高分子 Vol.58 No.7 2009年7月
高分子 Vol.58 No.7
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特集 自己組織化と高分子材料
「自己組織化」という用語は,化学,物理学,生物学,そして数学の分野で共通に使われている。この用語は,高度に組織化された生物を連想させ,材料科学の立場からは,自己組織化とナノ(バイオ)テクノロジーとの結びつきに注目が集められている。本誌でも2002年に「高分子の組織化と新機能」という特集を組んでいる。今回の特集号では,その後の自己組織化の研究展開とそれに基づく高分子材料開発について紹介する。
佐藤(尚)・相田・秋吉・桜井
素描
産業界における自己組織化研究 亀井 信一
449

ホットトピックス
452

グローイングポリマー
マイナスをプラスへ 藤井 秀司
456

展望
自己組織化による超分子・分子マシンの構築 原田 明・山口 浩靖
457
Dissipative Structures in Polymeric Systems Olaf KARTHAUS
461
高分子混合系における光誘起相分離と自己秩序化現象 中西 英行・宮田 貴章
465
自己組織化高分子のターゲティングへの応用 横山 昌幸
469
自己組織化ゲル:時空間機能をもつ四次元マテリアルとしての高分子ゲル 吉田 亮
473

ポリワーズ
477

トピックス
光重合反応にともなう自発的微細構造形成 服部 俊明
478
水中自己組織化能を有する新規ポリオレフィン材料 鈴木 誠・的石 かおり
479
ブロックポリマーの自己組織化によるナノリソグラフィーと電子材料への応用 浅川 鋼児
480
自己集合性ペプチドナノファイバーハイドロゲル 横井 秀典・木下 隆利
481
ブロック共重合体系エネルギー関連デバイス 錦谷 禎範
482

高分子科学最近の進歩
ソフトインターフェース―高分子界面の新しい機能― 藤田 雅弘・前田 瑞夫
483

先輩からのメッセージ − 仕事 しごと 私事 しごと
専門を極める〜人にわかるように説明できますか?〜 岩田 忠久
489
若い世代に科学の楽しさを伝える重要性 福田 公子
490

学会からのお知らせ
491
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