ポリマーフロンティア21
年会費制のご案内
2024年度 ポリマーフロンティア21
高分子科学・技術における先端的、萌芽的な研究動向、技術動向をいち早く会員に紹介する
セミナー形式の講座です。
【バイオ・医療分野における材料研究と新展開】
趣旨: |
超高齢社会に突入した日本において、高齢者の安全かつ健康な生活を支えるために重要となるのが医療機器です。医療機器開発では、“生体と接触する”というバイオマテリアル特有の基礎科学を理解し、技術開発に応用することが大切です。また、本分野は境界領域であるため、材料の設計や合成、物性評価、生物学まで幅広い知識と経験が必要とされます。本講演会では、バイオ・医療分野における材料研究の基礎から最新の医療機器の開発・承認プロセスの詳細について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。 |
日程: |
2024年4月3日(水) |
会場: |
オンライン開催 |
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【最先端の高分子接着・粘着技術 〜材料・機構から応用まで〜】 |
趣旨: |
接着・粘着技術は私たちの生活の様々な分野で用いられており、近年は自動車や航空機など高い信頼性が要求されるモビリティ分野にも広がっています。さらに環境に配慮した易解体性接着剤なども注目を集めています。これら接着・粘着技術の発展には、材料の開発のみならず接着機構の解明や評価技術等も大きく寄与しています。本講演会では、高分子材料による接着・粘着に関し、材料技術とともに機構や評価、応用等幅広い分野について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。 |
日程: |
2024年6月21日(金) |
会場: |
オンライン開催 |
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【未知の可能性を秘める特殊構造ポリマー 〜新しい機能性材料の創製〜】 |
趣旨: |
はしご状構造を有するラダーポリマーや多数の分岐構造を有する星型ポリマー、環構造を有する単環状・多環状ポリマー、立体的な構造を有するかご型ポリマーは、その特殊な構造に由来して線状ポリマーとは異なる物性や機能を示すため、これまでにない新たな応用展開の可能性を秘めています。本講演会では、これら特殊構造ポリマーを得る種々の方法論や、その特徴的な物性や機能、今後の展望について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。 |
日程: |
2024年9月12日(木) |
会場: |
オンライン開催 |
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【次世代最先端半導体パッケージにおける材料開発と未来像】 |
趣旨: |
半導体実装工学における半導体チップの集積技術が注目されています。特にチップレットやヘテロジニアスインテグレーションに代表される各種機能ICチップの高密度実装(垂直および水平方向)の研究開発が先んじて取り組まれています。国内における半導体関連産業に対する投資もこの数年活況となり、半導体実装工程にかかわる日本の材料開発に対しても注目が集まっています。本講演会では、半導体実装工学における材料科学の観点から最新の研究・開発動向について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。 |
日程: |
2024年11月20日(水) |
会場: |
オンライン開催 |
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【形状で切り拓く機能性高分子材料の最前線 〜微粒子・繊維など〜】 |
趣旨: |
微粒子や繊維などの特殊な形状や内部構造をもつ高分子材料は、バルクとは異なる特徴的な性質や機能を発現することが知られています。そのような性質や機能を利用して、近年エレクトロニクスやライフサイエンス分野をはじめとした身の回りの幅広い製品に展開されています。本講演会では、微粒子・繊維などの設計から応用に関する最新の研究・開発動向について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。 |
日程: |
2025年1月17日(金) |
会場: |
オンライン開催 |
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【カーボンニュートラル実現に貢献する高分子材料〜水素エネルギーと二次電池関連技術の動向〜】 |
趣旨: |
カーボンニュートラルを目指して様々なアプローチが検討されていますが、温室効果ガスを排出しないエネルギーの活用は重要な取り組みの一つになっています。中でも次世代エネルギーとして更なる活用が期待される水素エネルギーや、再生可能エネルギーを有効利用するために中心的役割が期待される二次電池が注目されています。本講演会ではこれらの技術分野を支える高分子材料に関する最新の研究・開発動向について、企業やアカデミアの研究者の方々からご紹介いただきます。 |
日程: |
2025年3月7日(金) |
会場: |
オンライン開催 |
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近年過去開催分