高分子科学史年表(1987)
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1987 田中均ら:キャプトデイティブ置換アクリル酸エステルの熱重合の研究(P-1991) 三菱電機㈱:自己強化型ポリマー(液晶ポリマー)を用いたスピーカーの振動板の製品への適用 (米) K. S. Feldman, Y. B. Lee:テンプレートを用いるラジカル重合により鎖長を制御したMMAオリゴマーの合成 (米)Kodak社(Tangら):有機ELとなる発光素子の報告 (加)モントリオール議定書が採択, オゾン層破壊物質(フロンを含む)削減をめざす ペレストロイカはじまる
佐藤恒之ら:付加引抜 (1,5-水素移動)ラジカル重合によるポリマー生成の研究(P-1988) 積水化学工業㈱:ポリビニルアセトアセタール樹脂の上市 (独) G. Wulff, R. Kemmerer, B. Vogt:ジビニルモノマーの不斉環化ラジカル重合による主鎖キラリテイーで光学活性を示す線状ポリマーの合成 (米)Allied Signal社:電子機器関連事業を売却 (日)X線観測衛星「ぎんが」打上げ 関西新空港, 大阪府泉州沖で建設着工
増田俊夫ら:置換アセチレンのリビング重合に関する研究はじまる 旭化成工業㈱:水添スチレン系エラストマー(SEBS)の企業化(商品名:タフテック®) (瑞)P. Pinoら:光学活性な架橋型C2対称ジルコノセン触媒を用いイソ特異的プロピレン重合の挿入反応を解明 (米)UCC社:(米)Kodak社から半導体フォトニクス事業部を買収 (日)カミオカンデで超新星のニュートリノ発見 南極商業捕鯨53年の歴史に幕
角五正弘, 宮竹達也ら:生成ポリマーの昇温分別に基づく不均一系チーグラー・ナッタ触媒のイソ特異的活性点の研究(P-1988) 三井石油化学工業㈱:高屈折率眼鏡レンズ用モノマー「MR-6」の上市 (米)P. G. Gassman, M. R. Callstrom:X線電子分光によりジルコノセン-メチルアルミノキサン系におけるZrカチオン種の生成を確認 (仏)Rhône Poulenc社:(英)ICI社の子会社(米)Stauffer Chemical社の基礎化学品部門買収 (日)利根川進:多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明によりノーベル生理学・医学賞を受賞 帝銀事件の死刑囚平沢貞通死亡
宮竹達也, 角五正弘ら:S架橋ビスフェノキシTi 錯体-メチルアルミノキサン触媒による炭化水素系モノマーの重合(ポストメタロセン触媒の最初の例) 東レ㈱:持続型制電性ABS樹脂の工業化 (米)R. R. Schrockら:アルキリデン錯体(Ta, W)によるノルボルネン類のリビング開環メタセシス重合(2005年ノーベル化学賞受賞) (米)Rohm & Haas社:エレクトロニクス用エポキシ事業を(瑞)Ciba- Geigy社に売却 石原裕次郎死去
土田英俊, 西出宏之ら:ジフェニルジスルフィドの強酸存在下における電解重合によるポリフェニレンスルフィドの合成法の開発 東レ㈱:架橋芳香族ポリアミド逆浸透膜エレメント「ロメンブラ」の生産開始 (白)R. Jerome, Ph. Teyssie:アクリレート類のアニオン重合のLiCl添加によるリビング性向上を発見 (米)Rohm & Haas社:Borden Chemicals社の酢ビエマルション事業を買収 ニューヨーク株式市場株価大暴落(ブラックマンディ)
遠藤剛ら:カチオン重合における熱潜在性触媒の開発(P-1988) 日本ゼオン㈱:磁気テープバインダ(MR-110)の量産開始 (ソ) Yu. V. Korshak, T. V. Medvedeva, A. A. Ovchinnikov, V. N. Spector ら:強磁性高分子の報告 (米)DuPont社:HDPE事業を売却 竹下登内閣発足
相田卓三, 井上祥平ら:アルミニウムポルフィリン錯体によるメタクリル酸エステルのリビング重合が可視光で誘起されることを発見 日本触媒㈱:高強度コンクリートの製造を可能にする高性能AE減水剤「アクアロック」の生産開始 (米) T. Tanaka(田中豊一)ら:ゲル表面のパターン形成を説明 (蘭)AKZO Nobel社:(米)Stauffer Chemical社のスぺシャリティ化学部門を買収 全日本民間労働組合「連合」発足
慶伊富長, 寺野稔ら:短時間重合法による高活性MgCl2担持Ti系オレフィン重合触媒の速度論的研究はじまる 大日本インキ化学工業㈱:Amoroon(スルホンベースのスーパーエンプラ)の開発 (米) J. E. Martinら:ゾルゲル転移の臨界指数の決定 (米)Amoco社:ポリ--メチレンベンゾエートの開発 日本国有鉄道が民営化。JR 5社のグループに
田附重夫, 栗原清二, 池田富樹ら:光化学相転移による液晶媒体への光記録の実現 (米)Y. H. Bae, T. Okano(岡野光夫), S. W. Kimら:熱敏感型ゲルのドラッグデリバリーへの応用 (蘭)DSM社:ポリアミド-4,6 の開発
土田英俊, 西出宏之ら:Coポルフィリン高分子錯体膜による酸素の二元輸送モデルの提案 (仏)J. M. Lehn:分子ナノテクノロジーの起源である超分子化学が盛んになる
宮下徳治, 松田実ら:はじめて高分子LB膜の作成に成功し, 種々の光電子機能団を取り込んだ超薄膜を作成 (米)J. S. Bradley:蒸発法による高分子保護金属コロイドの合成
宮田幹二, 竹本喜一ら:コール酸の包摂錯体形成を発見 (白)F. C. De Schryver:蛍光プローブによる高分子系の動的挙動の解析
袋裕善, 小林駿介ら:LCDのラビング法による配向制御技術のコンセプトを提案 (米)E. Helfand:ブロック共重合体のミクロ相分離の理論におけるゆらぎ効果の研究
田畑泰彦, 筏義人ら:ゼラチン微粒子を用いたDDS研究はじまる (米)C. W. Tang:超薄膜積層構造有機ELの提案
瓜生敏之ら:糖無水物誘導体の開環重合により高い血液抗凝固活性を示すへパリン様多糖を開発 (英) M. E. Cates:低分子の会合によるリビングポリマーの粘弾性の分子理論
引地邦男ら:二次元NMRによるビニル系高分子について立体規則性構造の精密解析法の確立 (米)M. Lindmark- Hamberg, K. B. Wagener:非環状ジエンメタセシス重合の研究はじまる
田中耕一ら:生体高分子の同定および構造解析のための質量分析法の開発(P-1988)(2002年ノーベル化学賞受賞) (米)K. F. Freed:“Renor- malization Group Theory of Macromolecules”(John Wiley & Sons, Inc.)の出版
高分子学会NMR研究会:高分子の構造解析におけるNMRの信頼性のRound Robin法による評価(P-1995)
真下悟ら:生体高分子の結合水の誘電緩和と構造との関係
四方俊幸, 小高忠男ら:ひも状ミセルの粘弾性に関する研究
池田進, 和田八三久ら:高分子の非線形誘電率の測定
横田力男, 古知政勝, 三田達ら:高弾性ポリイミド分子複合材料に関する研究
功刀利夫ら:ゾーン延伸法によるポリマーの高弾性率化(P-1988)
彦坂正道ら:高分子結晶の折りたたみ鎖構造と伸びきり鎖構造の起源を統一的に説明する滑り拡散理論の提唱
小山昇, 大坂武男ら:ラダーポリマーの電気化学合成
長谷川匤俊, 古知政勝ら:ポリイミドの電荷移動蛍光の発見と凝集構造との関係の研究(P-1989)
井上隆, 扇沢敏明, 斎藤拓ら:ポリマーブレンドの相分離と相形成の研究
佐藤満, 小見山二郎ら:無機塩を含む高分子・高分子膜/水系の親水性ならびに疎水性相互作用についての研究

更新日 2012/05/10

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