高分子 Vol.60 No.10 |
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特集 バイオポリマーインターフェース -生体分子が拓く新たな高分子界面- |
バイオテクノロジーの進歩により生体分子を意のままに設計して工学的に応用することが可能となった。さらに最近では生体分子をポリマー材料の表面に組み込むことによって,生体分子の特長を活かした新たな界面技術が創成されている。本特集では,タンパク質,脂質,多糖などを組み込んだ新たな高分子界面科学の進展を取り上げる。生体分子を組み込んだポリマー界面の機能,構造に関する最新の解析技術を解説するとともに,その知見に基づいた細胞工学,タンパク質工学,医療診断への応用例を紹介する。 田中(直)・秋吉・居城・櫻井 |
Hot Topics |
731
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素描 |
ソフトインターフェースの科学 | 前田 瑞夫 | 732 |
展望 |
表面修飾による生体反応のコントロール | 有馬 祐介・寺村 裕治・岩田 博夫 | 733
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タンパク質吸着/非吸着をナノレベルで制御したバイオインターフェースへの細胞接着挙動 | 高井 まどか・柴山 崇・徐 知勲・石原 一彦 | 736
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細胞表層上のナノ糖鎖の構造・機能および精密集積化 | 森 俊明 | 739
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Polyman 画 |
742
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トピックス |
生体高分子の界面化学 抗体固定化界面での細胞ローリングの再現と幹細胞分離への応用 |
山岡 哲二・馬原 淳 | 743
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葉緑体の再構成・組織化および光エネルギー変換材料への展開 | 天尾 豊 | 745
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バクテリオナノファイバーの細胞接着機能と応用 | 堀 克敏 | 747
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ナノ薄膜を用いた細胞の界面制御によるハイブリッド血管組織の創製 | 松崎 典弥・明石 満 | 749
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ポリスチレン親和性ペプチドを利用したタンパク質固定化技術の開発 | 熊田 陽一 | 751
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バイオサーファクタントの機能利用 | 福岡 徳馬・森田 友岳・井村 知弘・北川 優・北本 大 | 753
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グローイングポリマー |
変わる舞台の中で | 木下 基 | 755 |
先輩からのメッセージ - |
新しい道を切り拓いて,夢を実現しよう! | 野呂 知加子 | 756
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高分子科学最近の進歩 |
生体高分子をキラル反応場として活用した超分子不斉光化学系の創製 -環境調和型不斉合成法の開発を目指して- |
和田 健彦 | 757
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学会からのお知らせ | 762 |
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