本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2021年1月主催行事


水素・燃料電池材料研究会

主題=高分子電解質膜を用いたエネルギーデバイスの最前線

<趣旨> 再生可能なエネルギーや持続可能なエネルギーを創出し、得られたエネルギーを最大限で有効利用できるエネルギーデバイス・システムや、経済的に持続可能で環境保護やエネルギーセキュリティーを含めた安全性も高い低炭素社会化の構築化が求められています。
 燃料電池、水電解、二次電池などのエネルギー変換・貯蔵デバイスは、低炭素社会化を構築するうえでの基幹技術であり、高分子電解質膜はこれらデバイスの高性能化にかかわる重要な構成材料です。しかし、電解質膜には性能面だけでなくそのコストにおいてもブレイクスルーが求められています。
 本研究会では、高分子電解質膜のエネルギーデバイスへの展開に焦点を絞り、本分野でご活躍されている講師方をお招きし、最新の研究内容をご紹介いただくとともに活発な討論を行いたいと考えております。高分子電解質膜の多様な分野への応用を考えている方や、現在高分子電解質膜を用いられている方など、多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会
会 期 1月15日(金)
会 場 オンライン開催(Webex)
プログラム
<14:00~15:00>
1. 炭化水素系電解質:今後何をすべきか、何ができるか
(山梨大)宮武健治
<15:10~16:10>
2. 高分子被覆触媒はビジネスとして成立するか
(九州大)藤ヶ谷剛彦
<16:10~17:10>
3. 超分子的な相互作用を利用した電解質材料の開発
(九州大)西原正通
4. 高分子電解質膜特性のTrade-off を打ち破れ-プロトンからリチウムイオン輸送まで-
(東京都立大)川上浩良
参加要領 1)定員 60名 2)参加費 無料 3)参加資格 高分子学会 水素・燃料電池材料研究会メンバー 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 5)その他 水素・燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方は、入会手続き後、お申し込みください。
連絡先 九州大学 藤ヶ谷剛彦
TEL 092-802-2842
URL:https://main.spsj.or.jp/c12/gyoji/materials.php


第32回高分子ゲル研究討論会

主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
協 賛 応用物理学会、日本化学会、日本薬学会、日本農芸化学会、化学工学会、日本DDS学会、日本バイオマテリアル学会
日 時 1月21日(木),22日(金)/懇親会(Remo)21日(木)18:30~20:00
会 場 オンライン開催
新型コロナウイルス感染症の情勢を鑑み、参加者の安全を第一に考慮し、オンライン開催に変更となりました。
プログラム
[口頭発表](発表15分・討論5分/件)
第1日=1月21日(木)
<9:30~9:40>開会の辞
(運営委員長・名大院工)竹岡敬和
<9:40~10:40>[座長 河村暁文]
1. 高密度に刺激応答性自由末端鎖が結合した架橋構造を持つヒドロゲルの設計
(滋賀県大工)戸田翔伍・伊田翔平・竹下宏樹・金岡鐘局
(滋賀工技セ)大山雅寿
2. RAFT重合を利用した温度応答性ゲルの合成と評価:RAFT剤添加の効果
(東大院工)増田 造・高井まどか
3. ネットワーク構造の制御された温度応答性ゲルのワンショット合成
(名大院工)酒井智基・原 光生・関 隆広・上垣外正己・竹岡敬和
(東工大物質)佐藤浩太郎
<10:40~12:00>[座長 伊田翔平]
4. 櫛型グラフト構造を導入した自励振動ゲルの創製と振動挙動の制御
(東大院工)Lee Won Seok・榎本孝文・秋元 文・吉田 亮
5. テレケリックなポリ(N -イソプロピルアクリルアミド)を用いた均一網目ゲルの合成・構造解析・膨潤収縮挙動
(名大院工)大島育也・權 度宇・原 光生・関 隆広・上垣外正己・竹岡敬和
(東工大物質)佐藤浩太郎
(理研RSC)星野大樹
6. 表面分解に伴う吸着タンパク質除去を実現するハイドロゲルの創製
(東理大院基礎工)神谷 樹・小松周平・菊池明彦
7. 界面分割法による高粘性多糖配向化ゲルの膨潤特性
(北陸先端大院)齊藤 魁・外村嘉也・金子達雄・桶葭興資
<12:00~13:00>休憩
<13:00~14:00>[座長 桶葭興資]
8. 重合時におけるハイドロゲル微粒子の形態発展解析
(信州大繊維)西澤佑一朗・湊 遥香・乾 拓海
(名大院理)内橋貴之
(信州大繊維・信州大先鋭材料研)鈴木大介
9. 固体微粒子存在下で行うシード沈殿重合法よるコアシェル型ゲル微粒子合成
(信州大繊維)本田健士郎
(Heinrich Heine大)Matthias Karg
(信州大繊維・信州大先鋭材料研)鈴木大介
10. ゲル粒子の三次元的な接着による機能性構造体の作製
(阪大院工)高井志帆・麻生隆彬・宇山 浩
<14:00~15:00>[座長 麻生隆彬]
11. 均一網目構造を有する温度応答性ゲル微粒子の合成とその膨潤収縮挙動
(名大院工)日江井優花・大島育也・竹岡敬和
12. 固液界面吸着によるハイドロゲル微粒子薄膜
(信州大繊維)湊 遥香・西澤佑一朗
(名大院理)内橋貴之
(信州大繊維・信州大先鋭材料研)鈴木大介
13. 無機ナノシートと水のみからなる生き物のようなゲル:内部ネットワークの構造組み替えによる力学物性の可逆変化
(理研CEMS)佐野航季・石田康博
<15:00~16:20>[座長 呉羽拓真]
14. 高分子ゲルにおけるゲル化臨界濃度
(東大院工)矢澤和樹・片島拓弥・酒井崇匡・鄭 雄一
15. 高分子網目の拡散係数に及ぼす溶媒の質の影響
(東大院工)藤藪岳志・吉川祐紀・大平征史・片島拓弥・作道直幸・鄭 雄一・酒井崇匡
(東大物性研)Li Xiang
16. 高分子ゲル網目の拡散係数への混合と弾性の寄与
(東大院工)金 俊赫・藤藪岳志・作道直幸・片島拓弥・吉川祐紀・鄭 雄一・酒井崇匡
17. 中性子反射率法とX線電子分光法の相補利用による両親媒性ゲル素材の表面構造の解析
(名工大院)今井達也・伊藤恵利・山本勝宏
<16:30~18:00>短い口頭発表(3グループに分けて 持ち時間15分/件)
<16:30~16:50>ショートプレゼンテーション(1分/件)
<17:00~18:30>Group1[座長 秋元 文]
P1. 光二量化官能基を施した星型高分子の合成と均一網目高分子ゲルの合成
(名大院工)大塚友里亜・大島育也・原 光生・関 隆広・竹岡敬和
P2. 末端にかさ高い分子を導入したコア架橋型星型ポリ(N -イソプロピルアクリルアミド)の温度応答挙動
(滋賀県大工)松本志門・伊田翔平・金岡鐘局
P3. 親水性/疎水性交互共重合体の精密合成とその溶解特性
(滋賀県大工)矢野和樹・伊田翔平・金岡鐘局
P4. 磁場配向した金属ナノ粒子存在下でのラジカル重合による異方性ゲルの設計
(滋賀県大工)石田雄貴・伊田翔平・バラチャンドラン ジャヤデワン・金岡鐘局
P5. メカニカル刺激に応答して気体を放出するMOF架橋高分子ゲルの設計
(関西大化学生命工)椿本恵大
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P6. Copolymerization behavior of diverse monomer pairs having non-covalent interactions
(北大院先端生命)蔡 依蓉
(WPI-ICReDD)范 海竜
(北大院先端生命・WPI-ICReDD・北大GI-CoRE)龔 剣萍
<17:00~18:30>Group2[座長 増田 造]
P7. フッ化炭素鎖導入表面を持つハイドロゲルの創製と構造-物性相関
(東大院工)西本泰平・榎本孝文・秋元 文・吉田 亮
(台湾大)Lin Chia-Hsuan・Wu Jhih-Guang・Luo Shyh-Chyang
P8. 電気泳動法を用いたハイドロゲル表面へのリンクル形成
(阪大院工)柏原優香・麻生隆彬・宇山 浩
P9. 絡み合い架橋の導入によるタフゲルの設計とその力学物性
(関西大化学生命工)元 千夏・稲元唯乃・乗岡智沙
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P10. 粗視化分子動力学法による高分子ゲルの二軸伸長シミュレーション
(東大工)篠原 悠・増本丈慶・青村幸典・保田侑亮
(東大工・東大院工・東大院新領域)眞弓皓一・横山英明・伊藤耕三
P11. 高効率な犠牲結合を有する親水―疎水ハイブリッドDNハイドロゲル
(北大院生命科学)並木昇太郎・鄭 庸・松田昂大
(北大院先端生命・WPI-ICReDD・北大GI-CoRE)中島 祐・龔 剣萍
P12. BZ反応における無機基質を内包した自励振動高分子の構造設計
(東大院工)小野貴裕・吉澤俊輝・榎本孝文・秋元 文・吉田 亮
(MIT・名大院工)小野田実真
(物材機構)上木岳士・玉手亮多
<17:00~18:30>Group3[座長 中島 祐]
P13. 幹細胞の形態振動を誘導するポリマーパターニング培養基材の開発
(九大院工)梶原 晃・木戸秋悟
P14. 動的分子結合サイトを有する温度応答性ゲルの設計と薬物結合能制御
(関西大化学生命工)豊島有人・田中佑樹
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P15. 温度応答性ボロン酸基導入PEG誘導体の合成と細胞死滅剤への応用
(関西大化学生命工)安本七彩
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P16. やわらかな自立浮遊ハイドロゲル膜上での新たな細胞培養
(筑波大院グローバル・産総研細胞分子工学)露久保 淳・金森敏幸
(産総研細胞分子工学)須丸公雄・森下加奈
P17. オリゴ核酸デリバリーキャリアを指向した刺激応答性ゲル微粒子の調製
(関西大化学生命工)藤澤 駿
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
P18. 重合誘起自己組織化を利用した光化学反応場の構築
(東大院工)榎本孝文・秋元 文・吉田 亮
<18:30~20:00> 懇親会(Remo)後日、懇親会出席を取らせていただきます。出席予定者には、参加方法をお伝えいたします。
第2日=1月22日(金)9:40~17:00
<9:40~10:40>[座長 玉手亮多]
18. 分子動力学シミュレーションによる環動ゲルの柔軟・強靭性発現メカニズムの解明
(東大院新領域)保田侑亮
(東大院工)増本丈慶
(産総研)戸田昌利・森田裕史
(東大院新領域・東大院工)眞弓皓一・横山英明・伊藤耕三
19. 一軸引張下におけるDNゲルの巨視的降伏メカニズム
(北大院生命)吉田匡宏・木山竜二
(北大GI-CoREソフトマター・北大院先端生命)キング ダニエル・黒川孝幸
(北大GI-CoREソフトマター・北大院先端生命・北大WPI-ICReDD)龔 剣萍
20. 高分子ゲルの平衡膨潤を記述する浸透圧の準希薄スケーリング仮説
(東大院工)安田 傑・作道直幸・酒井崇匡
<10:40~12:00>[座長 眞弓皓一]
21 高分子ゲルの弾性率の支配方程式
(東大院工)作道直幸・吉川祐紀・酒井崇匡
22. 素材の柔らかさを活かした物理接触式ソフトインタラクティブデバイスの開発
(山形大院工)亀山貴顕・小川 純・渡邉洋輔・Shiblee MD Nahin Islam・Khosla Ajit・川上 勝・古川英光
23. 市販の光造形プリンタを利用したハイドロゲルの3次元造形
(山形大院工)佐藤洋輔・渡邉洋輔・Shiblee MD Nahin Islam・小川 純・Khosla Ajit・川上 勝・古川英光
24. 油中水滴の変形能を利用した高分子ゲル分解微生物のスクリーニング
(東大院理)飯塚 怜
(東大院薬)牟田幹悠・斉藤 開・船津高志
(早大理工)川久保 渉・庄子習一
(早大ナノ・ライフ)尹 棟鉉・関口哲志
(埼玉工業大工)伊藤 芽・秦田勇二
<12:00~13:00>休憩
<13:00~14:00>[座長 上木岳士]
25. エマルション界面での反応を利用したゲルカプセルの調製
(関西大化学生命工)河村暁文・福井魁人・平林利香・中浦 宏・宮田隆志
26. 透明/白色ゲルの同時プリンティングを用いたゲル腎臓モデル開発
(山形大院理工)山﨑裕太・渡邉洋輔・Shiblee MD Nahin Islam・Khosla Ajit・小川 純・川上 勝・南後 淳・古川英光
27. 高強度ハイドロゲルを用いた生体モデルの開発とその評価
(山形大院工)金井柊馬・渡邉洋輔・Shiblee MD Nahin Islam・Khosla Ajit・小川 純・川上 勝・古川英光
<14:00~15:00>[座長 小川 純]
28. 組織接着性と共有結合ゲル形成能を有する温度応答型生分解性インジェクタブルポリマーの血管塞栓材としての応用
(関西大化学生命工・関西大医工薬連携研究セ)大矢裕一・葛谷明紀
(関西大化学生命工)藤原壮一郎・眞弓のぞみ
(関西大ORDIST)能﨑優太
29. オルガノイド安定形成を誘導するマトリゲル粘弾性条件の特定
(九大院工)岩下皇藏
(九大先導研)江端宏之・辻ゆきえ・木戸秋悟
30. 光誘起相転移するアゾベンゼン含有ハイドロゲルの設計と動的細胞足場への展開
(物材機構)本間健太・Chang Alice Chinghsuan・玉手亮多・山本翔太・上木岳士・中西 淳
<15:00~16:00>[座長 川上 勝]
31. 様々な構造の双性イオン型高分子ヒドロゲルの作製と生体組織透明化への応用
(阪府大院工)甲田貴之・松本章一・児島千恵
32. 吸水性と力学的強度を向上させるポリグリセロール融合型ゲルマイクロニードルの設計と評価
(産総研・東京医歯大)宮崎拓也・Chen Siyuan・伊藤美智子・松元 亮
(東京医歯大)諏澤杏香・宮原裕二
(産総研)松本裕子・金井紗耶香
(名大環研)菅波孝祥
33. 化学的・物理的性質を制御可能な光・温度応答性ゲルの創製と細胞制御基材への応用
(関西大化学生命工)沖原正明・松田安叶
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)河村暁文・宮田隆志
<16:00~17:00>[座長 児島千恵]
34. 3D Printing of Soft-Matter Mono Pump in Infant Ventricular Assist Device (VAD)for Blood Pumping
(山形大院)Yeh Yee Cheng
35. Droplet-shooting法を用いた脂質二重膜へのゲルの封入
(山形大院理工)安達香奈子・吉田一也・牧野真人・渡邉洋輔・Shiblee MD Nahin Islam・小川 純・Khosla Ajit
(産総研バイオメディカル)森田雅宗
(山形大院理工)川上 勝・古川英光
36. 食品3Dプリンタを用いた食感の制御
(山形大院理工)鈴木舜介・小川 純・渡邉洋輔・Shiblee MD Nahin Islam・Khosla Ajit・川上 勝・南後 淳・古川英光
<17:00~17:20>表彰式・閉会の辞
参加要領 1)定員180名 2)参加費 ①企業・大学・官公庁 7,700円 ②高分子ゲル研究会メンバー 5,500円 ③学生 3,300円 (④名誉・終身・ゴールド・シニア会員 3,300円 3)懇親会費 無料 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みのうえ、参加費を1月末日までにご送金ください。当日のお支払いはご遠慮ください。5)申込締切 1月14日(木)12:00 6)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料はご負担くださいますようお願いいたします。 7)その他 プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 高分子ゲル研究会係


20-1超分子研究会

主題=光で物性や機能が変化する材料

<趣旨> 21世紀は光の時代と呼ばれています。高分子材料分野においても、光による材料合成、物性制御、機能発現、エネルギー変換など多様な研究が行われています。光によってどのような物性と機能の変化がもたらされるかは、用いる材料の分子構造、光の波長域や強さに依存します。今回は、光と材料の相互作用を超分子化学の観点から議論することを目的として、「光で物性や機能が変化する材料」の研究を独自の視点で取り組まれている先生方から最新の研究成果をご講演いただきます。
主 催 高分子学会超分子研究会
協 賛 日本化学会、錯体化学会
日 時 1月22日(金)13:00~16:00
会 場 オンライン開催 (Webexによるオンライン開催)(新型コロナウイルス感染拡大防止を最優先に考え、オンライン開催といたします)
プログラム
<13:00~13:40>
1. カスケード式化学で構築する高感度フォトポリマー
(東理大)有光晃二
<13:40~14:20>
2. 高分子形状操作に基づく動的機能物質の創製
(東大)本多 智
<14:20~14:40>休憩
<14:40~15:20>
3. π共役系高分子合成の精密制御と有機エレクトロニクス材料開発
(山形大)東原知哉
<15:20~16:00>
4. 動く光を利用した光機能高分子フィルムの創製
(東工大)宍戸 厚
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 5,500円 ②大学・官公庁 3,300円 ③学生 1,100円(消費税込) ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円 ⑤超分子研究会メンバー無料 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。 4)申込締切 1月15日(金)12:00 5)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。当日のお支払いはご遠慮ください。お振込をお願いいたします。 6)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 20-1超分子研究会係


20-2接着と塗装研究会

主題=CNF技術の最新動向

<趣旨> 地球上に最も豊富に存在するセルロースに関し、セルロースナノファイバー(CNF)をはじめとするナノセルロースの高性能・高機能材料への応用と産業化が活発に検討されています。CNFは、鉄の5倍の強度、重量は1/5という機能を有し、さらに低線膨張係数、大比表面積、良ガスバリア性、特異な粘性といった特性を併せもつため、さまざまな素材の特性を向上させることが期待されています。接着や塗料への展開も検討されており、今後CNFを用いた製品・部品の市場導入、社会実装化が急速に進むものと予想されます。
 本年度第一回目の本研究会では、CNFにかかわる各原料の種類・特徴・応用について、この分野で活躍されている講師の方々にご紹介いただきます。CNFの特性を把握していただき、さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 1月22日(金)13:30~16:50
会 場 オンライン
プログラム
<13:30~14:30>
1. セルロースナノファイバーと高分子との複合化
(東大院)磯貝 明
再生産可能な植物バイオマスから調製されるセルロースナノファイバーの基本構造、基本特性を紹介するとともに、高分子との複合化プロセスと複合材料の機能について最近の研究動向と課題について紹介する。
<14:40~15:40>
2. CNFの新たな機能価値創出に向けた取り組み
(花王)西村 哲
花王では自社の強みである界面制御技術を活用し、サステナブル高機能素材であるCNFの新たな機能価値の創出を目指し、研究を進めている。本講演ではCNF界面制御技術の開発経緯および、得られた改質CNFを活用した樹脂ナノコンポジットの諸物性について紹介する。
<15:50~16:50>
3. 物理解繊CNFの製造方法/特徴/用途開発
(中越パルプ工業)田中裕之
中越パルプ工業は1998年より国産竹由来のパルプ製造を、2009年よりCNFの研究開発を開始した。弱いエネルギーによる微細化法である「水中対向衝突法」を採用した「両親媒性」のCNFを製造する。ユニークなCNFの特徴や用途を紹介する。
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 3,300円 ②大学・官公庁 2,200円 ③学生 1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,100円 (接着と塗装研究会メンバー 無料) 3) 申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、1月末日までにお振込みをお願いいたします。 4) 振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 20-2接着と塗装研究会係


第19回高分子ナノテクノロジー研究会講座

主題=分子設計から観たマイクロプラスチック問題への対策

<趣旨> 近年、サステナビリティを追求する取り組みが各所で行われるようになりました。高分子の分野においても例外ではなく、マイクロプラスチックなどの問題が大きく取り上げられ広く認識されるようになり、それに対する対策が求められています。本研究会ではナノテクノロジーに基づいた対策の一つとして、高分子の分子設計の観点から検討すべく本講演会を企画しました。今回はとくに生分解性高分子にフォーカスした講演会となっており、この分野の専門家をお招きしております。また、オンラインでの開催となりますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
日 時 1月27日(水)10:20~16:40
会 場

オンライン開催(Webex Meeting使用)

プログラム
<10:20~11:20>
1. 海洋におけるマイクロプラスチックの現存量と将来予測および現在の課題
(九州大)磯辺篤彦
<11:20~12:20>
2. 循環型社会の形成に貢献するバイオプラスチック
(三菱ケミカル)佐野 浩
<13:30~14:30>
3. 生分解性バイオマスプラスチックの高性能化と生分解性制御技術の開発
(東大)岩田忠久
<14:30~15:30>
4. カネカ生分解性ポリマーPHBHの開発と応用
(カネカ)福田竜司
<15:40~16:40>
5. 芳香族系新規バイオプラスチックの創製と物性制御
(東農大)石井大輔
参加要領 1)定員 100名 2)参加費 ①企業 14,300円 ②大学・官公庁 5,500円 ③学生 2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,200円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー a)企業 11,000円 b)大学・官公庁 4,400円 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、お振込にてお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 第19回高分子ナノテクノロジー研究会講座係


第38回高分子表面研究会 基礎講座

主題=表面をつくる・みる・つかう

<趣旨> 高分子表面・界面はバルクと大きく異なる構造および物性を有しており、機能性を有する表面・界面を「つくる」こと、その化学状態や高次構造を「みる」こと、さらに複合材料設計や接着といった産業分野で「つかう」ことが非常に重要です。本講座ではそれぞれの分野の第一線でご活躍の4名の講師の方々をお招きし、理論や基礎原理から最先端技術までわかりやすく講義していただきます。また、講座終了後には質問コーナーも用意しております。多数の皆様の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子表面研究会
協 賛 日本表面真空学会、日本分析化学会、日本化学会(予定)
日 時 1月29日(金)9:50~15:45
会 場

Webexによるweibinarでの開催

プログラム
<9:50~9:55>開会の挨拶
<9:55~10:00>事務局からのお知らせ
<10:00~11:00>
1. 「表面・界面の基礎」
(阪工大)藤井秀司
表面・界面の基礎である、ぬれ、表面張力、界面張力について、それらの評価方法を含めて解説する。また、高分子表面あるいは界面における重要な現象の一つである接着・粘着現象の発現メカニズムについて概説する。
<11:00~12:00>
2. 「高分子表面・界面の制御(つくる・つかう)」
(産総研)榊原圭太
高分子の表面・界面をどのように制御し、使うかについて解説する。とくに、表面改質を目的とする表面グラフト重合、制御ラジカル重合(リビングラジカル重合)を用いた表面・界面制御、ポリマーブラシの構造・物性とその材料応用について概説する。
<13:00~14:00>
3. 「高分子表面・界面の分析・評価(みる)①:力やひずみの可視化」
(東理大)古海誓一
近年、社会インフラの老朽化問題を発端にして、物体に加わる力やひずみの測定が重要視されている。ある種のセルロース誘導体はコレステリック液晶になり、鮮やかな反射色を示すことがある。今回、セルロース誘導体のコレステリック液晶エラストマー膜の色変化を通じて、力やひずみを定量的に測定できる新しい方法論について解説する。
<14:00~15:00>
4. 「高分子表面・界面の分析・評価(みる)②:界面の構造とダイナミクスの解析」
(日本原子力研究開発機構・高エネルギー加速器研究機構)青木裕之
高分子材料は界面においてバルクと異なる性質を示すことが知られている。この界面の影響は複合材料などにおいてはバルク全体の物性をも左右することがある。そのため、材料の表面・界面において高分子がどのような構造をとり、どのような動的特性を示すかを理解することは材料開発にとって重要となっている。本講座では光・X線・中性子といった多彩なプローブを用いた界面物性解析について概説する。
<15:10~15:40>質問コーナー
<15:40~15:45>開会の挨拶
参加要領 1) 定員 200名 2) 参加費 ①企業 11,000円 ②大学・官公庁 4,400円 ③学生 2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,200円 ⑤高分子表面研究会メンバー a)企業 7,700円 b)大学・官公庁 3,300円 3)申込方法 会員Mypageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費は、お振込をお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 第38回高分子表面研究会基礎講座係


第4回NEXT高分子(関西)交流会

<趣旨> 本交流会は、高分子学会・業界の次代を担う、産学官の研究者が集まり、自由な雰囲気の下で意見交換し交流を深めることで、人脈の拡大と、産学官の共同研究を推進することを目的としています。「高分子イノベーションの創出」を主テーマとして、さまざまなバックグラウンドをもつ産学官の研究者達が意見を出し合い、次の企画を決めていくことも本交流会の特徴です。第4回NEXT高分子(関西)交流会では、オンラインの特長を活かし、産学共同研究に関連する講演会&研究シーズの発表会を開催します。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会関西支部
共 催 高分子同友会
会 期 1月29日(金)
会 場

Webexによるンライン開催
※参加者には後日、URLをお知らせします。

プログラム
<14:00~14:05>挨拶
(高分子学会関西支部 支部長・京大)辻井敬亘
<14:05~16:50>講演
<14:05~14:55>
1. 「ポリマーブラシで挑む摩擦低減:サイエンスからテクノロジーへ」
(京大)辻井敬亘
<15:00~15:20>
2. 研究紹介
(神戸大)南 秀人
<15:20~15:40>
3. 研究紹介
(阪大)麻生隆彬
<15:50~16:50>
4. 研究シーズ発表
参加要領 1)定員 200名 2)参加費 無料 3)申込締切日 1月22日(金) 4)申込方法 氏名、所属、連絡先、を明記のうえ、支部ホームページ、またはE-mailよりお申し込みください。
申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/