高分子科学史年表(1992)
[1914-1975][1976][1977][1978][1979][1980][1981][1982][1983][1984][1985][1986][1987][1988][1989][1990][1991][1992][1993][1994][1995][研究会][説明文]
西暦 日本 世界 科学技術
一般
社会一般
科学 技術 科学 技術
1992 伊藤洋, 上田充ら:α,α-環形成により促進されるexo-メチレンスチレン誘導体の重合の研究 日本合成ゴム㈱:AES樹脂の製造技術の開発と工業化 (米)D. B. Priddyら:スチレンのラジカル重合熱開始におけるMayo機構の確認と酸によるMayoダイマーの不活性化 (独)BASF社:(米)Mobil社からPS事業を買収 (伯)リオ・デ・ジャネイロでの「地球サミット」で気候変動枠組条約採択 EC加盟国, 欧州連合設立条約に調印
中野環, 森正俊, 岡本佳男ら:メタクリル酸1-フェニルジベンゾスベリルのラジカル重合によるイソタクチックポリマーの生成(P-1993) 昭和高分子㈱:生分解性プラスチック(商品名「ビオノーレ」)の開発 (米)D. B. Priddyら:スチレン/アクリロニトリル自発ラジカル共重合における開始と2:1アダクト生成の確認 (米)FDA:シリコーン製人工乳房の美容用使用を禁止。医用材料関連の学会また産業界に大きなインパクトを付与 (日)森野米三(構造化学):文化勲章受章 ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツェゴビナ共和国独立宣言
菅野利彦, 田谷野孝夫ら:プロピレン系共重合体合成用メタロセン触媒の系統的研究(P-1999) 帝人㈱:飲料缶用共重合PETフィルムの生産開始 (豪)G. F. Meijs, E. Rizzardo, S. H. Thang:アリルペルオキシド型付加置換開裂連鎖移動剤による末端オキシラン環の導入 (日)富士通の篠田傳:プラズマテレビを開発 山形新幹線開業
上垣外正己, 澤本光男, 東村敏延ら:リビングカチオン重合の成長種のNMRによる直接観測 ㈱クラレ:ポリウレタン弾性繊維「スパンテル」生産開始 (米)N. A. Porterら:かさ高いキラル置換基をもつN-置換アクリルアミドのラジカル重合によるイソタクチックポリマーの生成 (日・米)毛利衛:スペースシャトルで宇宙へ 政府, 国連平和維持活動(PKO)実施計画を閣議決定
西久保忠臣ら:側鎖オキセタン環を持つポリマーの新しい高分子反応の開発 メニコン㈱:マクロモノマーを使用した高含水率ゲル(72%)のコンタクトレンズ(メニコンソフト72)の発売 (米)W. H. Starnes, Jr.ら:塩化ビニルの重合における1,2-ジクロロエチル基生成機構の解明 第25回オリンピックがバルセロナ(スペイン)で開催
上出健二ら:アニオン重合開始剤によるアクリロニトリルのイソタクチック特異性重合 東レ㈱:磁気テープ用多層ポリエステルフィルムの開発 (英)D. G. H. Ballard, D. M. Haddleton:MMAのリビングアニオン重合を0℃で達成, アルキルアルミニウム添加による“Screened”効果を提唱 学校週5日制開始
城戸淳二ら:色素分散高分子を用いた白色EL素子の提案 東レ㈱:パラ系アラミドフィルム“ミクトロン”の上市 (米) N. S. Sariciftci, A. J. Heeger ら:MEH-PPVからフラーレンへの電荷移動を確認
吉野勝美ら:共役系ポリマーからフラーレンへの電荷移動を発見 三井東圧化学㈱:世界で初めてシンジオタクチックポリプロピレン商業生産用メタロセン触媒開発に成功 (米) G. Gustafsson, A. J. Heeger ら:PET 基板を用いたフレキシブル高分子EL素子の発表
川口春馬, 藤本啓二ら:温度応答性ミクロヒドロゲルの合成と, 生体成分との相互作用 武田薬品工業(株):生体内分解性の乳酸-グリコール酸共重合体を使用した徐放性マイクロカプセル注射剤(リュープロレリン)発売 (米)M. Shibayama(柴山充弘), T. Tanaka(田中豊一), C. C. Han:体積相転移近傍でのゲルの臨界散乱
小貫明:変形ゲルからの散乱関数理論の提案 (米)M. Annaka(安中雅彦), T. Tanaka(田中豊一):ゲルの多重相の発見
小池康博ら:光学用高分子材料における光散乱の起源の解明 (米) P. Agre:水を取り込む膜貫通チャンネル(Aquaporin)の発見
山本隆一ら:ポリチオフェン, ポリフェニレンのNi触媒による合成 (独) A. Halperin:高分子ミクロ構造における連結鎖の理論
加藤隆史ら:分子間水素結合した液晶の研究はじまる (日)F. Tanaka(田中文彦), (英)S. F. Edwards:高分子ネットワークの粘弾性に関する理論
小宮山真ら:希土類イオンによるDNA高速加水分解の発見 (独) K. Binder:高分子多成分系の相分離・臨界現象に関する計算科学的研究
中村晃, 安田源ら:ランタニド錯体触媒によるエチレン共重合機構の研究はじまる (米)M. Tirrell, F. S. Bates:ブロック共重合体ラメラの振動ずり流動場による配向
明石満, 丸山征郎ら:高い抗凝固活性を有するヒトトロンボモジュリンの生体材料表面への固定化研究はじまる (印) S. Chandrasekhar:“Liquid Crystals” 2nd Edition(改訂版)出版 (Cambridge University Press)(初版1977)
白井汪芳, 英謙二ら:両親媒性アミノ酸誘導体からなる低分子ゲル化剤研究はじまる
原田明, 蒲池幹治ら:シクロデキストリンをポリマー鎖に閉じ込めたポリロタキサンを初めて合成
長田義仁, 龔剣萍, 奥崎秀典ら:高分子ゲルの刺激-応答の基礎研究と応用研究
松下裕秀, 野田一郎ら:ABC型トリブロック共重合体の調製とモルホロジーの解明
堀江一之, 牛木秀治ら:高分子ゲルの体積相転移の蛍光法による研究
栗原和枝ら:高分子表面の分子間力の測定
秋山三郎, 加納義久ら:アクリル系粘着剤/フッ素樹脂ブレンドの傾斜構造・表面偏析の解析と粘着性評価
相田卓三, 井上祥平ら:アルミニウムポルフィリン錯体によるメタクリル酸エステルのリビング重合でルイス酸による高速化を実現
奥山健二ら:X線回折による熱可塑性ポリイミドの分子構造・結晶構造の研究
岡畑恵雄, 居城邦治ら:有機溶媒に可溶なDNA誘導体としてDNA-脂質複合体を開発
日本包装学会設立
Makromol. Chem. Symp., 54/55, 551-560(1992)
Polymer, 33, 3055-3059 (1992)
第41回高分子討論会 (1992)
Macromolecules, 26, 867-868 (1993)
Macromolecules, 25, 3046-3051(1992)
第41回高分子年次大会 (1992)
Studies in Surface Science and Catalysis, 121, 473 (1999)
Polym. Prepr., ACS., Div. Polym. Chem., 33, 893-894 (1992)
第41回高分子討論会 (1992)
Macromolecules, 25, 2587 (1992)
J. Am. Chem. Soc., 114, 7676-7683(1992)
Macromolecules, 25, 1198 (1992)
Macromolecules, 25, 3638-3641(1992)
Polym. J., 24, 917 (1992)
Polym. Int., 36, 87(1995)
Macromolecules, 25, 5907–5913 (1992)
Appl. Phys. Lett., 61, 761 (1992)
Science, 258, 1474 (1992)
Solid State Commun., 82, 249 (1992)
Nature, 357, 477 (1992)
Colloid Polym. Sci., 270,1 (1992)
Colloid Polym. Sci., 270, 53 (1992)
J. Chem. Phys., 97, 6829 (1992)
J. Phys., II, 2, 1(1992)
Nature, 355, 430 (1992)
Macromolecules, 25, 4807-4815 (1992)
Science, 256, 385-387 (1992)
Macromolecules, 25, 1214 (1992)
Adv. Polym. Sci., 100, 31-71(1992)
Macromolecules, 25, 6836 (1992)
Macromolecules, 25, 1516 (1992)
J. Non-Newtonian Fluid Mechanics, 43, 247 (1992)
Chem. Commun., 1992, 64
Chem. Commun., 1994, 2014
Macromolecules, 25, 6214-6230(1992)
J. Am. Chem. Sci., 114, 4908 (1992)
Macromolecules, 25, 5115 (1992)
Macromolecules, 26, 7134 (1993)
J. Phys. II, 2, 1941(1992)
Bioconjugate Chem., 3, 363(1992)
Cambridge Univ. Press (1992)
J. Chem. Soc., Chem. Commun., 18, 1371-1373(1992)
Nature, 356, 325-327(1992)
Nature, 355, 242(1992)
Macromolecules, 25, 5468(1992)
Macromolecules, 25, 6040-6044(1992)
Macromolecules, 25, 7324-7329(1992)
Macromolecules, 26, 1761-1766(1993)
Polym. J., 25, 651 (1993)
化学と工業, 46, 586 (1993)
J. Am. Chem. Soc., 114, 10927-10933(1992)
Polym. J., 24, 135 (1992)
Polymer, 33, 1690 (1992)
J. Appl. Polym. Sci., 50, 1619 (1993)
J. Adhesion, 42, 25 (1993)
J. Electron Microscopy, 44, 334 (1995)
Macromolecules, 25, 2280-2281(1992)
Macromolecules, 25, 7261-7267(1992)
Macromolecules, 28, 1547-1551(1995)
Polymer, 36, 1123-1126(1995)
J. Chem. Soc., Chem. Commun., 1992, 1339-1341

更新日 2012/05/10

Copyright(C) 2012 The Society of Polymer Science, Japan All Rights Reserved.

このページのトップに戻る。

説明文に戻る。

ホームに戻る。