高分子 Vol.69 No.6
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特集 ビッグデータとデータベース
社会ではすでにビッグデータ解析が産業、市場分析などのさまざまなシーンに利用され、蓄積されたありとあらゆる事象のデータベースは国際的な情報資産として重要さを増す。このように情報科学が日々急速に進歩している昨今、これまで化学者の経験や勘、イマジネーションに頼っていた材料設計や物性機能開発の方法にも大きな変革がおとずれている。今後、ビッグデータとデータベースの取り扱いにより情報科学はどのように「ものづくり」に関与し、利用されていくのかについて、最新の活用事例をトピックスとして取り上げ、情報処理の仕組みから利用まで平易な解説でエッセンスを紹介いただきながら考えてみたい。
細野・岩崎・須賀・真下

Digest for English Readers
268

Hot Topics
272
Awards for Encouragement of Research in Polymer Science; The Society of Polymer Science, Japan 2018

素描
データ科学と材料開発 常行 真司
273

展望
高分子インフォマティクスの製品開発への活用に向けて 池端 久貴
274
材料ビッグデータの展望と課題 徐 一斌
277
シミュレーションとインフォマティクスとの連携 茂本 勇
280

Polyman 画
283

トピックス
ハイスループット実験に基づく高分子材料の耐久性設計 谷池 俊明
284
機械学習によるポリマー太陽電池の設計 佐伯 昭紀
286
機械学習によるLi+/電子伝導性ポリマーの探索 畠山 歓
288
小規模データによる実験主導マテリアルズインフォマティクス 緒明 佑哉・五十嵐 康彦
290
MIにむけた自動知識抽出システムの開発 廣瀬 修一・戸田 浩樹・折井 靖光
292

グローイングポリマー
一本筋の通った研究を目指して 曽川 洋光
294

先輩からのメッセージ - 仕事しごと 私事しごと
子連れ在外派遣in台湾 相見 順子
295

高分子科学最近の進歩
イオン液体が変革するバイオマス変換プロセス 廣瀬 大祐・和田 直樹・高橋 憲司
296

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