| [第16回ポリマー材料フォーラムポスター賞選考報告] |
| 16PMF 運営委員 西山聖二 |
| 2時間以上の審査に足腰も疲労し、大変な審査となったが、経験豊かな審査員の方々のポスターと演者を見つめる真剣な眼差しが印象的であった。前ページで記されているように4セッションに139件のポスターが発表された。セッションオーガナイザーが中心になり各セッション10名以上の審査員が協力し、各セッション全発表を対象に複数の優秀発表を選び順位を付して選考委員会に持ち寄り審議し、ポスター優秀発表賞を決定した。また、今回から各セッションの審査員にフェローの方々が2名以上加わり、多様な角度から審議が行われた。表彰の基準は @発表内容:新しい材料および技術としての可能性を見出した、あるいは予見させる高分子材料および関連技術、Aプレゼンテーション:質疑に対する適切な応答、ディスカッション、Bポスターの論理性・ビジュアル性:発表者がその場にいなくても一見して発表を理解できるような構成、並びに人を引きつける特徴的、魅力的なポスター、とした。
プレゼンテーションはコメンテーターの誘導で行われ、複数の審査員が同行し、必要に応じて自ら質問を行うことにより審査を進めた。疑問の残るもの、もう少し詳細を聞く必要があるものについては、別の時間に質問をしている審査員が数多くみられた。全てのポスターを可能な限り同じ条件で審査することを旨としたため、各審査員に肉体的、精神的に大きな負担を強いることになった。各分野のバランスを重視し、AおよびDセッションは1〜2件、Bセッションは1件、発表の多いCセッションは2件を目安としたが、A、B、Dセッションから各1件、Cセッションから2件のポスター発表が推薦され、バランスの良い選出に至った。また、選出されなかったポスターにも高い評価が集まったものがあったことを記しておきたい。表彰の方法については、あらかじめ高分子学会本部で議論され、対象者は希望により発表者あるいは発表者のグループのいずれかとすると決まっていた。今回は、発表者個人2件、発表者グループ3件となっている。 発表会場はカラフルなポスターが目立ち、ビジュアル的にも工夫されていて、年々進化しているように感じられた。サンプルを持参し、文字と言葉とモノでの説明は説得力があり、理解も高まり、イメージも膨らんだ方も多かったと思う。若い企業研究者が熱心にポスター前で議論している姿が印象的であった。受賞者はこれを機会にさらに飛躍していただきたいし、惜しくも選ばれなかった方々には、次回に向けての準備をお願いしたい。5件の受賞者は次の通りである。 |
| Aセッション | 反応性高分子を用いた高感度プロテインマイクロアレイの作製
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| Bセッション | 液晶ディスプレー用COP位相差フィルム
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| Cセッション | アクリル樹脂の特異な溶媒親和性を利用したマクロポーラスモノリスの開発
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産総研発の自己集合型有機ナノチューブ
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| Dセッション | アクリル系熱可塑性エラストマーのTEM観察手法の開発
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| 第16回ポリマー材料フォーラム |