高分子科学史年表(1984)
[1914-1975][1976][1977][1978][1979][1980][1981][1982][1983][1984][1985][1986][1987][1988][1989][1990][1991][1992][1993][1994][1995][研究会][説明文]
西暦 日本 世界 科学技術
一般
社会一般
科学 技術 科学 技術
1984 西久保忠臣ら:エポキシと活性エステルの付加反応によるエステル-エーテルの合成 ㈱ブリヂストン:世界初の有機無機ハイブリッドの実用化 (米)J. A. Ewen:架橋型C2対称チタノセンによりiso-PPの合成に成功。立体特異的メタロセン触媒の設計指針を提示 (米)Dartco社:液晶ポリエステル(LCP)の開発 (独)重イオン研究所のP. ArmbrusterとG. Münzenberg:新元素ハッシウムを発見 三井三池鉱で火災
堀江一之, 三田達ら:高分子固相反応における反応の不均一性と分子運動の効果の解明はじまる 積水化学工業㈱:クリーン技術の一つであるエスロンDC(高性能帯電防止プレート, シート)を上市 (米)T. Venkatesan:イオン注入法による高分子材料の改質 (スウェ)Bofors社;Kena Nobel社:合併によりNobel Industries社が発足 (米)スペースシャトル「ディスカバリー」で有機化合物結晶の成長実験 江崎グリコ社長誘拐
川口春馬, 大塚保治ら:無乳化剤水系重合で粒子径が揃ったラテックスを合成し, さらに粒子を表面修飾して機能化 日産自動車㈱:昭和電工㈱製 HDPE(高密度ポリエチレン)のガソリンタンクへの採用 (米)Y. Hirokawa(廣川能嗣), T. Tanaka(田中豊一):熱敏感型N-イソプロピルアクリルアミドゲルで初めて体積相転移を観察 (米)DuPont社:Bexloy C(非晶・結晶ナイロン系)の開発 (日)利根川進(在米):T細胞受容体の遺伝子分離に初めて成功 初の第3セクター「三陸鉄道」開業
山本隆一, 山本明夫ら:Pd触媒を用いる芳香族ジハロゲン化物とジエチニル化合物からの芳香族ポリマーの合成 三井石油化学工業㈱:高活性-高立体規則性触媒を使用した気相重合法の新プロセス(HYPOLプロセス)のプラントを新設しポリプロピレンの生産を開始 (豪)A. G. Fane:懸濁液の限外濾過における表面電荷と透過性の研究 (米)Mobey Chemicals社:自動車産業用ポリウレタンエラストマー/PCブレンド(Texin)の開発 (米)国立ガン研究所のR. Galloら:エイズウィルスを特定, フランスのL. Montagnier らのグループと優先権論争に発展 総務庁発足
新海征治ら:水溶性カリックスアレンの研究はじまる 鐘淵化学工業㈱:アモルファスシリコン太陽電池を企業化 (独)M. Antonietti ら:ホログラフィック回折格子法による溶融状態における ポリスチレンの拡散の研究 (米)Borg Warner社:自動車ボディパネル用ABS/PAブレンド(Elemid)を開発 (英)A. Jeffreys:DNA鑑定法を考案 リッカー倒産
依田直也, 平本叙ら:ポリアミド酸の側鎖にイオン結合でメタクリロイル化合物を結合した感光性ポリイミドの提案 日本油脂㈱:機能性ブロックポリマー(持続効果性樹脂表面改質材)モディパーF, Hを世界ではじめて企業化 (米)M. Muthukumar, B. G. Nickel:高分子鎖両端間距離膨張因子の第4, 5, 6次摂動の計算 (米)Mobey 社:自動車用PC/PBT/エラストマーブレンド(Macroblend)を開発 (日)日本初の実用放送衛星ゆり2号a打ち上げ 蔵前国技館が35年の歴史に幕
植松市太郎ら:ポリペプチドのリオトロピック液晶の研究はじまる依田直也, 平本叙ら:ポリアミド酸の側鎖にイオン結合でメタクリロイル化合物を結合した感光性ポリイミドの提案 日本ゼオン㈱:水素化NBRの開発 (蘭)M. H. V. Mulder, C. A. Smolders:浸透気化によるセルロース アセテートを用いたエタノール/水の分離機構の研究 1万円, 5千円, 千円の新札発行
前田瑞夫, 井上祥平ら:人工ポリペプチドチャンネルを埋め込んだ高分子膜の開発 日立化成工業㈱:異方導電フィルムの開発と工業化 (英) D. C. Bassett:アイソタクチックポリプロピレン球晶の高次構造についての電子顕微鏡研究 東京世田谷で電話地下ケーブル火災
堀井文敬, 北丸竜三ら:固体セルロースおよびポリオレフィンの構造とダイナミックスの固体NMR研究 旭電化工業㈱:新規造核剤(環状リン酸エステル金属塩)による汎用プラスチックの高性能化技術の開発 (米)R. M. Barrer:二元収着モデルを用いたガラス状高分子中の気体の拡散性の研究 第23回オリンピックがロサンジェルスで開催される
山延健, 安藤勲, 佐藤寿弥ら:ポリエチレンの折りたたみ構造モデルとしての大環状パラフィンの固体高分解能NMR研究 ダイセル化学工業㈱:セルロースエステルおよびカルバメート系キラル充填剤の上市 (日)I. Sakurada(櫻田一郎):"Polyvinyl Alcohol Fibers"(Marcel Dekker)の出版 「電電公社民営化法」成立
増原宏ら:高分子表面の時間分割, 深さ分割蛍光スペクトル法の開発
中條善樹, 山下雄也ら:マクロモノマーを用いる界面活性グラフト共重合体の分子設計に関する研究(P-1985)
島田次郎, 山川裕巳ら:らせんみみず鎖モデルのDNAへの理論的適用
渡辺宏, 小高忠男ら:高分子ブレンドおよび共重合体の融体粘弾性挙動に関する研究
野島修一, 漆原勝, 芦田玉一ら:結晶を含む高分子混合系の多相構造の解明(P-1987)
藤本輝雄ら:多元ブロック共重合体による人工膜の創製
安部明廣, 古屋秀峰, 山崎俊正ら:サーモトロピックおよびリオトロピック液晶高分子のコンホメーションと熱力学的性質
花沢一芳, 谷徹, 岡藤太郎ら:エンドトキシンと相互作用するポリミキシンBを不溶性担体繊維に固定化する方法を開発
松田武久ら:医用高分子材料への血漿タンパク質と血小板の吸着挙動, 凝固系の活性化を詳細に解明
木村俊作, 今西幸男ら:ポリペプチド分子の組織化による機能発現に関する研究はじまる(P-1984)
砂本順三, 佐藤智典ら:リポソーム表面を多糖で被覆することにより安定化やターゲット性を初めて付与
成沢郁夫, 石川優ら:高分子材料の破壊力学の研究
Polym. J., 16, 371(1984)
Macromolecules, 18, 2131 (1985)
J. Polym. Sci., Part A: Polym. Chem., 24, 1685 (1996)
J. Am. Chem. Soc., 106, 6355 (1984)
Macromolecules, 7, 1746 (1984)
Eur. Polym. J., 21, 805 (1985)
Chem. Phys. Lett., 119, 499 (1985)
Macromolecules, 20, 54 (1987)
高分子, 40, 314 (1991)
J. Appl. Phys., 56, 2772 (1984)
J. Chem. Phys., 81, 6739 (1984)
J. Colloid Interf. Sci., 97, 465 (1984)
高分子, 36, 648 (1987)
J. Membr. Sci., 53, 229 (1984)
Bull. Chem. Soc. Jpn., 57, 752 (1984)
Macromolecules, 17, 798 (1984)
Macromolecules, 19, 793 (1986)
Tetrahedron Lett., 25(46), 5315 (1984)
J. Chem. Phys., 80, 5839(1984)
J. Macromol. Sci., A21, 1641 (1984)
J. Membr. Sci., 17, 289 (1984)
Adv. Polym. Sci., 59, 37 (1984)
Polymer25, 935-943 (1984)
第33回高分子討論会 (1984)
J. Am. Chem. Soc., 106, 250-251(1984)
J. Membr. Sci., 18, 25 (1984)
J. Carbohydr. Chem., 3, 641-662(1984)
Macromolecules, 19, 636-643(1986)
Macromolecules, 20, 2117-2120(1987)
Marcel Dekker (1984)
Macromolecules, 17, 1955(1984)
第33回高分子年次大会 (1984)
Chem. Phys. Lett., 104, 485-488(1984)
第33回高分子年次大会 (1984)
Polym. J., 17 , 133-141 (1985)
Macromolecules, 17, 689(1984)
Biopolymers, 23, 853(1984)
J. Mol. Biol., 184, 319 (1985)
Biopolymers, 27, 657(1988)
Macromolecules, 17, 2316(1984)
第33回高分子年次大会 (1984)
Macromolecules, 20, 1866(1987)
Macromolecules, 23, 4305(1990)
Macromolecules, 24, 942(1991)
Macromolecules, 17, 2231-2236(1984)
J. Membr. Sci., 20, 313-324(1984)
Macromolecules, 17, 2280-2287 (1984)
Macromolecules, 22, 2145-2149 (1989)
Macromolecules, 22, 2982-2987 (1989)
Acta Polymer., 44, 54-56 (1993)
Macromolecules, 28, 96-103 (1995)
人工臓器, 13, 825(1984)
Trans. Am. Soc. Artif. Int. Organs, 30, 354 (1984)
Carbohydr. Res., 134, 305-312 (1984)
Biochim. Biophys. Acta, 802, 237-244 (1984)
Adv. Fract. Res., 1, 453-472(1984)
Polym. Eng. Sci., 27, 41(1987)

更新日 2012/05/10

Copyright(C) 2012 The Society of Polymer Science, Japan All Rights Reserved.

このページのトップに戻る。

説明文に戻る。

ホームに戻る。