【医療に関わる高分子の現状と未来 ~なぜ高分子が用いられるのか~】
再生医療、人工臓器、DDS、診断などの医療分野において、高分子をベースにした研究が近年盛んに行われております。これらの研究では高分子のもつ様々な特性が生かされており、金属およびセラミックス材料とは異なる機能性が期待されています。さらに、これらの材料を医療現場で使用するためには、生体適合性、安全性などの特性を新たに高分子材料に付与することが必要となります。そこで今回、高分子の特性を医療により良く生かすうえで、人工物である高分子が実際どのように貢献できるのかを改めて考える講演会を企画いたしました。講演では、「高分子ならでは」の視点に立って、医療現場で期待される点、および克服すべき点を含めて高分子系医療材料の研究動向を紹介していただきます。
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2007年
7月5日(木) |
東京工業大学
百年記念館
フェライト会議室 |
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