高分子 Vol.71 No.3
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特集 世界の高分子研究における日本の役割と国際連携
約100年前のシュタウディンガーによる高分子の提唱以来、世界で高分子の研究が活発に行われてきた。高分子は基礎から実用化まで幅広い研究分野を有し、それぞれの国の歴史、気候、環境、風土、産業、教育、さらにはその国の人々の生活スタイルなどに応じて、多様な高分子研究が進められている。本特集では、世界のさまざまな国における高分子研究のトレンドや課題、最新のトピックスなどについて各国在住の研究者などから現状を報告してもらうことで、世界の高分子研究における日本の立ち位置と役割を確認するとともに、ポストコロナ時代における国際連携の進め方についての理解を深める。
樋口・石割・磯田・鳴瀧・早野

Digest for English Readers
98

Hot Topics
101
Awards for Encouragement of Research in Polymer Science; The Society of Polymer Science, Japan 2020

素描
コロナがもたらした科学研究の大きな転換点 増原 宏
102

展望
高分子の国際連携、その未来 豊嶋 哲也・鈴木 輝彦
103
国際社会の中の高分子に関する日本の役割 今栄 東洋子
106

Polyman 画
109

トピックス
ベトナム高分子産業と日越連携による天然ゴム化学の創成に関する基礎研究 ファン・チュン・ニア ・ ホアン・テ・バン
110
Polymer Research in China: A Brief Introduction Pengju PAN
112
研究費から見る米国の研究動向 勝又 麗香
114
シンガポールから日本へ逆輸入 瀬川 縁
116
海外での研究活動の意義 永田 勇樹
118

グローイングポリマー
流れるものと流れないもの 片島 拓弥
120

先輩からのメッセージ - 仕事しごと 私事しごと
仕事と私事のリーダー 櫻木 美菜
121

高分子科学最近の進歩
小角X線・中性子散乱法の最先端 竹中 幹人
122

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