本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2025年2月主催行事


有機エレクトロニクス研究会第11回異業種交流会

<趣旨>有機エレクトロニクス分野(有機EL、有機太陽電池、有機トランジスタ、蓄電デバイスなど)では、パネルメーカーをはじめ、材料、周辺材料、製造装置、検査装置メーカーなど、多くの業種の企業がかかわっています。これまでに、有機エレクトロニクス研究会では企業間の交流を深めるため、異業種交流会を開催しており、関連企業30社(最大)に5分程度のショートプレゼンテーションを、その後、20社程度にパネル展示していただき、その場で名刺交換会を兼ねた交流会を行ってきました。異業種交流会では毎年200名近い参加があり、好評を博しております。本年、ペロブスカイト太陽電池を加え、研究開発分野を拡げて有機エレクトロニクス研究会第11回異業種交流会を以下のように開催いたします。
  自社製品をアピールしたい方、他社動向を調査したい方、商売相手を探しておられる方等、多くの方々の参加をお待ちしております。
*ショートプレゼンテーション、パネル展示希望の方は、参加申し込みの際にご選択ください(申込締切は12月26日(木))。ショートプレゼンテーションは参加者の前で企業紹介(5分/1社)を、パネル展示はブース(パネルと机を組み合わせたもの)を主催者が用意いたします。ブースの範囲内を自由に使っていただき、企業紹介をしていただくことができます。
詳細は事務局までお問合せください。なお、ショートプレゼンテーション、パネル展示企業は、運営委員会で調整させていただくことがございます。
主 催 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会
日 時 2月5日(水)12:30~18:20
会 場 伝国の杜、上杉城史苑(伝国の杜:山形県米沢市丸の内1-2-1  TEL 0238-26-8000)
交 通 JR米沢駅から2 km 上杉神社隣接
市民バス 米沢市街地循環(200円)上杉神社前下車
(伝国の杜)http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/top.htm
(上杉城史苑)http://www.uesugijoshien.jp/
プログラム
(伝国の杜)
<12:30~15:00>ショートプレゼンテーション(1社約5分、最大30社を予定)
(上杉城史苑)
<15:00~15:15>会場移動(徒歩約3分)、コーヒーブレイク
<15:15~16:30>パネル展示(20社を予定)・名刺交換会
<16:30~16:50>休憩
<16:50~18:20>パネル展示(20社を予定)・交流会
 
参加要領 1)定員 300名 2)参加費(税込・銀行振込)(ショートプレゼンテーション希望者含む) ①企業3,300円 ②大学・官公庁2,200円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員1,100円 ⑤有機エレクトロニクス研究会メンバー無料 3)パネル展示料(税込・銀行振込)(お申込いただいた希望者参加費1名分含む) ①有機エレクトロニクス研究会メンバー17,600円 ②有機エレクトロニクス研究会メンバー外55,000円 4)交流会費 5,000円(参加費と併せてお振込ください) 5)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みいただき、参加費を会期までにご送金ください。当日の支払いは不可。 6)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会>
連絡先 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会 第11回異業種交流会係


高分子学会九州支部若手研究者創発フォーラム

主題=分子組織性マテリアルの若手フロンティア

<趣旨>現代の材料開発において、高分子化合物、無機化合物、有機化合物など、さまざまな物質の組織体の構造や性質を精密に制御することは、先端材料を設計する上できわめて重要な課題です。本フォーラムでは、幅広い材料分野の最前線で研究を進めている若手研究者をお招きし、高分子化合物、無機化合物、有機化合物をはじめとする分子組織性材料の重要性、ならびにその未来展望についてご講演いただきます。九州支部の会員の皆様だけでなく幅広い研究者や学生の皆様とともに、分子組織性材料が今後の材料科学に果たす役割についての活発な議論を行い、研究のさらなる発展を目指します。
主 催 高分子学会九州支部
日 時 2月14日(金)13:00~16:30
会 場 崇城大学 池田キャンパスアクティブコモンズ3F M303/306号室
交 通 JR鹿児島本線「崇城大学前」駅から徒歩1分
プログラム
<12:00~13:00>受付
<13:00~13:05>開会
<13:05~13:50>
「散乱法を用いたドラッグキャリアと角層脂質の相互作用の解明」
(崇城大工ナノ)櫻木美菜
<13:50~14:35>
「シリカナノヘリックス表面におけるヘリセン誘導体の配向構造および円偏光機能」
(熊本大院先端科研)杷野菜奈美
<14:35~14:50>休憩
<14:50~15:35>
「水界面を利用した刺激応答性超分子材料の創製」
(鳥取大工化学バ)赤松允顕
<15:35~16:20>
「精密合成により開発する新規無機ナノ材料とその機能」
(阪大院工)神戸徹也
<16:20~16:25>閉会
<18:30~20:30>懇親会(場所:熊本市街地予定)
 
参加要領 1)参加費 無料 2)懇親会費 一般5,000円 学生3,000円(予定) 3)申込締切 2月7日(金) 4)申込方法 氏名・所属(学生の場合研究室名も)・役職(学年)・E-mailアドレス・懇親会参加の有無を、E-mailにてお知らせください。
申込先 崇城大学工学部ナノサイエンス学科 黒岩敬太
TEL 096-326-3891
E-mail: keitak@nano.sojo-u.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kyushu/


24-2高分子学会講演会

主題=量子ビームを用いた先端計測と高分子材料開発への展開

<趣旨>高分子材料の階層的な構造・ダイナミクスを解き明かす上で量子ビーム(X線・中性子)を用いた計測は有用です。放射光施設としては、軟X線領域で高い輝度を誇るNanoTerasu(ナノテラス)を開始しました。国内の中性子散乱施設は、J-PARC/MLFに加えて、JRR-3研究用原子炉が再稼働したことで、パルスと定常の中性子源を相補的に使用できるようになっています。本講演会では、量子ビーム施設を活用した先端計測の現状や、高分子材料開発への適用事例について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 (予定)日本化学会、応用物理学会、日本材料学会、日本ゴム協会、日本分析化学会
日 時 2月18日(火)10:20~17:00
会 場 オンライン開催
プログラム
<10:20~11:10>
1.高分子材料開発のTransformative Placemakingのツール、NanoTerasu(ナノテラス)
(東北大)高田昌樹
世界最先端の放射光施設・NanoTerasu(ナノテラス)の利用が、2024年4月9日から始まった。高分子材料開発では、建設資金を拠出してコアリション(有志連合)に参画した企業と学術の産学共創や、SIPプロジェクト(サーキュラーエコノミーシステムの構築)が始動し、すでに論文成果も発表された。測れる/測れないを超えた課題解決の場としてのナノテラスの新しい景色が姿をあらわしつつある。
 
<11:10~12:00>
2.高輝度放射光軟X線分光による高分子材料表面・界面の新規機能開拓
(東大)原田慈久
種々の高分子材料表面・界面において、水の存在下で発現する生体親和性、潤滑性、摩擦、分離等の多彩な機能と水の水素結合構造との関係を解き明かすために高輝度放射光軟X線を駆使した分光研究について紹介する。
 
<13:20~14:10>
3.中性子散乱によるソフトマターの構造とダイナミクス
(高エネルギー加速器研究機構)瀬戸秀紀
中性子散乱は回折現象を用いて原子・分子やその集合体と構造を調べる実験手法で、軽元素を見やすい、運動状態がわかる、などX線にはない特徴がある。本講演ではソフトマターへの研究例を示して、中性子散乱によって何がわかるかを紹介する。
 
<14:10~15:00>
4.高分子材料評価のための放射光広角・小角X線散乱測定と今後の展開
(高輝度光科学研究センター)増永啓康
多量試料の計測を行い、特徴量の相関を調べ材料開発につなげる手法が、近年増えつつある。従来放射光の利用では精密構造解析や極限条件での計測などがおもであったが、短時間で多くの試料を計測できることも重要な要素となっている。本講演では、さまざまな放射光小角/広角X線散乱計測法を説明するとともに、今後の展望について述べる。
 
<15:20~16:10>
5.量子ビームを活用したゴム内部構造解析
(住友ゴム工業)増井友美
車を取り巻く社会状況の変化によりタイヤへの要求性能は変化している。本講演では、タイヤへの要求性能達成に向けて進めている量子ビームを活用したタイヤ用ゴム内部構造解析の現状について報告する。
 
<16:10~17:00>
6.量子ビーム分析アライアンスの現状と成果~量子ビームによる高分子材料開発に向けて~
(京大)宮﨑 司
高分子に関係する産業界が量子ビーム施設で成果を挙げるために、複数施設のワンストップ利用と人材育成の機能をもった、産学連携の新たな枠組みを作った。講演では活動の現状と成果、さらに将来展望について報告する。
 
参加要領 1)定員 300名 2)参加費(税込) ①企業11,000円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円 年会費制団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a)会社8,800円 b)大学・官公庁4,400円 詳細は https://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧ください。 3)申込締切 2月10日(月)正午 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧、もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費用は2月末日までにご送金ください。
連絡先 高分子学会 24-2高分子学会講演会係