高分子 Vol.62 No.3
>> Chinese >> English >> Japanese >> Korean
特集 高分子マシンとその応用
生体は、情報伝達や変換、物質輸送、運動機能などが分子レベルでの協調によって発現する究極の材料システムと言える。これらの機能を代替したり模倣したりする材料やシステムを生体高分子や合成高分子を使って人工的に設計・構築する研究が盛んに行われている。本特集では、運動機能に注目し、生体および合成高分子をいかに分子レベルからバルクレベルに至る「マシン」として機能させるかに着目した研究を紹介する。
吉田(亮)・金原・田中(直)・古川
Digest for English Readers
118

Hot Topics
121

素描
「高分子マシン」研究の意味について 長田 義仁
122

展望
自励振動高分子を用いたバイオミメティックマシンの創製 吉田 亮
123
導電性高分子を用いたエネルギー変換マシン 奥崎 秀典
126
DNA ナノ構造上を動くDNA 分子マシーン 遠藤 政幸・杉山 弘
129

Polyman 画
132

トピックス
スライドリング・マテリアルを用いたアクチュエータの開発と義手への応用 竹内 宏充
133
生体分子モーターのナノスケールでの運動制御とそのシステム化への取り組み 横川 隆司
135
ATPで駆動する回転型運動素子 角五 彰
137
光駆動型高分子アクチュエーター 間宮 純一
139

グローイングポリマー
高分子も人も「つながり」を大切に 須賀 健雄
141

先輩からのメッセージ - 仕事しごと 私事しごと
時間の使い方 佐野 健一
142

高分子科学最近の進歩
有機ホウ素錯体を基盤とした元素ブロック高分子 田中 一生・中條 善樹
143

MACRO 経済
148

支部レポート
関西支部設立60 周年記念行事から 渡邉 正一
149

学会からのお知らせ
150
ページトップへ▲