高分子 Vol.60 No.8
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特集 未来の自動車を支える高分子
1907 年にヘンリー・フォードが初の量産型ガソリン自動車を世に送り出して以降,自動車は,われわれに最も身近な工業製品の1つになった。
近年,環境・エネルギー問題への注目が高まりサステイナビリティーの重要性が叫ばれる中,自動車に要求される性能も変わってきている。内燃機関から電気への動力源のパラダイムシフトが急速に進んできており,これにともない,自動車のボディーパーツを構成する高分子材料の重要度も高くなっている。そこで本号では,自動車用高分子材料の最近の開発トレンドを紹介する。
野崎・海田・木全
ゲストエディター 渡辺 修(豊田中央研究所)
Hot Topics
499

素描
自動車用高分子材料への期待 間瀬 清芝
502

展望
自動車用ポリプロピレン系材料 藤田 祐二・新井 雅之
503
拡大を続ける自動車用途のエンプラ材料 菅原 誠
507
FRP 材料 山中 亨・山口 晃司
511
自動車用電池技術における高分子化学の役割 山口 猛央
515

トピックス
環境負荷の低減に寄与するポリプロピレン/ポリ乳酸アロイ 亀尾 幸司
519
低燃費タイヤとエラストマー 柳岡 正起
521
パワー半導体用高耐熱高熱伝導性樹脂 高橋 昭雄
523
未来の車は植物で創る-セルロースナノファイバーで見る夢- 矢野 浩之
525

Editor’s View
期待される高分子自動車材料 未来の自動車を支える高分子特集企画にあたって 渡辺 修
527

グローイングポリマー
威ありて猛からず 井改 知幸
528
最高傑作の「プラモデル」を目指して 中野 幸司
529

先輩からのメッセージ - 仕事 しごと 私事 しごと
育メンの覚悟と寛容 北條 博彦
530

高分子科学最近の進歩
分子を超えたナノ粒子のセルフ-アッセンブリー 新倉 謙一・居城 邦治
531

学会からのお知らせ
537
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