本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2025年7月主催行事


関東高分子若手研究会2025サマーキャンプ

主題=若手研究者と熱く語り合おう

<趣旨>本研究会では毎年、学生や若手研究者を対象としたサマーキャンプを開催しています。本年も新進気鋭の若手研究者3名を講師としてお招きし、熱く語り合いたいと思います。また、参加者の研究紹介を通じて相互の交流を深めたいと考えています。夏真っ盛り、サマーキャンプでともに学び、新しい友情を育みませんか! 皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 7月14日(月)13:00~7月15日(火)12:30
会 場 タカオネ([193-0844]東京都八王子市高尾町2264)
交 通 京王高尾線 高尾山口駅より徒歩1分。交通詳細はタカオネホームページ(https://takaone.jp/hotel/)をご覧ください。
プログラム
「構造秩序と乱雑さを両立させる二次元配列高分子」
(物材機構)松本道生
「ナノ構造化材料のボトムアップ構築と微生物制御」
(東工大)秦 裕樹
「屈曲型有機半導体の集合体構造・結晶多形の制御と高機能化」
(東科大)三谷真人
学生によるポスター発表を行う。
参加要領 1)定員 対面40名 2)参加費 18,000円(宿泊費・参加料込み) 3)申込方法 関東高分子若手研究会HP(https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/)よりお願いします。 4)申込締切 6月6日(金)、ただし定員に達し次第締め切ります。開催日が近づきましたら、お申し込みいただきましたE-mailアドレスに詳細をお送りいたします。 5)キャンセル料 (申込締切前)無料 (申込締切後)参加費の100%
連絡先

東京科学大学 物質理工学院 応用化学系 久保智弘
TEL 03-5734-2166
E-mail: kubo@mct.isct.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/kenkyukai/kantowakate/



25-1高分子学会講演会

主題=ソフトマテリアル研究最前線

<趣旨>高分子ゲルに代表されるソフトマテリアルは、高い吸水性や徐放性、生体適合性などユニークな特徴を有していることから、さまざまな分野への応用が検討されてきました。近年、ソフトマテリアルを形成するポリマーネットワーク構造を上手くデザインすることにより、高分子ゲルの弱点である低い機械強度の克服や、柔軟性に優れたエラストマーなど新たな材料が創出され、製品開発に繋がっています。本講演会では、機能性ソフトマテリアルについて最新の研究・開発動向を企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 (予定)日本化学会、日本バイオマテリアル学会、日本接着学会、日本ゴム協会、ソフトマター研究会
日 時 7月16日(水)10:20~17:00
会 場 オンライン開催
プログラム
<10:20~11:10>
1.ソフトマテリアルのき裂・破壊・大変形挙動の精密解析
(京大)浦山健治
われわれは多軸変形実験やDIC解析を駆使し、ソフトマテリアルのき裂・破壊・大変形特性を精密に解析している。天然ゴムのひずみ誘起結晶化、DNゲル・フィラー強化ゴムの応力軟化、液晶エラストマーのソフト弾性を具体例として、従来の単純変形実験では捉えきれなかった新たな知見を紹介する。
<11:10~12:00>
2.光散乱を利用したソフトマテリアルの物性評価
(大塚電子)稲山良介
光散乱を活用したソフトマテリアルの物性評価を解説する。ゼータ電位、粒子径、ゲル網目構造の解析法や、測定原理・測定装置の特徴、測定事例を紹介し、研究や開発への活用を提案する。測定データの解釈のポイントも合わせて紹介する。
<13:20~14:10>
3.イオンゲル高強度化のための設計戦略
(物材機構)上木岳士
高い機能性をもつ「イオン液体」は高分子ゲルのための新しい溶媒として近年、注目を集めている。本稿ではイオンゲル高強度化のための一般的な方法論に加え、高分子の絡み合いから形成されるユニークなイオンゲルを報告する。
<14:10~15:00>
4.ゲルの架橋構造設計と多彩な応用
(関西大)宮田隆志
ゲルは、エネルギー・環境・医療分野などでの幅広い応用が期待されている。このようなゲルの物性や機能を決定づける重要な因子の一つが架橋である。本講演では、ゲルの架橋構造の設計戦略と多彩な応用について紹介する。
<15:20~16:10>
5.構造明確なゲル群を基盤とする精密ゲル科学
(東大)酒井崇匡
これまでに、構造明確なゲル群(Tetra gel)を用いて、高分子ゲルのさまざまな物性と構造の相関関係を明らかにしてきた。本講演では、とくにゲルの膨潤方程式にかかわる内容について、概説する。
<16:10~17:00>
6.特異な架橋を有する機能性エラストマーの開発動向
(阪大)髙島義徳
高分子鎖間の架橋に多様な設計を加えることで、物理的機能を制御することが可能である。講演においては、近年の架橋設計に応じた高分子材料の機能創製に関する開発動向について、異種高分子材料の複合化法も含めて紹介する。
参加要領 1)定員 300名 2)参加費(税込) ①企業11,000円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生1,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円 年会費制団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a)会社8,800円 b)大学・官公庁4,400円 詳細はhttps://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.htmlをご覧ください。 3)申込締切 7月9日(水)正午 4)申込方法 会員MyPageの行事一覧、もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面からお申し込みください。参加費用は7月末日までにご送金ください。
連絡先

高分子学会 25-1高分子学会講演会係



第44回無機高分子シンポジウム

主題=次世代半導体や電子デバイスで活躍する最先端材料技術~計算科学やAI・MIの活用による開発スループット向上へ向けたアプローチ~

<趣旨>生成AI(人工知能)の普及や自動運転技術の高度化などを背景に、半導体や電子デバイスの次世代ニーズに対応する先進材料開発が活発化しています。当該分野はかねてより日系企業がワールドワイドに高い競争力を発揮している領域であり、今後、中長期のさらなる市場拡大に対応するため、官民挙げて研究開発の加速と生産能力増強が求められています。とくに近年は、AIやMI(マテリアルインフォマティクス)などを活用した業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みも加速していて、研究開発の効率化や新素材の迅速な市場投入の追求など、目を見張るものがあります。
 無機高分子研究会では、次世代エレクトロニクスにかかわる有機・無機材料の設計技術、ナノ材料・分散技術、薄膜成膜技術などの調査を進めており、今般、「次世代半導体や電子デバイスで活躍する最先端材料技術 ~計算科学やAI・MIの活用による開発スループット向上へ向けたアプローチ~」と題したシンポジウムを企画しました。当該主題のもと、現下の社会課題を概括した上で、独創的な研究開発に取り組む第一線の研究者を産学よりお招きし、最新の展開についてご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 無機高分子研究会
協 賛 応用物理学会、日本セラミックス協会、日本ゾル‒ゲル学会、ケイ素化学協会、日本化学会
日 時 7月18日(金)10:00~17:00
会 場

東京理科大学神楽坂キャンパス 森戸記念館第1フォーラム
*対面形式のみにて開催いたします。

プログラム
<10:00~10:10>
開会挨拶
(京工繊大・運営委員長)森末光彦
<10:10~11:00>
1.化学研究・実験科学のための基盤モデルの活用検討と展望
(東大)畠山 歓
<11:00~11:50>
2.レゾナックにおける計算科学と情報科学の活用事例紹介
(レゾナック)奥野好成
<13:10~14:00>
3.ナノ材料の分散液の作製とそれらを用いたミスト成膜法による薄膜作製
(ニコン)鈴木涼子
<14:00~14:50>
4.有機エレクトロニクス研究のデジタルトランスフォーメーション
(山形大)松井弘之
<14:50~15:20>休憩
<15:20~16:10>
5.計算・データ科学に立脚した新規無機材料の設計・探索
(東科大)大場史康
<16:10~17:00>
6.先端パッケージ技術と材料
(Rapidus)野中敏央
受付期間 4月21日(月)~7月11日(金)
参加要領 1)定員 100名 2)参加費(税込) ①企業14,300円 ②大学・官公庁5,500円 ③学生2,200円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,200円 ⑤無機高分子研究会メンバー a)企業11,000円 b)大学・官公庁4,400円 3)申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面にて申し込み後、参加費を7月末までにご送金ください。 4)振込先 銀行振込<三菱UFJ銀行銀座支店(普)1126232 公益社団法人高分子学会> ※振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。本シンポジウム要旨集はPDF配信となります。あらかじめご了承ください。
連絡先

高分子学会 第44回無機高分子シンポジウム係



第104回高分子若手研究会[関西]

主題=量子ビームを活用した高分子の先端研究

<趣旨>高分子若手研究会[関西]では、産・官・学の若手研究者・学生間の討論および交流の場を提供することを目的として講演会を開催しております。今回、「量子ビームを活用した高分子の先端研究」と題し、放射光X線や中性子を用いた高分子材料に関する構造解析の最前線でご活躍されている先生方を講師としてお招きしております。散乱、反射率、吸収分光といった各種量子ビーム分析法にこれまで馴染みのなかった方でも、最先端の研究成果を通じて量子ビームでの研究の世界を楽しんでいただければと思っております。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関西支部若手幹事会
共 催 高分子学会、高分子学会関西支部
会 期 7月26日(土),27日(日)
会 場

アクティプラザ琵琶
[520-1503]滋賀県高島市新旭町深溝西釜520

交 通 JR湖西線「新旭駅」よりマイクロバス約5分(送迎バス有)。
プログラム
7月26日(土)
<13:15~13:30>開会の挨拶
<13:30~17:00>
講演(質疑含み、各60分)
<13:30~14:30>
X線回折・散乱法を用いた結晶性ソフトマテリアルの階層構造と相転移の解明
(京工繊大)丸林弘典
<14:45~15:45>
X線異常分散効果を利用した小角散乱法による高分子ナノ構造解析
(名工大)山本勝宏
<16:00~17:00>
高分子材料開発のための量子ビームの役割と展望
(総合科学研究機構)三田一樹
<17:30~>夕食&懇親会
<19:00~>学生ポスターセッション・フリーディスカッション
7月27日(日)
<9:10~11:25>
講演(質疑含み、各60分)
<9:10~10:10>
X線・中性子反射率による高分子吸着層の構造解析
(京大)宮﨑 司
<10:25~11:25>
X線吸収分光による均一系触媒反応解析
(帝京科学大)高谷 光
<11:25~11:45>
第105回高分子若手研究会案内および閉会の挨拶
参加要領 1)定員 約100名 2)参加費 ①一般3,500円 ②大学・官公庁3,500円 ③学生1,500円 3)懇親会費4,000円 4)宿泊費6,000円(夕朝食代2,200円を含む) 5)申込方法 6月26日(木)までに専用フォーム(https://forms.gle/oa9N2HqU4g6uzRqo6)にてお申し込みください。学生の方は、指導教員名・指導教員連絡先、ポスター発表の希望の有無についてもご回答ください。*銀行振込の領収書をもって本会よりの領収書にかえさせていただきます。振込手数料は貴方にてご負担をお願いいたします。別途領収書が必要な場合には上記フォームにてご連絡ください。
連絡先

京都大学化学研究所 中西洋平
TEL 0774-38-3145
E-mail: yohei@scl.kyoto-u.ac.jp
URL:https://spsj.or.jp/branch/kansai/event/event_139.php



第35回バイオ・高分子シンポジウム<研究発表募集>

主 催 高分子学会バイオ・高分子研究会
協 賛 (予定)日本化学会、日本薬学会、有機合成化学協会、日本生物物理学会、日本化学会フロンティア生命化学研究会
会 期 7月31日(木),8月1日(金)/懇親会 7月31日(木)
会 場 東京科学大学西9号館2階ディジタル多目的ホール([152-8550]目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線大岡山駅下車徒歩約3分
内 容 バイオ・高分子についての基礎および応用に関する研究。次の分野についてはとくに重点をおく。
(1)ポリペプチド、タンパク質の人工機能化、酵素の機能改変
(2)核酸と関連化合物
(3)多糖および糖質が関与する機能高分子
(4)生体膜、人工膜
(5)人工分子組織体
(6)細胞機能の制御、細胞と高分子の相互作用
参加者が広い分野にわたるため、研究の背景・成果をできるだけわかりやすく発表してください。既発表を含んでも結構です。
発表形式:若手および学生の奨励発表を設けています。奮ってご応募ください。
1.学生奨励ポスター発表(20件程度)
形式:ポスター
参加資格:学部および大学院に在籍する者。指導教員の推薦が必要。
ただし、所属研究室から1名に限ります。7月31日にポスター発表を行っていただきます。
運営委員による質疑応答を基に審査を行い、優秀発表者については7月31日に行う懇親会にて表彰します(応募者は原則必ず懇親会に出席してください)。
2.若手研究者奨励発表(10件程度)
形式:口頭発表(時間20分:発表12分、討論8分)
参加資格:35歳以下の、高分子学会に所属するバイオ・高分子研究会の会員(博士の学位を有していることが望ましい)。
ただし、所属研究室から1名に限ります。7月31日に口頭発表を行っていただきます。
運営委員による質疑応答を基に審査を行い、優秀発表者については7月31日に行う懇親会にて表彰します(応募者は原則必ず懇親会に出席してください)。
3.一般発表
形式:口頭発表(時間20分:発表12分、討論8分)またはポスター発表
※若手および学生の奨励発表に応募される方は、高分子学会個人会員でバイオ・高分子研究会のメンバーに限ります。未入会の方は5月28日(水)までに入会手続きを行ってください。また過去受賞者は再応募できません。詳細は賞規程(https://main.spsj.or.jp/c12/gyojiprg/bio_kitei.pdf)をご確認ください。
研究発表申込締切 5月28日(水)
申込方法 会員MyPageの行事一覧もしくは高分子学会ホームページの行事参加申込画面の「第35回バイオ・高分子シンポジウム(発表募集)」よりお申し込みください。なお、以下の情報が必要になります。(1)発表種目(学生奨励ポスター発表、若手研究者奨励発表、一般口頭発表、一般ポスター発表の別)一般口頭発表に1研究室で複数件の申込をされる場合は、優先順位をつけて通信欄に記載してください。 (2)研究発表題目(既発表の内容を含んでもよい) (3)所属・研究者名(発表者に○印) (4)勤務先 (5)連絡先(住所・電話・E-mail) (6)発表者のバイオ・高分子研究会メンバーの有無 ※申込完了時に受理通知が届きます。届かない場合は下記連絡先まで電話にてお問い合せください。研究発表の採否およびプログラム編成は運営委員会にご一任ください。参加者は全員参加登録制です。参加申込は5月上旬より開始します。
要旨原稿締切 6月25日(水)
原稿枚数:A4 判2 枚
参加費 ①企業・大学・官公庁7,700円 ②バイオ・高分子研究会メンバー5,500円 ③学生3,300円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員3,300円 ⑤懇親会:7月31日(木) 懇親会参加費 学生以外5,000円、学生2,500円
連絡先・原稿送付先

高分子学会 第35回バイオ・高分子シンポジウム係