| 高分子 Vol.63 No.10 |
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特集 高分子のリプログラミング |
| タンパク質などの生体高分子の機能は、それを構成するモノマー配列（シークエンス）でプログラムされている。したがって生体高分子のモノマー配列を人工的にリプログラムすればその機能を操作できる可能性があり、その意味でも配列は高分子の本質的構造因子と言えよう。さらに、近年の重合技術の発展により、合成高分子においても、配列を制御できる手法が開発されつつある。一方で、求める機能を配列として演繹的にプログラムすること、すなわち配列情報からその高次構造や機能を正確に予測することは、現状ではきわめて困難であり、新機能創出のためにモノマー配列を操作するさまざまな方法論が提案されている。本特集では「高分子のリプログラミング」と銘打ち、高分子の配列を巧みに制御する手法や、配列を操作して合目的的に機能創出する手法について、最新の研究を紹介する。
浅沼・大内・芹澤 |
| Digest for English Readers |
706
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| Hot Topics |
710
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| 素描 |
| 隠れた生物機能を引き出すリプログラミング | 宍戸 昌彦 | 711
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| 展望 |
| 機能性大環状ポリペプチドの翻訳合成とRaPID探索 | 菅 裕明・吉冨 徹・長野 正展 | 712
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| ビニルポリマーにおけるモノマー配列制御 | 佐藤 浩太郎・上垣外 正己 | 715 |
| 核酸リガンド“アプタマー”のリプログラミング | 池袋 一典・セーボレー 那沙・阿部 公一 | 718 |
| Polyman 画 | 721 |
| トピックス |
| 遺伝暗号とタンパク質機能の拡張 | 芳坂 貴弘 | 722 |
| 二足歩行型鋳型によるビニルポリマーのシークエンス制御 | 大内 誠 | 724 |
| ペプチドインフォマティクスによる機能性ペプチドのデザイン | 本多 裕之 | 726 |
| 共重合ライブラリーからの高分子アプタマー作製の試み | 星野 友 | 728 |
| 非天然分子を導入した核酸アプタマーの創製 | 桒原 正靖 | 730 |
| グローイングポリマー |
| 未だ成長期？ | 樫田 啓 | 732
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| 先輩からのメッセージ － |
| 柔軟なワークライフバランスを | 岩浦 里愛 | 733
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| 高分子科学最近の進歩 |
| 高分子一本鎖力学計測の現在過去未来 | 中嶋 健・梁 暁斌 | 734
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| 私の本棚から | 平坂 雅男 / 長谷川 靖哉 | 738 |
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