高分子科学史年表(1964-1965) |
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西暦 |
日本 |
世界 |
科学技術一般 |
社会一般 |
西暦 |
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科学 |
技術 |
科学 |
技術 |
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1964 |
・倉田道夫,深津政昭,外林秀人,山川裕巳:第二ビリアル係数の理論の発表 |
・日本合成ゴム(株):ニッケル触媒(BS触媒)を用い,Phillips Petroleum プロセスによるシス-1,4-ポリブタジエンの製造開始 |
(米)R. Pecora:準弾性光散乱理論の発表 |
(米)Phillips Petroleum 社:ランダム構造の溶液重合SBRを発表 |
(米)M. Gell-Mann; G. Zweig:独立にクォークの提案(Zweigは“エース”と命名) |
(中)原爆実験に成功 |
1964 |
・大北熊一:カーボンブラック表面に対する遊離ラジカルの作用とグラフト重合の研究 |
・旭化成(株):アルキルリチウム触媒によるポリブタジエンの製造開始 |
(米)B. Wunderlich, T. Arakawa(荒川民雄):高分子伸びきり鎖結晶の発見 |
(米)Firestone社:ランダム構造の溶液重合 SBR “Duradene"を開発 |
(米)パロマー天文台:準星(クエーサー)を発見 |
(日)東海道新幹線開業 |
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・髙橋髙子,山下岩男(大工試):シクロプロパン誘導体のラジカル開環重合 |
・ブリヂストンタイヤ(株):乗用車用ラジアルタイヤ開発,各社生産開始 |
(米)P.J. Flory, R.A. Orwoll, A. Vrij:相分離の溶液論 |
(米)DuPont社:ポリイミド“Vespel"生産 |
(日)東京オリンピック開催 |
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・R.A. Shelden,笛野高之,恒次利幸,古川淳二:対掌体触媒サイトモデルにより生成するポリマーの triad tacticity の確率を単一パラメーターσ2で表示 |
・この頃から各社で各種コンジュゲート合繊開発 |
(米)J.C. Moore: Gel Permeation Chromatography (GPC)法の開発 |
(米)Dairy社:家庭用HDPEブロー成形ミルク瓶試作 |
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・結城平明ら:1,1-および1,2-ジフェニルエチレンとスチレンなどとのアニオン重合による交互共重合体の合成 |
・帝人(株):ガラス繊維入りPET成形材料上市 |
(米)H.J. Harwood, W.M. Ritchey,コポリマーにおけるモノマー連鎖に関する run number 表示法の提出 |
(米)人工心臓弁にテフロンのニットリング使用される |
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・河合弘廸、伊藤泰輔ら:振動同期動的X線回折法の発表、本方法による結晶性高分子のα、β力学分散機構解明に関する研究が始まる |
・昭和電工(株)と Phillips Petroleum 社:エー・エー・ケミカル設立 |
(伊)G. Natta, G. Dall'Asta, G. Mazzanti:環状オレフィンの開環重合 |
(米)Shaw-Insulator社:ポリプロピレン成形ヒンジの開発 |
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・日本接着協会設立 |
(中)Chieh-Chiuanら:希土類元素系触媒によるシス-1,4-ポリブタジエンの合成 |
(米)P. W. Morgan, S. L. Kwolek(DuPont社):低温溶液重縮合によるパラ配位芳香族ポリアミドの合成(“Kevlar"のもと) |
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(蘭)P. Cossee:プロピレン重合機構Cosseeモデルの提出 |
(英)Royal Aircraft Establishment (RAE):PAN系高強度化炭素繊維の製造特許出願 |
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(加)T.M.S. Chang:界面重合法を利用した合成赤血球の作製 |
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(米)G.A. Olah:“Friedel Crafts and Related Reactions" (Interscience) 出版 |
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(英)T. Kawai(河合 徹),A. Keller:高分子単結晶の密度が完全結晶の値に近いことを発見 |
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1965 |
・田隅三生,島内武彦:高分子鎖の基準振動理論の発表 |
・日本ゼオン(株):DMFを溶媒とする抽出法によるブタジエンの製造 |
(伊)H. Boutin:ポリエチレンの中性子非弾性散乱測定 |
(米)Shell社:トリブロック型熱可塑性ゴム (Thermolastic) SBS, SIS を工業化(Krayton) |
(米)R.B. Woodward, R. Hoffmann:ウッドワードホフマン則を発表 |
(日)名神高速道路全面開通 |
1965 |
・永澤 満,藤本輝雄:ブロックコポリマーの合成と物性に関する研究はじまる |
・日本ゼオン(株):コバルト系触媒によるポリブタジエンの製造開始 |
(米)P.J. Flory ら:実在鎖モデルによるポリエチレン,ポリ-α-オレフィン鎖の広がりの計算 |
(米)E.J. Vandenberg, M.R. Leach(Hercules社):エピクロルヒドリンゴムを発表 |
(ソ連)初の宇宙遊泳に成功 |
(日)朝永振一郎,ノーベル物理学賞を受賞 |
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・東村敏延,岡村誠三:トリオキサンのカチオン重合機構の研究 |
・ブリヂストンタイヤ(株):ポリブタジエンの製造技術を(米)Goodyear社に輸出(さらに1966(米)Phillips Petroleum社に,1967(英)ISR社,(伊)Anic社および東ドイツに輸出) |
(伊)A.M. Liquori: PMMA のステレオコンプレックスの構造の提起 |
(英)ICI社:ポリ(4-メチルペンテン-1)開発 |
・米軍,北ベトナム爆撃,ベトナム戦争(~1975) |
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・山下雄也,伊藤浩一:NMRによる共重合体のミクロ構造解析 |
・積水化学(株):架橋PE発泡体国産化 |
(米)D.C. Phillips:酵素リゾチームのX線結晶解析 |
(米)Amoco社:ポリ(アミドイミド)を開発 |
・日韓基本条約正式調印 |
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・村橋俊介,野櫻俊一:立体規則性ポリビニルアルコールの合成 |
・倉レ(株):人工皮革“クラリーノ”生産開始 |
(米)W.F. Gorham (UC社):シクロファンの熱分解によるポリ-p-キシリレン(Parylene ®)の合成 |
(米)UCC社;3M社:ポリスルホン (PSO) “Udel" 上市 |
・日韓条約批准書交換 |
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・小田隆、野村春治、河合弘廸:ポリエチレン球晶の変形機構について、広角X線回折法を用いた定量的研究を開始 |
・三菱レ(株):ポリアクリロニトリル系およびポリプロピレンのそれぞれのコンジュゲート糸開発 |
(米)C.G. Overberger:ビニルイミダゾール系ポリマーの多官能性触媒作用に関する広汎な研究はじまる |
(米)CAD/CAM金型設計製作へ応用始まる |
・米アポロ1号,月面着陸 |
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・(社)高分子学会:高分子学会賞制定 |
・鐘紡(株):ナイロンコンジュゲート糸開発 |
(英)European Polymer Journal創刊 |
(米)宇宙飛行士用具FRPで試作 |
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・東レ(株):ナイロン66糸“プロミラン”開発 |
(米)DuPont社:PETボトルを延伸射出ブロー成形開発 |
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・三井フロロケミカル(株):PTFE生産 |
(米)DuPont社:ポリイミド(PI)フィルム“Kapton"開発 |
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・三菱油化(株):iPP/HDPE/EPRの三元アロイ合成,“BC-8"と称して上市(ビール箱の材料) |
(米)Celanese社:ナイロン6-T(ヘキサメチレンジアミン/テレフタル酸)繊維開発 |
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(米)Chemstrand社:ナイロン66と芳香族ポリアミドとからなるタイヤコード用繊維“X-88"発表 |
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(米)Union Carbide 社:グラファイト繊維“Thornel"発表 |
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(米)GE社:[Poly(2.6-dimethylphe-nylene oxide)] を商品名“PPO"として工業化 |
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(米)Firestone社:フルオロホスファゼンエラストマーを発見(1970年に企業化) |
更新日 2006/08/10
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