西暦 |
日本 |
世界 |
科学技術 一般 |
社会一般 |
科学 |
技術 |
科学 |
技術 |
1914 |
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(米) J. J. Abelら:血液透析による腎臓機能の代行。世界初の人工腎臓の試み |
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1935 |
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(白)P. Putzeys, (白)J. Brosteaux:タンパク質の散乱光強度と分子量の関係についての研究 |
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1946 |
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(米)R.H. Ewart, C .P. Roe, P. Debye, J. R. McCartney:混合溶媒系の高分子の散乱強度と分子量の決定 |
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1951 |
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住友化工材㈱:メラミン樹脂化粧板「デコラ」の生産開始 |
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1956 |
藤田博ら:超遠心法による分子量, 分子量分布の精密測定―理論および実験的研究 |
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小寺明ら:粘度, 浸透圧, 光散乱, 沈降平衡, 拡散, ゲルクロマトグラフイーを用いた高分子化合物の分子量, 分子量分布および溶液物性の研究 |
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野口順蔵ら:ポリ-α-アミノ酸に関する研究 |
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1958 |
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(米)D. C. Shechterら:非生物学的人工肝補助。"Artificial Liver"と世界で初めて呼称 |
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1959 |
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(米)L. M. Minskら:高分子を利用してのフォトレジストへの応用 |
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(独)W. Maier, A. Saupe:配向度依存性引力相互作用を考慮した液晶理論 |
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1960 |
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(米)W. J. Baileyら:側鎖に光学活性基を有するポリオレフィンの合成と旋光性, 構造に関する研究 |
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(伊)P. Pino, G. P. Lorenzi:側鎖に光学活性基を有するポリオレフィンの合成と旋光性, 構造に関する研究 |
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1961 |
野櫻俊一, 結城平明, 村橋俊介ら:側鎖に光学活性基を有するポリオレフィンの合成と旋光性に関する研究 |
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1963 |
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昭和高分子㈱:ビニルエステル樹脂(別名エポキシアクリレート樹脂)を独自技術で開発 |
(米)M. Goodman, A. Abe(安部明廣):側鎖に光学活性基を有するポリアセタールの合成と旋光性, 構造に関する研究 |
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1964 |
西島安則ら:蛍光法による高分子構造・物性の研究 |
住友ベークライト㈱:FDA規格適合の完全無毒性の包装用塩化ビニル樹脂シート「スミライト」VSSの生産を開始 |
(英) I. M. Ward:高分子の力学物性の異方性についての研究 |
(独・伯)Agfa社とGevärt社が統合 |
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吉野常夫ら:重水素化とNMRによる高分子構造およびアニオン重合機構の研究 |
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(米)B. Wunderlich:高分子材料の熱的挙動の解析 |
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(米) P. J. Flory, R. A. Orwoll, A. Vrij: 鎖状分子の統計熱力学 |
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1965 |
大津隆行ら:Ziegler-Natta触媒によるオレフィン異性化重合の研究はじまる |
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(米)P. J. Flory ら:低分子, 高分子液体の状態方程式を発表し, 実験的検証を行う |
(伊)Montecatini社と Edison社が合併し, Montedison社が設立 |
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小畠陽之助ら:荷電膜における輸送現象の研究 |
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(米)GE社:ポリフェニレンエーテル(PPE)の上市 |
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1966 |
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日本初の原発, 日本原子力発電が運転開始 |
1968 |
稲垣博, 宮本武明ら:高分子キャラクタリゼーションとTLCを分離・測定法として確立 |
住友ベークライト㈱:電子部品の低圧封入エポキシ樹脂成形材料「スミコン」EMEの販売開始 |
(米)B. Chu:高分子の光散乱 |
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安部明廣:側鎖コンホメーションの重率を考慮した鎖状分子の回転異性状態解析 |
東レ㈱:PAN系炭素繊維の開発 |
(伊)P. Corradini:高分子結晶構造解析 |
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深田栄一ら:合成高分子および生体高分子の圧電性に関する研究 |
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(米)R. D. Stewart, ら:最初の中空糸タイプの人工腎臓 |
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畑敏雄ら: 高分子融体の熱力学, 界面化学から接着科学への展開 |
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財団法人高分子研究所への改称(旧:大阪大学理学部付属繊維科学研究所) |
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1969 |
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工業技術院 繊維試験所が「繊維高分子材料研究所」に名称変更 |
(米)R. Simha: 空孔モデルによる高分子統計熱力学理論を発表し, 幅広い応用に繋げる |
(蘭)AKU社とKZO社が合併へ |
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(瑞)Geigy社とCiba社が合併へ |
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(米)Celanese社:ポリブチレンテレフタレート(PBT)の上市 |
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1970 |
平井英史ら:高分子錯体の研究はじまる |
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敦賀原発, 美浜原発が営業運転開始 |
1971 |
加藤政雄ら:機能性モノマーの選択カチオン重合を用いたフォトレジストの合成 |
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(米) W. G. Millerら:PBLG-DMF系について液晶-等方相平衡の相図(濃度-温度)を作成, Flory理論の検証を行う |
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福島第1原発が営業運転開始 |
和田八三久:「高分子の固体物性」の出版 |
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1972 |
西久保忠臣ら:相関移動触媒法を用いた側鎖型感光性樹脂の合成 |
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(米)B. Gates:イオン交換樹脂の触媒作用の研究はじまる |
(米)Carborandum社:高分子液晶(LCP)の上市 |
(日)本多健一, 藤嶋昭:光触媒機構の解明 |
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清水剛夫ら:生体高分子機能の研究が盛んになる |
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(英)T. M. Chang:血液親和性材料でカプセル化した吸着剤を用いた人工肝臓の提案。その後の人工肝臓またカプセル化細胞をもちいたバイオ人工肝臓研究の始端となる研究 |
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1973 |
鈴木康弘ら:IPNポリマーの力学的性質の研究 |
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(加)J. E. Guillet:ポリフェニルビニルケトンの光分解の研究はじまる |
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石津浩二, 福富兀ら:ポリアニオンによるグラフト共重合体の合成と構造(P-1975) |
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(米)C. B. Anfinsen:タンパク質の構造形成に関する基本理論(動力学モデル)の提出 |
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金子元三, 中田允夫, 桑原信弘ら:上限, 下限臨界共溶温度をもつ高分子溶液の相図の解析 |
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(米)R. H. Grubbs:高分子固定錯体触媒の開発盛んになる |
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森有一, 丹沢宏, 春宮紀穂ら:ポリ塩化ビニルを基板としたヘパリン化親水性材料の合成によりヘパリンの長期生体留置を達成。後にカテーテルに応用 |
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(米)P. C. Lauterbur, (英) P. Mansfield: NMRイメージング法の開発;高分子科学・材料および生体系の三次元画像化への応用を拓く(Lauterburと Mansfieldは2003年度ノーベル生理学・医学賞受賞) |
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井口正俊ら:重合過程における高分子の結晶, とくにポリオキシメチレンウィスカーの生成とその物性に関する研究 |
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(英)D. C. Pepper:カチオン重合での生長炭素カチオン種の分光解析 |
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遠藤守信ら:気相成長炭素繊維の合成, 構造および物性についての研究 |
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(米)D. B. Dupre ら:Poly(γ-benzyl-L-glutamate) (PBLG) α-ヘリックス濃厚溶液の示す特異な液晶性について幅広い物性研究を展開 |
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1974 |
西久保忠臣ら:ソルダーレジスト用感光性樹脂の研究はじまる |
東亞合成化学工業㈱:アクリル系水溶性ポリマー「アロンフロック®」の製造および上市 |
(チェコスロバキア)K. Horie(堀江一之), D. Mikulášová:ラジカル(リビング乳化)重合で超高分子量PS-b- PMMAブロックコポリマーをはじめて合成 |
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原子力船「むつ」放射線漏れ |
国武豊喜, 岡畑恵雄ら:高分子側鎖にイミダゾール基とヒドロキサム酸基を付けた多官能性高分子触媒の初めての研究 |
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(米)E. L. Thomas:高分子構造の高分解能電子顕微鏡観察 |
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橋本竹治, 長谷川博一ら:ブロック共重合体の相転移および相転移ダイナミックスならびにモルホロジー形成過程・機構に関する研究 |
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(米)J. Blackwell, K. H. Gardner:セルロースの結晶構造解析 |
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竹本喜一, 明石満, 稲木良昭ら:核酸塩基ポリマーの系統的研究はじまる |
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植松市太郎, 植松淑子ら:Poly(γ-benzyl-L-glutamate)(PBLG) α-ヘリックスならびに関連物質の示すリオトロピック液晶性, 固体物性について幅広い物性研究を開始 |
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神戸博太郎:「高分子の熱分解と耐熱性」の出版(培風館) |
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1975 |
矢島聖史ら:有機系ケイ素ポリマーの紡糸・焼成によるシリコンカーバイド繊維の研究はじまる |
日本合成ゴム㈱:高分子レオロジーのゴム加工技術研究への応用 |
(米)S. L. Regen:架橋高分子オニウム塩を触媒として使用した相間移動反応(三相触媒)の提案 |
(米)DuPont社:スーパータフナイロン「Zytel-ST」の開発 |
(日)根岸英一:根岸カップリング反応の発見(2010年ノーベル化学賞受賞) |
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西敏夫ら:相溶性ポリマーブレンドの研究 |
三井石油化学工業㈱:4-メチルペンテン-1コポリマー「TPX」の上市 |
(英) P. V. Wright:ポリエチレンオキシド中をナトリウムイオンが伝導することを発見 |
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西敏夫ら:結晶性ポリマーブレンドの研究 |
三井石油化学工業㈱:接着性ポリオレフィン, 商品名「アドマー」を上市 |
(米)C. U. Pittman:高分子触媒の多段反応への応用の研究はじまる |
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平野茂博ら:キトサンの化学修飾による機能付与法を報告 |
三井石油化学工業㈱:ポリオレフィン樹脂改質剤「タフマー」の上市 |
(仏)M. Daoudら:屈曲性高分子溶液の中性子実験とその解釈 |
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(米)J. Schaefer, E. O. Stejskal, R. Buchdahl:高分解能交差分極/マジック角回転(CP-MAS) NMR法の開発と高分子への応用 |
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(米)R. B. Meyerら:強誘電性液晶の挙動を説明する理論モデルを提出 |
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