公益社団法人 高分子学会

日本の高分子科学技術史
年 表 (1975〜1995)

まえがき


第2期高分子科学技術史研究委員会
委員長 岡本佳男

第2期高分子科学技術史研究委員会は前期の研究委員会の年表編纂を継承し、1976年から1995年までの20年分を追加収録しました。
 今回、1976年からの20年分を調査するに当たり、本会の年次大会、討論会で発表されたもので、その後、Polymer Journalをはじめ、 関連する高分子関係の雑誌に論文発表されたもの、その分野の嚆矢となる論文データを採択している。
 高分子の分野を、高分子化学、高分子構造・物理、機能性高分子、生体関連高分子、高分子工業の5分野に分け、それぞれに 分科会を設置してデータの集積を行った。20年分を追加収録するに当たり、調査した論文も掲載してほしいとの委員からの要望を受け、 項目画面をクリックすると論文画面に跳ぶようになっている。年表は、前期の編集と同様に「日本の科学」、「日本の技術」、 「世界の科学」、「世界の技術」、「科学技術一般」および「社会一般」の六本柱で組み立てている。

[1976]

[1977]

[1978]

[1979]

[1980]

[1981]

[1982]

[1983]

[1984]

[1985]

[1986]

[1987]

[1988]

[1989]

[1990]

[1991]

[1992]

[1993]

[1994]

[1995]

[追加年表1914-1975]

[高分子学会研究会設置年表1952-1992]

 以下に、年表作成時における留意事項を列記する。
1.「日本の科学」の記載年は、年次大会、討論会の研究発表をベースとし、論文が後の場合は、論文の発表年も明記した(P-1980)
2. 大学の研究室等における発明・発見の場合は、原則として共同研究者名を3名まで列記した。一方、ある研究者が長年月にわたって多くの共同研究者とともに系統的な研究を続けている場合は主研究者の単独名とした。
3.「技術」の欄では、原則として、研究・開発の行われた会社等の企業名を掲げてあり、研究者名を入れない場合が多い。一方、「科学」の欄では、研究者名を主とし、大学等所属機関名はほとんど省いてある。
4. 年代により大学や企業等の名称が変更されている場合は、当該年代当時の名称を記載することに努めた。
5. 外国における日本人の研究成果が発表された場合、著者名(または発明者名)の表記には、ローマ字のほかに括弧内に入れた漢字名を付した。漢字名が確定していない場合は付してない。
6. 国名は研究、開発など、一般にある史実の生起したところを示す。国名の表記には、原則として漢字を用いた。(墺)オーストリア、(蘭)オランダ、(西)スペインなど。
7. 論文は、原則2000年までに発表されたもの5報以内とした。


上記年表に関し、収録年についての疑義、ミスプリント、またご意見等がありましたら下記まで書面でお寄せ下さるようお願いいたします。
なお、いただきましたご意見等は、第2期高分子科学技術史研究委員会において慎重に検討いたします。修正はご一任ください。
特に締切はありませんが、12月末までにお寄せいただけた場合は、検討の上、HP上で訂正し、3月発行予定の高分子科学技術史(第2巻)に収録する予定です。
申込先: [104-0042] 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
     公益社団法人 高分子学会  第2期高分子科学技術史研究委員会委員長 宛


外国国名の漢字の略
米:アメリカ、英:イギリス、仏:フランス、独:ドイツ、瑞:スイス、蘭:オランダ、加:カナダ、墺:オーストリア、白:ベルギー、ソ:ソヴィエト連邦、伊:イタリア、波:ポーランド、豪:オーストラリア、希:ギリシャ、印:インド、伯:ブラジル

世界・技術の参考文献
・高分子同友会欧米企業の動向調査 資料(1992年刊)/・高分子同友会欧米企業の動向調査 資料(1997年刊)/・会誌「高分子」1982年12月号:「高分子科学と工業の歴史」 ・高分子先端技術ワンポイント(共立出版刊)/・L. A. Utracki著、西敏夫訳、ポリマーアロイとポリマーブレンド、東京化学同人刊/・ポリマーABCハンドブック(2001年、NTS刊)

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