳
  2. 高分子の繊維化-かたちと機能(京工繊大繊維)秋山隆一
<13:00〜17:00>
  1. ゴムの特性と材料への応用(京工繊大工芸)池田 裕子
  2. 機能性高分子-電子・情報分野での活躍(三菱電機 先端技研)肥塚裕至
  3. 機能性高分子-医学,環境との関わり(京大再生医研)岩田博夫
参加要領 1)定員100名 2)参加費(含協賛学協会員,テキスト1部および昼食代2日分を含む)(1)会社30,000円 (2)大学・官公庁10,000円 (3)学生4,000円 (4)非会員45,000円(当日入会可)3)申込方法 氏名,所属,連絡先,送金予定日を明記の上ハガキまたはFAX,e-mailでお申し込み下さい.[振込先銀行:住友銀行玉造支店 普通預金口座926709 高分子学会関西支部 講座係]
申込先 [536-8553]大阪市城東区森之宮1-6-50大阪市立工業研究所内 高分子学会関西支部 早川亜津子 TEL/Fax 06-6969-4428 e-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp

 


日本学術会議50周年記念 連続講演会
「21世紀の高分子基礎科学を探る」(第4回)

主題=DNAの機能を生かした高分子研究
<趣旨>生物は,その機能の多くを核酸,タンパク質,糖,脂質などの生体高分子に頼っている.しかも,これらの分子の合成,分解,修飾を生物の時間軸にあわせたキネティックスで行うために,多くの場合,酵素が重要な役割を果たす.  一方,アミノ酸の例を出すまでもなく,生物が用いる高分子の種類は限られており,少ない種類の高分子により行われる生体反応は,分子サイズ,反応エネルギー,空間的自由度などについて大きな制約を受けている.それらの制約を克服して生物が必要とするスタンダードにあった生体高分子反応を行うために,生物は長い進化の歴史の間に驚くべき精緻さとメカニスティックな工夫を遂げた.本講演会では,さまざまな分野で活躍されている生化学・分子生物学・構造生物学の専門家の先生に最近の分子・原子レベルで明らかにされつつある生体高分子反応の秘密をやさしくお話しいただき,生体高分子反応から展望した21世紀の高分子化学の将来を探る.
主 催 日本学術会議 化学研究連絡委員会/材料工学研究連絡委員会/物質創製工学研究連絡委員会 高分子学会
協 賛 (予定)日本化学会 日本物理学会 応用物理学会
日 時 6月25日(金)10:00〜19:30
会 場 日本学術会議 講堂(東京都港区六本木7-22-34 TEL03-3403-6291)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 最も起源が古い逆転写酵素テロメレース(東工大生命理工)石川冬木
  2. DNA合成の開始と修復(阪大細胞生体工学セ)花岡文雄
<13:00〜17:00>
  1. 生体のDNA合成はなぜprocessiveか(奈良先端大)釣本敏樹
  2. リボザイムの反応機構とその応用(筑波大応生化系)多比良和誠
  3. ペプチド結合の生成過程(交渉中)
  4. DNAに作用する酵素のX線構造解析(生物分子研)森川耿右
<17:30〜19:30>  懇親会(はーといん乃木坂)
参加要領 1)定員100名 2)参加費 無料 3)要旨集代2,100円 4)懇親会費3,000円 5)申込方法 3)申込方法 申込用紙(392頁)に記入しお申し込み下さい. 懇親会参加ご希望の方は欄外に懇親会出席と明記して下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 日本学術会議連続講演会係

 


高分子講演会[東海]

主題=高分子の表面構造の解析と制御
<趣旨>高分子表面においてはバルクとは異なる特徴的な物理化学的特徴を示します.近年,X線光電子分光分析(XPS),二次イオン質量分析(SIMS)等の表面分析技術の進歩により,極表面の化学分析が可能になり,高分子表面に関する研究は非常に盛んになってきました.特に,最近では,原子間力顕微鏡(AFM)が開発され,ナノメーターオーダーでの表面構造の解析や表面の粘弾性の測定が可能になっています.このような技術を用いて,表面構造を制御し,高分子表面に新たな機能性を付与しようとする試みがなされています.本講演会では,これらの研究に顕著な業績をあげておられる方々を講師に迎え,高分子表面の解析と制御に関して,基礎から応用までをわかりやすくお話ししていただきます.高分子科学にかかわる業務に携わっておられる多くの皆さんのご参加を期待します.
主 催 高分子学会東海支部
日 時 6月25日(金)13:30〜17:00
会 場 岐阜大学大学会館(岐阜市柳戸1-1 交通:JR岐阜駅または名鉄新岐阜駅から岐阜バス「岐阜大学」行きに乗り終点で下車)
講 演
  1. X線回析を用いた高分子表面の解析(神戸大)西野 孝
  2. 高分子系のナノレオロジーとナノトライボロジーの試み(東大院工)西 敏夫
  3. 傾斜ドメイン構造を示すフィルムの表面分析とその断面形態(農工大工)秋山三郎
懇親会 (講演終了後)
参加要領 1)定員100名 2)参加費 無料 3)懇親会費1,500円(当日徴収)4)参加希望者は,懇親会への参加希望の有無とあわせて,予め電子メール,FAXまたははがき等でお申し込み下さい.
申込先 [501-1112]岐阜市柳戸1-1岐阜大学工学部応用精密化学科 三輪 實 TEL/Fax 058-293-2623 e-mail: miwa@apchem.gifu-u.ac.jp

99-2光反応・電子用材料研究会(第18回)

主題=最先端レジスト技術
(16thフォトポリマーコンファレンスサテライトミーティング)
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
日 時 6月28日(月)13:30〜17:00
会 場 東京大学山上会館201・202会議室(東京都文京区本郷7-3-1 TEL03-3818-3008 内線2331)
講 演
<13:30〜17:00>
  1. Quantitative Carbon-13 NMR Analysis of Chemically Amplified Resists (IBM) Hiroshi Ito
  2. Rheological Approach for the Improvement of Post Exposure Delay Stability in ArF Resist Composed of Alicyclic Polymer (Hyundai Electronics) Jae-Chang Jung
  3. Review of Advanced 193nm Resists and Polymers: Lithographic Performance and General TrendsinMaterialProperties(STMicroelectronics) Benedicte Mortini
  4. Thin Film Imaging with CARL Photoresist at the Optical Resolution Limit (Infineon Technologies) Stefan Hien
参加要領 1)定員30名 2)参加費(銀行振込) (1)会社3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生1,050円 (4)光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3) 申込方法 申込用紙(487頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 99-2光反応・電子用材料研究会係

99-1セパレーションズ サイエンス&テクノロジー(SST)研究会

主題=セパレーションサイエンスの最先端
<趣旨>今回はセパレーションサイエンスの最先端と題し,セパレーションに関係する若い研究者の最近の研究成果を聞くことにいたしました.ダイナミックで将来の示唆に富んだ興味ある内容となっております.大学,研究機関,企業からの多数の参加を期待しています.
主 催 高分子学会 SST研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 化学工学会 繊維学会 電気化学協会 日本化学会 日本農芸化学会 日本生化学会 日本機械学会 日本鉄鋼協会 日本膜学会 日本薬学会 日本分析化学会
日 時 6月28日(月)10:00〜16:40
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(目黒区大岡山2-12-1)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 逆高分子電解質効果を有する合成ポリペプチド(科学技術振興事業団)長屋次郎
  2. 高分子ゲルの相転移と臨界現象,高分子による分子認識(千葉大工)安中雅彦
  3. マイクロチャンネル内での高速分子輸送(神奈川科学アカデミー)渡慶次 学
<13:00〜16:40>
  1. 超低圧逆浸透膜の開発(日東電工)廣瀬雅彦
  2. 高分子表面を利用した細胞のマニュピレーション(東女医大医工研)大和雅之
  3. 生体成分との相互作用を制御するポリイミド膜表面の構築(都立大工)川上浩良
  4. LB法ならびにCast法により調整した高分子膜上に培養した線維芽細胞の形態観察と生理活性物質の生産性(成蹊大工)原万里子
  5. アンフォテリック膜表面のキャラクタリゼーション(東工大理工)神保俊彦
参加要領 1)定員80名 2)参加費 (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)SST研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(392頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 99-1セパレーションズ サイエンス&テクノロジー研究会係

第19回高分子と水に関する研究会講座

主題=高分子と水に関する基礎と応用
<趣旨>水は高分子の力学的,電気的,光学的性質などの基本物性にさまざまな影響を及ぼしているだけでなく,タンパク質や高選択性分離膜などに見られる高機能性の発現にも重要な役割を果たしています.高分子への低分子(水,イオン,蒸気,気体,溶媒なども含む)の収着,拡散,透過現象を基礎から学ぶことは,これらの種々の現象の理解や,それを高性能,高機能材料の開発に結びつける上でつねに克服しなければならない重要な問題です.今回の講座では,これらの現象の基礎的な考え方を十分に把握していただくと同時に,高分子/水系を考える上でつねに問題となる親水性と疎水性(相互作用の制御)について,新しい概念を含めた多方面における応用事例から学んでいただく講座をを企画いたしました.高分子/水系のみならず,その広い関連分野の研究者・技術者の皆様に大いに役立つものと確信いたしております.
主 催 高分子学会 高分子と水に関する研究会
協 賛 (予定) 応用物理学会 化学工学会 繊維学会 紙パルプ技術協会 静電気学会 電気化学会 日本化学会 日本食品工業学会 日本農芸化学会 日本生化学会 日本包装技術協会 日本機械学会 日本鉄鋼協会 日本膜学会 日本水環境学会 日本薬学会 日本分析化学会
日 時 6月29日(火),30日(水)
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区2-12-1 TEL03-5734-4096)
講 演
第1日=6月29日

[I] 高分子/水系の基本的な考え方を身につける

<9:30〜12:20>
  1. General Introduction−親水性とは何か,疎水性とは何か(東工大院理工)佐藤 満
  2. 収着(京大名誉)小谷 壽
  3. 拡散(都立大理)戸井啓雄
<13:20〜17:40>
  1. 透過(名工大工)辻田義治
  2. 浸透気化(京都工繊大)吉川正和
  3. 水の構造と性質(実践女子大生活科)小見山二郎
  4. 溶液系の透過(東工大工)谷岡明彦
第2日=6月30日

[II] 水(親水性)と油(疎水性)を極める

<9:30〜12:00>
  1. 吸水性高分子ゲル(横浜国大院工)鈴木敦史
  2. オイルゲル化剤−油や溶剤を固めることのできる化合物(信州大繊維)英 謙二
  3. 含フッ素オリゴマー型界面活性剤の開発−合成から生理活性まで(大阪市立大生活科)川瀬徳三
<13:00〜16:40>
  1. 生体に優しいマテリアル表面の水(東大院工)石原一彦
  2. 光触媒が生み出す超親水性表面(東大先端研)渡部俊也
  3. 油から水へ−水系塗料の新展開(日本ペイント)堀  仁
  4. 化粧品における親水性と疎水性制御(資生堂)梁木利男
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員)イ)会社27,300円 ロ)大学・官公庁9,450円 ハ)学生3,150円 ニ)高分子と水に関する研究会メンバー a)会社22,050円,b)大学・官公庁6,300円) 3)申込方法 申込用紙(  頁)に記入し,お申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 第19回高分子と水に関する研究会講座係

第2回10年目社員のための勉強交流会

<趣旨>企業における高分子関係の研究者・技術者で,中堅になりつつある35歳前後(40歳未満)を対象に,少人数の合宿による受講と密度高い討論,また,相互交流を目的とした勉強会です.一つの節目にある参加者にとって,第一線の講師による研究・開発のハイライトと哲学の披露,参加者全員のプレゼンテーションとインテンシブな討論が,新しい刺激を与えるとともに,新しい切り口を提供する機会になるよう企画しました.
蛛@催 高分子学会関東支部
日 時 6月29日(火),30日(水)(一泊2日)
会 場 生産性国際交流センター(神奈川県三浦郡葉山町湘南国際村 TEL0468-58-2900 交通:(1)JR横須賀線逗子駅から京急バス「湘南国際村バスターミナル行き」約20分,(タクシー約2,500円),(2)JR京浜急行新逗子駅から「湘南国際村バスターミナル行き」約15分,いずれも湘南国際村センター下車)
プログラム
第1日=6月29日
<13:00〜15:00> オリエンテーション
<15:00〜18:00>
  1. 機能性高分子材料-研究開発と実用化への道程(東理大基礎工)加藤政雄
  2. 高性能液晶ポリマーの設計と工業化(三菱化学)木代 修
  3. ポリマー材料リサイクルと対応戦略(リサイクル研)飯島林蔵
<18:10〜19:00>上記講師を囲んでグループ討論
<19:00〜21:00>交流パーティー
第2日=6月30日
<9:00〜12:00>
  1. シンジオタクチックポリスチレンと工業触媒の開発(出光石化)蔵本正彦
  2. 高分子の相分離過程における構造形成(日本ゼオン)廣川能嗣
  3. 研究開発と高分子物性(三菱化学)市原祥次
<13:00〜14:00>
  1. 新しく切り開かれる高分子科学の領域(東工大工)中浜精一
<14:00〜14:30> 質疑応答
参加要領 1)定員25名(全員合宿)2)参加費47,250円(宿泊費,交流パーティー,税・サ込み)3)申込方法 氏名,勤務先,電話,Faxを明記の上,高分子学会関東支部あてFaxでお申し込み下さい.受付後に請求書をお送りいたしますので,あさひ銀行 新富町支店 普通口座 0154116 (社)高分子学会関東支部長 安藤 勲)にお振り込み下さい.
申込先 高分子学会関東支部 10年目社員のための勉強交流会係