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(更新日 :2017/03/31) |
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研究会主旨 |
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「水」は液体構造や生命現象のみならず,地球環境・資源・エネルギー,土木・建築から医療,経済問題まで深く関っている最もユビキタスな物質である.従って水構造の基礎概念は自然や生命現象の学術的理解から工学技術や社会基盤の発展にまで幅広い分野に関連している.また,多岐に亘って使用されている高分子材料においても水構造の影響は決定的であり,高分子材料の性能や機能の開発や向上のために「高分子と水」の相互作用の理解は重要である.一方,水構造に関する誤った概念は,科学史上の事件から現在の教育現場や日常生活まで様々な形で頻出している。本研究会の50年を超える活動では,科学技術の進歩に伴う水構造の新たな観測・解析手法によって,ミクロな水素結合から収着・拡散・透過などのダイナミクスやマクロな物性・機能発現に関わる基礎・応用研究が幅広く取り扱われてきた。さらに本研究会では,これら「水」の諸問題を踏まえ,さらに「分離」機能を有する高分子新素材の開発やその分子機構を解明するための活発でユニークな活動を幅広い分野で展開している.当研究会では「水」や「分離」の研究に関心のある方々の知識習得や情報交換の場となることを目指しており,民間企業や大学・公的研究機関に所属するメンバー,さらに学生の積極的な参加を期待している.
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研究会運営委員長 |
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研究会入会 |
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今年度の行事予定 |
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日 程 : |
平成28年6月29日(水) 9:55〜17:00 |
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会 場 : |
東京工業大学大岡山キャンパス西9号館
ディジタル多目的ホール |
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主 題 : |
水処理と膜分離の最先端を行く
―膜と水、評価・解析法を1日で理解― |
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日 程 : |
平成28年12月1日(木) →12月8日(木)に変更になりました |
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会 場 : |
東京工業大学大岡山キャンパス西9号館
コラボレーションルーム・メディアホール |
■第54回高分子と水に関する討論会学生ポスター表彰■
【優秀賞】
(首都大院都市環境) 工藤 雄貴
「表面修飾シリカナノ粒子含有PIM-1複合膜のCO2透過性評価とその解析」
(筑波大院生命環境) 山口 敦史
「シリカ・リゾチーム混合懸濁液の降伏値:ゼータ電位はどこまで有効なのか」
(東海大院総合理工) 川口 翼
「液体分子の回転・並進拡散の相補的解析による動的構造の特徴づけ」
(信州大院総理工) 加藤 佑一
「架橋低電荷密度陽イオン交換膜を利用したリン酸透過制御」
(農工大院農) 新井 健悟
「化学修飾セルロースの水和挙動とレオロジー」
【奨励賞】
(名工大工) 伊藤 慎悟
「キューティクルを模倣した異方性ライン状突起構造の作製と濡れ性評価」
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日 程 : |
平成29年3月6日(月) 9:40 〜18:00 |
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会 場 : |
筑波大学東京キャンパス 文京校舎134 |
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主 題 : |
水・高分子界面のダイナミクスから見る生物資源と環境のコロイド工学 |
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