高分子科学史年表(1926-1929) |
[1492-1776][1782-1818][1820-1838][1839-1854][1856-1869][1870-1882][1883-1890][1891-1899][1900-1908][1909-1913][1914-1920][1921-1925]
[1926-1929][1930-1931][1932-1935][1936-1938][1939-1940][1941-1942][1943-1945][1946-1947][1948-1949][1950-1951][1952-1953][1954-1955]
[1956-1957][1958-1959][1960-1961][1962-1963][1964-1965][1966-1967][1968-1969][1970-1971][1972-1974][1975][説明文]
西暦 |
日本 |
世界 |
科学技術一般 |
社会一般 |
西暦 |
||
科学 |
技術 |
科学 |
技術 |
||||
1926 |
|
・大日本セルロイド(株):写真用フィルム生地パイロット設置 |
(独)H. Staudinger:セルロースの巨大分子構造説主張 |
(英)R.P. Foulds:ユリア樹脂による木綿防皺加工の特許取得 |
(瑞西)L. Ruzicka:大環状化合物の合成 |
(日)昭和と改元 |
1926 |
・この頃,大手資本によるビスコース法 人絹糸製造会社の新規参入相次ぐ.[東洋レーヨン(株),日本レイヨン(株),東京人絹(株),倉敷絹織(株),昭和レーヨン(株),日本毛織(株)など創立] |
(米)O.L. Sponsler, W.H. Dore: X線回折像に基づくセルロースの巨大分子説(グルコース単位の結合様式に誤りあり) |
(独)Eckert-Ziegler社:横型射出成形機発表(現在機の原型・空気圧式40~50g)市販開始 |
(独)E. Schrodinger:波動方程式を発表 |
||||
(米)H.S. Taylor:フリーラジカルによるエチレンのガス相重合 |
(英)Courtaulds社:油類の添加によるビスコース艶消レーヨン生産 |
(瑞典)T. Svedberg:超遠心法の研究でノーベル化学賞受賞 |
|||||
(ソ連)N.N. Semenov:爆発反応における連鎖反応動力学の研究始まる |
(墺)L. Lilienfeld: 濃硫酸を凝固浴とする強力レーヨン製法発明 |
||||||
(独)Gesellschaft Deutscher Naturforscher und Arzte 年会で初の高分子量物質に関する討論会開催(Dusseldorf) |
(独)Eckert-Ziegler社:最初の工業生産用の射出成形機を製作(2 Oz.横型,プランジャー) |
||||||
(独)Deutsche Kautschuk- Gesell-schaft 設立 |
(米)Shaw Insulator社:トランスファー成形機を発明 |
||||||
1927 |
・立川正三(旭絹織):高重合度・低アルカリビスコースの高濃度硫酸浴・緊張紡糸による"虎木綿"の研究開始(完成は1942) |
・大日本セルロイド(株):酢酸繊維素成形材料生産開始 |
(米)American Chemical Society に Division of Paint and Varnish 設置 |
(独)IG社:乳化重合による合成ゴムの研究開始 |
(独)W.H.Heitler, (米)F.London:水素分子の構造を量子論的に説明 |
(米)C.A. Lindbergh,大西洋横断飛行に成功 |
1927 |
・厚木勝基:“人造絹糸”(丸善)出版 |
・日本ペイント(株):油溶性フェノール樹脂塗料発売 |
(米)R.P. Dinsmore; (独)M. Luther, C. Heuck:乳化重合で初めてsoapを使用 |
(独)IG社:ブタジエン金属ナトリウム法合成ゴム“Buna"の製造に成功 |
(独)W.K. Heisenberg:不確定性原理を提唱 |
|||
・英国護謨協会日本支部総会で日本護謨協会(事務所を大阪工業試験所内に設置)の設立と会誌発行を決議 |
・三共(株):二段法フェノール樹脂成形材料製造設備完成,フェノール樹脂積層板国産第1号機完成 |
(独)H.L. Fischer:天然ゴムをルイス酸触媒により環化 |
(米)C.J. Patrick;(瑞西)J. Baer: それぞれ独立にジクロロエタンに多硫化アルカリを作用させて多硫化ゴムを発明 |
||||
・日本ビクター(株):蓄音機のレコード盤のプレス開始 |
(伊)Montecatini社;(独)IG社:アルキド樹脂の生産開始 |
||||||
・理化学興業(株)設立(理化学研究所の研究成果の実用化のため) |
(米)B.F. Goodrich社:ポリ塩化ビニル(PVC)上市,塩ビシート,壁紙及び酢酸セルロースのシート・棒など商品化 |
||||||
1928 |
・関東(東京)に護謨懇話会設立 |
・日本製レーヨン初輸出 |
(独)K.H. Meyer, H. Mark:セルロース,絹,キチン,ゴムの結晶構造を決定(巨大分子による結晶格子モデル) |
(英)Shawing-American Chemical 社:ポリビニルアセタールラッカー開発 |
(独)O.P.H. Diels, K. Alder:ジエン合成法(ディールスアルダー反応)を発見 |
(日)台北帝国大学創立 |
1928 |
(印)C.V. Raman, K.S. Krishnan:ラマン効果を発見 |
(日)商工省:重要輸出品取締規則を制定 |
||||||
・日本護謨協会設立(1937年社団法人となる),“日本護謨協会誌”創刊 |
(独)K.H. Meyer, H. Mark:天然ゴムの構造はシス型であると推定 |
(米)Rohm & Haas社:アクリル樹脂ガラス開発 |
(英)A.L. Fleming:ペニシリンを発見 |
||||
・大阪市立工業研究所:“プラスチック工業”創刊(1944まで刊行) |
(米)W.H. Carothers: DuPont 社入社,縮合重合体の合成と物性に関する基礎研究開始 |
(英)British Cyanide 社:尿素樹脂成形材料生産開始 |
(日)仁科芳雄:(瑞典)O. Klein とクライン-仁科の公式を発表 |
||||
(独)H. Staudinger:エチレンオキシド重合の組織的研究 |
(独)Wacker社:酢酸ビニルおよびそれを使ったポリビニルアルコールの生産開始 |
(日)高柳健次郎:世界初の電子式テレビ実験に成功 |
|||||
(英)W.N. Haworth:セルロースの長鎖状分子構造を化学的に決定 |
(米)Carbon & Carbide Chemicals 社:塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体合成,後の“Vinylite"(樹脂),“Vinyon"(繊維)の基礎をつくる |
(日)丹羽保次郎,小林正次:NE式写真電送技術を開発 |
|||||
(米)Rubber Chemistry and Technology 創刊 |
(ソ連)S. Lebedev:エタノールからブタジエンを合成,これをNaで重合しポリブタジエン(SKB)を開発 |
||||||
1929 |
・護謨懇話会:“護謨”創刊 |
・自動車製造(株)(現 日産自動車(株))設立 |
(米)W.H. Carothers グループ(DuPont 社):1930年にかけてジカルボン酸と多価アルコールより高重合体の合成に成功 |
(英)Dunlop社:ラテックスよりゴム糸を製造 |
(独)A.F.J. Butenandt;(米)E.A. Doisy:独立に,女性ホルモン(エストロン)の構造を決定 |
(日)東京工業大学設立 |
1929 |
・野津龍三郎:“hochmolekulare organische Verbindungen" に「高級分子有機化合體」という日本語訳をつけた |
・日本ベンベルグ絹糸(株)設立, |
(米)E.C. Bingham:レオロジー学会(Society of Rheology)を設立 |
(独)IG社:尿素樹脂成形材料生産開始 |
(米)E.P. Hubble: 銀河系外の星雲の速度と距離の関係を示し(Hubbleの法則),宇宙の膨張を発見 |
(日)大阪工業大学(現大阪大学工学部)設立 |
||
(米)Grotelite社:最初の全自動射出成形機開発 |
・世界経済恐慌始まる |
||||||
・小西(株)本店:最初の写真フィルム発売 |
(独)Cassella社:ポリアクリロニトリル繊維化技術特許出願(成立は1933年) |
(英)P.A.M. Dirac:電子論で陽電子の存在を予言 |
|||||
(独)Griesheim- Elektron社:ハロゲン化ビニル重合体の繊維化技術開発 |
|||||||
(米)New Jersy Zinc社:酸化チタンによる艶消レーヨン製法特許取得 |
更新日 2000/10/01
Copyright(C) 2000 The Society of Polymer Science, Japan All Rights Reserved.