本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2024年7月主催行事


第43回無機高分子シンポジウム

主題=水素循環社会をリードする革新的な無機・高分子材料の新展開

<趣旨> カーボンニュートラルの実現を目指し、水素を身近なエネルギーとして利活用する「水素社会」構築にむけたさまざまな取り組みが進められています。水素の社会実装において、製造・貯蔵・輸送・利用の各段階における技術課題の明確化が進む中、その解決に向けた革新的な材料研究およびプロセス開発が活発化しています。本シンポジウムでは「水素循環社会をリードする革新的な無機・高分子材料の新展開」という主題の下、現下の社会課題を概括した上で、独創的な研究開発に取り組む第一線の研究者より最新展開についてご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 無機高分子研究会
協 賛 応用物理学会、日本セラミックス協会、日本ゾル-ゲル学会、ケイ素化学協会、日本化学会
日 時

7月5日(金)10:00~17:00

会 場 東京理科大学神楽坂キャンパス 1号館17階 記念講堂
*対面形式のみにて開催いたします。
プログラム
<10:00~10:10>
開会挨拶
(京都工繊大/運営委員長)森末光彦
<10:10~11:00>
1.水素を巡る世界の動き
(武蔵野大)西脇文男
<11:00~11:50>
2.無機ポリアニオンナノシートと色素分子を活用した水分解光触媒系の構築
(東工大)前田和彦
<13:10~14:00>
3.水素の高密度・可逆的貯蔵を担う有機高分子材料
(早大)小柳津研一
<14:00~14:50>
4.カーボンフリー燃料としてのアンモニアを合成・分解するための触媒開発
(名大)永岡勝俊
<14:50~15:20>休憩
<15:20~16:10>
5.高効率グリーン水素製造に向けた水電解触媒電極開発の最前線
(北大)村越 敬
<16:10~17:00>
6.金属アザフタロシアニンをベースにした電気化学触媒とその社会実装に向けた取り組み
(東北大学/AZUL Energy)藪 浩
受付期間 4月25日~7月2日
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業14,300円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円 ⑤無機高分子研究会メンバー a)企業11,000円 b)大学・官公庁4,400円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込み後、参加費を7月末までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 無機高分子研究会係


第102回高分子若手研究会[関西]

主題=新奇ビルディングブロックの創成を基軸とした材料開発の最前線

<趣旨>高分子若手研究会[関西]では、産・官・学の若手研究者・学生間の討論および交流の場を提供することを目的として講演会を開催しております。今回、「新奇ビルディングブロックの創成を基軸とした材料開発の最前線」と題し、新たな機能性材料の創出を目指して最前線でご活躍されている先生方を講師としてお招きしております。個性豊かなビルディングブロックの開発からそれらを使った応用展開に至るまで、幅広い先生方の最先端の研究成果についてご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会関西支部若手幹事会
共 催 高分子学会、高分子学会関西支部
会 期

7月6日(土),7日(日)

会 場 神戸セミナーハウス
[651-1503]神戸市北区道場町生野字 ロクゴ318-2
交 通 JR宝塚線「道場駅」よりマイクロバス約15分(送迎バス有)。あるいは、JR「三田駅」からタクシー約15分。車でお越しの場合は、「西宮北IC」から約5分。
プログラム
7月6日(土)
<13:20~13:30>開会の挨拶
<13:30~17:00>
講演(質疑含み、各60分)
<13:30~14:30>
機能性ナノ材料構築のための精密無機合成の開拓
(阪大)神戸徹也
<14:45~15:45>
シロキサン系ビルディングブロックの配列・連結制御と機能創出
(早大)下嶋 敦
<16:00~17:00>
柱型環状分子“Pillar[n]arene”を並べて創る機能性空間材料
(京大)生越友樹
<17:30~>夕食&懇親会
<20:00~>
学生ポスターセッション・フリーディスカッション
7月7日(日)
<9:10~11:25>
講演(質疑含み、各60分)
<9:10~10:10>
カゴ型構造を有する含フッ素機能性分子の開発
(京大)秋山みどり
<10:25~11:25>
次世代有機マイクロレーザー共振器・マイクロ光デバイスのための分子集積構造デザイン
(筑波大)山本洋平
<11:25~11:45>
第103回高分子若手研究会案内および閉会の挨拶
参加要領 1)定員 約100名 2)参加費 ①一般4,000円 ②大学・官公庁4,000円 ③学生2,000円 3)懇親会費 2,400円 4)宿泊費 6,600円(夕朝食代2,200円を含む) 5)申込方法 6月7日(金)までに専用フォーム(https://forms.gle/U81ze1aFdETfroHw5)にてお申し込みください。学生の方は、指導教員名・指導教員連絡先、ポスター発表の希望の有無についてもご回答ください。*銀行振込の領収書をもって本会よりの領収書にかえさせていただきます。振込手数料は貴方にてご負担をお願いいたします。別途領収書が必要な場合には上記フォームにてご連絡ください。
連絡先 京都大学大学院工学研究科 高分子化学専攻 伊藤峻一郎
TEL 075-383-2608
Email:ito@poly.synchem.kyoto-u.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/event/event_139.php


第123回プラスチックフィルム研究会

主題=プラスチックフィルムの先端技術

<趣旨> プラスチックフィルムは、従来からの一般工業・包装用途に加えて、環境、エネルギー、光学、電気電子、医療分野等に機能性材料として、ますます広範囲に応用展開されています。当研究会は、フィルム素材自体、およびこれらの用途にフィルムを適用する際に求められる機能化技術、プロセス技術の進歩に資することを目的に活動を行っています。
 第123回研究会では、プラスチックフィルムの先端技術というテーマで、さまざまな高分子樹脂材料を用いた機能性素材や機能発現メカニズム、インフォマティクスに関する最新の研究内容について、ご講演いただきます。多くの皆様のご参加と活発な議論をお待ちしています。
主 催 高分子学会 プラスチックフィルム研究会
日 時

7月11日(木)13:00~17:30

会 場

東京工業大学大岡山キャンパス西9号館コラボレーションルーム(東京都目黒区大岡山2-12-1)※対面とWEBのハイブリッド開催を予定しております。

交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩3分 https://www.titech.ac.jp/maps/参照
プログラム
<13:00~14:00>
1.ポリマー結晶内部の分子配向可視化
(東北大)陣内浩司
<14:10~15:10>
2.レオオプティックスによる高分子 分子配向挙動の評価
(金沢大)新田晃平
<15:20~16:20>
3.プロセスインフォマティクスとポリマーアロイ開発
(奈良先端大)船津公人
<16:30~17:30>
4.ゲルの柔らかさを決める負のエネルギー弾性
(東大)作道直幸
参加要領 1)定員 60名 2)参加費(税込) ①企業5,500円 ②大学・官公庁3,300円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円(プラスチックフィルム研究会メンバー無料) 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面にてお申し込みののち参加費を7月末日までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。 5)受付 受理通知メールを出力して当日受付でご提示ください。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 プラスチックフィルム研究会係


24-1高分子学会講演会

主題=バイオプラスチックの最前線

<趣旨>高分子材料はその優れた特性から省資源・省エネルギーに貢献し、我々の生活に欠かせないものです。一方、マイクロプラスチックの生成およびプラスチック燃焼時のCO2排出等が生態系へ負の影響を示すなど、課題についても指摘されています。本講演会では、このような課題を解決しうるバイオプラスチック(生分解性プラスチック/バイオマスプラスチック)に関する最新の研究・開発動向について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 (予定)日本化学会、日本バイオプラスチック協会、日本分析化学会、マテリアルライフ学会、日本有機資源協会
日 時

7月30日(火)10:20~17:00

会 場

オンライン開催

プログラム
<10:20~11:10>
1.高性能な生分解性バイオマスプラスチックの開発と深海分解性評価
(東大)岩田忠久
生分解性脂肪族ポリエステル、高分子多糖類エステル誘導体などを用いた高性能な実部材への成形加工技術の開発、大型放射光を用いた構造解析、分解酵素を用いた生分解性速度の制御機構の解明、生分解開始スイッチ機能の付与、海洋分解性評価など、一連の生分解性バイオマスプラスチックに関する当研究室の研究成果を紹介する。
<11:10~12:00>
2.独自発泡技術による発泡ポリ乳酸シートの食品容器への展開~プレス成型に適した発泡ポリ乳酸シートの開発~
(リコー)根本太一
リコーは加工プロセスに超臨界CO2を利用し、ポリ乳酸中にフィラーを均一分散させ、該フィラーを核とすることでポリ乳酸の発泡に成功した。PLAiRと名付けた発泡ポリ乳酸シートを加工した容器は、強度と断熱性を兼ね備える。
<13:20~14:10>
3.ポリ乳酸(PLA)~用途拡大のための性能改良~
(日本バイオプラスチック研究所)金高武志
ポリ乳酸(PLA)は植物由来プラスチックであると同時に生分解性プラスチックでもあり、今後の環境対応材料として注目されてきた素材である。しかしながら物性が十分でなく用途拡大に難航してきた。本講演では、おもに耐熱性改善効果による用途拡大が図れている昨今の状況について説明する。
<14:10~15:00>
4.生分解性プラスチックの新潮流
(阪大)宇山 浩
海洋プラスチック問題をはじめとする地球環境保全に貢献する生分解性プラスチックの新潮流として、産業廃棄物を組み込んだ生分解性プラスチックブレンドの開発、デンプンを活用した生分解性高吸水性ポリマーなどの最近の成果を紹介する。
<15:20~16:10>
5.生分解性プラスチックの海洋中における分解について
(東京海洋大)石田真巳
本講演では、生分解性プラスチックを分解する微生物の海洋中における分布、海洋中で分解されるプラスチック表面に形成されるバイオフィルムの微生物などについて私達が進めてきた研究結果を紹介する。
<16:10~17:00>
6.セルロースからなる生分解性バイオマスフィルムの環境適性と包装材への応用
(フタムラ化学)花市 岳
木材からできるセルロースのフィルムは古くからある素材であるが、昨今の環境問題で透明な紙として再び注目を浴びるようになった。今回はこの素材の特性や製法をほかのバイオプラスチックも交えながら次世代技術として解説する。
参加要領 1)定員 300名 2)参加費(税込) ①企業11,000円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円 年会費制団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a)会社8,800円 b)大学・官公庁4,400円 詳細はhttps://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。 3)申込締切 7月23日(火)正午 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧、もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費用は7月末日までにご送金ください。
連絡先

高分子学会 24-1高分子学会講演会係