高分子科学史年表(1891-1899)
高分子科学史年表(1891-1899)

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西暦

日本

世界

科学技術一般

社会一般

西暦

科学

技術

科学

技術

1891

 

 

 

 

(独)E. Fischer:糖類の構造決定

(露)シベリア鉄道着工(1902完成)

1891

(米)N. Tesla:高圧変流器(テスラコイル)を発明

(日)訪日中のロシア皇太子,巡査に襲われる(大津事件)

(独)O. Lilienthal:グライダーでの滑空に成功

(日)内村鑑三不敬事件

(米)ナイアガラ瀑布での水力発電の操業

1892

・高松豊吉:天蚕糸の精練,漂白,染色の研究

 

(英)C.F. Cross, E.J. Bevan, C. Beadle:アルカリセルロースの二硫化炭素への溶解反応発見,溶液を“Viscose"と命名,特許出願(成立は1893年)

(独)P.Troester:スクリュー式押出機(蒸気加熱)を開発・発売

(独)F.Wi. Ostwald:指示薬理論を発表

(米)スタンダード石油会社,トラスト違法判決

1892

(英)J. Dewar:デュワー瓶(魔法瓶)を発明

(日)高峰譲吉:タカジアスターゼの発見

(仏)Panar社:自動車生産開始

1893

 

・藤倉電線社:ゴム被覆電線製造開始

 

(英)Dunlop社設立

(瑞西)A. Werner:金属錯塩の配位説を発表

(米)恐慌発生

1893

(英)C.F. Cross, E.J. Bevan, C. Beadle:ビスコースの応用を目的としたViscose Syndicate設立

(日)下瀬雅充:下瀬火薬を開発

(日)二宮忠八:飛行機を試作

1894

 

・陸軍板橋火薬製造所で綿火薬製造開始

 

(英)C. F. Cross, E. J. Bevan:酢酸セルロースの製造特許

(英)J. W. S. Rayleigh, W. Ramsay:アルゴンを発見

・日清戦争(〜1895)

1894

・樟脳の製造取締規則公布

(米)米国自動車業界,空気入りタイヤ採用

(日)北里柴三郎; (仏)A.E.J. Yersin: 独立にペスト菌を発見

(日)高峰譲吉:タカジアスターゼの製造開始

1895

 

 

 

 

(独)W.C. Röntgen:X線を発見

・独・仏・露による対日三国干渉

1895

・日清講和条約

1896

 

・東京護謨製造(合資会社)設立(後の明治護謨製造所(株))

 

(独)H.G. Goldschmidt:尿素樹脂製造

(蘭)P. Zeeman:ゼーマン効果を発見

・アテネで第1回近代オリンピック大会

1896

(仏)A.H. Becquerel:放射能を発見

1897

・高松豊吉:“人造絹糸について”日本で初めて紹介

・山岡次郎:ドイツから銅安法人絹糸を持ち帰る

 

(独)M. Fremery, (墺)J. Urban:銅安法人絹糸製造のドイツ特許取得(H. Pauly名儀で出願),これに基づいて 1899 Glanzstoff社(独)が工業化

(英)J.J. Thomson:電子の存在を確認

(日)京都帝国大学創立

1897

(日)志賀 潔:赤痢菌を発見

(独)K.F. Brown: ブラウン管を発明

1898

・工業化学会創立,“工業化学雑誌”創刊

・三輪善兵衛(丸見屋):国産透明セルロイド生地を共進会全国品評会(東京)に出品(進学賞受賞)

 

(米)Goodyear社設立

(仏)P. & M. Curie 夫妻:ラジウムとポロニウムを発見

・米西戦争

1898

・河喜多能達:“セルロイドについて”の総説

(米)綿簾織り布補強タイヤ開発(1908 Goodyear社:商品化)

・ハワイ,米に併合さる

(英)硝酸セルロースの連続キャストフィルム技術開発(磨板ドラム法)

(清)西太后,実権握る

・C.F. Tocham(英)によるビスコースの熟成効果と可紡性との関係の発見,紡糸箱の発明などを取入れて,C.H. Stearn(英)によりビスコース法人絹糸製造技術が著しく向上する

(英)Viscose Spinning Syndicate設立,独,仏,英に特許実施権

1889

 

・日本護謨(株)設立,板ゴム,ホースを製造

(英)F.S. Kipping:有機ケイ素化合物の研究開始

(米)A.H. Marks:アルカリ法ゴム再生法を発明,これにより再生ゴム工業が大きく進展

(英)E. Rutherford:α線とβ線を発見

・ハーグで第1回国際平和会議

1889

(米)W. Kritsche, A. Spiteler:カゼイン・アルデヒド樹脂の特許取得

(独)J. Thiele:部分原子価を提唱

(英)W. Smith:合成樹脂製造のためのフェノール/フォルマリン組成特許成立

(日)豊田佐吉:自動織機の特許取得

更新日 2006/08/10

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