高分子 Vol.66 No.8
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特集 大型施設を活用した高分子分析の最前線
測定法の技術革新にともなって、新しい発見がありさらなる研究分野や技術の創出につながっていくのはすべての科学技術分野共通の事項である。高分子分析の技術革新の一つの方向性として、単一の研究室、大学では建設・運営することは到底できない大型施設のみにて提供される質の高い測定手段が次々と開発されている。これらの大型施設の多くは、一般のユーザに開かれており、新規参入の障壁も決して高くない。そこで本号では、大型施設を利用して高分子構造・物性の新たな地平を切り拓いている研究者に最新の研究成果・測定法を紹介していただき、最新の手法で何がどこまでわかるのかについて明らかにしていく。
寺尾・魚津・川口・黒川

Digest for English Readers
398

Hot Topics
401

素描
大型施設への誘いと心構え 松下裕秀
402

展望
中性子散乱による高分子研究 柴山充弘
403
大強度陽子加速器の中性子小角散乱の最新 小泉 智・能田洋平
406
放射光SAXSの特性を活用した高分子分析 秋葉 勇
409

Polyman画
412

トピックス
放射光X線散乱による高分子液晶の長周期構造解析 戸木田雅利
413
企業研究開発における困ったときのSPring-8 浅田光則
415
GIWAXDによる有機半導体薄膜の構造解析 小池淳一郎
417

グローイングポリマー
前進と横道 村岡貴博
419

先輩からのメッセージ - 仕事しごと 私事しごと
ダイバーシティ推進活動 渡辺 修
420

高分子科学最近の進歩
ポリマーブラシの新展開 横山英明
421

私の本棚から 眞田 隆 / 小久保 尚
426
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